【会見】スーパー・タイガーが関根“シュレック”秀樹との再起戦に向け『強き者が表現できるプロレス』を体現すると宣言!間下隼人が日高郁人への憧れを語り対戦を熱望!

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 12日、都内某所にて、12月5日に後楽園ホールで行われるリアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.4』についての記者会見が行われた。

 会見に登場したのはスーパー・タイガー、関根“シュレック”秀樹、間下隼人、平井丈雅代表の4名。WWE殿堂入りを果たした新間寿、初代タイガーマスクこと佐山サトルの両名は本日欠席となった。

 まずは平井代表によりメインイベントでのレジェンド選手権試合で船木誠勝vs藤田和之が対戦することが発表された。この会見を欠席となった船木と藤田からは下記のコメントが届けられ、平井代表により代読された。

船木誠勝
「憧れの初代タイガーマスクが作ったリングで日本プロレス界最強の男とタイトルマッチ。これ以上の舞台はありません。令和初にして2019年最後のタイトルマッチ。この試合を自らの34周年記念試合として藤田和之選手に挑みたいと思います。勝つか負けるかの一発勝負。勝負します。」

藤田和之
「佐山先生に言われたら、誰が相手でも闘うだけです」


 続いて、出場が予定されているものの対戦カードが決まっていない間下が登場し、平井代表に日高郁人との対戦を直訴した。

間下「まだ私のカードは決まってないということだったので、是非平井社長に直訴したいのですが、対戦相手に前回組ませていただいたZERO1の日高郁人選手と戦いたいです。胸を借りるというキャリアでもないので、首を取りに行きたいという気持ちで対戦させていただきたいなと思っております。理由はやはりたくさんあるんですけど、前回組ませていただいたときにコーナーで控えているときに見た強さ、上手さ、速さ。すべてが、少しファンのときの自分に戻ってしまったというか、見とれてしまった自分が悔しいなという気持ちがありました。ご年齢の話をするのは失礼かもしれませんが、あのグッドシェイプ、体型維持もそうですし、佐山先生がずっと日高郁人選手を良いという理由が身にしみて分かったので、是非まだ決まっていないのであれば平井社長にお願いしたいと思っています。12月5日までにしっかり身体作って練習して、前回はリスタートという気持ちでやらせていただいたので、リアルジャパンプロレスを盛り上げる。生え抜きというのはもう僕と大先輩のスーパー・タイガー選手しかいないですから、しっかり土台を作っていきたいと思っています。なにとぞ、よろしくお願いします」

平井「今、間下の思いを聞いてリアルジャパンプロレスが十数年前に選手を大々的に募集したときに、この間下隼人とあと2名が応募してきまして、佐山先生の面接をもとに入門した選手です。他の選手は、様々な事情もあり、その新人として入った中では間下がリアルジャパンのリングに残っています。2年ほど、100%リアルジャパンのリングに専念する状況ではなかったんですけど、9月からまた改めて『自分の人生をリアルジャパンにかけたい』という思いを聞いて、非常に思い入れのある選手ですので、彼のプロレス人生をリアルジャパンとしてもこれからも頑張って……推して行きたいと、思います……!(涙ぐみながら)
今間下から希望が出ました、日高郁人選手。リアルジャパンとしても非常に深い間柄であります。佐山総監がUFOのあと掣圏道を立ち上げたときも、北海道のツアーのときにも参戦していただきました。そしてこのあと登場致しますスーパー・タイガーのリアルジャパンにおけるデビュー戦の相手も日高選手が務めてくださいました。その日高選手が前回の大会より、またリアルジャパンプロレスに参戦していただいて、間下と組んでくださった。間下もその日高選手の強さ、上手さを横で見て非常に感じるものがあったと思います。正直言って、日高選手にはまだこの間下の思いをお話したことはないのですが、のちほど日高選手の方、ZERO1さんの方にご連絡してお願いをしたいと思っています」

 そして、前回大会で藤田を相手にレジェンド王座を失ったスーパー・タイガーが再起をかけたシングルマッチとして対戦相手に関根“シュレック”秀樹を指名したことが発表され、関根もこれを快諾。
 シングルマッチでの対戦が正式に決まった両名が登場し、試合への抱負を述べた。


