72歳の山本リンダが新曲のレコーディングを終えプロレスのリングに登場!来年ドラマ出演へ
4日、東京ドームシティ・プリズムホールで開催された怪獣プロレス『KAIJUMANIA 矢口30周年記念大会』に山本リンダさんが来場した。
怪獣プロレスとは、雷神矢口(矢口壹琅)が旗揚げした今までにないエンターテイメント団体。バークリー音楽大学卒というプロレス界では異色の経歴を持つ矢口が描く桃源郷を具現化すべく各界隈のプロフェッショナルが集結。
矢口みずからが代表取締役に就任し、同社の取締役には元新日本プロレス・チーフレフェリーのミスター高橋(高橋輝男)氏、怪獣研究家UMA研究家の山口敏太郎氏、サッカーJ3ヴァンラーレ八戸取締役や銚子電鉄相談役、ITサービス事業の経営者などを兼任する田代貢一郎氏という錚々たる顔ぶれが名を連ね、成田亨氏の唯一の弟子として知られる世界的に有名な怪獣造形作家・赤松和光氏(株式会社マーミット代表)がキャラクターデザインに加わった。
この日の興行では矢口の30周年記念セレモニーも行われ、天真体動創始書の青木宏之さん、『ぎんざNOW!』で話題になったアントニオ猪木さんのモノマネタレントの鈴木寿永吉さん、兄貴分の大仁田厚に加え歌手の山本リンダさんがお祝いに登場。
リンダさんは「私もなんと怪獣ファンでございました。一番最初に怪獣の映画を見に行ったのが、母と一緒に『ラドンとゴジラ』。もうすごい強いし怖いしドキドキするけれども、何か怪獣っていうと哀愁があってね、あ~なんか良いなーなんて思ったのが生まれて初めての怪獣と出会ったときでございまして。その後に、ちょうどミノルフォンレコードってところからキャニオンレコードってところに移る時の間に、半年間歌の仕事をしちゃいけないというそういう決まりがありまして。そしたら丁度その時東映さんの方から『仮面ライダーに出演してください』ということで、二代目ライダーガールになりまして。フェンシングの選手もいろんな怪獣も出てくるし、もうショッカーも出てくるし、その時に自分も一緒にその仲間に入って頑張ってるという、ワクワクドキドキを経験致しました。今ここに来る前には、私はなんとレコーデイングをしておりました。何をレコーディングしてきたかと言うと、来年のお正月1月の何日だったかな?10日前後ぐらいから始まるドラマがありまして、それのオープニングテーマを歌うことになりまして、そのレコーディングに行ってまいりました。ドラマにも出演してますんでね、始まりましたら是非見ていただけたらと思います。私も歌のお仕事何十年頑張ってきてるんですけど、これからもできるだけ元気で健康で、そして歌っていけるように頑張ってまいります。皆さん怪獣さんと一緒に応援してください。よろしくお願いします」と、72歳とは思えない元気さで新曲とドラマ出演の報告を行った。
メインイベントに出場した矢口は怪獣のヒバゴンを相手に戦ったが、骨折している肋骨の状態が悪化し試合中に痛み分けの引き分けに。だが矢口は「俺の30年やってきたこと、思ってきたこと、ここでぶつけたい」と今後も怪獣プロレス継続を約束し、次回4月7日浅草花やしき大会を発表した。