【会見全文】藤波辰爾が10・30ストロングスタイルプロレスに参戦し8年ぶりの船木誠勝との試合に「年甲斐もなく頑張りたい」と意気込み!ダンプ松本&ZAP、高橋奈七永の初参戦、ウナギ・サヤカ&ダーク・ウナギの競演と見どころ満載!
- 2023-10-19
- コラム, ニュース
- リアルジャパンプロレス
19日、都内某所にて10月30日に新宿FACEで開催される『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスSPECIAL(Vol.26)【THE ONE AND ONLY SAYAMA TIGER】』についての記者会見が行われた。
会見には初代タイガーマスクこと佐山サトル、平井丈雅代表、藤波辰爾、ジャガー横田、スーパー・タイガー、間下隼人。
今大会は、復帰を目指して病と闘う初代タイガーを元気付けることをテーマに行われる大会。
まずは対戦カードが発表され、平井代表より大会概要が語られた。
平井丈雅代表
「皆様、本日は初代タイガーマスク、佐山サトル総監が主催致します『ストロングス夕イルプロレスSPECIAL(Vol.26)【THE ONE AND ONLY SAYAMA TIGER】』という特別大会を10月30日、新宿FACEにて開催させていただきます。本イベントは、通常後楽園ホールでやらせていただいていますナンバーシリーズとはまた別のスペシャルで、今佐山先生が病と闘っている。ファンの皆様、スポンサーの皆様、佐山先生を少しでも応援したいという気持ちで、通常の大会とは別に新たな大会を行いたい。その気持ちで急遽決まりました大会でございます。この大会につきましては、特別協賛・愛英建設様。愛英建設様の多大なご協力を得られまして開催をさせていただきます。通常の後楽園ホール大会のナンバーシリーズとは違った選手の参戦も今回出ております。今回初出場で参戦していただいているのは、ダンプ松本様、高橋奈七永様など、初参戦の選手もいらっしゃいます。そして、第17代現レジェンドチャンピオンの間下隼人が、12月7日の後楽園ホール大会に於きまして関根“シュレック”秀樹選手と闘うことが予定されていますが、その前哨戦とも言うべき夕ッグマッチを行います。そして今回一番の目玉と致しまして、新日本プロレス時代から長きに渡りましてご一緒にプロレス界、そしてアントニオ猪木会長のストロングスタイルプロレスを牽引されてきました、今もされております、藤波辰爾様が参戦いただくことになりました。藤波辰爾様と、佐山総監、そして新間会長が並び立つ。この稀なる大会、この大会にかけてジャガー横田様とともに佐山総監を盛り立てて行きたいと思っております。そして夕イガー・クイーンはウナギ・サヤカ選手と組んで、高橋奈七永選手&沙恵選手と闘います。これもまたいつもと違った闘いを見せていただけると思います。その他、スーパー・夕イガー、藤波辰爾様と組ませていただきまして、チェック島谷との3人タッグ。相手は、佐山総監のリングを離れている間はストロングスタイルプロレスを守ると断言しております船木誠勝さん、宮本裕向、高岩竜一さんという実力者が相手でございます。その他の試合も魅力満載ですので、是非ご注目くださいませ」
続いて、藤波辰爾が挨拶を行った。
藤波辰爾
「藤波です。本日はありがとうございます。久々のストロングスタイルプロレスのリングに上がることになりました。また参戦できまして、本当に。ましてや今回のタッグマッチはね、全盛期のみんな活きのいい選手ばっかりなんで、その中に僕が入ってどれだけの動きが出来るか、僕自信も楽しみにしてますし、若いエネルギーを吸収したいと思います。ホントに佐山くんとはずっと長年一緒にやってきましてね。ストロングスタイルっていうね、そういう言葉をみんな胸にリングに上ってくると思います。その中に自分が気を取られないようにね、上がって試合をしたいと思います。先程、猪木さんの名前も出てましたけど、とにかくまだどっかからス卜ロングスタイルプロレスを見届けてくださるっていう、どっかで見てると思ってリングに上っていきます。もうあと、しばらく時間があるんでコンディション上げてリングに上がりたいと思います。よろしくお願いします」
続いて、女子プロマッチをプロデュースするジャガー横田が挨拶および試合の見どころを語った。
ジャガー横田
