【試合詳細】8・7 全日本プロレス後楽園ホール大会 宮原健斗vsTARU ジェイク・リーvs綾部蓮 青柳優馬vs野村直矢 青柳亮生vs野村卓矢 諏訪魔&KONO&歳三vs永田裕志&田村男児&佐藤光留

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『第9回王道トーナメント【開幕戦・一回戦】』
日程:2022年8月7日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:610人

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 ジュニアスペシャル8人タッグマッチ
タイガーマスク(新日本)/TAJIRI/●ライジングHAYATO/児玉裕輔(フリー)
6分44秒 無想一閃→片エビ固め
○大森北斗/ブラックめんそーれ/井上凌/阿部史典(BASARA)

▼王道トーナメントスペシャル6人タッグマッチ
芦野祥太郎/○本田竜輝/サイラス
6分50秒 ファイナルベント→片エビ固め
石川修司/ヨシタツ/●大森隆男

▼6人タッグマッチ
[VOODOO-MURDERS]●諏訪魔/KONO(フリー)/歳三(フリー)
10分7秒 反則
○永田裕志(新日本)/田村男児/佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼第9回 王道トーナメント 公式戦 1回戦 時間無制限1本勝負
[TOTAL ECLIPSE]○ジェイク・リー
11分54秒 D4C→体固め
●綾部蓮(JTO)
※ジェイクが2回戦進出

▼第9回 王道トーナメント 公式戦 1回戦 時間無制限1本勝負
●青柳亮生
11分52秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
○野村卓矢(大日本)
※野村卓矢が2回戦進出

▼第9回 王道トーナメント 公式戦 1回戦 時間無制限1本勝負
●青柳優馬
16分55秒 インフィニティ→片エビ固め
[REAL BLOOD]○野村直矢(キットジャパン)
※野村直矢が2回戦進出

▼第9回 王道トーナメント 公式戦 1回戦 時間無制限1本勝負
[NEXTREME]○宮原健斗
12分9秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
[VOODOO-MURDERS]●TARU(フリー)
※宮原が2回戦進出

宮原が子供を泣かせたTARUを制して王道T1回戦突破しVMへの勧誘も一蹴!因縁のノムヤギ対決は野村が新技解禁でリベンジ成功!安齊勇馬のデビュー&斉藤兄弟の凱旋帰国が発表!

王道トーナメント選手入場式


 タスキをかけた出場選手たちが勢ぞろいする恒例の入場式が行われ、開会宣言が行われると今トーナメントをボイコットした現三冠ヘビー級王者の諏訪魔がリングに登場。
 諏訪魔は「オイ、ちょっと待てオイ!一部を除いて強そうな奴が揃ってんじゃないかよお前。お前らこのトーナメント優勝したやつが日本武道館で行われる三冠戦、それで俺に挑戦してこい。これは今俺が決めた。正式決定だよ!まあせいぜいお前ら地獄へ落ちろ!」と宣言し、入場式を締めた。

第1試合


 世界ジュニア挑戦を控える北斗がタイガーを挑発し、この2人の対面でゴングが鳴るも北斗は煽るだけ煽って一度も触れ合うこと無く阿部にタッチ。興が削がれたタイガーもHAYATOにタッチ。
 阿部とHAYATOはグラウンドの展開から張り手の打ち合いとなり、阿部が回転浄土宗からドロップキックを見舞って井上にタッチ。
 井上はめんそーれとともにトレイン攻撃を狙うが、HAYATOがこれをかわして井上の胸板にチョップからフェイスクラッシャー。TAJIRIにタッチ。
 TAJIRIは井上をロープ際に首投げ。児玉にタッチ。
 児玉は井上にセントーン・アトミコを見舞いタイガーにタッチ。

 タイガーは井上にミドルキック、ソバットを連打しチンロック。チョップで反撃を試みる井上の顔面を思い切り張り飛ばし、コーナーへ詰めていくが井上はミサイルキックで反撃し北斗にタッチ。
 北斗は、タイガー、HAYATO、TAJIRIを次々とランニングエルボーでなぎ倒していくが、児玉が目の前に立つと攻撃をためらう。児玉がトラースキックを叩き込むと北斗も吹っ切ってランニングバックエルボーを見舞い、タイガーのバックを取るも、タイガーはカンガルーキックで脱出しHAYATOにタッチ。
 TAJIRI&児玉がダブルのブレーンバスター、HAYATOがライオンサルトと追撃。さらにHAYATOはチョップ連打からドロップキックを見舞いトラースキックを発射も、これをキャッチした北斗がRKO。これをカットしたタイガーを無想一閃で突き刺し、HAYATOにはドラゴン・スープレックスから無想一閃で突き刺して3カウントを奪った。

