【会見全文】故・ストロング小林さんの追悼大会に向け令和の猛者たちが集結!新間寿会長がアントニオ猪木vsストロング小林戦を激論!タイガー・クイーンの肉声解禁!
- 2022-3-8
- コラム, ニュース
- リアルジャパンプロレス
8日、都内某所にて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 ―“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―』についての記者会見が行われた。
今大会は、2021年12月31日に81歳で亡くなったストロング小林さんの追悼大会として実施。
小林さんは国際プロレスでデビューしIWA世界ヘビー級王座を戴冠するなど活躍し世界中にその名を轟かせた。そして新日本プロレスへ闘いの場を移してからは、1974年に当時禁断の対決と呼ばれていたアントニオ猪木との日本人vs日本人のトップ対決を実現。この闘いは“昭和の巌流島決戦”とも呼ばれ、伝説の一戦として今もなお語られ続けている。
この日の会見には、新間寿会長、初代タイガーマスク(佐山サトル)、平井丈雅代表、ジャガー横田、井上京子、尾崎妹加、梅咲遥、雪妃真矢、高瀬みゆき、タイガー・クイーン、間下隼人、真霜拳號、スーパー・タイガー(※登場順)が出席した。
平井丈雅代表
「皆様本日はお忙しい中、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 ―“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―』の記者会見にお越しいただき誠にありがとうございます。本大会も本日来ていただく激闘を繰り広げる選手の皆様、そして共崔として一般社団法人初代夕イガーマスク後援会様と主催をさせていただきます。まず最初に、本大会はス卜ロングスタイルプロレスVol.15と致しまして、通常の興行とは違います。それは、アントニオ猪木会長と1974年、昭和の巌流島対決として世界中の注目を集め、その後の日本人対決の歴史を大きく彩ったストロング小林様の追悼興行として実施させていただきます。この思いは新間寿会長の、この1戦1戦を実現させるために毎日小林様のご自宅に通い、実現させた。その思いを込めております。後ほど新間会長にも一言語っていただきます。本大会は2AWから真霜拳號選手、そして高瀬みゆき選手が初参戦になります。そして尾崎妹加選手、雪妃真矢選手も2年ぶりに参戦いただきます。後ほど選手の皆様にもコメントを頂戴したく思います」
新間寿会長
「こんにちは。(※ストロング小林さんの写真を眺めて)今こうやってストロング小林さんを見ると、逆さまに見ても斜めに見ても、本当にアントニオ猪木に似てるなあと。このストロング小林こそ、昭和のプロレスを多くのファンに、多くのプロレスを知らない人に『プロレスとはこういうものである』というのを見せてくれた、アントニオ猪木とストロング小林。先日、何年かぶりかで私は新日本プロレスのBSに於けるテレビを見ました。上手かった。技もすごかった。試合運びもすごかった。上手くてすごくて面白くて。しかし、私が手掛け、夕イガーマスクを生み、藤波辰爾がジュニアヘビー級を選び、そしてそのクラスを世界に広め、多くの人たちが戦った、昭和の新日本プロレスのリングとは違う。その違いを私は分かりました。この、今やっている新日本プロレスのプロレスというのは、非常に上手い。そして試合運びもそつなく1・2・3、2・2・3、3・2・3、4・2・3とやっております。しかし一番肝心の心が無い!それはなにか。闘いであります!闘いというのが無い!今の新日本プロレスには闘いがない!昭和の新日本プロレスには闘いがあった!女子プロレスもそうだった!小人のプロレスもそうだった!パラリンピック?ふざけんじゃない!今頃何がパラリンピックだ。小人のプロレスやったときはどういう意見が出たのか。『不具者を見世物にしている』。今、世界が不具者を見世物にしているじゃないか。こういうことに声を上げなきゃいけない。私はそう思いました。今の新日本プロレスがやってることは上手い、上手だ、そしてすごい。それ以上のことではない。あの頃、夕イガーマスクが闘い、藤波が闘い、長州が闘い、猪木が闘った。その闘いというのがリングから無くなってしまっている。私は新日本プロレスに言いたい。今こそ門戸を広げなさい。門戸を広げてIWGPというのが、精神が全く違っている。それだったら、他の団体からIWGPに限って挑戦を受けますというような、そういうプランがなんで出てこないのか。