「嫌なこと死ぬほど言われたし、物を投げられたこともあった」昭和の悪・ダンプ松本率いる極悪同盟が若き悪の首魁と共闘!
19日、大田区総合体育館にてスターダム『ミッドサマーフェス 2023』が開催。ヒールユニットの極悪同盟と大江戸隊が初タッグを結成した。
2015年に結成されたスターダム最古のヒールユニット”大江戸隊”。現在は刀羅ナツコがリーダーを務め悪の限りを尽くしている。
今回はその大江戸隊の刀羅と琉悪夏が、全日本女子プロレスから続くヒールユニット”極悪同盟”リーダーのダンプ松本&ZAPとタッグを結成。
林下詩美&AZM&天咲光由のQueen's Questが、TV番組『有吉ぃぃeeeee!』で共演したブル中野の弟子である井上京子とタッグを組んで迎撃に乗り出した。
大江戸隊は極悪Tシャツを着て、極悪同盟の入場曲でダンプ松本らとともに入場。
リングに入るとダンプは竹刀で天咲を殴りつけ、これを合図に極悪同盟が殴りかかり場外乱闘で試合が開始される。
必死に立ち向かっていく天咲だったが、極悪同盟は悪役らしい連携攻撃でボコボコに。井上京子がラリアットで反撃しAZMとの連携攻撃で流れを戻すも、ダンプが竹刀攻撃で流れをぶった切り、天咲の脳天に一斗缶攻撃。さらにナツコもダンプから一斗缶を受け取り天咲に叩き込むと、ダブルの竹刀攻撃から毒霧の共演を見せ、最後はナツコがデスバレーボムで叩きつけ3カウント。
試合を終えたナツコは「プロレスやってて本当によかったって心の底から思えた。ダンプさんずっと憧れで、でも私でも恐れ多くてご本人の前で『憧れてます』なんて言えなかったんだけど、今日本当にもう言葉が出てこねえ。嫌なこと死ぬほど言われたし、物を投げられたこともあったし、いろんなことあった。比じゃないぐらいダンプさんは経験してると思う。うちらはまだ甘っちょろいもんだよ、こんなの。それでも、プロレスやってて、本当に初めて心から続けててよかったってマジで本当に。本当に本当に思いました。ありがとうございました」と、テンション高く感謝を伝える。
これを聞いたダンプも嬉しそうに「極悪になりたいとかヒールになりたい人なんて本当誰もいないのね。みんなやっぱりキャーキャー言われて、手振って、ニコニコしてるベビーフェイスのが嬉しいわけだよ。だけどそれを選んで、こうやって極悪と組んでやりたいってオファーをもらって、こういう後輩ができてすごく嬉しい。もうね一回だけじゃなくて何回も組ましてもらえたら楽しいなと思う。もっとやりたいなと思う。みんな本当はね、血だるまにしたいのよ」とコメントし、今後地方での極悪同盟と大江戸隊の連携を約束した。