青柳優馬が永田裕志から三冠ヘビー級王座を奪取し夢の六冠王達成!鈴木みのるの愛弟子で全日本を背負う若手が挑戦表明!

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 2日、東京都・後楽園ホールにて、全日本プロレス『#ajpwサマーアクションシリーズ2023』が開催され、青柳優馬が永田裕志を破って三冠ヘビー級王座初戴冠を果たした。

 永田は昨年より全日本に継続参戦しており、新日本・全日本・NOAHのヘビー級シングル&タッグ王座をすべて戴冠するという“グランドスラム”に王手をかけていたこともあって最後のピースたる三冠王座を強く意識。貪欲に三冠挑戦の機会を狙い続け、今年2月にはついにグランドスラムを達成した。
 これにより、永田は三冠ヘビー級王者としては、天龍源一郎さんが持っていた最年長戴冠記録、最長キャリア戴冠記録を更新。史上5人目のメジャー三団体シングル王座制覇、史上4人目のメジャー三団体シングル&タッグ王座制覇、これに加えてメジャー三団体のシングルリーグ戦(G1 CLIMAX、チャンピオン・カーニバル、グローバルリーグ)も制覇したという史上初の偉業を成し遂げてプロレス史に名を刻んだ。

 先月17日の大田区総合体育館大会では、安齊勇馬を下して3度目の防衛に成功し、立会人のスタン・ハンセンらとともにインターナショナル・ヘビー級王座、UNヘビー級王座の3本のベルトを巻くなど全日本の象徴とも呼べる存在になりつつあった。

 永田から全日本の至宝を奪還すべく立ち上がったのは、生え抜き筆頭の青柳優馬。
 永田は青柳の挑戦をすぐには認めず“査定”を宣言していたが、青柳は実力で永田を納得させて王座戦への切符を掴み取り、「僕が挑戦するときは、ただ青柳優馬がアンタのベルトを獲りに行くんじゃないぞ。全日本プロレスファンの全員の気持ちを背負ったこの俺、青柳優馬がアンタのベルト獲りに行く」と闘志を燃やしていた。
 青柳は、3年前に三冠に初挑戦して以降、挑戦機会には恵まれたもののいつもあと一歩届かず戴冠を逃し続けてきた。そんな中、青柳は「青柳といえば亮生、兄弟といえば斉藤兄弟、“ユウマ”といえば安齊勇馬となって、どんどん自分のアイデンティティが失われていくような気がした」と葛藤を抱くように。それでも、「諦めの悪さしか僕には残ってない。「今回三冠を取ることで僕が今までやってきたことは間違いじゃなかったと証明したい」と不退転の決意を以て決戦に臨んだ。


 試合が始まると、永田は得意の腕攻めへと持ち込もうとするが、青柳は細かく場外戦を挟んで永田のペースをかき乱し、苛立たせて作った隙を突いて攻撃していく曲者ファイトを展開。
 しかし、これに苛立った永田はキラーモードに入り、情け容赦ない蹴撃で青柳の腕を徹底破壊。キーロックやショルダーアームブリーカー等のクラシカルな技からナガタロックII、白目式腕固めなど代名詞的な技まで繰り出していき、エクスプロイダーを連発。
 劣勢が続く青柳だったが、闘志は折れずに逆転のチャンスを伺い続け、カウンターのドロップキックで流れを変えてジャーマン・スープレックス・ホールド、ロックスター・バスターと連撃。永田も延髄斬りからバックドロップを連発しハイキックを放つが、これをかわした青柳が側頭部にスピンキックを叩き込み、ロックスター・バスター、ザ・フール(※旋回式ロックスター・バスター)を決めて3カウントを奪った。

 悲願の三冠王座を戴冠し、すでに持っていた世界タッグ王座、UNタッグ王座(※天龍プロジェクト管理のタッグ王座)も合わせて六冠王となった青柳だが、マイクを取ると「永田さん、ありがとうございました!次は、チャレンジャー・永田裕志としてお待ちしております。もう今日、目標にしていたベルトを獲ることが出来て、悔いはありません。本日を以て、青柳優馬、引退します」と真っ先に冗談が出てくる“らしさ”はそのまま。

 その後、リングに上ってきたのは、鈴木みのるに師事し始めてから身体的にも精神的にも成長著しい大森北斗。
 北斗はみのるをパートナーに7月23日の大阪大会で宮原健斗&青柳優馬の持つ世界タッグ王座に挑戦することが決定していたが、北斗はその前日の松江大会での3冠戦実施を要求。これを受けた青柳は、「やってやるよ。三冠のベルトも世界タッグのベルトも、全て俺はかけてやるよ。だがなあ、お前には何1つ譲るつもりも与えるつもりもない。唯一俺が与えてやれるのは、このベルトを駆けて闘える権利だけだ。お情けだけだ」と堂々と迎え撃つ姿勢を見せた、

 青柳は、今月14日には天龍プロジェクトでUNタッグの防衛戦、21日の松江大会で三冠王座の防衛戦、23日に大阪大会で世界タッグの防衛戦と近々にそれぞれのベルトの防衛戦が迫っている。
 55歳の永田を制して新たなゼンニチ新時代を拓いた27歳の青柳が描く全日本プロレスの風景がどのようなものになるのか、今後も全日本マットから目が離せない。

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