双極性障害を乗り越えた反体制レスラーがデビュー前からの盟友とシングルマッチで復帰!

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 3日、東京都・プリズムホールにてアイスリボン『プリズムホール大会2023 in 東京ドームシティ』が開催。海乃月雫が復帰戦でちゃんよたとシングルマッチを行った。

 海乃は2021年4月に“塚田しずく”の名でWAVEからデビューするも、同年9月に精神疾患によりプロレスラーを廃業。その後はプロレスと距離を置いていたが、ひょんなことからアイスリボンを観戦しプロレス熱が再燃。2022年12月にアイスで再デビューを果たした。
 海乃はキャリア通算2年目ながらも映画『THE CHALLENGER-希望のリング-』のタイアップ企画でデビューする新人たちの指導にあたったり、アイスへの愛が深いが故に団体のお題目である“プロレスでハッピー”の在り方について異を唱えたりと早速団体内で異質な存在感を発揮。
 しかし、背負い込むものも多かったのか今年10月には再び精神疾患により無期限欠場。後に原因が双極性障害(躁うつ病)であると明かして療養していたが、今大会でちゃんよたを相手に復帰することが決まった。

 ちゃんよたは“筋肉系Youtuber”として約14万人の登録者を誇り、セクシー女優としても活躍中。2021年9月にP.P.P.TOKYOからプロレスラーデビューも果たし、スターダムや朝倉未来主催の『BreakingDown』への出場、さらには世界的ムービースターが集まる『コミックコンベンション』でプロレスの試合を見せるなど多方面での活躍を見せている。

 今回がアイスリボン初参戦となるちゃんよただが、海乃とは深い縁がある。
 2人は以前にガールズバー『筋肉女子 マッスルガールズ』でともに働いており、当時は互いにプロレスラーを目指して練習中ということで互いに励まし合った仲だという。ちゃんよたがデビュー時から使い続けている入場曲『筋肉マイフレンド』も当時の海乃の持ち歌であったということからも2人の仲の深さは伺える。


 互いに夢を語り合っていた頃から3年が経ち、ついに実現した両者の対戦。
 「あの頃とは違う“黒い海乃”を見せる」と意気込んでいた海乃は、ちゃんよたのリストロックを腕に噛み付いて脱出したり、各所に爪を突き立てたりとラフファイトを展開。STFやクロスフェイスなど得意のグラウンドへと引き込んでいく。
 ちゃんよたもカウンターのパワースラムで流れを変え、アルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げながらスクワットする余裕を見せつつバックフリップを見舞うなど互いの得意分野をぶつけ合う試合展開に。
 終盤戦、ダメージが深い2人はよろよろと起き上がり、同時に突っ込んでいって互いの名を叫びながらの感情がこもったエルボー合戦を展開。打ち勝った海乃がフロッグスプラッシュを発射するも、これをかわして自爆させたちゃんよたがラリアットの連打。海乃も気迫のキックアウトを見せて逆打ちを狙うが、これをこらえたちゃんよたが担ぎ直してシュバインで叩きつける圧倒的パワーを見せ、必殺のジャックハマーを決めて3カウントを奪った。

 試合後、ちゃんよたが握手を求めると海乃がその手を握り返す。するとちゃんよたが海乃をしっかり抱き締め、肩を貸して2人で退場していった。

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