第2試合


 石川とサイラスの大巨人対決からゴングが鳴り、ロックアップでの押し合いやショルダータックルでのぶつかり合いで互角の攻防を展開。ショルダータックルで打ち勝ったサイラスがボディプレスを発射も、これをかわした石川がスライディングラリアットを見舞い痛み分けで両者タッチ。
 ヨシタツと芦野の対面となるとじっくりとしたグラウンドの攻防からエルボー合戦へと発展。ヨシタツのミドルキックをキャッチした芦野がアンクルホールドへ持ち込もうとするが、ヨシタツが脱出しヨシタツ幻想。決まり切る前に芦野が上から潰してカバーに入り、ヨシタツがキックアウトして距離を取り、追撃してきた芦野をキチンシンクで迎撃してから顔面ウォッシュ。芦野は飛行機投げからのバックエルボーで反撃し両者タッチ。

 大森と本田の対面となると、ロックアップでの力比べ、ショルダータックルでのぶつかり合い、チョップの打ち合いと肉弾戦を展開。大森がビッグブート、ニールキック。フルネルソンバスターと連撃し3人でのトレイン攻撃からアックスギロチンドライバー。カバーに入るも本田のパートナーである芦野が必死の救出を見せ、本田のスパインバスター+芦野のジャーマン・スープレックスの合体攻撃が炸裂。さらに本田はスピアーを突き刺し、大森のアックスボンバーを耐えてお返しの強烈なラリアット。最後はファイナルベントで叩きつけて3カウントを奪った。

第3試合


 VOODOO-MURDERSの奇襲から場外乱闘となる中でゴング。VMが場外戦を優勢に終えるも、歳三の暴行に耐えた光留が「全ッ然痛くありません!」と延髄斬りを叩き込んで流れを変え、男児にタッチ。

 男児&光留は歳三にダブルの腕固めもKONOがカット。歳三はコスチュームの一部であるベルトを外してムチのように使い男児の背中を殴打。KONOにタッチ。
 男児はKONOとの身長差に苦戦しつつも果敢にエルボーを打ち込んでいくが、KONOがバックエルボーで倒して場外に放り出す。場外では諏訪魔がベルトで男児の背中を殴打。男児の背中は内出血とミミズ腫れで凄惨な有様に。
 
 タッチを受けた諏訪魔は男児にラリアット、スロイダーと連撃。男児もエルボー連打で突っ張り、諏訪魔を力ずくでリフトアップしてのバックフリップで意地を見せ永田にタッチ。

 永田はビッグブートの連打でVMを蹴散らし、諏訪魔にミドルキックの速射砲からエクスプロイダー。さらにナガタロック54に捕らえるも歳三が目潰しでカット。永田は歳三を排除してロープに飛ぶが、今度はKONOが場外から永田の足を引いて妨害。その隙に諏訪魔がジャーマン・スープレックスで叩きつけ、VMのトレイン攻撃。

 歳三がリングに大量のイスを放り込み、諏訪魔がこれを手に取ると和田京平レフェリーが激怒して止めに入る。KONOが和田京平レフェリーを羽交い締めにし、諏訪魔が殴りかかるも岡田裕也レフェリーが飛び込んできてこれを阻止。和田レフェリーは「殴ってみろ!反則負けにしてやる!」と諏訪魔の眼前で仁王立ち。諏訪魔は岡田レフェリーをイスでぶん殴り、永田もイスで滅多打ちにした上でバックドロップで叩きつけてフォール。和田レフェリーはカウントを取ることもなく淡々と諏訪魔の反則負けをコールした。

安齊勇馬あいさつ


 9月18日の日本武道館大会にてデビューが決定した練習生・安齊勇馬がリング上からファンに挨拶を行った。

安齊勇馬
「9月18日、日本武道館大会にてデビューさせていただきます安齊勇馬です。全日本プロレスの名に恥じぬレスラーになれるよう頑張りますので、みなさん応援の程よろしくお願いします!」

