【会見全文】リアルジャパンプロレスの松本都プロデュースマッチに朱里、尾崎妹加、優宇の参戦が発表!都が新間会長に“過激な仕掛け人”の異名をかけたシングルマッチを要求!
- 2020-6-19
- コラム, ニュース
- リアルジャパンプロレス
19日、都内某所にてリアルジャパンプロレスが今月26日に行う無観客試合『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』についての記者会見が行われた。
この日、会見に出席したのは、リアルジャパンの平井丈雅代表、松本都、朱里、尾崎妹加、優宇の5名。
リアルジャパンプロレスでは前回3月大会に松本都プロデュースマッチとして団体史上初の女子マッチが行われ、これがファンや関係者に大好評だったということで今大会でも女子マッチの開催が決定。
前回に引き続き女子マッチのプロデューサーを務める松本都が試合のコンセプトの説明を行った。
松本都
「崖のふち女子プロレス代表、プロレスラー松本都です!前回ちょっとご縁がありまして3月の後楽園ホール、リアルジャパンさんの15年の歴史の中で初めての女子プロレスの試合を組ませていただきました。私はちょっと正直、リアルジャパンさんのカラー的に女子の試合っていうのは受け入れられなくてもしょうがないかなって、ちょっと自信がない部分があったので、前回あんなに盛り上がるとは思わなかったし、女子プロレスもすごい世界に羽ばたけるなっていう、日本の女子プロの可能性をすごく感じました。今回こうやって2回めの開催を決めていただけたのもその表れだと思うので、本当に嬉しいです!平井さん!佐山さん!新間さん!本当にありがとうございます!お礼を言いたいです!
前回は女子プロのすばらしさを伝えられたと思いますので、今回はよりリアルジャパンさんのカラーというか、15周年ということで、華ももちろんですけど試合内容で魅せられる選手を選ばせていただきました。すごいいい選手に揃っていただけたと思います。
まず、MAKAIの朱里選手ですね。前回に引き続きです。平井代表直々のご希望もありましたけど、私は朱里選手は正直ちょっとイヤで(笑)なぜかと言うと、前回すごく頑張ったのに朱里さんに負けてしまって、で、マスコミの方も朱里さんばっかりに行って、ニュースで『リアルジャパンに女子のベルトを作りたい』とか言ってたのがすごくイヤで!私が言うセリフだと思ってイヤだったので!(笑)それで敢えて彼女を対角に置かせていただきました。彼女に華は持たせません!ハイ!
そしてパートナーはプロレスリングEVEの優宇選手ですね。嬉しいです!一回前にいらっしゃった団体で試合を見させていただいて、女子の中で貴重な強さを追求できる選手、体とかを見ていただければわかると思うんですけど、貴重な選手で、いつか一緒にやりたいと思っていたので、今回初めて組めることがとても嬉しいです!
そしてフリーの尾崎妹加選手ですね。彼女は全国ウエイトリフティング三冠王者というとで、結構見た目はアイドルっぽいんですけど、スゴいんですよ!試合内容もパワーも!ちょっとこれは試合当日までナイショにしときたいですけど、男子選手2人を同時に担いだりとか本当にスゴイので、優宇ちゃんとのバチバチも見たいし……ということで組ませていただきました!本当に前回を超えるいい女子プロを見せられると確信しておりますので、ご期待いただきたいです!」
続けて、この試合に出場する各選手たちが意気込みを語った。
朱里
「リアルジャパン15周年記念大会で初めての女子の試合に参戦させていただいて、また女子の試合を組んでいただけたということは女子の試合の面白さが伝わったのかなと思い、すごく嬉しい気持ちです。試合後にも言わせていただいたんですけど、やっぱりリアルジャパンのベルトをもし作っていただけることが出来たら、必ず自分が巻きたいなという気持ちでいます。そして今回は無観客試合なんですけど、女子プロレスの華やかで、面白くて、激しい試合を見ていただきたいと思っております。よろしくお願いします!」
尾崎妹加
「今回、素敵な試合に呼んでいただきありがとうございます。そうですねえ、都さんと朱里さんとは試合会場などでお会いしたことはあるんですけど、優宇選手は自分の中で注目していた選手で、こうした機会で対戦できることをすごく嬉しく思います。女子だからといって、『男子に劣るんじゃないの?』って思われるような試合は絶対にしないので、女子だからこそ見せられる熱い激しいぶつかり合いを、画面越しでも感じてもらえるように、楽しんでいただけるように精一杯朱里さんと力を合わせて勝ちにいきます!よろしくお願いします!」
優宇
