【試合詳細】3・29 全日本プロレス大田区総合体育館大会 【三冠ヘビー級】斉藤ジュンvs宮原健斗 【アジアタッグ】ライジングHAYATO&安齊勇馬vs大森北斗&吉田隆司 デイビーボーイ・スミスJr.vs青柳優馬 立花誠吾vs諏訪魔

『ドリームパワーシリーズ2025【最終戦】』
日程:2025年3月29日(土)
開始:16:00
会場:東京都・大田区総合体育館
観衆:2,098人
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
田村男児/井上凌/○吉岡世起(フリー)
13分17秒 二天一流→片エビ固め
青柳亮生/●長尾一大心/黒潮TOKYOジャパン(フリー)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○諏訪魔
0分15秒 バックドロップ→体固め
●立花誠吾(フリー)
▼バカの時代 vs 斉藤ブラザーズ タッグマッチ 30分1本勝負
[バカの時代]○宮本裕向(666)/阿部史典(格闘探偵団)
10分50秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
[斉藤ブラザーズ]“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)/●セニョール斉藤
▼Road to チャンピオン・カーニバル2025 スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤レイ/鈴木秀樹/綾部蓮/●羆嵐
13分38秒 ローリング・ラリアット→片エビ固め
芦野祥太郎/本田竜輝/○菊田円(DRAGON GATE)/ザイオン
▼Road to チャンピオン・カーニバル2025スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●青柳優馬
20分14秒 ブルドッグ・ボム→エビ固め
○デイビーボーイ・スミスJr.
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/ELPIDA】ライジングHAYATO/○安齊勇馬
22分0秒 ギムレット→片エビ固め
【挑戦者組/北斗軍】●大森北斗/吉田隆司(DRAGON GATE)
※第125代王者組が5度目の防衛に成功。
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/斉藤ブラザーズ】○斉藤ジュン
27分24秒 サイコブレイク→片エビ固め
【挑戦者】●宮原健斗
※第75代王者が3度目の防衛に成功。
ジュンが憧れの宮原を制して三冠防衛!北斗&吉田がアジアタッグ戴冠ならずもサイラスへの愛を叫び吉田がCC緊急出場!バカの時代に呆れ果てた諏訪魔が電撃脱退!
第1試合
先発は長尾と井上。長尾が開幕ドロップキックからエルボー連打。井上がソバットから首投げで倒しサッカーボールキックを叩き込む。すぐに立ち上がった長尾とエルボー合戦から井上がロープに飛ぶが、長尾がドロップキックで迎撃しストンピングを連打する。
井上はタックルでコーナーに押し込み、亮生が長尾の背中にタッチ。井上も男児にタッチ。
ロックアップからリストの取り合い。男児がヘッドロックからショルダータックルで倒す。男児はロープに飛ぶが、亮生がリープフロッグも男児がバックを取る。バックエルボーで逃れた亮生がロープに飛ぶが、男児がアームドラッグ。すぐに亮生がヘッドシザースで捕らえるが男児はすぐに抜けて再度アームドラッグ。亮生も再度ヘッドシザースで捕らえるが男児が抜けて両者タッチ。
黒潮と吉岡となり、MUSASHIのタオルを肩に掛けた吉岡が黒潮のロックアップをスカし「盛り上がってこーぜー!」と客席にアピール。
吉岡は再度ロックアップをスカして客席に「盛り上がってこーぜー!」とアピールすると、黒潮も「盛り上がりたいでしょ?今こっちに来るから!」と客席を煽り、それにのって「盛り上がってこーぜー!」とアピールした吉岡の背後からスクールボーイも2。
黒潮は吉岡に延髄斬りから長尾にタッチ。
吉岡をコーナーに振ってトレイン攻撃から長尾がスワンダイブミサイルキックも、吉岡が避けて黒潮と亮生に誤爆。
吉岡がストンピングからロープに押し込み、コーナーに叩きつけて井上にタッチ。
井上はガットショットからエルボー連打。さらにコーナーに座らせて肩に乗って踏みつけていく。
井上はボディスラムからフォールも2。
井上は男児にタッチ。
長尾がエルボーを打ち込んでいき、ロープに飛ぶが男児がバックエルボーで迎撃しフォールも2。
男児はフロントネックで捕らえながら吉岡にタッチ。
吉岡は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
吉岡はフロントネックで捕らえながら下がり井上にタッチ。
長尾はエルボーを打ち込んでいき、井上はガットショットからボディスラム。フォールも2。
井上は逆エビ固めで捕らえるが長尾はロープを掴みブレイク。
井上はストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした長尾がミサイルキックを突き刺し亮生にタッチ。
亮生は串刺しバックエルボーから、走り込んでいた井上を飛び越えてブーメランアームホイップからドロップキック。
亮生はフィッシャーマンの体勢も、着地した井上がミドルキック。キャッチした亮生に延髄斬りから男児にタッチ。
男児はエルボー連打からロープに振ろうとするが、亮生が逆に振るも男児はジャンピングショルダーアタック。フォールも2。
