【試合詳細】7・21 PANCRASE立川ステージガーデン大会 【フライ級KOP】伊藤 盛一郎 vs ムハンマド・サロハイディノフ 【フライ級QOP】重田 ホノカvs 杉山 しずか 平 信一vs鈴木悠斗

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『PANCRASE 346』
日程:2024年7月21日(日)
会場:立川ステージガーデン
開始:14:00

<プレリミナリーファイト>
▼第1試合 フライ級戦 5分3R
○名久井 悠成(ANSWER FIGHT)
判定2-1
●萩島Answerタクミ(T-BLOOD)

▼第2試合 フライ級戦 5分3R
○田中亮祐(UNITED GYM CHIBA)
判定3-1
●鳴海秀哉(トイカツ道場/SZA)

▼第3試合 フェザー級戦 5分3R
○沢木純也(SUBMIT MMA)
判定3-0
●小島健史(和術慧舟會AKZA)

▼第4試合 第30回ネオブラッド・トーナメント バンタム級 準決勝戦 5分3R
●白井誠司(和心會)
判定0-3
○荒田大輝(パラエストラ八王子)

▼第5試合 第30回ネオブラッド・トーナメント バンタム級 準決勝戦 5分3R
○山口怜臣(TIGER MUAY THAI/ALIVE)
判定3-0
●宮城 成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)
※この結果により、NBTバンタム級決勝は荒田大輝VS山口怜臣に。

<メインカード>
▼第6試合 キャッチウェイト 5分3R
○前田浩平(GRABAKA)
判定2-0
●増田大河(セルフディフェンスアカデミー)

▼第7試合 ストロー級 5分3R
●寺岡拓永(ROAD MMA GYM)
判定0-2
○髙島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We)

▼第8試合 ライト級戦 5分3R
○松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)
判定3-0
●丸山数馬(Tri H.studio)

▼第9試合 フェザー級戦 5分3R
○三宅輝砂(ZOOMER)
1R 2分34秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
●石田陸也(DOBUITA)

▼第10試合 バンタム級戦 5分3R
●髙城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)
3R 3分18秒、チョークスリーパー(タップアウト)
○オタベク・ラジャポフ(TA-JMMAF GYM)

▼第11試合 フライ級戦 5分3R
○濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)
判定2-1
●ラファエル・リベイロ(ボンサイ柔術)

▼第12試合 ライト級戦 5分3R
●平 信一(綱島柔術/ZST)
2R 1分28秒、TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○鈴木悠斗(パラエストラ八王子)

▼第13試合 コーメイン フライ級クイーン・オブ・パンクラス チャンピオンシップ 5分5R
【王者】●重田 ホノカ(THE BLACKBELT JAPAN)
1R 2分40秒、TKO(フロントチョーク→レフェリーストップ)
【挑戦者】○杉山 しずか(リバーサルジム新宿Me,We)
※杉山が第4代QOPとなる。

▼第14試合 メインイベント フライ級キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ 5分5R
【王者】○伊藤 盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
3R 1分12秒、TKO(チョークスリーパー→レフェリーストップ)
【挑戦者】●ムハンマド・サロハイディノフ(Katran Gym)
※伊藤が初防衛に成功。

伊藤盛一郎がサロハイディノフを制しフライ級KOP初防衛!杉山しずかが重田ホノカから1R勝利でフライ級QOP戴冠!

第1試合


1R。両者打ち合う。パンチから萩島が組み付いてケージへ押し込む。投げてテイクダウン。立とうとする名久井を再び投げてマウント! パウンドを落とす。背中を向けた名久井、萩島がバックマウントからチョークを狙う。
 背負って立つ名久井はもも、顔にヒジを打つ。名久井がヒザを着くと萩島がバックマウント。萩島が殴って終了。
 ジャッジは1名が10-9名久井、2名が10-9萩島。

 2R。パンチを打ち込む名久井。プレッシャーをかけながらジャブ、ワンツーと打っていく。しかし萩島が組んでケージへ押し込んだ。名久井はヒザ、ボディを殴る。入れ替えたいが、萩島は防ぐ。萩島がバックに回り投げを打つが、名久井は立つ。名久井ヒジ連打! しかし萩島が倒して首を狙う。脱出したい名久井だが、萩島がバックをキープして終了。
 ジャッジは1名が10-9萩島、2名が10-9名久井。

 両者タイで最終ラウンドへ。パンチで出る萩島。プレッシャーをかける名久井。萩島が両足タックルに入ると、名久井は倒れずヒジを打ち込む。しかし、萩島倒した。殴る名久井だが、ハーフを許してしまう。細かく殴る名久井。萩島は殴りながらサイドへ移行し、ボディにヒザを打ち込む。
 名久井がケージを使って立ち上がった。タックルに入る萩島をギロチンに取る! 絞めるが、極めきれないままタイムアップ。
 ジャッジは1名が30-27萩島、2名が29-28名久井の2-1で名久井が勝利。

