「LLPW-Xが豊島区にあるということを知ってほしい」神取忍と井上貴子が『としま文化の日』イベントでトークショー!

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 3日、豊島区が主催する『みんなの区民ひろばフェス』にLLPW-Xの神取忍と井上貴子が登場した。
 
 11月1日を起点として豊島区の文化によるまちづくりを推進する『としま文化の日』が2020年により行われているが、今年は池袋ハロウィンやオーケストラコンサート、アーバンスポーツイベントに混ざり『みんなの区民ひろばフェス』が開催。
 豊島区に26ヶ所ある地域コミュニティの拠点である『区民ひろば』という施設を知ってもらい、子供から大人まで生活しやすい街である事を啓蒙する事を主題として様々な企業が協力した。

 東京ガスによる展示、立教大学池袋キャンパスの学生らによる体験イベント、ホラーゲーム『青鬼』のグリーティングなどに加え、平成仮面ライダーシリーズの鈴村展弘監督による『特撮と池袋』を語るトークショー、今年サンシャイン劇場で行われ来年1月に第二弾が決定している舞台『ブルーロック』トークショー、フリーザやバイキンマンの声優を務める中尾隆聖さんと老舗声優事務所81プロデュース声優たちによるフォークソングライブなども開催。終盤に近づき、最後のトークショーとして神取忍と井上貴子が呼び込まれ『子供も大人もプロレスで元気に』という題でトークショーがスタート。


 豊島区のJR大塚駅から徒歩3分の好立地に10年以上道場を構えているLLPW-Xだが、神取は「昭和感と人情味があって人柄がとっても好き。団体も老舗=名門という部分を構築し直している部分もあるので、そういったものを作りあげていく部分で土地柄とすごいミックスしてる」と居を構える街を絶賛。
 そして「プロレスはスポーツであり格闘技でありエンターテイメント。自分の中ではプロレスは文化だと思っている。女子プロレス団体っていうものは世界的に見ても日本独自のもので、ここまで長く続いているのは文化だから」と語り、昭和から何十年も続くプロレスが文化として日本に根ざしていることを集まったお客さんたちが知る機会となった。

 今月11月21日に東京ドームシティホールで井上貴子デビュー35周年イベントが行われるが、そこにはゲストとして松本伊代さんやSHOW-YAの寺田恵子さんのライブも決定。さらに若手が2名デビューし、その他にも現在中学生が練習生としているとのことで、イジメ撲滅や社会貢献も旗印に掲げているLLPW-Xは老若男女が楽しめるイベントを今後も創り上げていくとのこと。

 最後に井上は「目黒にある全日本女子プロレスから豊島区にあるLLPWに入り、来てすぐにいいところだなと思いました。古くからある神社さんなどにも行かせていただいて、すごい大好きになりました。もっと豊島区のみなさんと一緒に色々な事ができたらと思います。どうぞ井上貴子を覚えておいてください」と、神取は「LLPW-Xがこの豊島区にあるって事を今日は皆さんに共有していただいて、なにか一緒にやっていこうよだったり、是非今日をきっかけにお声がけをしていただければと思います。今日来たお客さんも『楽しそうだ』ときっとちょっとでも心が動いてくれたと思います。井上貴子が35周年で殴られ続けている姿を見に来ていただいたり、交流を深めていけたらと思います。ありがとうございました」と挨拶してトークショーを終えた。

 LLPW-Xという女子プロレス団体が豊島区にあることは意外と知られていなかったが、これを機会に豊島区とプロレスが密な関係になり、新たな文化として根ざしていくことを期待したい。

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