男児は担ぐも、着地した亮生にガットショットからロープに振るが、亮生はハンドスプリングレッグラリアート。亮生は長尾にタッチ。
長尾はジョン・ウーで吹っ飛ばすと吉岡が男児の背中にタッチ。
長尾がドロップキックも、吉岡がロープに振るが長尾は再度ドロップキックからエルボー連打。吉岡がガットショットからロープに飛んでロープワーク式のドロップキックから投げようとする。だが長尾がブレーンバスターで叩きつけ、黒潮と亮生が出てきて吉岡をコーナーに振りトレイン攻撃。長尾がミサイルキックからフォールも井上がカット。
長尾は吉岡をノーザンライトスープレックスホールドも2。
長尾は投げようとするが、着地した吉岡にエルボー。長尾はロープに飛ぶが、吉岡がミドルキックで迎撃し、ロープに飛んでシザースキック。さらにコーナー上に座らせ、二天一流で叩きつけフォールし3カウント。
<試合後コメント>
吉岡世起
「おい、フィニッシュは……フィニッシュの二天一流は、俺からのメッセージだ。おい、むーちゃんよ。欠場する悔しさは俺は誰よりわかるよ。しかもビッグマッチ。タイトルマッチ。多分無理してでも、無理してでも出ようかと思ったと思う。でも、やめといて正解だよ。俺はそれに『ありがとう』と言いたい。なんでかって、俺にとって世界ジュニアは思い入れのある大切なベルトだから。そんな体調が万全じゃない奴から獲ったって意味ないし、なによりむーちゃんせーちゃん対決、俺は完璧な……完璧な状態のMUSASHIと、俺らの限界を超えた闘いをやりたいんだ。だからタイトルマッチ、すぐにでもいい。いつでもいい。なんならもっと後で!いいタイミングが来たときでもいい!その時は100%じゃない。120%のむーちゃんで俺の前に立ってくれ。約束だぁ!」
井上凌
「勝利!勝利したけど、今日欠場の奴いるな。なあ?現世界ジュニアチャンピオン、なあ?俺さ、ちょっと納得いかないんだよね。色々ちょっと聞き流していた部分もあるけどさ。やっぱりちょっと許せないわ。チャンピオンだから休んでいいの?ダメじゃないの?なにを食べて当たったのかわからないけどさ、やっぱりチャンピオンだから、自分の自己管理ぐらい出来るんじゃない?ちょっと情けないね、チャンピオン。だけどそんなんで休むぐらいだったらさ、もう世界ジュニアさ、返上して俺によこせよ」
田村男児
「久しぶりのタッグ、すごい楽しかったです。久しぶりだなと思って。1年ぶりだったので。今回やっぱみんな思うところはMUSASHI選手が欠場したりとか、サイラス選手が欠場したりとか。僕はジュニアなのでやっぱり世界ジュニアのベルト戦が延期になったと。これはちょっと僕はやっぱり疑問に思うところで。延期というのはそんなコンサートとか、そういう感じでやるもんでもないし。プロレスはこうやって闘う場面でもありますから。延期だったら、これはもう剥奪でもいいんじゃないかと。僕的には思いますね。MUSASHI選手にはゆっくり治してもらって。まあただ、ベルトのところは疑問に思ったと、それだけですね。これからチャンピオン・カーニバル始まると思いますから。ジュニアはジュニアで盛り上がっていきますんで。これからもみんな応援してください」
青柳亮生
「Xでも言いましたけど、世界ジュニア戦が決まって、当日チャンピオンがリングに立てない。『延期です』ってこれアリなんですか?アリなんですかね?これ、多分負けだ……というか僕だったら返上しますよ。負けですからね。事実上の。体調不良で出れない。負け。だからと言って体調不良だ、怪我だをするなっていうことは言いません。でも、そんなチャンピオンに青柳亮生は負けません」
長尾一大心
「これで吉岡さんには3連敗。それ以上してるかもしれないです。悔しいです。今自分はベルトのことを口に出せるような実力もないですし、そんなレスラーでもないです。ベルトに今絡めるようにするために自分が出来ることは、上からかかってくる先輩たちに、さらに上からやり返してやることです」
第2試合
立花が突進し左右のエルボー連打からローリングエルボー。だが諏訪魔は受けきりバックドロップからフォールし3カウント。
帰ろうとする諏訪魔だったが、入場ゲート前まで歩みを進めると突然バカの時代の曲が会場に流れる。
バカの時代の面々がリングになだれ込むと、鈴木秀樹が立花にロメロスペシャル。
優馬がマイクを持ち「おい、立花のアニキ、今の試合見させてもらったけど、お前はどう見てもバカだ!お前は、お前の居場所はこのバカの時代にふさわしい。お前は、バカの時代に入るしかないんだ。さぁどうする!?」と問いかけるが、立花は「入るわけねーだろ」と即答。
鈴木はロメロ・スペシャルのまま絞り上げていき、宮本も立花の胸にチョップ連打。
優馬が「もう一度聞く。お前はもうバカの時代に入るしかないんだ。さぁ、どうする?」よマイクを向けるも、立花は「は、は、入るわけねーだろ!」と叫ぶ。宮本、阿部、優馬でチョップを連打すると、立花は「わかった!入る!入る!入るから助けろ!」と叫び、鈴木がロメロ・スペシャルを離すと、優馬と宮本と阿部で立花を担いで「もういいよ」とバックステージに連行した。
<試合後コメント>
立花誠吾&バカの時代
(※優馬&秀樹&阿部&裕向に担ぎ上げられながら立花が運搬されて来て仰向けに放り捨てられる)
立花「いてーって!いてーってよ!オイッ?!」
阿部「俺たちよ、バカの2人は今から試合あっから!」
優馬「試合前にすみませんねぇ」
(※裕向が無言で立花の顔を容赦なく踏みつけて無言で去る)
立花「いってぇ!」
阿部「今後頭部打ったよなぁ~(笑)」
(※阿部も去る)
優馬「立花のアニキぃ。貴方はバカだ!だから!バカやっていこう!」