第2試合


 1R。鳴海が蹴りでプレッシャーをかける。田中が入ってパンチ。鳴海はさらにプレッシャーをかけるが、田中が片足タックルで尻もちをつかせる。そのままケージへ押し込むが、鳴海は立ち上がる。バックを取っている田中は背中に乗りパンチ。背中から下りると投げてテイクダウン! しかし鳴海が回って上に。
 田中が腕を狙う。鳴海が腕を抜こうとしたタイミングで田中が上に。さらに回ってバックマウントからチョークを狙う。しかし鳴海が外して立った。お互いパンチで出たところで終了。
 ジャッジは3名ともに10-9田中。

 2R。田中がボディ、右ハイキック。鳴海が蹴り足をキャッチするが、田中が膝十字を狙う。しかし鳴海は回って外した。上になりパウンドを落とす。しかし田中がハーフマウントとなりパウンドを落とす。苦しい鳴海だが距離を作れない。
 立ちたい鳴海だが、田中は逃さずヒジを打ち込む。さらに腕十字を狙う田中だが、これは鳴海外した。さらにヒジを連打する田中。カメになった鳴海にヒジ、パンチを入れて終了。
 ジャッジは3名ともに10-9田中。

 3R。後がない鳴海。プレスしていく。しかし田中がパンチで出ていき、片足タックルからケージへ押し込みハーフマウントに。肩パンチ。肩固めを狙うが鳴海が外した。
 しかし、田中はバックに回ってチョークを狙う。殴って抵抗する鳴海。暴れるが、田中が上に。田中がパウンドを落として終了。
 ジャッジは3名ともに30-27の3-0で田中が勝利。

第3試合


 1R。小島がミドル。沢木はジャブでプレッシャーをかける。沢木のハイキックをかいくぐり、小島が低いタックル! しかし、沢木はヒジを連打しもぐらせない。さらにヒジ連打! 小島を立たせない。
 小島はケージへ押していく。尻もち状態になった沢木。小島がバックに回り、立った沢木の背中におぶさる。しかし下りた。足をかけて沢木に尻もちをつかせた小島。沢木が首を狙うが、これは極まらない。小島が上になるが、沢木が上を取り返したところで終了。
 ジャッジは3名ともに10-9沢木。

 2R。沢木のハイキックをかわして低いタックルに入った小島。ケージへ押す。抵抗している沢木だが、押し込まれてしまう。小島はバックに回るが、沢木立った。小島はケージへ押し込むが、沢木離れた。しかし、すぐに両足タックルに入った小島。ケージへ押し込んでいく。
 立等とする沢木だが、尻もち状態。小島はとにかく押し込んでいく。沢木はヒジ。背中をつかないようこら得ているが、小島は粘ってついに倒しハーフマウント! さらにサイドポジション。反転しようとする沢木のバックを取ったところで終了。
 ジャッジは1名が10-9小島、2名が10-9沢木。

 3R。沢木がパンチで出ると、小島は片足タックル。殴る沢木。しかし小島はケージへ押し込んでいく。上体を起こした沢木がヒジ連打! しかし小島は下から三角を狙う。上になった沢木。小島が右腕をとらえている。沢木が腕を抜いた。バックに回った小島。沢木が立ち上がると小島が背中に乗理、殴るがタイムアップ。
 ジャッジは1名が29-28沢木、2名が30-27沢木の3-0dで沢木が勝利。
 敗れた小島は40歳でこの試合がデビュー戦。柔術は黒帯を持つという。決め手はなかったものの、粘り強さが強く印象に残った。

第4試合


 1R。お互いロー。荒田が右ハイキックからタックルへ。しかしすぐ離れた。荒田が跳び膝! さらに組み付いてバックを奪った。立ち上がった白井を荒田が再び投げてテイクダウン! またバックを取る。しかし立った荒田。また大きく投げ! しかし白井が離れる。スタンドで荒田がまた跳び膝! さらにジャブをヒットさせてところで終了。
 ジャッジは3名ともに10-9荒田。

 2R。荒田がジャブで出る。蹴り上げると白井がパンチ。しかし荒田はくぐってタックルへ。投げてバックマウント! チョークを狙う。脱出しようとする白井だが、荒田は逃さない。回りながら殴る荒田。フェイスロックを試みるが、これは不十分。細かく殴っていく。
 逃さず殴っていく荒田が腕十字! しかし白井が防いだところで終了。
 ジャッジは3名とも10-9で荒田を支持。