1974年、ストロング小林戦を皮切りに、プロレスvs柔道、プロレスvs空手、プロレスvsボクシング。あらゆるものを私はアントニオ猪木、そして坂口征二、タイガーマスク、藤波辰爾、長州力、そういう人と戦わせてきました。今闘いが残っているのは、私どもの、タイガーマスクが提唱する“ストロングスタイル”というこの言葉であります。ジャガー横田が協力し、そして多くの女子レスラーたちがこのストロングスタイルを標榜するタイガーマスクが立ち上げたこの団体に参加してくれるという、そしてタイガー・クイーンが生まれた。タイガー・クイーン、一番最初に見たときに私は『あれ?なんか違うな?』。なにか違うというのは自分の頭が狂っていた。私は昭和の新日本プロレスを忘れていた。闘いの中にリングがあるんだ。リングの中に戦いがあるのではない。そういうことを思いました。私はストロングスタイル、そしてストロング小林さんとアントニオ猪木が戦ったこの試合こそ、プロレスのリングの中に闘いがあるということを、今でも目覚めさせてくれる、私にとってはベストバウトの試合でありました。小林さんの思いを込めて、17日には後楽園ホールのリング上に於いて、本当の戦いを見せてくれるものと私は思っております。闘いを、そして多くの人が手に汗を握りながら、笑顔ではなく、真剣に6m40の神の如きトレーニングを運んだレスラーたちが力をぶつけ合って闘いをしている姿を見て喜ぶファン、そのファンの喜びを見て、その喜びを見て喜ぶ。そういう気持ちで昭和の新日本プロレスの営業はやっておりました。50周年記念、私には招待状も電話もなにもありませんでした。悲しいことです。私にとっては本当に悲しくて、苦しく、しかし海外では殿堂入りをさせてくれました。多くの人々はリングの中での闘いを望んでおります。リングの闘いを今出来るのは、夕イガーマスクが推奨するところのス卜ロングスタイル。我が団体であり、そして女子の方はジャガー横田が指導し、そしてジャガー横田が選んだ選手たちがこの6m40の中で闘いを見せてくれる。多くの団体は見て喜び、見て楽しみ、そして選手たちも楽しむ。そういう団体であってもいいじゃないですか。しかし、昭和の新日本プロレス、50周年記念をやるんだということなら、IWGPを創った精神に戻って、それが出来なければ他団体に門戸を開き、そして本当の闘いを見せるだけのものを新日本プロレスの選手は持っているはずです!そういうことを出来ない営業であったら辞めるべきです!多くの人が喜び、多くの人が手に汗を握り、そして多くの人の眼を開く。アントニオ猪木とストロング小林が、まず多くの人々に見せたこの試合を今一度見せてもらいたい。こういう思いを込めながら私はジャガー横田選手、ジャガー横田プロモーターと平井丈雅に私は期待しております。タイガーも私と同じ思いです。タイガーも私と新日本プロレスの代表となってキックボクシングと闘い、ワールドカラテアソシエーションの代表その人から、『彼をアメリカによこしてくれ』と。『ベニー・ユキーデの相手として招聘したい』というような彼にはスカウトの手が伸びました。タイガーというのはそういう選手でありました。そういう選手が新日本プロレスに綺羅星のごとくおったということを私はここでお話をしながら、私の。秋には昭和の新日本プロレス50周年記念をタイガーとともにやろうと思っています。そのときにはあなた方全員招待して、京王プラザホテルでやるつもりでいます。今後とも宜しくお願いいたします。リングに闘いを!そういう思いを込めて、ご挨拶が多少長くなりましたが、させていただきました。ありがとうございました」
初代タイガーマスク
「本日はご来場いただきましてありがとうございます。私の意見は新間寿と全く一緒です。ですから新間さんの言われたことを噛み締めながら『あぁ、やっぱり50周年は新間さんがいないとダメだな』と思いながら今過ごしております。そのようにお書きください」
ジャガー横田
「本日はお忙しい中ありがとうございます。私がストロングスタイルプロレスの興行に女子のカードを組むということで、今回6試合中の3試合を組むように仰せつかったんですけど、ストロング小林さんの追悼興行ということで、きっと天国から私の試合を見守っていただけるんじゃないかなという気持ちを新たに選手は頑張りたいと思います。そして今回、6試合中の3試合ということで、今年からワールド女子プロレスディアナとの協力体制ということで、ディアナからは選手を私も含め4人呼んでおります。そしてその、1番のポイントは夕イガー・クイーンの相手ということで、前々からフリーである高瀬みゆき選手を注目しておりました。彼女の闘いをずーっと見ている中、『これはクイーンと闘ってもらいたいな』と思っていて、中々スケジュールが合わず、今回やっと出来ることになりました。