立花「こんな……こんな仲間のなり方あんのぉ?!(※秀樹が顔を踏みつけようと足を上げる)分かった!分かったから!お前らはおかしいぞ絶対!なんで首もいてーのに足首もいてーし後頭部もいてーし! なんなんだよォ?!仲間なるっつたルォォ?!仲間にそんなことすんのかお前!」
秀樹「…………」
優馬「…………」
秀樹「行こう」
優馬「行きましょう」
(※秀樹&優馬が去る……かと思いきや秀樹がダッシュで戻ってきて立花の顔を蹴る)
秀樹「(バカの時代のTシャツを)着ろ!入るんだろ?!」
優馬「このまま逃げるつもりじゃないだろうな」
立花「分かった!分かったから!着るから!着るから着るから!あっち行ってくれ!」
秀樹「お前、『闇金ウシジマくん』知ってるか?あんな感じでやるからな。入るのも簡単だよ。出ていくのも簡単だよ」
立花「出ていくのも簡単……?」
秀樹「またすぐ入れるからな。……早くしろッ!」
立花「(Tシャツを着ながら)分かったからあっち行ってくれ!分かったからもう!入ったから!」
(※秀樹&優馬が去る)
立花「……クソッ!せっかく、せっかく……だあああああッ!もう!」
(※立花が去ろうとすると、物陰に潜んでいた秀樹&優馬が飛び出してきて立花を突き飛ばす)
秀樹「オラァッ!」
優馬「アニキ!大丈夫ですか!アニキ!」
秀樹「アニキ!アニキ!」
立花「ああああああ!!いったい!いったいってもう!痛いって!足首痛いって!」
(※秀樹が左足をアンクルホールドに、優馬が右足をトゥーホールドに捕らえながら立花を引きずって去っていく)
諏訪魔
「いやぁ、実にくだらない。もうバカの時代っていうのはよ、あんこんね、なんか狙ったもんじゃねーと思うしね。俺はもう金輪際バカの時代ってものはやめさせてもらう。ウン。Evolution代表もやってるわけだしね。ウン。それだけだね。もう青柳も、秀樹も、もっと真面目に厳しくやったほうがいいよ。ウン。俺もそう思うし。ウン。ちょっと、思うところあるね。ウン」
第3試合
先発はセニョールと宮本。ロックアップからバックの取り合い。宮本がリストを取るとセニョールはロープを掴んでブレイク。
手4つからセニョールが指を掴んでいき、レフェリーが注意するとヘッドロック。頭をナックルでグリグリしていくとそのままグラウンドになるが、宮本がヘッドシザースで抜けて両者タッチ。
土井が「俺やろー!」と客席にアピールするが、阿部が背後からビンタ。阿部が「ウィーンガシャ、ウィーンガシャ、俺やろー!」とロボットダンス的にアピールするが土井が背後から頭をはたく。
土井はガットショットからコーナーに振ろうとするが、阿部が逆に振って走り込むも、土井が飛び越えるが阿部がガットショット。ロープに飛んだ阿部を土井がエルボーで迎撃し「俺やろオイ!」とアピールする。
土井はセニョールにタッチ。
土井とセニョールでコーナーに振り走り込むが、阿部は土井を避けるとセニョールにチョップから土井に回転浄土宗。さらにセニョールにドラゴンスクリューから場外に飛ぼうとするが、土井が背中にハンマーブローから場外に投げ捨て、トペを狙うが阿部が避けると宮本が背後からエルボーを叩き込み場外に投げ捨てる。宮本はケブラーダを狙うが、なかなか飛ばずに振り向くと、土井が「こーへんのかーい!待っとんじゃこっちは!」と場外を歩きながらツッコミをいれ、宮本は「むりむりむり。怖い怖い怖い」と拒否。
セニョールが阿部をリングに投げ入れ、急所にニードロップからフォールも2。
セニョールはストンピングも阿部がエルボー。セニョールはサミングからコーナーに叩き込み顔面を土井とともに踏みつけていく。これはレフェリーが注意しブレイク。
阿部をロープに振ってダブルのバックエルボーから、再度ロープに振って土井がカニバサミからセニョールがギロチンドロップ。土井がキャメルクラッチで捕らえてセニョールが顔面にドロップキックからフォールも2。
セニョールは土井にタッチ。
土井はエルボードロップからフロントネック。ボディブローで抜けた阿部にサミングから担ぐが、着地した阿部とバックの取り合い。阿部がロープに飛ぶが土井がバックエルボーで迎撃すると、阿部はアイルビーバックから伊良部パンチを狙うが土井はビッグブーツで迎撃。土井がロープに飛ぶも阿部はフランケンで投げ捨て宮本にタッチ。
宮本はロープに振って豹馬殺し。さらにストンピングからコーナーに振ろうとするが、逆に土井が振って走り込むも宮本が足を伸ばしてカット。
宮本は左右のローからソバット。さらにビンタからニールキックのコンビネーションを叩き込みフォールも2。
宮本は「投げるぞオイ」とパワーボムを狙うが、着地した土井がガットショットからネックブリーカードロップ。さらにサンセットフリップを投下しセニョールにタッチ。
セニョールはロープに振ろうとするが、耐えた宮本にエルボーからロープに飛んでパントキック。さらにロープに飛んでラリアットを避けてバックを取るが宮本がバックを取るとセニョールはバックエルボーからコンプリートショットで叩きつけてラリアットでなぎ倒す。フォールも2。
土井とともに宮本をロープに振るが、宮本とセニョールでバックの取り合い。土井がロープに飛ぶが、阿部が場外から足を掴んで倒し、リングに登ると「しっかり持っといてくださいね」と繰り返してからビンタ。これがセニョールにあたると「あたった!」と驚き、セニョールを羽交い締めにすると宮本がコーナーに登る。だがセニョールが逃れて阿部にサミングからバックを取り「キンタマ!キンタマ!」と叫び、土井が困惑しながら阿部に急所蹴り。だが阿部がジャンプしてセニョールの急所に誤爆し、セニョールがよろよろとロープにもたれかかると宮本がコーナーから落下しロープに急所を強打。