 3R。白井はロー。荒田はパンチのフェイントからタックルに入り、ケージへ押し込む。ヒザを打ち込んでいく。白井もヒザを返すが、荒田はさらに押し込む。しばらくヒザを打ち合うが、両者離れた。
 荒田がジャブ。さらにロー、パンチから組み付いた。ケージへ押して大きく投げ! 白井が上になるが、荒田はすぐに返して上に。さらにバックマウントになったところで終了。
 ジャッジは1名が29-28荒田、2名が30-27荒田。3-0で荒田が決勝戦へ進出した。
 試合前インタビューでは全試合一本勝ちで優勝したいと話していた荒田だが、今回は判定決着に。しかし、反応の速さ、安定感は抜群。相手のイヤところイヤなところを素早く攻めていく決断力の速さも素晴らしかった。
 次はいよいよ決勝。今度こそは一本で優勝を目指す。

第5試合


 1R。プレッシャーをかける山口。宮城がパンチ。山口はタックルからケージへ。細かく殴る宮城。山口はヒザを打ち込む。殴って離れた宮城だが、山口はタックルから押し込む。
 離れた宮城が跳び膝からのバックスピンキック! しかし山口はタックルからテイクダウン! ハーフマウントに。細かく殴っている宮城。山口は立たせずパウンド! なんとか立った宮城だが、山口がケージへ押し込んだところで終了。
 ジャッジは1名が10-9山口、2名が10-9宮城。

 2R。打撃で出る宮城。山口は片足をつかみケージへ押し込む・ヒザ、ボディ。宮城が離れる。山口が再びケージへ押し込む。崩してハーフマウント。パウンド。宮城もコツコツ殴っている。山口が強いパウンド! 細かく殴る宮城。山口が上をキープして終了。
 ジャッジは3名とも10-9山口。

 3R。宮城が右ハイキック。山口がタックルに入るが宮城は切る。山口が左ハイキックから両足タックル、ケージへ押し込んだ。片足をつかんでいる。宮城殴って離れた。
 山口がまたタックル。ケージへ押して上に。しかし宮城立った。山口がパンチ。宮城もパンチを打っていくが、山口はかわして組み、ケージへ押し込む。
 離れた宮城がタックルに入るが、山口は受け止めて投げる。上四方から回ってハーフマウントに。殴ってサイドへ移行。宮城も殴る。
 残り1分。山口がマウント。さらにハーフマウントでボディ、パウンド連打! タイムアップ。
 ジャッジは1名が30-27山口、2名が29-28山口、3-0で山口が勝利。
  この結果により、NBTバンタム級決勝は荒田大輝VS山口怜臣の組み合わせとなった。

第6試合


 フライ級戦として組まれたが、両選手とも計量オーバーのため、キャッチウェイトで行われることとなった一戦。
 1R。プレッシャーをかけ合う。お互いロー。前田が左ジャブ、左ミドル。増田が左ハイキック。前田がタックルからケージへ。増田はヒジ連打。前田が投げると増田はすぐに立つが、前田がバックを取った。ケージへ押し込む。増田は殴る。しかし終了間際に前田がチョーク! 必死に外そうとする増田。ブザーに救われた。
 ジャッジは3名とも10-9前田。

 2R。開始直後、飛び出して距離を詰める増田。前田は組んでケージへ。増田は入れ替えてヒザを連打するが離れた。
 前田がパンチのフェイントからタックル。ケージへ押す。立った増田。前田が投げて上に。殴る。増田は蹴り上げ、掌底。前田はハーフマウントに。増田は掌底、ヒジを打ち込む。お互い立ったところで終了。
 ジャッジは1名が10-9増田、2名が10-9前田を支持。

 3R。蹴りから組み付いた前田。しかしすぐ離れてパンチ。前田はケージへ押してテイクダウン! しかし増田立った。殴って離れる。
 前田がタックル。増田は切る。さらに前田がタックルからケージへ押し込むが、増田は蹴って離れた。さらに前田がケージへ押すが、増田逃れた。
 また前田がタックル。そのまま両手を床について4点ポジションになった瞬間、増田がヒザ攻撃をし、頭にヒットしてしまう。これは反則となるため、タイムストップ。2分ほど中断した後、増田にイエローカード(減点1)が出され、再開した。
 増田が飛び込んでフック、ミドル。前田はバックスピンキック。決めるしかない増田は右蹴り、パンチとたたみかける。前田がタックルに入るが付き合わず、跳び膝、右フック。
 組んでケージへ押し込む前田。素早く離れる増田。パンチ。前田が片足をつかんでケージへ押したところで終了。
 ジャッジは1名が28-28ドロー、2名が29-27前田。2-0で前田が勝利。
 反則以降、増田が勢いをつけたが、エンジンがかかるのが遅かった。

