15歳のプロレスラー空手少女が16歳の現役JK王者に挑戦決定!
9日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 in KORAKUEN Supported by SoftBank』が開催。稲葉あずさが吏南の持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦表明を行った。
日本の女子プロレス界での姉妹タッグは、十文字姉妹(DASH・チサコ&仙台幸子)、紫雷姉妹(紫雷イオ&紫雷美央)、爆れつシスターズ(天満のどか&愛野ユキ)等が存在。スターダムでは南三姉妹(羽南、妃南、吏南)全員が現役で活躍中だが、JTOの稲葉ともかの15歳の妹・稲葉あずさが今年3月にデビューしたことにより新たな姉妹タッグが誕生。
この日の大会冒頭、突然あずさが現れ吏南の持つフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦を表明。
フューチャー王座は20歳以下もしくはキャリア3年未満の選手を対象にした王座であり、現在は16歳ながら約5年のキャリアを誇る現役女子高生ファイター・吏南が王者として君臨。最近の同王座は、スターダムの若手大会『NEW BLOOD』で次世代の旗手を占う重要なベルトとして扱われている。
15歳のあずさの挑戦表明を受けた吏南は、「15歳?クソガキじゃねーかボケ!吏南16さ~い♪おねーさ~ん♪」と挑発。
吏南は「若い、若いねぇ……」と16歳にして下の世代からの突き上げを痛感してぼやきつつも「私16歳、アンタ15歳。フューチャーにふさわしいんではないでしょうか。1人でこのスターダムに上がってきたこの度胸は認めてやるよ」と、次回9月29日のNEW BLOOD品川インターシティホール大会でのフューチャー戦を決定した。
その後、あずさは自らのSNSにて「ともかもAoiさんも獲れなかったタイトルをあずさは必ず獲る JTO時代に1人で乗り込みベルトを獲ったあの先輩のように 二兎追って十兎捕まえます」と投稿。
この投稿にはかつてスターダムに乗り込んで当時のフューチャー王者・林下詩美に真っ向からケンカを売った際の舞華の写真が添えられており、敵地で独り頂点を目指していく覚悟を感じさせた。