土井が阿部をダブルチョップで倒して上から見下ろしていくが、宮本が阿部の急所にヘッドバッドのようにロープから落下し、その反動で起き上がった阿部の顔面が土井の急所に叩き込まれる。
全員よろよろと場外に降り、カウント7でリングに戻ると股間をおさえながらのチョップの打ち合いへ。土井とセニョールがぴょんぴょんとロープに飛ぶが、宮本と阿部はガットショットで迎撃すると、ぴょんぴょんとロープに飛ぶ。だが突然何事もなかったように走り始め、土井とセニョールがエルボーで迎撃すると阿部と宮本はアイルビーバックから阿部が土井に伊良部パンチ、宮本がセニョールにニールキックを叩き込む。
宮本がセニョールをコーナー下にセットし、ムーンサルトプレスを投下し3カウント。
<試合後コメント>
宮本裕向&阿部史典
(※2人で股間を押さえながらヨタヨタと登場)
阿部「宮本さん、バカの時代やったった」
裕向「やったった。なんとか。見た?俺の場外飛び?」
阿部「場外飛び……やってないだろッ?!あのあとしばらく苦しい時間続いたよ俺!」
裕向「ごめん、ごめん(笑)」
阿部「出来ないならやらないで!」
裕向「出来ないのに調子乗っちゃったごめん」
阿部「ホンットにぃ!まあ新戦力も入りましたからね。そんな大した戦力じゃないだろーけど」
裕向「でも良かった。新しいメンバーが。バカの時代に若い新しいバカが入りましたんで」
阿部「どんどんバカさを蔓延させていきましょう」
裕向「いやぁ今日もバカだったね」
阿部「絶対面白いバカですよ」
裕向「今日もバカだった」
阿部「キンタマ冷やしましょう」
第4試合
先発は鈴木とザイオン。ロックアップから鈴木がヘッドロックで捕らえ、ザイオンがロープに突き飛ばすと戻ってきた鈴木にスクリューエルボースマッシュ。
起き上がった鈴木がエルボースマッシュを叩き込み、ザイオンはハートブレイクショットからガットショット、地獄突きからローリングヘッドバッドを叩き込む。さらにコーナーに叩き込んでいき、鈴木はそのまま倒れ込む。
フラフラと立ち上がった鈴木にザイオンが旋回式バックブリーカー。
羆嵐が走り込みガットショットからナックル。ロープに飛ぶがザイオンはクロスアームで微動だにせず迎撃し、走り込んできた鈴木もクロスアームで微動だにせず迎撃すると本田にタッチ。
本田はロープに押し込むが鈴木が逃げようとする。強引に押し込んで反則カウント1,2,3,4を繰り返し、菊田も出てきて鈴木をロープに振ると、鈴木はロープを掴んでタイミングをスカす。本田はドロップキックがあたらず自爆し、菊田はビッグブーツが当たらずに本田を見下ろすと、本田と菊田がお互いを責め合う。レイがそのすきに味方であるはずの鈴木のボディに乗って痛めつけるが、気付いた本田と菊田がダブルのガットショットをレイに叩き込みロープに振ろうとするも、レイが逆に本田をロープに振り、菊田は本田にヒップアタックを誤爆する。
レイが菊田をショルダータックルで倒し、羆嵐が菊田のボディに乗って痛めつけていく。残りの選手たちは場外乱闘となり、レフェリーが羆嵐を注意すると羆嵐と菊田も場外乱闘へ。
敵味方がぐちゃぐちゃになりながら乱闘が繰り広げられ、本田が芦野にタッチ。
本田と芦野でレイにナックル連発からロープに飛ぶが、レイはショルダータックルで迎撃し、芦野に起き上がりこぼし式逆水平チョップを打ち込んでいく。さらにチョークで捕らえるが、抜けた芦野がバックを取るも、抜けたレイがロープに飛ぶが芦野は追走エルボースマッシュ。芦野がロープに飛ぶがレイが追走ショルダータックルを打ち込み、チョークスラムを狙うが着地した芦野がバックを取る。そこへ本田がレイにラリアットを叩き込み、その勢いで芦野が投げ捨てジャーマン。芦野は菊田にタッチ。レイも綾部にタッチ。
エルボーの打ち合いから菊田のチョップと綾部のエルボーの打ち合いへ。菊田がダブルチョップからロープに振るが、綾部はショルダータックルで迎撃。
綾部は串刺しビッグブーツからフォールも2。
綾部はデスルーレットを狙うも、耐えた菊田が足へのショートレンジラリアットから、ロープに飛んでスライディングヒップアタック。フォールも2。
菊田はロープに飛ぶが、綾部がフルネルソンバスターで迎撃し羆嵐にタッチ。
羆嵐はセントーンを投下しフォールも2。
羆嵐はコーナーに振って串刺しラリアットからボディスラムでセットし、ボディを踏みつけて乗り越えるとコーナーに上りダイビングセントーン。フォールも2。
羆嵐はアルゼンチンで担ぎ、バックフリップからロープに飛ぶが、本田が走り込みラリアットで叩き伏せる。綾部が本田にビッグブーツ、芦野が綾部にランニングエルボー。綾部が芦野をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、芦野が足を伸ばしてカットしダイビングエルボースマッシュ。レイが芦野をビンタで倒し、鈴木がレイにドロップキック。ザイオンが鈴木にスパインバスター。
羆嵐と菊田がラリアットの相打ち連発から菊田がローリングラリアット。ロープに飛ぶが、羆嵐がクロスボディで迎撃しフォールも2。
羆嵐は埼玉に乾杯を狙うも、着地した菊田がロープに飛んでヒップアタック。菊田はロープに飛んでラリアットからフォールも2。
菊田はローリングラリアットからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
羆嵐
「ふぃ~……ちょっと座らせてくれや。チャンピオン・カーニバル、最後の前哨戦、ヤバいな。全然いい形で始められなかった。いやぁ、菊田……DRAGON GATEの菊田、スゴいな。(※団体スタッフへ)アイツとは確か別ブロックだったっすよね?覚えてない?覚えてないか。まあいいや。同じブロックでも別ブロックでも本戦ではこの借りは返させてもらうよ。3年ぶり3度目だよ、チャンピオン・カーニバル。やっと掴んだこのチャンスを俺は離さない。今日はそういうところだ。俺だけ見とけ。HAhaaaaa!」