第7試合


 寺岡は2023年より参戦中。同年NBTストロー級で優勝している。直近では、NBT優勝後、ベテラン選手リトルにスプリットで破れたが、今年4月、氏原魁星に判定勝ちを収めている。
 対する髙島は2016年より参戦しており、2017年NBTストロー級優勝。前戦は今年2月、若林耕平に判定負けを喫している。

 1R。寺岡がロー。髙島は蹴りからケージへ押す。倒されないようこらえている寺岡。髙島はさらに押し込む。寺岡が、髙島の両足で挟まれていた左足を抜いて立った。しかし髙島は倒してサイドに。殴る。返したい寺岡。髙島はさらに押し込んでいく。
 髙島がハーフマウントに。尻もちに戻した寺岡。髙島がまた押していく。壁を使って立ちたい寺岡だが、させない髙島。終了間際、髙島がバックに回り首を狙いそうなところで終了。
 ジャッジは3名10-9髙島。

 2R。両者パンチ・髙島が片足をつかみケージへ。尻もちをつかせる。細かく殴る寺岡。蹴り飛ばすが、髙島に押し戻されてしまう。
 しかし寺岡立った! 右ジャブで離れるとパンチで出る。両者打ち合って終了。
 ジャッジは3名10-9髙島。

 3R。寺岡が蹴り。足をつかもうとした髙島だがつかめず。しかしケージへ押忍。寺岡の左足を両足ではさんでいる。脱出しそうな寺岡だが抜けられない。
 ケージへ押す髙島。立った寺岡。さらに押す髙島。寺岡が離れた。
 髙島がタックルに入るが、寺岡は切る。疲れが見えている髙島だが、さらにタックル。付き合わない寺岡。さらにタックルに入る髙島だが届かない。寺岡ががぶった状態で殴る。鉄槌も。
 髙島が腕を取っているが不十分。回って上になった寺岡が鉄槌連打! 疲れている髙島だが、蹴り上げる。一瞬離れるが、すぐにかぶさった寺岡がパウンドラッシュ! タイムアップ。
 ジャッジは1名が28-28ドロー、2名が29-28髙島。2-0で髙島が勝利。

第8試合


 松岡は2011年より参戦。バックボーンはキックボクシングで、2016年よりパンクラスイズム横浜に移籍。直近では昨年9月、葛西和希に判定で敗れ、前戦の今年4月は初の国際戦で判定負けと2連敗中。
 一方の丸山は2015年よりパンクラスに上がり、同年NBTウェルター級優勝。NBT後の高鍋明大戦、2019年の高木健太戦を除いて勝利している。昨年5月、上海で行われたRoad To UFCシーズン2にエントリーするもキム・サンウクにダースチョークで一本負け。同年11月、パンクラスに復帰し平信一に判定勝ちを収めたが、今年5月、葛西和希にチョークで一本負けを喫した。
 年齢の近い両選手、ともに負けられない。一歩先んじるのはどちらか。

 1R。プレッシャーをかける丸山。ロー。松岡はローから左パンチ。フェイントをかける。両者とも打撃を出し合うが、徐々に松岡が間合いを詰めていく。
 松岡がパンチから首相撲、ヒザ。丸山が片足タックルに入るが、松岡がヒジを入れ組んで倒した! 丸山はまだ背中は着いていない。
 残り1分。細かく殴る丸山。ヒジ、カカトも。しかし松岡が上をキープして終了。
 ジャッジは3名10-9松岡。

 2R。丸山がワンツー。左ジャブ、前蹴り。松岡は距離を詰めてジャブ、ロー。丸山のパンチがヒットし、松岡が一瞬グラつく。しかし強いロー! 松岡ローを当てていく。効いている。
 松岡が片足タックルからケージへ押し込む。殴る丸山。両者立つと丸山が入れ替えて尻もちをつかせた。しかし、立って突き放す松岡。丸山のパンチがヒット、松岡がフラッシュダウン。しかしすぐにバックを取りケージへ押し込む。
 残り1分。松岡が上に! ハーフマウント。鉄槌を連打。丸山も細かく殴る。松岡がバックを取ったまま、鉄槌、パウンドを連打して終了。
 ジャッジは1名が10-9松岡、2名が10-9丸山。

 3R。ジャブを当てていく丸山。しかし松岡はローからタックル、テイクダウン! ハーフマウント。丸山は下からボディを殴る。押さえ込んで変えさせない松岡。なんとか立ちたい丸山。しかし松岡はガッチリ押さえ込む。
残り1分。返せない丸山。松岡はボディ、そしてパウンド! 立って猪木アリ状態になったところで終了。
 ジャッジは2名が29-28松岡、1名が30-27松岡の3-0で松岡が勝利。
 松岡は計量時に「先手を取りたい」と話していたが、その通り、試合のペースをつかんだ。2Rではパンチを効かされる場面もありポイントを取りきれなかったが、そのほかは文句なくイニシアチブを取り続けた。また、打撃だけでなくグラウンドに行く場面もあり、攻めのバランスも良いと感じた。
 結果こそ判定だったが、松岡のやり切ったという表情が印象的だった。