「本日はお忙しい中お越しくださいましてありがとうございます。今回の女子のカードなんですが、スポンサー様のお1人が全日本女子プロレスを入り口で入ってきたという方のお話を聞きまして。元全日本女子プロレス出身のレスラーがまだ数名残っております。その中で、ストロングスタイル所属のタイガー・クイーン、そしてDarkerZと当ててみたら面白いんじゃないかということで、組んだカードでございます。見ての通り、レジェンドvsストロングスタイルの覆面レスラーたちの闘いなんですが、まあ私自身も井上京子、伊藤薫と組んでDarkerZの3人と闘います。そしてタイガー・クイーンは高橋奈七永。またみんなそれが全日本女子プロレスの選手でありますので、底力をそれぞれが出して今現在の旬な選手と闘ってどういう風に結果を持っていくのかっていうのがとても楽しみな試合が多いです。御存知の通りダンプ松本もZAPと組んで、現在勢いのある高瀬みゆき、笹村あやめと闘いますので、この試合もお楽しみいただければと思っております。よろしくお願いします」
その後、出席した選手たちが意気込みをコメント。なお、会見に出席できなかった選手たちから届いたコメントは平井代表によって読み上げられた。
ダンプ松本&ZAP(代読)
「初参戦する極悪同盟ダンプ松本とザップです。呼んでいただきありがとうございます。皆がどんな試合をするのか…楽しみでもあるし極悪同盟ダンプ&ザップが印象が残るように!!大暴れしたいとおもいます。会場を極悪色に染めます」
タイガー・クイーン(代読)
「高橋奈七永選手。レジェンドと呼ばれる人と絡む機会が少ないので、今回の機会を大切に噛みしめたいです。パートナーのウナギ・サヤカは何を考えているかよく分かりません。いずれにせよ、12月7日後楽園大会でジャガーさんに勝ちタッグ王座を奪取する為にもこの試合も絶対に勝ちます」
ウナギ・サヤカ(代読)
「極彩色に翔ける傾奇者ウナギ・サヤカです!タイガークイーン!!ウナギ・サヤカと組みたかったんじゃねーの?丁度よかったな!うなも組んでみたかったんだよ。そして高橋奈七永!今年1番本当に何にも歯が立たなかった相手といっても過言ではないと思う。2023年のうちに高橋奈七永の記憶に残っておきたい。ってわけで10月30日、ダーク・ウナギってやつも出るらしいけど、間違いなくこの大会で、ウナギ・サヤカとタイガー・クイーンが圧倒的してやるってわけ!」
沙恵(代読)
「みなさん、こんにちは!柳ヶ瀬Ladiusの沙恵です。10月30日ですね。ストロングスタイルプロレスさんに参戦決定いたしました!ありがとうございます。対戦カードはもう皆さんご存じですよね。自分が組ませていただくのは、高橋奈七永選手になります。もう何年振りかのタッグかわからない位、すごく久々に一緒に試合をさせていただきます。対戦相手のお二人、タイガー・クイーン選手とウナギ・サヤカ選手ですね。タイガー・クイーン選手には何度もボコボコにされ、時には味方で。という感じでしたが、今回は対角であります。そして、ウナギ・サヤカ選手。未知との遭遇ですよね。初めての対戦なので。お二人に翻弄されないように自分自身の力を発揮して、精一杯頑張っていきたいと思います。是非皆さん、来てください!よろしくお願いいたします、待ってます!」
高橋奈七永(代読)
「パッションモンスター、高橋奈七永です。いよいよ高橋奈七永がストロングスタイルプロレスさんに初参戦させていただきます!ストロングスタイルプロレス=強いスタイルのプロレス、ということですよね。高橋奈七永にお任せください。このパッションで、相手のタイガー・クイーン、そしてウナギ・サヤカ。ウナギ・サヤカは2度目の対戦になるな。1つ言わせて。前回よりももっと強い、もっと熱いパッションを頂戴よ。タイガー・クイーンも初めてなので楽しみにしています。そして、今年2度ね、ジャガー横田さんとタッグを組ませていただく機会があったのですが、非常に!非常に!刺激を頂きました。またジャガーさんとタッグを組ませていただきたいと思っていますので、その辺も何卒、宜しくお願いします。それでは10月30日新宿FACE、高橋奈七永の熱いパッション、宜しくお願いします!」
チェック島谷(代読)
「前回の後楽園ホール大会に続いて参戦させていただきます。6人タッグということで、周りの5選手と比べてキャリアも体格も一回りも二回り以上も無い自分だけど、だからこそ誰よりも気持ちを出し、前に出たい。GLEAT、チェック島谷を広げるチャンスでもあります。全身全霊、食らいついていきます。藤波辰爾選手、スーパー・タイガー選手、当日はよろしくお願い致します」
宮本裕向(代読)
「先日闘った船木誠勝選手と今度はタッグを組むということで、仲間の目線で前回とは違う船木選手を感じたい。相手には大御所の藤波辰爾選手がおり、経験の違いは大いにありますが、しっかり胸を借りたいと思います」
高岩竜一(代読)
「久しぶりにストロングスタイルに参戦できて嬉しく思っています。パートナーのお二人は頼もしいので、私が足を引っ張らなければ良い試合になると思います。チェック島谷選手は初対戦なので楽しみにしています」
船木誠勝(代読)