ザイオン
「初めてのオールジャパンだ。こんなに誇りに思えるなんて。これ以上に幸せなことなんてないよ。日本、愛しているよ。このザイオンが日本に来た。真っ直ぐ突っ走るぜ!」
綾部蓮
「来月から始まるチャンピオン・カーニバル、さらに楽しみになっちゃったねぇ。DRAGON GATEの菊田円。お前、メチャクチャ面白い。お前と当たる公式戦は、5月10日、北海道・札幌。札幌で全日本プロレスのヘビー級、そして綾部蓮の2mの恐怖を体感し、怯えて震えながらトラウマを抱えてDRAGON GATEに帰るんだ。よかったな」
芦野祥太郎
「チャンピオン・カーニバル2025!獲るぞ。2度目のチャンピオン・カーニバル制覇だ!結果残すぞこの全日本プロレスで!ザイオン、隣で見てたけどハンパじゃねーな!ハンパじゃねー!ただアイツをぶん投げて俺が宙に舞わせてやる。あとな、鈴木秀樹。黙らせてやるよ」
斉藤レイ
「ふぅ~、あぁ、なんだ今の試合は。誰だ、今の組み合わせ考えた奴。まあいい。それよりも、今日は兄・斉藤ジュンの三冠戦。三冠防衛戦がある。必ず宮原健斗をぶっ倒してくれるだろうぜ。楽しみにしてるぜ。FOOOOO!」
本田竜輝
「おう、4月から始まるなあ、チャンピオン・カーニバル2025。おい、今見た通り色んな奴がいるよなあ?その中で必ず俺が優勝して、このチャンピオン・カーニバル俺がもらうぞオイ!そしてよ!なんだよ、おい。なんだ?味方にいた菊田円。お前あんまナメんじゃねえぞぶっ潰すぞ」
菊田円
「どのカメラっすか?こんなカメラ多いの初めてだぜ。はいぃ!全日本プロレス初登場の菊田円だ。Road to チャンピオン・カーニバルか?なんかそういう試合だったな。最後勝ったのは誰だ?あの8人いて最後勝ったのは、DRAGON GATEの菊田円だ。みんな見ただろ?見ただろ?!菊田が勝ったんだ。このままチャンピオン・カーニバル全勝優勝してやるよ。そして、なんか……ちょっと下写して?この赤色のコスチュームと似たような赤い色のコスチュームをはいた赤髪の奴いたなオイ。アイツ全然息合わねーしよ、息合うわけねーんだよ。見た目一緒でもな、こっちはくるっくるのかわいいかわいい髪の毛なんだよ。お前みたいなな、赤色に染めてちょっと強くなった気分になった奴には負けねえんだよバカヤロー!お前と当たるのはどこだ?北海道か?知らねーけどよ!俺がコテンパンにやってやるよ。本田ァ!覚悟しとけ!」
鈴木秀樹
「はい。……なければ終わりますが。……無いですね?いいですね?大丈夫ですか?なにもない?今日は週刊プロレスいますか?週刊プロレスの人。……週刊プロレス、いない。おぉ~。(※週プロのカメラマンから記者が試合会場に戻ってしまったことを伝えられる)ほぉ~、残念。ありがとうございました。沖縄もいなかったなぁ~、週刊プロレス。いなかったなぁ~」
第5試合
握手から試合開始。ロックアップからスミスがロープに押し込むがクリーンブレイク。
再度ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いからスミスがグラウンドへ。
優馬がそのまま立ち上がるとスミスがヘッドロックで取り直しグラウンドへ。優馬は回転してフォールし逃れようとするが、スミスは絞り上げて1で返していく。そのままスタンドになるがすぐにグラウンドへ。優馬は回転してフォールするも、スミスは絞り上げて返し、優馬はロープに足を伸ばしてブレイク。
スミスはヘッドロックも、なんとか抜けた優馬がヘッドロックを取り返す。グラウンドに持ち込むとスミスが取り返し、優馬はロープに足を伸ばしてブレイク。
スミスが握手を要求し、優馬が警戒しながらその手を握るがスミスがヘッドロックからショルダータックルで倒す。ロープに飛ぶが、優馬がドロップキックを突き刺すも、スミスは倒れずにショルダータックルでなぎ倒す。
スミスは走り込むが、優馬がロープをたるませて場外に落とし、エプロンに上がったスミスをドロップキックで場外に落とす。そのまま場外乱闘へ。
スミスが場外で逆転するとリングに戻り、あとから転がり込んだ優馬にストンピング。髪を掴んで引き起こし、ボディスラムからフォールも2。
スミスはスリーパーで捕らえ、これを離すとヘッドシザースへ移行。優馬が頭を抜くとスミスはエルボーを打ち込んで倒し、ギロチンドロップを顔面に投下しフォールも2。
スミスはスリーパーで捕らえ、サーフボードストレッチへ。立ち上がった優馬を絞っていき、優馬は回転して逃れようとするがスミスは離さずに背後から顔面にナックル。
スミスは顔面を蹴りつけて引き起こすがエルボーの打ち合いへ。優馬はエルボースマッシュもスミスが強烈なエルボーで倒し、ギロチンドロップからフォールも2。
スミスは引き起こすとロープに振ろうとするが、耐えた優馬にエルボー連発からヘッドバッド。スミスはロープに飛ぶと、ロープを掴んで優馬のドロップキックをスカしてロープに飛ぶが、優馬はドロップキックで迎撃する。
優馬は「おかえり!」と串刺しジャンピングエルボーから再度串刺しジャンピングエルボー。コーナーに上り「国へ帰れ!」とダイビングクロスボディからフォールも2。
優馬はバックを取るが、スミスはバックエルボーからDDT。フォールも2。
スミスはエルボーからロープに振ってパワースラムからフォールも2。
スミスはコーナー上に優馬を座らせ正面に登る。だが優馬がエルボー連打で落とし、ミサイルキックから串刺しジャンピングエルボー。再度串刺し攻撃を狙うがスミスが追走串刺しラリアットから、ブレーンバスターを狙うも優馬は着地。