第9試合


 三宅は2020年より参戦中で、2021年NBTフェザー級優勝。直近では昨年3月、中田大貴にチョークで敗れたものの、その後11月、櫻井裕康にチョーク、今年2月、名田英平にスタンドのパンチでTKO勝ちと波に乗る。
 対する石田は2022年より参戦。昨年11月、前田村生にアームロック、今年3月には遠藤来生に判定勝ちを収めている。連勝記録を伸ばすのはどちらか、

 1R。石田がジャブ&ローで出る。三宅はフェイントをかけながらローを蹴っていく。石田はローが効いている。三宅はジャブも効かせる。苦しい石田がタックルに入るが、三宅、潰した。両者立つ。三宅ジャブ。石田もヒジを入れるが、三宅の前蹴りがヒット! うずくまるようにダウン! 三宅がKO勝利!

【三宅 ケージ上コメント】
「今、気持ち良すぎてなんも考えられないですけど、今3連続フィニッシュしているので、次こそはもっと上の選手とやりたいです。高木凌(※パラエストラ八王子、3位。三宅は6位)あたりとバチバチの殴り合いをやりたいですね。お願いします。ありがとうございました」

第10試合


 2017年よりパンクラスに上がっている髙城は現在5連勝中。戦績も9勝2敗と期待のホープだ。
 対するラジャボフは、2022年&2023年 IMMAM世界大会で連覇している実力者。アマチュア戦績は19戦18勝1敗で、すでにベルトを狙えるレベルと評されている。
 髙城が撃破するか、ラジャボフが抑えてランキング入りするか。

 1R。ラジャボフがジャブで前に出てくる。間合いを詰め圧をかける。ラジャボフ右ボディ! さらにパンチ、ローと速攻。髙城は圧されてケージ際へ。ラジャボフはさらにパンチをたたみかけてくる。左右、ボディ。髙城はバックハンドブローを放ち組みつくが、ケージに押し込んだのはラジャボフ。
 髙城ヒザを打ち込むが、ラジャボフがテイクダウン。下から三角を狙う髙城
だが、不十分。殴る。ラジャボフはボディを殴りながらケージへ押し付けていく。苦しい髙城だが立ち上がった! 会場から拍手が湧き起こる。
 ラジャボフはヒザ、肩パンチ、さらにヒザ連打! しかしブレイクがかかった。
 いったん離れたが、ラジャボフは間髪入れずパンチからケージへ押し込む。髙城が殴り、入れ替えて終了。
 ジャッジは1名が10-9髙城、2名が10-9ラジャボフ。とにかくラジャボフの圧が強い。

 2R。髙城がサイドキック。ラジャボフはバックスピンキック。さらにパンチから蹴るが、髙城が蹴り足をキャッチしてケージへ押し込んだ。ラジャボフはパンツ連打で入れ替えるが、突き放した。
 組みにいくラジャボフ。ケージへ押し込んでボディ! 髙城が入れ替えるが、ラジャボフが戻す。髙城が突き放した。
 ラジャボフが組んでケージへ。髙城が入れ替えるが、ラジャボフ倒した。パウンドを大きく落とす。さらにボディ連打。なんとか立ちたい髙城。尻もちまで戻したところで終了。
 ジャッジは3名とも10-9ラジャボフ。

 3R。ラジャボフがハイキック、バックスピンキック、左ジャブとたたみあっける。全く勢いが止まらない。
 髙城はタックルに入れず。しかしハイキックからバックブロー。そして組んでケージへ押し込んだ。ラジャボフが入れ替えそうになるが、髙城は戻してケージへ押し込む。
 ラジャボフがヒジ、ヒザを打ち込む。さらにヒザ連打。髙城が入れ替えた! ラジャボフは頭部を殴りヒジ。髙城は片足をかかえているが、ラジャボフが豪快に投げて上に。サイドからバックに回りチョーク! 思い切り絞めると、髙城がタップ。
 フィジカル、そして技術の高さは、これがプロデビューとは思えないレベル。髙城も意地を見せたが、ラジャボフが圧倒的に抑えつけた。次戦はトップランカーとの試合が組まれることだろう。さらに、早い時期でのタイトルマッチが組まれることも大いに考えられる鮮烈なプロデビュー戦だった。