この試合は本当に見ものだと思いますし、本当にタイガー・クイーンがどう苦戦するのかってところが見応えがあるんじゃないかと私は客観的に見守っております。本当に動きが早くパワーもあって、この頃は心も入ってきたような試合なので、すごく楽しみにしているのでこの試合はご期待いただければと思っております。そして私の試合ですね、井上京子と組んで、相手がディアナからは梅咲遥と、そしてフリーの雪妃真矢選手。雪妃選手は何度かストロングで当たったりしていますが、この選手はやはり見た目はキレイですけど、普通キレイだと欠くって人が多い中、彼女はストロスタイルに合っている選手だなと思っておりましたので、前々から注目していたんですが、スケジュールが合わず、コロナというのもありましたけど2年ぶりに参戦していただくんですが、綺麗所で誰がペアにと思ったときに、綺麗所、カワイイどころですかね。ディアナからは梅咲遥。梅咲遥は今夕ッグのチャンピオンを持っておりますが、ここ1年様子を見ていたらですね、高瀬みゆき選手と組んでタッグのチャンピオンになりましたけれど、最初は取ってつけたような、『高瀬に助けられてチャンピオンになったな』っていう感じだなと見ていたんですが、ここ1年、人気とともに実力もアップして、練習振りを見ているとロープワークも走り方から違ってきてですね、これは今力がついているなと。毎試合毎試合見ていますけど、自信が出てきているなと。という意味で勢いがある。これは闘うにはおちおちしていられないなという意味で、助っ人で私は京子を選んだんですけど、これはなにかがあるかもしれないと思うくらいに、遥と雪妃のペアは恐ろしいなと。対戦する側としては。なので、これも見応えがあるということでご期待いただきたいと思います。そして、もう1試合お伝えするのは、ディアナからは佐藤綾子選手、そしてその相手に抜擢したのが尾崎妹加選手なんですけど、私はあまり存じ上げていなかったんですが、雪妃から聞くとすごくいい選手だということで、今日初めて見たんですけど、おっぱいが大きいですよね。なので、そんな攻撃もあるのかなとふと考えたりすると男性陣が喜んじゃうのかもしれないですけど。やはり今フリーで闘っているという意味で、私はス卜ロングスタイルプロレスにはフリーの選手を私はよく呼んでいるんですが、フリー選手の根性っていうのはやはり誰も守ってくれない、1人でこの世界に挑んでいるという強さを感じているので、私はフリー選手を特に呼んでいるんですけど、これは団体にいるからどうってわけじゃなく、ホントにフリーっていうのは一匹狼で、呼んでいただけなければそこで終わってしまうので、呼んでいただける内容のものを出せる力をつけていかなければフリーで闘って行かれないんですね。その中で今回呼んだフリーの選手たちは根性・実力ともにある選手と思って今回抜擢しておりますので、今回も期待していただければと思うんですが、いつも何度も言っておりますが、このストロングスタイルプロレス、元は男子の団体ではありますけども、今回私が絡んできてから女子の試合もだんだん増えてきて。何度も言うように、女子vs男子の闘いでもあると私は思っております。なので、私も怖いですが、聞いてドキドキしていると思いますが、中々男子のパワーに女子は敵わないんですね。だけど、どこでお客さんに感動を呼ばせる試合ができるかっていうのは、本人1人ずつの力でありますので、それを出してくれると信じて私はここに呼んでおります。なのに、男子プロレスラーの方々も『女子なんか』と馬鹿にしないで、是非内容的にも負けないでいただきたい。お互いそういう気持ちで闘うことがストロングスタイル興行の盛り上がりだと私は思っているので、相手との闘い、試合vs試合の闘いをご期待いただいて、これで締めさせていただきます。ありがとうございました」
尾崎妹加
「フリーの尾崎妹加です。ストロングスタイルプロレスさんに久しぶりに2回目の参戦をさせていただけますことをとてもうれしく思います。対戦相手の佐藤綾子選手とは本当に初対戦で、会場でもあまりお会いする機会がないので、とても素敵な機会をいただけて光栄に思います。私は高校時代にウエイ卜リフティングという競技をしてきました。こちらで培ってきたものを今プロレスでも発揮してパワーを生かした試合をしております。佐藤選手にもパワーで負けない、熱い熱い闘いをお客様に届けられたらと思っております。よろしくお願いします!」
梅咲遥