スミスがバックエルボーからロープに飛ぶも、優馬はドロップキックで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。
優馬はダイビングエルボードロップからフォールも2。
優馬はフロントネックで捕らえ、エンドゲームへ。スミスはロープを掴みブレイク。
優馬がコーナーに登るもスミスがヘッドバッドを叩き込んで正面に上り、雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。
スミスはブルドックボムを狙うが優馬が前方回転エビ固めも2。
優馬はスクールボーイも2。
優馬はバックを取るが、スミスはロープを掴んでヒップアタックでふっ飛ばし、優馬はガットショットからロープに飛ぶがスミスはジャンピングニーで迎撃しフォールも2。
スミスはバックドロップを狙うも、着地した優馬がジャパニーズ・レッグロール・クラッチも2。
優馬はロープに飛ぶとラリアットでなぎ倒し、ヘッドロックで捕らえるがスミスはバックドロップ。
優馬はすぐに立ち上がりエルボー連打も、スミスはエルボーで返しバックドロップホールドも2。
スミスはブルドックボムで叩きつけフォールし3カウント。
<試合後コメント>
青柳優馬
「ハァ……ハァ……だいぶ、だいぶ、デイビーボーイ・スミスJr.相手にいい勝負出来たんじゃないですかね?負けましたけど、こんだけデイビーボーイ・スミスJr.といい線行った勝負したんですから、チャンピオン・カーニバルは俺の優勝でいいでしょう。来月やるチャンピオン・カーニバル公式戦一切もう意味ありません!今日僕がデイビーボーイ・スミスJr.に勝ち、優勝しました。ありがとうございます。まあそれは流石に冗談なんですけど、でもチャンピオン・カーニバル前に負けはしましたけど、いい準備運動をさせてもらったんじゃないでしょうか。負けましたけども。オイ!デイビーボーイ・スミスJr.はAブロックで青柳優馬はBブロックだから。俺は必ず決勝に行くから、デイビーボーイ・スミスJr.、お前だけは絶対に優勝決定戦に上がってくるんじゃないぞッ!」
デイビーボーイ・スミスJr.
「Wow wow wow!2025年の始まりに相応しい素晴らしい勝利だ。今年のチャンピオン・カーニバル……今日は公式戦ではなかったかもしれないが、青柳に去年のリベンジを果たした。去年は第1ラウンドで後楽園ホールで君に負けた。俺に勝っていたかもしれないが、それは過去の話となった。今日は俺が勝ったんだ。正々堂々と闘って、俺が勝ったんだ。今夜、君は俺を限界まで追い込んだ。君に勝つために俺が持つ全てを注ぎ込んだ。君には粘り強さがある。闘志がある。間違いなく、闘志に満ちている。君には闘う力がある。このデイビーボーイ・スミスJr.にはハングリー精神と、闘う者としての本能がある。それが俺をこのオールジャパンのトップに導いてくれる。私はゼンニホーンが大好き。日本も大好き。チャンピオン・カーニバルでは、皆が俺のライガーボムとバックドロップ・ホールド……ガンセキオトシ!の前に敗れ去るだろう。2025年はデイビーボーイ・スミスJr.が初めてチャンピオン・カーニバルを制する年になる。ス・ミ・ス!OH!!」
第6試合
先発は北斗と安齊。ロックアップから北斗がロープに押し込み、投げキッスでブレイク。
安齊がすぐにロープに押し込みクリーンブレイク。
ロープ際の攻防から北斗がコーナーに押し込み、上から投げキッス。
ロックアップから安齊がヘッドロックで捕らえるが、北斗が髪を掴んで逃れてヘッドロック。ショルダータックルのぶつかりあいは安齊が制するが、北斗はすぐに立ち上がりエルボーからヘッドロック。そのまま巻き投げようとするが、安齊がヘッドシザースで捕らえていくが、北斗が抜けて距離を取る。両者タッチ。
ロックアップから吉田がロープに押し込み地獄突き。ロープに振ってラリアットも、避けたHAYATOがコルバタで場外に投げ捨て、トペを狙うかに見せてロープからライオンサルトでリング中央に戻りポーズを決めて挑発。
吉田がエプロンでポーズを真似るが、HAYATOは背後からドロップキックを突き刺して場外に落とし、そこへプランチャを投下する。
リングに戻りHAYATOは安齊にタッチ。
安齊とHAYATOはロープに振っていくが、吉田は2人に地獄突き連打。さらにまとめてモンゴリアンチョップ連発から同時脳天唐竹割り。さらにまとめて地獄突きからロープに飛んでダブルラリアットでなぎ倒す。
吉田はHAYATOを場外に投げ捨て、そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、北斗が安齊の顔面を踏みつける。これを離すと吉田が「ブサイクー!」と鼻つまみから、顔面をロープに擦り付けていく。吉田はテーピングを使ってのチョーク攻撃も、レフェリーが注意すると北斗にタッチ。
安齊はエルボーを打ち込んでいくが、北斗が強烈なエルボーで倒す。
エルボーの打ち合いから北斗がサミング。北斗はフロントネックで捕らえ吉田にタッチ。
吉田はボディブロー連発から首投げで倒しチンロック。安齊はロープに足を伸ばしブレイク。
吉田は北斗にタッチ。
安齊はエルボーを打ち込んでいくが、北斗がエルボーで返すも安齊がスロイダー。安齊はHAYATOにタッチ。
HAYATOは北斗を踏み台にしてエプロンの吉田にドロップキック。さらにロープに飛んで北斗にブファドーラ。さらに串刺しドロップキックからフェイスバスターで叩きつけフォールも2。
HAYATOはトラースキックも、キャッチした北斗が髪を掴んで引き倒し吉田にタッチ。
