「IWGP世界ヘビー級のベルトを巻いて世界一のレスラーになる」アメリカ帰りの上村優也がJust 5 Guys新メンバーとして電撃加入!
9日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』が開催。上村優也がJust 5 Guysに加入した。
昨年末の鈴木軍解散後、元メンバーのタイチ、TAKAみちのく、DOUKI、金丸義信で結成されたJust 4 Guys。そこへ後にIWGP世界ヘビー級王座を戴冠するSANADAが合流する形でJust 5 Guysとなり、新日本プロレスの新興勢力としてトップ戦線に参入した。
しかし、鈴木軍時代から頼れる兄貴分として精神的支柱であった金丸が突然裏切ってHOUSE OF TORTUREに加入。傷心のタイチはしばらく戦線を離れ、ユニットも4人組のJust 4 Guysに戻ってしまっていた。
そんな中、SANADAは10・9で新メンバー“X”の登場を予告。タイチ&DOUKI&Xvs高橋裕二郎&SHO&金丸義信の6人タッグマッチが行われることに。
新たな5人目を加えた新生Just 5 Guysのお披露目戦としてこの日の第1試合は注目を集めていた。
SANADAの口からは「ヒントはイケメン」と語られており、ファンの間では予想議論が過熱。WWE帰りで日本復帰を宣言している黒潮“イケメン”二郎や、SNSに「俺は5が大嫌い」と意味深投稿をしていた石森太二、さらには9月末にNOAHを退団した中嶋勝彦を予想する声まで上がっていた。
入場時に現れたXの正体は、IMPACTレスリングへ海外遠征に出ていた上村優也。ヤングライオン時代よりも一回り大きくなった見事な肉体にファンからは驚き混じりの歓声が上がる。
試合は因縁深いタイチとSHOの対面を中心に始まり、元同胞の金丸の暗躍によってJust 5 Guysが劣勢となる中で中盤戦へ。
SHOが「Xがナンボのもんじゃ!」と挑発していくと、上村はH.O.T4人に囲まれながらも大暴れ。最後は上村が裕二郎へヤングライオン時代からの必殺技であるかんぬきスープレックス・ホールドを見舞って3カウントを奪った。
バックステージに戻った上村は「約2年間、アメリカに行って、試合をして、生活をして、今新日本プロレスに帰ってきました。上村優也です。初めましての方もいるかもしれないですし、ご無沙汰してますの方もいるかと思います。一つだけ言いたいことは、僕はIWGP世界ヘビー級のベルトを巻いて、世界一のレスラーになります。僕からは以上です」と控えめなコメントを出しつつ、「Yuya will be No.1 in the world!」とアメリカ帰りらしい決めセリフで締める。
メインイベントで行われたSANADAvsEVILのランバージャックデスマッチ形式のIWGP世界ヘビー級王座戦では、上村も早速Just 5 Guysの一員として参加。
悪逆無道のHOUSE OF TORTUREの面々がSANADAを袋叩きにしているところへ救出に入り、SANADAの勝利に一役買う活躍を見せた。