「ストロングスタイルプロレス新宿FACE大会。自分は高岩竜一選手、宮本裕向選手と組みチェック島谷選手、スーパータイガー選手、そして藤波辰爾さんとの対戦となります。今から39年前自分は新日本プロレスに入門して藤波さんの付人となりました。自分は藤波さんの背中を見て育った人間。当時藤波さん31歳。自分は16歳。あれから37年経ち自分は54歳になり藤波さんは69歳になりました。藤波さんとは8年ぶりの対戦となります。あと何回同じリングに立てるのか?貴重な時間をしっかりと心に刻みたいと思います」
スーパー・タイガー
「スーパー・タイガーです。今回のこの対戦カード、非常に心躍る熱いカードだと思っております。初代タイガーマスクが体調を崩されてから、我々がいかに頑張り、そしてその闘いを以て初代タイガーマスクを励ます。そういう思いでしっかりとリングに立って、ストロングスタイルを見せつけていきたいと思っております。よろしくお願いします」
ここで、各選手のコメントを聞いた藤波がレスポンス。
藤波「皆さん活きのいい発言で。その中で自分も本当に出遅れずに。ましてや船木くんと、久々……8年ぶりですか?非常に楽しみにしてます。彼の鋭い蹴りを久々に受けてみたいと思いますので、そのへんもじっくり見てください」
LEONA(代読)
「久しぶりのストロングスタイルプロレスのリング。相手には、レジェンド王者の間下選手。強烈に意識して緊張感を持ってリングに上がります。凄く久しぶりの間下選手とのマッチアップ。あの日とは違う闘いをして、ベルト戦線にも食い込めるように気持ちを注ぎます」
関根“シュレック”秀樹(代読)
「前哨戦?間下とは圧倒的な差がある。それを分からせてあげるだけだ。何もさせない。一方的にボコる!」
阿部史典(代読)
「今回、レジェンド王者の間下選手と組んで関根シュレック、LEONA組と対戦します。日々一緒に練習させていただく機会のある間下選手ですが、今までももちろん凄かったのですが、王者になってからガラリと風格や強さが一段と上がったと感じています。関根選手は言わずと知れた強豪。間違いなく最強の選手の1人です。そんなタッグマッチに自分が入ったという意味をしっかりと考えて、その姿を見て肌で感じて、自分はブレずに格闘探偵していきたいなと思います。よろしくお願いいたします」
間下隼人
「間下隼人です。まずLEONA選手とは久しぶりですね。8年とかになると思うんですけど、組んだり闘ったりがありました。同窓会のつもりはないので、しっかり行こうと思うんですが、シュレックに関しては……タイトルマッチでよろしいんですね、12月は?平井代表?怪我が原因とは言え1度流れているので、シュレックは1度不戦敗になっていると思います。それなのに大したコメントをしてくれるなという感じはするんですけども。まあ、この新宿FACE大会をしっかり乗り越えて、違う挑戦者を指名できればと思うので、しっかり佐山総監を元気付ける試合が出来たらと思っています。以上です」
槙吾(代読)
「Mil graciasの槙吾です!業界の大先輩の日高さんとの初シングル!怖くもあり楽しみでもあり、この対戦カードを聞いた時は武者震いしました。ショーンキャプチャー対策はバッチリ出来ている!今の自分を全てぶつけて必ず勝ちます!ショーンキャプチャー対策はバッチリ出来ている」
日高郁人(代読)
「ショーンキャプチャー日高郁人です。今回はこのストロングのリングで、久しぶりのシングルマッチ。準レギュラーになりつつある槙吾選手の強さは勿論周知のことですが、彼がこの日高郁人というフィルターを通して、ご観戦の皆様にどのように届くのか、楽しみにしていて下さい。とにかく、子供の頃からいまも憧れの存在でいていただけている佐山サトル先生に少しでもご恩返しが出来るように、この試合も全力で闘います」
――久々のストロングスタイルプロレス参戦、楽しみにしていることは
藤波「先程から言いましたようにね、今リングで活躍しているホントに現役バリバリの選手とね、肌を合わせられる。そういう中で、もう1回自分の中で若さっていうか、そういうものを吸収したいというか。それと、船木くんとか久々に肌を合わせるって中でハイブリッドな、ちょっとそういう闘いを楽しみにしてリングに入りたいと思います。とにかく、ストロングスタイルプロレスのリングも久しぶりなんでね。よその、違う団体のリングに上がるっていうと、どうしても緊張感ってものがありますんでね。そういうのが今自分にとって大事なことかなと思いますので、非常に今回も楽しみにしてます」
――高岩選手と宮本裕向選手の印象は
藤波「ホントに彼ら2人ともにね。本当に尚、闘っている我々、自分の中での記憶が薄いんですけどね。初めての選手、そうなのかな?いろんな中でね、慣れ親しんだっていうのは自分の中で今はあまり。イメージはね。卜レーニングの中で新しい、今までとこう、違う選手と闘うって非常に興味がありますので、本当にこれは楽しみにしております」