吉田は髪を掴んで引き起こし、コーナーに叩き込んで地獄突き連発。さらにダブルの地獄突きからチャンピオン・カーニバル2019。走り込んできた安齊を地獄突きで迎撃し、安齊をボディスラムで投げようとするが、耐えた安齊に地獄突きからボディスラムでHAYATOに叩き込み、2人まとめてセントーンで圧殺。
吉田はHAYATOを投げようとするも、HAYATOは耐えてファルコンアロー。HAYATOは安齊にタッチ。吉田も北斗にタッチ。
北斗は安齊のエルボーを避けてエルボー。再度エルボーを避けてエルボーを叩き込んだ北斗だったが、安齊がカウンターのエルボーからエルボー合戦へ。北斗がサミングからコンプリートショットで叩きつけフォールも2。
北斗はスリーパーで捕らえ、安齊はロープに足を伸ばしブレイク。
北斗はロープに飛ぶが安齊はドロップキックで迎撃し、串刺しジャンピングニーからダブルアームスープレックスで叩きつけフォールも2。
HAYATOと安齊でコーナーに振ってトレイン攻撃を狙うが、北斗は足を伸ばしてカットし、吉田がダブルラリアットでなぎ倒す。
安齊をコーナーに振ってトレイン攻撃からコーナー上に座らせ、北斗軍スペシャルを狙うがHAYATOが安齊の足を掴んで動きを止める。吉田がHAYATOに地獄突きからパイナップルボンバーで場外に落とし、北斗軍スペシャルが見事決まる。
北斗も大ダメージながらフォールもHAYATOがカット。
吉田がHAYATOに地獄突きから走り込むが、HAYATOはカニバサミでロープにもたれさせるとエプロンへのDDT。さらに安齊がバックをとった北斗にミサイルキックを突き刺し、そのまま安齊がジャーマンスープレックスホールドも2。
安齊がギムレットを狙うが、崩れて前のめりに着地した北斗のバックを取ると投げ捨てドラゴン・スープレックス。だがすぐに立ち上がった北斗がエルボーからローリングエルボーを叩き込み、ドラゴンスープレックスホールドも2。
北斗は無想一閃からフォールもHAYATOがカット。
HAYATOは吉田にトラースキックからロープに振るが、吉田はパイナップルボンバーでHAYATOをなぎ倒す。
北斗はコーナーに上りナルシストプレスを投下するが、剣山で迎撃した安齊が後頭部にジャンピングニーから走り込むが、北斗はエルボーで迎撃。だがすぐに安齊がジャンピングニーからロープに飛んでジャンピングニー。フォールも2。
安齊はギムレットで叩きつけフォールし3カウント。
北斗「負けた俺が、喋っちゃって、すいません。一つだけ、一つだけ、言わなきゃいけないことが、あるんです。サイラスが、倒れました。意識は、戻りましたが、チャンピオン・カーニバルは、全戦欠場になりました。知ってる人も、いると思うんですけど、こんな、結果が出せない俺がリーダーで、ここまで北斗軍がやってこれたのは、あいつが俺達の後ろに立って!脅威になってくれた事が、ほんとにでかいんだ。あいつがいなかったら、俺達はとうに潰されていたかもしれない。あいつが、俺達の、居場所を!守ってくれたんだ。だから次は、リーダーであるこの俺が、あいつの居場所を、守らなきゃいけない。チャンピオン・カーニバル、あいつが、出る予定だった、Aブロックの1枠、まだ具体的な事はなんも決まってないんだけど、絶対に、北斗軍の、誰かを、出そうと思います。まあほんとに、なんも、決まってねぇけど!あいつの、居場所を守るためだったら、俺はAブロックも出るよ。こんな、曖昧なマイクで、ほんとにすいません。でも、もうちょっとだけ、待ってください」
吉田「リーダー、隆司のこと、忘れてないですか?隆司も!立派な、北斗軍の、メンバーですよね?チャンピオン・カーニバル、サイラスの、代わりに、隆司が出ます!文句ないですよね!?いいですか!?リーダー、これが、答えですわ」
北斗「ほんとにありがとう。必ず、決勝で(吉田と握手)」
<試合後コメント>
ライジングHAYATO&安齊勇馬
安齊「これでアジアタッグ5度目の防衛。大森北斗、どっちがカッコいいのかとかずっと言い争ってたけど、今日はちょっとだけ俺のほうが強くて、カッコよかったな。ただ、お前のプロレス、俺は好きですし、今日は俺の次ぐらいにカッコいいと思いました。そして来月からこのアジアのベルトはちょっとお休みして、チャンピオン・カーニバル。今年までかな?俺が最年少優勝を狙えるのも。必ず結果出します」
HAYATO「今日は5回目の防衛戦。安齊のおかげで勝てたよ。安齊ありがとう。チャンピオン・カーニバルの間はアジアタッグは出来ないけど、その間はレベルアップして、次は必ず俺が勝つ。……あと1つ。今日やるはずだった世界ジュニア。チャンピオンの体調不良で延期?になったみたいだね。……あまりこういうこと言いたくないけど、最悪な日に最高の試合をするのがプロレスラーなんじゃないの?こんなことなかったら、一生言う気はなかったけど、俺もチャンピオンの間に骨折したこともあったし、骨折したまま試合やったこともある。それがプロレスラーの責任だし、義務なんじゃないかな。俺が世界ジュニアチャンピオンだったら、体調不良なんかで休まない。……ふぅ。Let's Punk」
大森北斗&吉田隆司&羆嵐
(※北斗は羆嵐の肩を借りて登場)
北斗「すまない。悪い。まあ今リング上で言った通りだ。アジアタッグのことを、もうクヨクヨしても仕方ない。吉田隆司と羆嵐にAブロックを託す。サイラスが俺たちの居場所を守り続けてたってことは、誰も文句ないんだよ。事実でしかないんだよ。だからそんなアイツの居場所を守り続けるのは俺たちなんだよ。だからチャンピオン・カーニバルAブロック……頼むぞ」
吉田「リーダー、任してください。いや、このチャンス、モノにしますよ。まあAブロックということ熊ちゃん」
羆嵐「はい」