「ワールド女子プロレスディアナ所属の梅咲遥です。今回ディアナの大先輩のジャガーさんと京子さんと対戦をさせていただきます。ディアナとストロングスタイルさんが協力体制を結んでから参戦をたくさんさせて頂いてるんですけど、このストロングスタイルプロレスさんでも京子さん、ジャガーさんから1つでも勝ち星を撮れるようにス卜ロングスタイルプロレスさんで結果を残していきたいなと思っているので、17日がんばります!よろしくお願いします!」
雪妃真矢
「フリーランスの雪妃真矢です。久しぶりにストロングスタイルプロレスさんに参戦させていただきます。ありがとうございます。そして、今回のカード、ジャガー横田選手と井上京子選手と戦わせていただけることをとても光栄に思っております。梅咲遥ちゃんとは以前1度だけ組んだことがあるんですけど、今回きちんと、ちょっとタッグとしても考えていかないとこの対戦相手に食らいついていくのは中々大変なことになってしまうと思いますので、ちょっとコミュニケーションを事前に取りたいと思っております。そして以前、京子選手とは同じ力ードに8人タッグで実は組まれたことがあったんですけど、指1本触れる時間が無かったんですね(笑)なので、そのときにすごく残念だったって思いがあるので、今回は戦わせていただくのをすごく楽しみにしております。そして、錚々たる先輩方、アピール力も存在感も並大抵のことではないのはもちろん分かっていますので、その中できちんと存在感を残し、女子の闘志、こういったものをきちんとお見せ出来るよに努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします」
井上京子
「ワールド女子プロレスディアナの井上京子です。まだ復帰もしてないので、ちょっとここで近況報告をさせてください。皆様、本当にご心配をおかけしました。今週の土曜日、熊本で復帰させていただきます。その次の日にディアナの大阪大会、1日明けて風間選手の追悼で後楽園ホール、そして1日明けて17日、ストロングスタイルプロレスさんに出させていただきます。復帰して連戦になりますけども、プロレスラーとして本当に嬉しいことだと思います。そして、ストロングス夕イルプロレスさんが17日といったときに、ジャガーさんが『京子ォいつ出れんの?』(※ジャガーの声真似)ってことで(笑)『17日は多分復帰できると思います』ということで。本当にス卜ロングスタイルプロレスさんだけなんですね、ジャガーさんと組むのは。他では組んだことないです。ジャガーさんと組めるのは本当にここだけで、ジャガーさんは『ストロングスタイルといえば京子だよね』という風に言ってくださったので、足の心配は殆どないので、もちろん足も引っ張らず出来ると思うので、戦力になると思うのでよろしくお願いします。そして、雪妃選手は、さっき聞いたんですけどタッグ当たってたんですね、指1本触れる時間が無かったということで。すごく蹴りを使う選手ということで、バンバン受けて倍にして返したいと思います。ウハハハハ!(笑)自分がいない間に梅咲選手に4ヶ月もディアナを守ってくれてて。一昨日の試合でも『もう若手の枠じゃないよね』って言われていたのを、本当に試合を見て思いました。梅咲選手は、見ててとてもナックルが怖かったんですけど、それも100%受けて120%にして返したいと思いますウフフフフ(笑)頑張ります。復帰しま~す!よろしくお願いしま~す!(笑)」
高瀬みゆき
「フリーの高瀬みゆきです!今回ジャガー横田さんのお声がけでストロングスタイルプロレスさんに出場できることをとても心から嬉しく思っております。しかも組んでいただいたカードが、タイガー・クイーン選手とのシングルマッチということで、とてもスペシャルな力ードですごく嬉しく思っています。夕イガー・クイーン選手は、私は試合は何度か拝見させていただいたことがあるんですけど、心技体の備わったとてもスペシャルな選手だと思っています。しかし、先程おっしゃっていただいたとおり、私はフリーとしてこの身1つで必死にガムシャラにリングを駆けずり回ってきました。まだまだ経験も浅いですが、一筋縄では行かないというところをしっかり見せつけて、高瀬みゆきの名前を刻みたいと思っております。皆様どうぞよろしくお願いします!」
(※タイガー・クイーンのコメントをジャガー横田へ代弁を求めるが、ジャガーは「喋りな。一言」とクイーンにマイクを渡す)
タイガー・クイーン
「頑張ります」
ジャガー「タイガー・クイーンは、初代タイガーマスク、佐山先生の魂を受け継いでおりますので、どの試合、どの選手と当たっても夕イガーを出すだけだという風に、多分魂がそう入っていくと思いますので、今回も期待できる試合をやってくれると思います。期待してください」
間下隼人