関根「今回、スーパー・タイガーから指名を受けて戦うことになった、関根“シュレック”秀樹です。自分が指名されたということは、役割は分かっています。やっぱり、スーパー・タイガーの攻撃力、色んな技を前から見ていてすごく強力だし、危険だと思います。ただ、最近ちょっと、前回藤田選手に負けてしまいましたが、彼が再起を図るということで、自分を指名されたわけです。ただ自分もそこでただの生贄になるつもりは全くありません。自分は自分のブラジリアン柔術、そして自分の思い描くプロレスでスーパー・タイガーを倒したいと思っています。『いい試合』とかいう余裕は自分には全くないので、単純に自分のパワーとテクニック、全てを以てスーパー・タイガーを叩き潰したいと思います。押忍ッ!」

スーパー「前回藤田戦で、僕自身至宝であるレジェンドチャンピオンシップのベルトを奪われましたが、この試合をきっかけに、僕自身令和元年のストロングプロレスの開幕が皆さんにしっかりと表現できたと思っています。その中で、次に誰とやるのか。そして藤田和之と船木誠勝、どちらが勝つかは分かりませんが、必ず取り返さなければならないという信念のもと、後ろに下がったような対戦カードだと僕自身、皆さんに心の引け目を見せることになってしまうので、敢えて強さをしっかりと発揮しているこの関根選手。インパクトとして、前回ファンの方々、選手からも『あれはヤバい』という声が上がりました。そしてなにより、私の盟友である全日本プロレス、EVOLUTIONの諏訪魔選手から『シュレックはヤバいぞオイッ!』と私の方にも連絡が来ました。『ヤバいぞオイッ!』というのは、『タイガー、やってみるか?』と私に投げかけられたものと思っています。ということで、リアルジャパンとしては、この強さを持った、最強の躯体を誇る関根“シュレック”秀樹選手に引け目を感じるということは絶対に無い。そういった部分をぶつけたい。
 先日もありましたが、海外の某有名団体で、格闘技のチャンピオン同士がそこの団体のタイトルを争うという、そういった世界の主流も、本当に強さを持った者同士が戦う流れになりつつあると思います。これは初代タイガーマスク、佐山サトル総監が掲げる『強き者が表現できるプロフェッショナルレスリング』。それがこのリアルジャパンだと思っています。その中で、関根選手と戦うことで勝ち負けの先にあるものを表現していきたいと思っております。以上です」

――お二人それぞれにお伺いしたいのですが、対戦相手の印象を改めてお聞かせください
関根「スーパー・タイガーと、自分として戦うときに気をつけなければならないのは、スーパー・タイガーの蹴りですね。投げ技とかは注意してれば、自分もバックボーンが柔道だったりブラジリアン柔術なので、組技・絞め技はあるんですけど、スーパー・タイガーの変幻自在のキックは気をつけなければと思っています。キックを喰らいすぎてしまうと、スーパー・タイガーのタイガースープレックスなどを食らってしまう恐れがある。とにかく、キックをどう対策するかだと思っています」
スーパー・タイガー「関根選手は柔術のチャンピオンでもあり、一瞬で決められる技というのを持っています。その怖さというものはしっかり意識した上で挑んでいきたいと思っていますが、僕自身、ただの格闘技としてのプロレスだけではなく、このプロレスリングのキャリアとして、蹴りだけではなくプロレスの方の動きと技で撹乱していきたいという思いであります」

――関根選手、このストロングスタイルプロレスに向けた新しい技を開発したりはしますか
関根「自分の場合は、ストロングスタイルというのは幼少の頃から見ていたプロレスリング、ストロングスタイルというのはファンとしては知っています。そして、選手としてどうストロングスタイルを表現していくかを考えると、自分の中の肉体的強さと技、そして、自分の場合はフィニッシュホールドがジャーマン・スープレックスだったり、バックドロップだったり、スープレックス系が得意なんですけど、そこでしっかりとお互いの強い技をぶつけ合う。これがストロングスタイルだと思っているので、問題はないと思っています」


『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.4』
日程:2019年12月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第14代レジェンド王者】藤田和之(はぐれIGFインターナショナル)
vs
【挑戦者】船木誠勝(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
スーパー・タイガー
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)

※出場予定選手:タカ・クノウ(フリー)、アレクサンダー大塚(AO/DC)、日高郁人(ZERO1)、鈴木秀樹(フリー)、将軍岡本(フリー)、崔領二(ランズエンド)、間下隼人、大文字崇(ランズエンド)、伊香保京介(ランズエンド)

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