「プロレスリングEVEの優宇です!今回リアルジャパンの15周年大会に初参戦させていただきます。すごくありがたいです。ありがとうございます、よろしくお願いします!私も柔道は20年近くやっておりまして、対戦相手に朱里選手と尾崎妹加選手。尾崎妹加選手とは初対戦となるので、すごくパワーっていう部分では私も負けたくないという気持ちがあるので、今回の対戦をすごく楽しみにしています。この大会でやっぱり、『普段は男子のプロレスしか見ないんです』という方が視聴されることも多いと思うんですけど、『あっ、女子プロレスってこんなに面白いんだ!』『女子プロレスの会場にも足を運んでみようかな』って思ってもらえるような熱い戦いをしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」
松本都
「先程この試合を組んだ経緯についてもお話させていただきました。今回も、前回以上に熱い試合を魅せられなければ意味がないと思っておりますので。新間会長はいらっしゃるということでとても嬉しいです。女子の試合は女子の試合で頑張るのはもちろんなんですけど、私が本当に試合がしたいのは、新間寿会長とやりたいです!これはふざけているのではなく……(平井代表が吹き出したのを見て)ふざけているのではないです!会見で聞いてました、私は!新間会長が『俺はいつでもリングに上がる』って言ってました!新間会長って全レスラーでも太刀打ちできる人がいるのかっていうくらいトレーニングをすごく頑張っていらっしゃるし、すごいなって前回私は素直に感動したんです。私がこうやってリアルジャパンさんにご縁を頂いた最終目的は、新間会長と戦うことです。これは虚言とかではなく、DDTプロレスリング、プロレスリングNOAHの社長の高木三四郎社長も『是非見たい』と仰ってくださいました!リアルさんが難しかったらDDTさんのリングでもいいと思いますので、そこは是非ご検討いただきたいです!」
(必死で笑いをこらえていた朱里がついに限界を迎える)
都「電話とかかけてもらっていいですか?!本気なので!!」
朱里「プッハハハハ!(笑)ンヒッ(笑)」
都「今日いらっしゃると思ったのにいらっしゃらなかったので」
平井代表「いやあの今日、あの、ということで、あのっ、試合、はふっ……」
都「でもアレなんですよ。男子選手とか男子の方を光らせるのは女子プロレス界でも随一だと自信を持っているので。藤田和之選手とかでもいいです。それは本気で思っているので。今後私がこのリアルで女子の試合を組み続けていくっていう交換条件みたいな?ぜひご検討ください!皆さん記事にしてください!本気なので!!ホントにやりたいと思ってる!お客さん来ますし、リアルジャパンさんが15周年を迎えるって、新たなことにどんどんチャレンジしていくべきだと思います!新しいプロレス!是非!……いや、あの、本気なので。ご検討お願いします。高木社長のバックアップもありますので」
平井代表「たっ、高木社長の?!んお、お名前を出してしまっても大丈夫なのですか?!」
都「大丈夫です!お二人の大学時代の話とかも色々聞いてますので!是非!そこは上手くこれからの時代コラボしていければと思います!」
平井代表「……ちょっと、言葉が出なくなってしまって。試合の意気込みはこれで大丈夫ですか?」
都「はい!大丈夫です!もちろん今回は熱い試合を魅せます!」
平井代表「お答えのしようがなくて、あの、気を取り直すためにDDTの高木社長のお話ということで、高木社長は学生時代とその後の活動につきましては、私の大学の後輩でイベント会社の人間からなんですけど、非常に高木社長伝説というものをお聞きしました。高木社長がイベント・パーティ業界を引退するときの逸話がありまして、今はニコファーレになっているベルファーレというのがありました。そこでバブルの最後に、芝浦にジュリアナ東京という箱がありまして、ジュリアナを受け継ぐように六本木に出来たのがベルファーレ。ちょうどベルファーレで高木社長の引退パーティをやりましたところ、一日二回転、その列が六本木の交差点を超えて東京タワーに向かってロアビルまで列が続いてお客さんが入れなくなったという逸話を持っております。ベルファーレ史上最多人数のお客様を集めたという逸話です。その後高木社長はSPWF、東京ドームで1995年に東京ドームシティというのが出来まして、東京ドームさんとしても家族連れ以上に若い人たち、若いカップルの人たちをお客さんとして招きたいということで、夜の東京ドームというのを開催するようになりました。そこで最初に各代理店がプレゼンをして、勝ち抜いたのが『闘うビアガーデン』。夜の東京ドームシティにビアガーデンを作って、そのど真ん中にリングを作って、そこでプロレスをするということで、色々なプロレスラーの方がそこで試合をして、その中心にいましたのが高木三四郎社長です。高木社長と私は、私のほうが上の代にはなるのですが、各方面から、25年前からよく聞いておりました。その高木社長の元で崖のふちプロレスを……」
都「崖のふち女子プロレス」
平井「崖のふち女子プロレスを主催する松本都選手がプロデュースするこのスペシャルタッグマッチ、是非ご注目いただければと思います。よろしくお願いします!
