ガッツ石島&橋之介がHERO11・25新木場でのWBCタッグ王座戦に向けベルト奪取宣言!「ベルト獲って『れいわ鬼神組』がHEROのリングを活性化させる」
聴覚障害レスラーも所属するバリアフリープロレスHEROが11月25日、東京・新木場1stRINGで『HERO38』を開催する。
メインイベントで友龍(HERO=聾レスラー)&後藤恵介(フリー)組が持つWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座に挑戦する【れいわ鬼神組】のガッツ石島(TTT)&橋之介(フリー)組が高らかにベルト獲りを宣言した。
WBC王座は年齢・性別・国籍・障害の有無など、あらゆるバリアを取り払った世界で唯一無二のタイトル。同王座は今年の2・26新木場で友龍&後藤がダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)を破りって初めてHERO正規軍同士のコンビが戴冠。その後、友龍組は3度の防衛を重ねた。
ガッツは『Growth』7・29新木場で同王座への挑戦を表明。その後、HERO事務局に正式に挑戦状を送った。前大会(9・30浅草)で友龍組が防衛に成功した後、橋之介がガッツとのコンビでの挑戦をアピール。それを王者組が受諾し、ガッツ組のチャレンジが決まった。
王座戦を前に、初代王者(当時のパートナーはマスクドミステリー)であるガッツは「まずはタイトル戦を組んでいただいた豊島(修二)会長に感謝いたします。挑戦が決まったからには、俺と橋之介の『れいわ鬼神組』で一発でベルトを獲ります。ベルト獲った暁には【れいわ鬼神組】がHEROのリングを活性化させます。皆さんご期待ください」とキッパリ。
橋之介は「初めて挑戦するタイトル。国籍・性別・障害の有無、すべてのバリアがないベルトなんて素敵じゃないですか!宣言した通り、初代チャンプのガッツさんと2人、【れいわ鬼神組】が一発で獲って見せますよ!」と自信たっぷり。
一方、【れいわ鬼神組】を迎え撃つ友龍は「ガッツ石島選手のパワー、橋之介選手のスピードに勝つために作戦を練っています。絶対に4度目の防衛を果たして2024年を迎えたい」と力強く防衛を宣言。後藤は「4度目の防衛戦。相手はガッツ石島、橋之介組。前回は友龍が最後決めてくれたものの、個での戦いが目立っていた。タッグとして機能するのか今までの課題でもありましたが、それが今回の防衛戦の要になり勝敗に直結すると思っています。なんとしても勝利してベルト持って年を越します!」とともに王座死守を誓った。
果たして、王者組はベルトを持って越年できるのか、はたまた「れいわ鬼神組」がベルトをTTTに持ち帰るのか注目されるところ。
『HERO25』
日程:2023年11月25日(土)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
▼WBCタッグ選手権試合
【王者組】友龍(HERO)/後藤恵介(フリー)
vs
【挑戦者組/れいわ鬼神組】
※王者組は4度目の防衛戦。
<その他の対戦カードの見どころ>
▼タッグマッチ
長井満也(ドラディション)/ホラちゃん(フリー)
vs
藤田峰雄(藤田峰雄王国)/魔苦・怒鳴門(フリー)
まさに終わりが見えない迷宮といえる長井と峰雄のハレンチな抗争。峰雄と変態ピエロの怒鳴門が組んだことで、さらに抗争は泥沼化。前大会では長井が信頼するパートナー・冨宅飛駈の力を借りて勝利したが、今回のパートナーは狂乱のホラちゃん。全く予想不能の戦いとなるが、今度こそ終止符が打たれるか?
▼豊島会長還暦記念試合 シングルマッチ
豊島会長(GPS)
vs
ワイルド・ベアー(HERO)
当初、この一戦はGrowth7・29新木場で行なわれる予定だったが、豊島会長が6月16日に小脳梗塞で倒れ延期に。その後の療養の結果、豊島会長の体調は回復。医師からも「通常に運動していい」との許可が出たことで、仕切り直しの一戦が決定。10月26日に還暦を迎えた豊島会長は、“最も信頼する男”ベアーを相手に己をぶつける。
▼ダークソウルvsディアブロ軍Ⅱ シングルマッチ
加藤茂郎(フリー)
vs
根本薫(フリー)
血で血を洗う抗争を続けるダークソウルとディアブロ軍。前大会での6人タッグ戦ではダークソウルが反則勝ちを収めたが、その流れを受け、今回はシングル2番勝負に。前大会で根本が加藤の必殺技である足4の字固めを加藤に繰り出し、自身の代名詞を使われた加藤は怒り心頭で根本とのシングル戦を要求して実現。加藤は勝敗以前に、根本制裁に動くか?
▼ダークソウルvsディアブロ軍Ⅰ シングルマッチ
千葉智紹(フリー)
vs
ディアブロ(フリー)
ダークソウルとディアブロ軍のシングル2番勝負の先鋒戦。かつては、「加藤! 加藤! 加藤!」としか言わなかったディアブロが千葉を意識するようになり、この一戦が組まれた。ディアブロが悪らつな戦法で制するのか、千葉が一矢報いるか?
▼6人タッグマッチ
梶トマト(フリー)/海和択弥(HERO)/真琴(フリー)
vs
リッキー・フジ(2AW)/大谷譲二(P.P.P.TOKYO)/谷もも(PURE-J)
オープニングマッチを彩る6人タッグマッチは妖艶あり、ハイテンションあり、ド根性あり、ベテランの尻あり、人体破壊チョップあり、はんなり京娘ありでスタートからの盛り上がりは必至だろう。メキシコから凱旋した真琴の新たなファイトにも期待大!