【ラジャボフ ケージ上コメント】
「今日、パンクラスで勝利を挙げられてとても嬉しいです。次はチャンピオンベルトを狙いたいと思いますので、よろしくお願いします」

第11試合


  キックボクシングをバックボーンに持つ濱田は2022年より参戦。キックでは22戦13勝8敗という戦績を誇るが、2022年NBTフライ級で優勝している。NBT後2連勝中と勢いがあり、現在2位につけている。
 初参戦のリベイロは、現UFCファイター、フェリペ・ドス・サントスに敗れはしたもののスプリットに持ち込んだ経歴を持つ。ここまでの戦績は7勝3敗。
 濱田が勝ってさらに上へのステップとするか、パンクラスに外国人勢の新星が現れるか。

1R。プレッシャーをかけ合う。濱田が一気に寄るとリベイロが左右パンチ。濱田もジャブ&ロー。リベイロが左右パンチから組んでケージへ。ヒザ。濱田が入れ換えるが、リベイロがすぐ戻し、尻もちをつかせる。ケージを使って立ち上がろうとするが、リベイロは強引に下にもぐり込みバックに。
 ヒジを入れ、細かく殴る濱田。リベイロが投げるが、濱田は壁へ戻って立つ。リベイロがバックを取ったまま崩すと、濱田は一瞬ひざを着いたが立つ。正対した濱田はパンチを入れて離れた。
 パンチ、蹴りを出し合う両者。リベイロが組んでケージへ押し込んだところで終了。
 ジャッジは3名10-9リベイロ.

2R。リベイロがタックルからケージへ押し込む。殴って立った濱田。リベイロは押し込む。濱田はボディを殴る。押し込むリベイロ。濱田は首相撲、ヒザ。離れる。
 両者打ち合う。リベイロが片足タックル。濱田は体勢を崩すものの、倒れない。そして立った。また両者打ち合う。リベイロがタックルに入るが濱田切った。さらにリベイロがタックルからケージへ。濱田パンチで離れた。
 ここでリベイロのマウスピースが外れたためタイムストップ。すぐに再開される。
 打ち合う両者。リベイロがタックルからケージへ。濱田がパンチで離れたところで終了。濱田は右目尻をカットし出血している。
 ジャッジは1名が10-9リベイロ、2名が10-9濱田。

 3R。両者パンチを打ち合う。リベイロがタックル、濱田が切る。また打ち合う。リベイロが蹴ると、濱田が蹴り足をキャッチするが離した。濱田がボディ! リベイロ効いた! タックルに入るリベイロだが、濱田が上に。しかし立って離れた。
 ケージへ押すリベイロ。バックに回る。チョークを狙うが、濱田が上に。しかしすぐリベイロが仕掛けるが、濱田は腕を抜いて防ぎパウンド連打。
 残り1分。鉄槌を落とす濱田。リベイロが三角を狙うが、極めさせない。濱田がパウンドラッシュで終了。
 ジャッジは1名が29-28リベイロ、2名が29-28濱田、2-1で濱田が勝利。
 今後さらに強くなりそうな予感のリベイロだが、今回はそれ以上に濱田の気持ちの強さが光った。鬼の形相で立ち向かう濱田の闘争心に会場は熱く燃え、大きな拍手が送られた。

第12試合


 2019年より参戦中の平は、グラウンドのみならず、闘争心をむき出しにしたキャラクターも印象深い。現在ランキング12位。
 対する鈴木はこの5月、衝撃のKOでNBT優勝を飾った18歳。早くも今年3戦目を迎える。
 計量では「今すぐ闘える。これから立川へ行く」と言う平に対し、鈴木も「自分もすぐできる。すぐ立川へ向かう」と応戦。体を反らせて睨む、平のトレードマークとなっているポーズに対抗し、同様のポーズで闘争心を表した。
 気持ちや意地では負けず劣らずの2選手。最後にケージで手を挙げるのはどちらなのか。

 開始前、レフェリーの注意事項を聞いた平はいつもの腕組みで反り睨むポーズ。鈴木も負けじと同じポーズで張り合う。
 1R。開始すぐ、平が組み付いていくが、鈴木は右パンチ。平は続けざまにタックル。しかし鈴木は引きはがして離れる。平はまたすぐにタックルからケージへ押し込み、片足を掴んでテイクダウン!
 強引に返した鈴木は腕を極めにいく。耐える平。平は反転してサイドになるとヒジ連打。残り時間わずかで鈴木が立ち上がる。飛びかかるようにパンチを打ち込んで終了。
 ジャッジは3名10-9鈴木。

 2R。開始すぐ、ダッシュしてタックルに入る平。鈴木が反転するが、平も反転して上に。しかしまた鈴木が上になりパウンドを落とす。平はもらいながら三角! 耐える鈴木。しかし、首を抜くとバックに回りパウンド! 平はカメになり打たれるままに。レフェリーが試合を止めた。