「ストロングスタイルプロレス、間下隼人です。1月の道場マッチでも言ったとおりですね、今年を引っ張っていくのは間下隼人だと思ってますので。スーパー・タイガーのような強さもなければ、タイガー・クイーンのような華やかさも目分には無いですけど、根性だけで今年はこの団体を引っ張っていこうと思っています。それを示すには最高・最強の相手だと思うので、関本大介選手にしっかりと根性を見せつけて、興行が終わったあとに『この豪華なカードすべてを上回る闘いがあったなあ』と言われるような試合をリングに残せたらと思っております」
真霜拳號
「2AW、真霜拳號です。このストロングスタイルプロレス初参戦で、どういうカードを組まれるのかなあと思っていたんですけど、予想以上のすごいカードが組まれまして。スーパー・タイガー選手とは何度か対戦したこともあるので、その強さは十分にわかっています。船木選手とは初対戦ですし、関根“シュレック”秀樹選手とも初タッグになるんですよね。なので、どういう戦いになるのかなというところがあったんですが、先程の新間さんの話を後ろで聞いていまして、もしかしたらこのス卜ロングスタイルプロレスっていうのは、他のリングとは違うのかなという予感がしていますので、ちょっと緊張感を持って、自分の闘いという部分を意識して、すごいものを見せられればなと思っています。とにかく楽しみにしています」
スーパー・タイガー
「今回このタッグマッチが組まれて、この2022年、真霜選手が我がリングに上ってくださる。そうなった時点で私が最初に感じたものは、全プロレス団体の中で私にとって真霜選手はなにげに、一番苦手な部類の、負い目を感じる部分を持つ選手である。そこの部分を、痛いところを突いてきたなと。何年か前のチャンピオン・カーニバル、最終戦、負けました。それ以降も何度か夕ッグで当たっていますが、なぜか僕の中で、その最初の敗戦がずっと尾を引いている。その部分をまた乗り越えないとこれから先のプロレス界、私自身引っ張っていけないと、そういう思いを含めてのこの対戦力ードだと思ってますので、それに対してしっかりと、信念を持って挑んでいきたいと思います」
――新間会長、選手の言葉を聞いていかがでしょうか
新間「平井さん喋ってご覧」
平井「………!」
新間「なに考え込んでんだ(笑)」
平井「冒頭に申しましたように、今回の大会、後楽園ホール第1弾ということ、そして昭和の巌流島決戦、猪木会長と闘いましたストロング小林様、大晦日に旅立たれました。その小林様のご自宅に先日ご挨拶に参ってきましたが、ご遺族のお話をお聞きして、新間会長が当時、どのような情熱を持ってこの1戦1戦を実現させたかという話を聞いてきました。そして昨年、その猪木会長vs小林戦、そして初代タイガーマスク、佐山サトル総監の対決、その、日本人vs日本人という、闘いを、昭和の新日本プロレスを中心にしてやったその闘いを、福留さんが情熱を持って2年に渡って本にされました。小林様のプロレスに対する思い、プロレスとはなにか。それを体現した人生であったという風に、ご遺族もおっしゃっておりました。新間会長がプロレス人生に於いて、心の底から情熱を傾けたストロング小林戦、小林様にこの今回の戦いに出ていただく、今日ここにいる選手の皆様の闘いを、天国に見せていただければと思っております。よろしくお願い致します」
(※新間会長が拍手を送る)
感染症予防のため、長時間の密を避ける目的から質疑応答の時間は設けられず、記念撮影を行って会見は幕を閉じた。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 ―“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―』
日程:2022年3月17日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼シングルマッチ
関本大介(大日本)
vs
間下隼人
▼シングルマッチ
佐藤綾子(ディアナ)
vs
尾崎妹加(フリー)
▼タッグマッチ
ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)/阿部史典(BASARA)
vs
将軍岡本(フリー)/佐野直(フリー)
▼タッグマッチ
ジャガー横田(ディアナ)/井上京子(ディアナ)
vs
雪妃真矢(フリー)/梅咲遥(ディアナ)
▼タッグマッチ
タイガー・クイーン
vs
高瀬みゆき(フリー)
▼タッグマッチ
スーパー・タイガー/船木誠勝(フリー)
vs
真霜拳號(2AW)/関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)