第4試合


 身長192cmのジェイクと、200cmの綾部の超高身長対決。
 ロックアップでの力比べから綾部が手4つを要求。ジェイクもその手を取ろうと苦戦するも「届かねーんだよ!」とガットショットを入れてロープに飛ぶも、綾部がビッグブートで迎撃し、ボディスラムからギロチンドロップ。さらにミサイルキックを狙うも、ジェイクが地対空ビッグブートで場外に叩き落とし、場外戦でも圧倒。
 ジェイクは綾部をリングに戻し、ボディシザース+チンロックで痛めつけながら「フハハハハ!」と高笑い。エルボー連打で反撃する綾部をボディエルボーで黙らせて綾部をコーナーに上げたジェイクだったが、綾部はコーナー上からのダイビング・フェイスクラッシャーで反撃し、ランニングネックブリーカードロップからブレーンバスター。さらにフルネルソンで絞り上げるもジェイクがサムソンクラッチで切り返し、レッグラリアート、串刺しビッグブートからDDTと連撃しコーナーに上るが、綾部が地対空ビッグブートで場外に叩き落とす意趣返しからエプロンから場外へのミサイルキック。リングに戻してコーナー上からのミサイルキックと連撃。

 綾部は再びフルネルソンで絞り上げてからレンドライバーを狙うが、ジェイクが着地してバックドロップ。さらにジャーマン・スープレックス、前後からのジャイアントキリングを2発叩き込み、最後はD4Cで突き刺して3カウントを奪った。

第5試合


 バックの取り合い、リストの取り合いと堅実なレスリング戦を制した野村がサーフボードストレッチでじっくりと痛めつけていくが、亮生はサムソンクラッチで切り返しロープワークで翻弄しつつのドロップキックで場外に蹴落とす。さらに場外飛びのフェイントからポーズを決めて挑発。
 リングに戻った野村は亮生に拷問コブラツイスト。さらにお返しのドロップキックから体勢を変幻自在に変えながらの腕固めで痛めつけ、首4の字固め。さらに亮生をロープに振るが、亮生はハンドスプリング式旋風脚を叩き込み、アクロバットなアームドラッグからのドロップキックで場外に放り出してケブラーダ。
 亮生はリングに戻ると野村にフィッシャーマンを狙うが、野村が振り払ってビッグブートからサッカーボールキックを発射。これをキャッチした亮生はエルボー合戦を挑み、打ち負けてふらついたと見せかけて距離を取りつつフックキックを連打。さらに旋風脚を発射も、野村はこれを空中でキャッチしながらアンクルホールドに捕らえるという離れ業を見せ、そのまま引き寄せてジャーマン・スープレックス。

 野村はもう一発ジャーマン・スープレックスを狙うが、亮生は一回転して着地し旋風脚。さらにロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを3発叩き込み、ムーンサルト・プレスを発射も野村が回避。自爆した亮生へPKを発射も、亮生がかわしてスクールボーイからのトラースキック。今度はムーンサルト・プレスを成功させ、さらにファイヤーバードスプラッシュを発射も野村が回避。自爆した亮生に野村がPK、ヘッドバッドと叩き込んでラリアットを狙うも、これをかわした亮生がラ・マヒストラル。キックアウトした野村がカウンターのラリアットをクリーンヒットさせ、顔面に強烈なビンタを見舞ってからドラゴン・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

第6試合


 バックの取り合い、リストの取り合い、ショルダータックルでのぶつかり合いとかつては2人で幾度も道場で練習したであろう基礎技の攻防を制した野村がエルボードロップで先制。さらに首4の字固めで痛めつけるも青柳がロープを掴んでブレイク。追撃をかける野村だったが、青柳がロープを引き下げてエプロンに落とし、ドロップキックで場外に吹っ飛ばす。さらに青柳がエプロンからダイブし、野村を顔面から場外鉄柵に叩きつけるカーフ・ブランディング。
 青柳は野村をリングに戻してダイビング・エルボードロップからエンドゲームを狙うが、決まり切る前に野村がロープへ。青柳はロックスター・バスターの体勢も、野村が着地してブレーンバスター。