 初のメインカードでセミ前という期待のかかる新星・鈴木。荒い部分も見えたが、パウンドで豪快な勝利を挙げた。まだ5戦目。今後の活躍がますます期待される。

【鈴木 ケージ上コメント】
「今回初めての本戦で、相手も平選手だったんですけど、途中、三角とか取られて結構わかんなかったんですけど、なんとか勝ちました。ありがとうございます!
いつも支えてくれてるみんなにありがとうって言いたいです。ありがとうございます!
みんなもMMA をやりたいなら、塩田さんの元へ。みんな一緒にやりましょう。パラエストラ八王子で待ってます。応援ありがとうございました」

第13試合


 クイーン・重田は2023年より参戦。高本千代、ソン・ヘユン、ライカと3連勝、無敗でチャンピオンシップに挑戦し、今年3月、端貴代を破って第3代クイーンの座についた。
 対する杉山は空手をバックボーンに持ち、2008年,JEWELSの旗揚げ戦でデビューの大ベテラン。その実力は誰もが認めるところで、パンクラス参戦2戦目でのチャンピオンシップ挑戦となった。
 若く勢いのある重田が初防衛を果たすか、杉山が選手生活16年で初めてのベルトを巻くのか。

 1R。杉山がジャブ、ロー。重田が組みにいくが、杉山は付き合わず引きはがす。杉山ロー。
 重田がタックル、テイクダウン。しかし杉山が回って上に。重田はすぐに立ち上がり、片足タックル。杉山は空いている首を狙いチョーク! そのまま締め続けると極まり、レフェリーが止めた。
 重田は初防衛ならず、ベテランの杉山が新女王に。叫び声を上げケージへ登る杉山。表彰式の後、長男と夫で格闘家の中村K太郎もケージに上がり、笑顔で記念写真に収まった。

【杉山 ケージ上コメント】
「ここまで来るのに、何年やってるかわからないですけど、重田選手の応援の人もいると思いますし、重田選手マジで怖かったです。あんなに若くて勢いのある選手とやれて本当にありがとうって思います。でも、まだまだ超えられない壁になれてよかったです。藤野(恵実)さんみたいな、あの山脈のようになりたいです。(客席にいる藤野に向かい)やったよ!
チームの皆さん、本当にありがとうございます。パンクラスの方、ありがとうございます。以上です」

第14試合


 第9代フライ級キング・オブ・パンクラシスト伊藤盛一郎は2012年ZSTにてデビュー。2015年、第3代ZSTフライ級王者となる。GLANDSLAM、RIZINでも活躍し、2022年よりパンクラスに参戦。上田将竜戦、秋葉太樹戦、有川直毅戦いずれもチョークで勝利している。
 サロハイディノフは昨年より参戦しており、秋葉太樹、松井斗輝を破っている。2022 IMMAF World Championshipsフライ級優勝実績を持つ。
 試合はグラウンドの攻防となるか。高度なグラップリングの応酬が期待される一戦だ。

1R。伊藤がジャブ。パンチで入っていく。サロハイディノフが強烈なロー。これは伊藤、効いたか。しかし伊藤がタックルからケージへ押し込んだ。サロハイディノフ、腕狙いか。しかし伊藤が外した。サロハイディノフがバックをとりケージへ押し込む。
 立った伊藤。サロハイディノフが投げるが、伊藤はすぐ立つ。サロハイディノフは倒しにいくが伊藤は尻もち状態で背中は着いていない。伊藤は三角狙いか。しかしサロハイディノフが抜いた。伊藤が腕十字に移行。腕が伸びた! しかしサロハイディノフ抜けた。
 残り1分。サロハイディノフがバックを取りケージへ押し込む。伊藤は腕を狙うがサロハイディノフが外す。伊藤が立つとサロハイディノフが投げを狙うが終了。
 ジャッジは3名10-9伊藤。

 2R。伊藤のカーフキックでサロハイディノフがスリップダウン。しかしタックルに入り伊藤に尻もちをつかせる。ヒジを打ち込む伊藤。立ち上がるとサロハイディノフがバックを取る。ケージへ押していく。抜けた伊藤が離れるとまた押し込むサロハイディノフ。バンチで離れたが、またすぐタックルからケージへ。投げを打つが伊藤は倒れない。サロハイディノフはバックに周りヒザ。かなりしつこく押し込みをかけてくるサロハイディノフ。
 離れた伊藤が左右パンチ。しかしサロハイディノフはまた組んでケージへ。尻もちをつかせる。伊藤はパンチを入れ、ヒジで攻める。伊藤がバックに! パンチ、ヒジのラッシュで終了。
 ジャッジは3名とも10-9伊藤。