優宇「ちょっとだけ余談なんですけど、自分がプロレスラーになったきっかけが闘うビアガーデンなんです」
平井代表「ええっ!それは本当ですか?!」
優宇「船橋であった闘うビアガーデンを親と一緒に見に行きまして、そこでプロレスラーになりたくて、高木社長に『プロレスラーになりたい』って言ったのが9歳のときです。そこで自分は、親の反対を押し切って入団しようと思ったんですけど、入団するには親の承諾が必要で、親がOKしてくれなかったので、高木社長に相談したところ、周りにいた選手たち、そしてそのときDDTのコーチだった木村浩一郎さんに『柔道始めたらいいよ』って言われて、プロレスラーになるために柔道を始めたんです。9歳のときから、約20年ですね。やってまして、柔道のインターハイと国体に出場、あとジュニアオリンピックの関東大会に出場しております。一番上の経歴は関東大会3位ですね」
都「なんかすごいつながってますね!プロレスが!」
――都選手 新間会長と試合がしたいというお話がありましたが、どのような試合形式で戦いたいですか
都「ノー・エスケープ、ノー・リング、ノー・ロープ、エニウェアルールでやりたいです!リアルジャパンさんで新間会長がこういったことをされたことは無いですか?」
平井代表「もちろん試合は無いんですけど、前々回の試合の時にリング上でご挨拶をされましたときに、新間会長はローラーを1日1500回やるんですけども、リング上でその背中にお孫さんを背負ってローラーをやったという逸話はございます。ただ、新間会長のスゴさの逸話で、1991年、雲仙普賢岳で噴火がございまして、その噴火で被災して新日本プロレスさんがそこにいて、その日にですね、私の方の神戸の会社からお話を頂いて、猪木会長のトークショーを、学生1万人の集まりをやるので、そこで講演会をやってほしいというお話がありまして、場所は神戸ワールドホールだったんですけど、そこで新間会長と私が東京から行きまして、そこで猪木会長が災害の関係で飛行機が飛ばないということで、伊丹空港から飛行機が飛ばないということで、イベントが始まってしまって1時間経って猪木会長が中々来ないということで我々も心配していたんですが、そのときに新間会長が僕数えてたんですけど、ヒンズースクワットを1000回やられまして、当時60代になっていたかどうかというところなんですけども、そのときにその時点で150kgのベンチプレスを上げていたということで、『新間会長すごいですね』というお話をしたときに、『俺の体を見てなさい』とスーツとシャツを脱いで、胸筋が、こんなに、胸筋が出ていて、その胸筋の上にコップが乗ってしまったと、そういう逸話があります。それが自分にとっては衝撃的で、それが約30年近く前になります。そういうすごい力を持っている新間会長です。……あっ、試合についてのお話はちょっと今は」
都「私はそのそのスゴい方とは奇をてらわずにオンリーギブアップルールでやりたいです!私がもし勝たせていただいたら“過激な仕掛け人”というキャッチフレーズを譲っていただきたいです!使いたいです!それをかけてやりたいです!本気です!」
――もし勝利した場合、WWE殿堂入りを果たした人間にシングルマッチで勝利したということになりますが、その場合世界展開は考えていますか
都「はい!今のところはお話が来たら考えます!私は日本が好きなので、もうちょっと日本で頑張りたいです!」
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』
日程:2020年6月26日(金)
開始:18:30
会場:ストロングスタイルプロレス特設ホール
形式:無観客試合
▼[リアルジャパン軍]vs[藤田軍]全面対決! 8人タッグマッチ 60分1本勝負
[リアルジャパン軍]スーパー・タイガー/船木誠勝(フリー)/アレクサンダー大塚(AO/DC)/スーパーライダー
vs
[藤田軍]藤田和之(はぐれIGFインターナショナル)/ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)/NOSAWA論外(はぐれIGFインターナショナル)
▼UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】間下隼人
vs
【挑戦者/VOODOO-MURDERS】横山佳和(ZERO1)
※間下は初防衛戦
▼一般社団法人国家資格対策センターPresents スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
朱里(MAKAI)/尾崎妹加(フリー)
vs
松本都(崖のふち)/優宇(EVE)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
日高郁人(ZERO1)
vs
鈴木秀樹(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
雷神矢口(浅草)/将軍岡本(フリー)
vs
ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)/岩崎孝樹