 野村はショルダータックルで青柳をふっ飛ばし、ノーザンライト・スープレックス・ホールドからカタキトル。青柳がロープブレイクすると、野村はエプロンへと蹴り出して奈落式マキシマムを狙う。青柳がエプロンに着地すると、野村はリングへ戻ってスピアー。青柳はエプロンからふっ飛ばされ場外鉄柵へと叩きつけられる。

 場外カウントが進む中、野村はカウントアウト勝利を嫌って青柳をリングに放り込み、山折りからダイビング・ボディプレスを発射も、青柳が剣山で迎撃。互いに追走式串刺しジャンピングエルボーを打ち合う意地の張り合いとなり、野村がジャーマン・スープレックスからマキシマムを狙う。これを着地した青柳は、「マキシマーム!」と叫んで掟破りのマキシマムを叩き込み、さらにロックスター・バスター。すると野村も掟破りのロックスター・バスターで返すという互いを知り尽くした2人だからこその攻防を展開。

 2人は足を止めてエルボーで打ち合っていくが、ロープへ飛んだ青柳へ野村が追走ジャンピングエルボーをクリーンヒットさせ、ノムレーザーを見舞うも、青柳は自らもう半回転しながらエンドゲームに捕らえるという反撃に出る。野村がローリングしてクラッチを切りエルボーを連打していくが、青柳は現在の野村の師でもある北原光騎から直伝されたスピンキックを側頭部へ叩き込む。野村は蹈鞴を踏むも倒れず耐えノムレーザー。さらに左右のエルボーラッシュから青柳の後頭部へのスピアー、ダイビング・ボディプレスからマキシマム。最後は新技のインフィニティ(※アルゼンチン・バックブリーカーから旋回して突き刺すDDT)で3カウントを奪った。

<試合後コメント>

野村直矢
「一番の、最大の山場、青柳優馬戦、突破したぞ!青柳、お前とは苦楽をともにしてきた仲。一番一緒にいて、一番キツイ思いして、一緒に飯食ったり……色んな思い出がある。この前の12月、自分の全日本ラストマッチは僕が負けました。今回は僕が勝ちです。1:1、もうそれまでの闘いとかどうでもいいよ。最近の闘いでこれで1:1だな。青柳、もう1回やろう。俺もお前もまだまだやりたりないよ。青柳、もう1回だ。もう1回。最高だ。ホント最高」

――最後の技は新技でしょうか
「あれはインフィニティという名前ですね。まあ、どうしてもマキシマムだけじゃ獲れないから。そんな甘くないから。さらに上、もっと上位の技を、今日の王道トーナメントに向けて開発しました。この技でどんどんこれから食っていくから。俺は外敵。やってやりますよ!」

第7試合


 TARUはこの試合で自身が勝った場合宮原をVMに引き込むことを宣言しており、積極的に勧誘してきた。この日はTARUのオジキをサポートすべく、諏訪魔、KONO、歳三と今大会に出場していたVMが全員セコンドに付く。

 試合はロックアップでの力比べからクリーンブレイクを繰り返す静かな立ち上がりも、バックの取り合いになるとTARUが後ろ足を蹴り上げての急所蹴り。TARUが場外に宮原を放り出すとKONO&歳三が2人がかりで暴行しようとするも、宮原は1vs2の数的劣勢を物ともせず蹴散らし、リングに戻ってTARUの顔面にビンタ。TARUがコーナーマットを外していた青コーナーにたたきつけていくも、放った串刺しスピアーをかわされそのまま鉄柱に突き刺さってしまう。

 TARUはイスで宮原を殴りつけながら客席になだれ込んでいくが、宮原のタオルを掲げて応援していた子供が目の前で宮原が痛めつけられる姿を見て号泣。TARUはそのタオルを取り上げ、わざわざその子供の眼前で宮原の首をタオルで絞め上げるという極悪非道な残虐ファイトを展開。TARUがリングに戻っていくと、KONOがこっそりとその子供にフォローを入れる。

 TARUは宮原へサッカーボールキック、フィンガーロックと痛めつけ、イスで幾度も殴打していくが、一際大きく振りかぶった隙を見逃さず宮原がフロントハイキックでイスごとTARUを吹っ飛ばし得意のドロップキックコンビネーション。さらにロープに飛ぶが、場外から歳三がVM印のポリタンクで殴打して妨害。TARUはサッカーボールキック連打からエルボー合戦を仕掛けていく。