 3R。伊藤がミドル。サロハイディノフがパンチを振るが、伊藤は投げてテイクダウン! サイドからバックに回る。そして首に腕を回チョーク! 暴れるサロハイディノフだが落ちた! 伊藤が一本勝ちで初防衛に成功。

 勝った伊藤は走ってケージを飛び出し、客席で見ていた家族とハグ。カナダからちょうど日本に来ていた父とは久しぶりに会うという。さらに母、そして結婚したばかりの妻・菅原美優と喜びを分かち合った。

【伊藤 ケージ上コメント】
「第9代フライ級キング・オブ・パンクラシスト伊藤盛一郎です。暫定王者ですけどベルトが獲れて、統一戦をやらないまま正規王者になってしまったんでスッキリしなかったんですけど、今回、ちゃんとランキング1位の選手にしっかり勝ったんで、これで第9代KOPと名乗っていいですかね?(会場から拍手)
ちょっと試合前はいろいろあってマイナスな気持ちになることもあったんですけど、でも、こうやって勝って皆さんが喜んでくれるのが一番嬉しいんで、また次も皆さんを喜ばせることができるように練習頑張って行きたいと思います。またこれからもよろしくお願いします」

【伊藤 試合後コメント】
「1ラウンドの腕十字とか結構粘ってくるかもしれないから、ギロチンとか首の方がいいかもねっていうのは思ってまして。で、2ラウンドで首行ったんですけど、 結構これが強くて。で、最後バックチョークに行ったんですけど、ちょっと時間が足りなくて。
でも、相手が疲れてるのはわかったし、逆に首もディフェンス硬いから、アームロックとかの腕十字とか滑っちゃったりするけど、アームロックとか手組んでるから、いけるかもしんないですみたいな話をして。相手も疲れてるからちょっとボディー効かせたいですと。で、ガード気をつけろって言われて。
なんか、さっと取り切る前に、先に手が入ってたんですよ。手が入って、あとは足をちゃんとこう入れて、手を組めれば取れたんですけど。片手で最初絞めてて、でもってか恋してて、で、あともう一息だったんで、上から抑えるいつものやつやって、 ちょっとギリギリ抜けそうだったけど、もうここで最後取り切るしかねえなと思ってやってやったら、これ多分もうちょいで落ちるっぽいわと思って、もうフルパワーで。落ちたなと思って。
今回、美優に初めて裏に入ってもらって、アップのときミットとか見てもらって、シャドウとか見てもらって。これ距離感どう?とか色々ちょっとロー蹴ろうと思ってたんで。いつも動きを見てくれてるんで、距離近いのとか
どうとかね、位置取りとか教えてもらって、いいね、それ入りそうだよって見てもらいました。
(美優)最近、顔綺麗だもんね。
マジでどこも怪我してないです。
(3Rでの決着は早かったと思いますか。遅かったですか)
なんか自分がタックル先に行ったんですかね。その時に、あ、これ意外と軽いなと思って。もっと強いパワーを想定したんです。そうしたら、いや、意外と軽いし、これ、際でも粘り負けないなと思って。
で、十字行った時に取れちゃうかもって思ったんですけど、取れなくて、逃げられて。で、ここで一旦ちょっと、勝村(周一朗)先生も落ち着けって言ったんで、焦るな、 あのまま行き続けることもできたけど、少し時間かけてでもいいから取りに行こうかなっていう風に切り替えて。
で、 2ラウンド目ももちろん狙ってたし、チャンスがあれば行こうと。ただ、まだ2ランド目だったし、あと3つあるからそこで焦ることないかなと思って。で、ちょっと最後バック取り切るまではちょっと受けすぎちゃってて、
2ラウンド目も取って。でも3ラウンド目、相手結構近いですよね。そうしたら、チャンスが来たっすね。スポッと入って、あそこまで行ったらもう取れちゃうんで。
(ずっと冷静でしたね)冷静でした。勝村先生のこともすごくチラチラ見てて、こうやってどうして、とか、やってみ、とか。
ノリ先輩(田中路教)が言ってくれてるのも聞こえたし、あの、(内藤)由良が言ってくれてるのも全部返事したし、美優のお母さんが言ってくれてるのも聞こえてました。
インターバル中の始まる前とかも、あっちの応援団の人がこうやっていつも通り、いつもよりなんかみんなから360度見られてるんだけど、なんかいいっすね。やっぱり海外の選手と闘うと、日本代表じゃないけど、みんな応援してくれるじゃないですか。そうですね。日本人だとやっぱ半々で敵味方分かれると、ホームじゃないと相手が気の毒になることもアスリ。
(この防衛でね、さらにこの大会がいい大会としてピリッと締まりました)
今日は判定が多かったですね。僕は判定は考えてないんです。どこからでもチャンスあれば取り行きます」

(写真・文/佐佐木 澪)

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