HERO7・27新木場で“18周年”のワイルド・ベアーがWBC王座死守宣言!「これまでのすべてをぶつけて、デビュー戦の相手・戸田秀雄選手から獲る!」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 聴覚障害レスラーも所属するバリアフリープロレスHEROが7月27日、東京・新木場1stRINGで『HERO41』を開催する。出場選手のなかでも、最も燃えているのがワイルド軍リーダーでWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のワイルド・ベアーだ。

 2006年8月6日、宮城・仙台市勤労者体育館でのリトルハンド主催興行でデビュー戦に臨んだベアーは零狼と組み、マスク・ド・げんぺい、戸田秀雄組と対戦。ベアーは戸田に敗北を喫した。その試合をベアーは「何もできなかった」と振り返る。

 その後、ベアーはターザン後藤一派のリングで戸田と何度か対戦。シングルマッチでタイトルをかけて激突したこともあり、「その試合途中でレスラーになって初めて記憶を飛ばしました。控え室に戻って気が付いた。今でも試合の記憶がつながらない」というほどの激しい戦いを展開。これまで戸田に勝ったことは1度もない。

 今大会で「デビュー18周年記念試合」を行うにあたって、ベアーはデビュー戦の相手・戸田との対戦を希望。保持するWBCタッグ王座をかけ、ワイルド・ZEROと組み、戸田&しらすキッドと初防衛戦を決行する。

 戸田は昨年9・30浅草でHEROに初参戦。そのときの動きを見て、ベアーは戸田が昔と変わっていないことを確認していた。今回の対戦を迎えるにあたって、ベアーは「18年やってきたすべてをぶつけたい。やる以上はもちろん戸田選手を狙うし、戸田選手から獲って、防衛したい」と意気込んだ。ZEROとのコンビには「何も心配はない。心強いパートナー」と王座死守に自信たっぷり。

 決戦を前に、SNSで戸田は「確かに18年前に対戦してる。記念すべき試合がタイトルマッチ。遠慮なく、しらすキッドとベルトもいただく」、しらすは「戸田代表と僕の帰りのガラガラ(キャリーケース)はベルトで重くなっちゃうね。覚悟しとけ」とベルト獲り宣言。

 ベアーとしては、防衛回数0でベルトを手放すわけにはいかない。両軍の意地と意地がぶつかり合うタイトル戦になるのは必至だ。


『HERO41』
日程:2024年7月27日(土)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING

▼メインイベント WBCタッグ選手権&ワイルド・ベアーデビュー18周年記念試合 時間無制限1本勝負
【王者組】ワイルド・ベアー(HERO)/ワイルド・ZERO(フリー)
vs
【挑戦者組】戸田秀雄(ちがさきプロレス)/しらすキッド(ちがさきプロレス)

<その他の対戦カードの見どころ>

▼第1試合 HERO正規軍ブラッシュアップマッチ 15分1本勝負
友龍(HERO)/神崎ユウキ(TTT)
vs
海和択弥(HERO)/洞口義浩(フリー)

 WBCタッグ王座から陥落してしまったHERO正規軍。ここで今一度、実力をアップさせなければならない。そのため、レギュラー参戦選手を加えたブラッシュアップマッチが組まれた。海和は絶賛反抗期。しかし反抗期とはいつかは収まるもの。この戦いを通して、お互いに高め合い、ワイルド軍、ダークソウル、れいわ鬼神組にも負けない、強いHEROを作り上げてもらいたいものだ。

▼第2試合 スペシャル3WAYマッチ 20分1本勝負
藤田峰雄(藤田峰雄王国)
vs
梶トマト(飯伏プロレス研究所)
vs
木藤裕次(フリー)

 前大会で対戦し、奇妙な因縁が深まった峰雄国王とトマト。そこへ“稀代のクセ者”が現れた。“第3の男”木藤の登場が二人の距離感にどのような影響を及ぼすのか!? 波乱必至の3WAYマッチとなる。

▼第3試合 20分1本勝負
加藤茂郎(フリー)
vs
マスクドミステリー(TTT)

 ベテランのテクニシャン同士であり、WBCタッグの初代王者と第4代王者によるシングル戦。シングルとはいえ、WBC返り咲きを果たして、再びその実力を示したいダークソウルの加藤にとっては、落とせない一戦。ダークソウルはあのディアブロの乱入により、不本意な形でベルトを失った経緯があるだけに、ここはその力を示して戴冠ロードに弾みをつけたいはず。一方のミステリーもここで結果を残して、WBC獲りに名乗りを挙げたいところ。それを差し置いても、実力派同士のシングルは見応え充分となるだろう。

▼セミファイナル 女子タッグマッチ 30分1本勝負
真琴(フリー)/ガキにゃん仮面(プロレスリングサッポロ)
vs
炎華(WAVE)/しゃあ(T-HEARTS)

 ふだん第2、第3試合で行なわれることが多い女子の試合がセミに抜擢された。真琴にとって、ガキにゃん仮面はデビュー前から縁がある選手で待望のタッグ結成。2度目の参戦となる炎華はキャリアは浅いが才能きらめくWAVEの新星。豊田真奈美さんの姪で現在は堀田祐美子に師事するしゃあは初参戦となるが、炎華と共に真琴組の牙城を崩せるか?

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年9月
« 8月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

月別

ページ上部へ戻る