 これに打ち勝った宮原は後頭部への串刺しブラックアウト、正面からのブラックアウトと連打してシャットダウン・スープレックスを狙うが、TARUが再び急所蹴りを見舞ってで脱出。TARUはバズソーキックから宮原の脳天へのイス攻撃。さらにTARUドリラー、ネックハンギングボムからラリアット。続けてパウダー攻撃を繰り出すも、これをかわした宮原がTARUの振り向きざまにブラックアウト。最後はシャットダウン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、TARUは無言のまま去っていったが、諏訪魔がリングに上ってマイクを取る。

諏訪魔「おい、宮原。オジキの気持ちは十分伝わっただろ?宮原、今ここで返事聞かせてくれよ。俺とお前、組んでVOODOOでやろうぜ」

 宮原が迷う素振りを見せると、HAYATOが飛び込んできて「宮原さん、ダメです!帰りましょう!」と引き止めに来るが、なんと宮原はHAYATOにガットショットを見舞って場外に放り出し舌を出しながら満面の笑み。
 これを見た諏訪魔は満足そうに笑い握手を求めるが、宮原は諏訪魔の顔面にフロントハイキックを叩き込み、「VOODOOに入るかバーーカ!おいおいおい勘弁してくれよ。なんで今さら宮原健斗がVOODOO-MURDERSに入るんだよ。騙されたっしょ?この時間、楽しかった?オイ、諏訪魔!お前は敵で嫌いだ!お前はVOODOO-MURDERSとしてとことん突き進め!馬鹿野郎!もう1つ言い忘れた。諏訪魔!地獄へ落ちろ~っ!」と高笑い。

宮原「改めまして、VOODOO-MURDERSには入りません!……どうしたHAYATO?なんかあったか?どうしたHAYATO、そんな脇腹押さえて。入れよこのリングに。なにやってんだ。なんだその顔は!」

(※HAYATOが不快感むき出しの表情で「ふざけんじゃねえこの野郎」とぼやきながらリングイン)

宮原「どうしたんだオイ。プロレスラーだったらそんなの使ってんじゃないよ(※HAYATOが脇腹を冷やしていた氷嚢を投げ捨てる)。改めまして、2人NEXTREMEのライジングHAYATOです。ほら、皆様に……どうしたんだお前、さっきから」
HAYATO「……皆さん、今、宮原健斗とたまたまセットになっているライジングHAYATOです。今後とも2人NEXTREMEをよろしくお願いします」
宮原「ということで、王道トーナメント開幕して、次の相手はサイラスか、石川修司の勝ったほうだな。両者モンスターだ。モンスターvs宮原健斗だ。そして次は8月19日、名古屋。そこではジェイク・リーとの闘いに、そしてその先に石川修司かサイラスの勝者と戦う。誰がこのトーナメント優勝することを、会場の皆様、そしてカメラマン。キャメラマン、中にはいっちゃえよ。中に来てくれ。(※AJPWTVのカメラマンがリングへ)視聴者は俺を近くで見たいんだよ。(※カメラマンが宮原の眼前までカメラを寄せる)近すぎんだよバカ!王道トーナメント、誰が優勝することを望みますか?!……分かりました。まあ、6割方宮原健斗を望んでいるでしょう。王道トーナメントFINALは、8月20日、またここ後楽園ホールだ。必ずこの俺、宮原健斗がこの舞台、優勝決定戦に残り、この2022年の王道トーナメントを優勝する。開幕した王道トーナメント、みんな、楽しんでくれ!最後に!会場の皆さん、そして生中継!TVを御覧の皆様に聞きた~い!王道トーナメント、最高ですか~!?王道トーナメント、最高ですか~?!ラスト!王道トーナメント、最高ですか~!?後楽園ホール、最高ッ♪」

<試合後コメント>

宮原健斗
「さあ!VOODOO-MURDERS入るか入らないか問題は今日で終わりだ。散々今日まで保たせるのが大変だったよ。ファンのみんなが『なんかちょっと入るかもしれない』みたいな空気もあったしな。大変大変。私生活大変よ。VOODOOに追われて大変。でも今日で終わり。次は石川修司orサイラスだ。その前に名古屋があるからなぁ。王道トーナメント、俺しかいねぇだろ!俺がやんなきゃダメだろ!VOODOO-MURDERS、諏訪魔!お前は敵だ!」

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