「アントニオ猪木vsストロング小林こそベストバウト」故・ストロング小林さんの追悼大会に向け新間寿が“本物のプロレス”を激論!

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 8日、都内某所にて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 ―“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―』についての記者会見が行われた。

 今大会は、2021年12月31日に81歳で亡くなったストロング小林さんの追悼大会として実施。
 小林さんは国際プロレスでデビューしIWA世界ヘビー級王座を戴冠するなど活躍し世界中にその名を轟かせた。そして新日本プロレスへ闘いの場を移してからは、1974年に当時禁断の対決と呼ばれていたアントニオ猪木との日本人vs日本人のトップ対決を実現。この闘いは“昭和の巌流島決戦”とも呼ばれ、伝説の一戦として今もなお語られ続けている。

 会見に出席した“過激な仕掛け人”新間寿会長は、ストロング小林さんの写真を眺め「今こうやってストロング小林さんを見ると、逆さまに見ても斜めに見ても、本当にアントニオ猪木に似てるなあと。このストロング小林こそ、昭和のプロレスを多くのファンに、多くのプロレスを知らない人に『プロレスとはこういうものである』というのを見せてくれた」としみじみ思い出を振り返る。

 そして、自身が手掛けてきた昭和の新日本プロレスを振り返りつつ、「50周年記念、私には招待状も電話もなにもありませんでした。悲しいことです。今やっている新日本プロレスのプロレスというのは、非常に上手い。そして試合運びもそつなくやっております。しかし一番肝心の心が無い!それはなにか。闘いであります!闘いというのが無い!今の新日本プロレスには闘いがない!昭和の新日本プロレスには闘いがあった!ストロング小林さんとアントニオ猪木が戦ったこの試合こそ、プロレスのリングの中に闘いがあるということを、今でも目覚めさせてくれる、私にとってはベストバウトの試合でありました。小林さんの思いを込めて、17日には後楽園ホールのリング上に於いて、本当の戦いを見せてくれるものと私は思っております」と現役世代に活を入れた。

 これを受けた初代タイガーマスクこと佐山サトルは、「私の意見は新間寿と全く一緒です。ですから新間さんの言われたことを噛み締めながら『あぁ、やっぱり50周年は新間さんがいないとダメだな』と思いながら今過ごしております」とうなずいた。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 ―“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―』
日程:2022年3月17日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼シングルマッチ
関本大介(大日本)
vs
間下隼人

▼シングルマッチ
佐藤綾子(ディアナ)
vs
尾崎妹加(フリー)

▼タッグマッチ
ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)/阿部史典(BASARA)
vs
将軍岡本(フリー)/佐野直(フリー)

▼タッグマッチ
ジャガー横田(ディアナ)/井上京子(ディアナ)
vs
雪妃真矢(フリー)/梅崎遥(ディアナ)

▼タッグマッチ
タイガー・クイーン
vs
高瀬みゆき(フリー)

▼タッグマッチ
スーパー・タイガー/船木誠勝(フリー)
vs
真霜拳號(2AW)/関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)

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