――初代夕イガーマスクの一番弟子のスーパー・夕イガー選手とタッグを組むことについて
藤波「彼は僕も対戦はまだないんですけど、僕は彼の試合は会場で見てますけどね、すごい動体視力とか反射神経っていうものでは、格闘家っていうか、とにかくそういうものを。我々が持ち得ないレスリングスタイルって言うのかな。それは非常に興味を持ってます。そういう意味では今回、同じパートナーで同じコーナーに立つっていうので楽しみにしてますね。また、違う目でちょっと自分で観察したいなと思いますんで」
平井代表「今大会は、ファンの皆様とスポンサー様の強いお気持ちから始まって、佐山先生を応援する大会をさせていただきたいと思います。この大会には、佐山先生と長年懇意にされている懐かしい方も来ていただけることに内定しております。まだ正式発表はこれから2〜3日後にはさせていただくと思いますが、ファンの皆様も記者の皆様も喜ばれる企画がございますので、また追ってご連絡させていただきます」
――ジャガー選手、ウナギ・サヤカ選手、ダーク・ウナギ選手への印象は
ジャガー「えー……そうですね。ウナギ・サヤカ選手に関しては……宇宙人みたいですね、何を考えているかわからない。何をやり始めるかわからないような、人というか選手というか。『ああ、今の時代はああいうのもいるんだ』というのが正直なところで。まあ、現代ですから。どういう選手であろうと、面白いと思わないといけない時代のかな、と納得して見ております。ダーク・ウナギ選手は……グループを組んでおりますので、まあ、うーん……なんか、個人の試合のほうが向いているのかなと思いきや、DarkerZで上手く他の2人とも組んでやっておりますので、意外と協調性がある選手なんだなという感想なんで、私10・30は当たりますので、どんな闘い方をしてくるかなと楽しみな選手の一人です」
――全女魂を持った選手が集まる今大会で、ストロングス夕イル=闘魂を見せられるか
ジャガー「もちろん見せられますね。やっぱ私も元全女として、その魂をずっと持ってきておりますので、本当にストロングス夕イルそのものだと思っておりますので、どの選手もそういった闘いをすると思っております」
藤波「ありがとうございました。10月30日、自分自身の、ウチのドラディションの大会も11月17日に(後楽園ホールで)あるんで、そういう意味では、今回の船木選手と当たる。全試合がいろんな形で、いいね、勢いづける闘いにしたいと思いますので、是非10月30日を楽しみにしていただきたいと思います。ドラディションとしても初めてタッグトーナメントやりますけど、今回は勝ち上がれば船木選手ともう1度当たれるのかな?大阪から始まる大会なんだけど、後楽園まで生き残れるようにね、自分で年甲斐もなく頑張りたいと思いますんでよろしくお願いします」
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスSPECIAL(Vol.26)【THE ONE AND ONLY SAYAMA TIGER】』
日程:2023年10月30日(月)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
▼シングルマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
槙吾(Milgracias)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
間下隼人/阿部史典(格闘探偵団)
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)/LEONA(ドラディション)
▼タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/スーパー・タイガー/チェック島谷(GLEAT)
vs
船木誠勝(フリー)/高岩竜一(フリー)/宮本裕向(666)
▼タッグマッチ 60分1本勝負
タイガー・クイーン/ウナギ・サヤカ(フリー)
vs
高橋奈七永(フリー)/沙恵(柳ヶ瀬Ladius)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/井上京子(ディアナ)/伊藤薫(伊藤道場)
vs
[DarkerZ]ダーク・タイガー/ダーク・チーター/ダーク・ウナギ
▼タッグマッチ 30分1本勝負
ダンプ松本(極悪同盟)/ZAP(極悪同盟)
vs
高瀬みゆき(フリー)/笹村あやめ(2AW)
※試合順は後日決定・発表。