吉田「熊ちゃんとも当たるかもしらんけど、まあフェブキソスタット20mg(※通風の薬)飲んでシャラップするだけやな。まあ、サイラスがこういう状態になって、俺が行くしかない。俺も立派な北斗軍の一員やから。チャンピオン・カーニバル、リーダー!決勝で当たりましょう。おい、全日本見とけよ。2019から2025♪創っていくヤバいストーリー♪シャラップ♪覚えとけ!」
北斗「そういうことだぁ……」
吉田「シャアッ!」
第7試合
ロックアップからジュンがロープに押し込みクリーンブレイク。
バックの取り合いからリストの取り合い。ジュンがヘッドロックからロープに飛ぶが、宮原がビッグブーツで迎撃し、足を刈って倒してフォールしようとするが、ジュンがヘッドシザースも宮原はすぐに抜けて距離を取る。
ロックアップからジュンがロープに押し込みボディにエルボー。さらに走り込むが、宮原がカニバサミでロープに叩き込み、エプロンを走り込んで顔面にドロップキック。そのまま場外乱闘へ。
ジュンが客席に叩き込んで客のタオルを奪ってスリーパー。リングに戻るとフォールも2。
ジュンはボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。フォールも2。
ジュンは踏みつけながら髪を解き、引き起こすとボディスラムでロープ際にセットし踏みつける。レフェリーが注意するも、再度踏みつけていき、これを離すとブレーンバスター。フォールも2。
ジュンはロープに振ってラリアットも、避けた宮原が足へのドロップキックからロープに飛んで側頭部へのドロップキック。
宮原は串刺しジャンピングエルボーから投げようとするが、耐えたジュンにスネークリミット。ジュンはロープに足を伸ばしブレイク。
宮原は串刺し攻撃も、避けたジュンが走り込むが、宮原はビッグブーツで迎撃。宮原がコーナーに登るもすぐにジュンが串刺しビッグブーツで場外に叩き落とし、エプロンに引っ張り上げるとチョークスラムを狙う。耐えた宮原が前蹴りからエプロンへのパイルドライバー。
カウント8でリングへ。
宮原は串刺しジャンピングニーも、すぐに前に出たジュンとエルボーの打ち合いへ。ジュンがチョップも宮原はスネークリミット。ジュンはロープに足を伸ばしブレイク。
宮原はコーナー上に座らせ、正面に登るがジュンがヘッドバッドから雪崩式チョークスラム。フォールも2。宮原はダウン。
ジュンが引き起こしてロープに振るが宮原は倒れてしまう。ジュンはマウントエルボー連打もレフェリーが引き剥がし、ジュンはロープに飛んでランニングケンカキック。起き上がった宮原にエルボーからロープに飛ぶが、宮原はラリアットで迎撃。
宮原はロープに飛ぶが、ジュンはチョークスラムで迎撃しフォールも2。
ジュンは投げようとするが宮原が首固めも2。
宮原がロープに振るがジュンはスピアーを突き刺し、ジャックハマーからフォールも2。
ジュンはバックを取るが、切り返した宮原にガットショットからエルボー。さらに掌底を叩き込みランニングニーからフォールも2。
ジュンはバックを取るが、切り返した宮原がその場飛びブラックアウトからロープに飛んでラリアット。フォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、耐えたジュンがショートレンジラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。
ジュンが走り込むが宮原がカウンターのジャンピングブラックアウトからブラックアウト。再度ブラックアウトからフォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、切り返したジュンが担ぐも、着地した宮原にジュンはガットショットからバックを取るが、抜けた宮原がシャットダウンの体勢。崩れて抜けたジュンがロープに飛んでケンカキックから、スライディングカラテキック。さらにバックを取るとサイコブレイクで叩きつけ3カウント。
ジュン「三冠ベルト、防衛、したぜ!これだけは、言わせてくれ。俺は、全日本プロレスに、入団した時に、目標にするプロレスラーは誰ですかと聞かれて、こう答えた。宮原健斗ですと。あの時の、あの言葉、やっぱり、間違ってなかったよ。宮原健斗、あんた最高のプロレスラーだ。この舞台で、最高に闘えた事、俺は絶対に忘れない。宮原健斗、ありがとう。だが、それはそれ、これはこれだ。勝ったのは、この俺、齋藤ジュンだ。これで、絶対の三冠チャンピオンだ。これからは、宮原の最高時代ではない。全日本プロレスの顔が俺だ。齋藤の時代の幕開けだ。お前らは、それを楽しみに見ているがいい。そしたら、絶対の三冠チャンピオンらしく、好きにさせてもらうぜ。レイ、あれを持ってくるんだ。(解説席を見て)そこにいたのか。早くそれを持ってきてくれ。みんな、ちょっと待ってろ。(SAITO BROTHERS Tシャツを着て、レイに)ベルトを巻いてくれよ。グッジョブだ。俺は今日、勝ったら食べようと思って、この季節にピッタリな、このつぶあん入り、さくらもち、アンドいちごホイップ、春どらを用意してきたから、チャンピオンらしく、食べさせてもらうぜ。(春ドラを先に開けていたレイを見て)お前も食べるのか。まあいいぜ。三冠ベルト防衛した、乾杯だ。うぉー、ふわふわしててめちゃくちゃ美味しい!うぉー、春の息吹を感じるな。桜が満開だぜ。あぁそれから、俺が今着てるこのTシャツ、これがまんだらけと斉藤BROTHERS、コラボのTシャツだ。お前らほしいやつは是非ゲットしてくれ!(レイに)あぁもういいぞ。さぁ、いよいよ次は、春の祭典、チャンピオン・カーニバルがやってくる。この俺斉藤ジュンは、絶対に三冠チャンピオンとして、チャンカン、カーニバルを、全勝優勝していくから、お前らはその景色を楽しみに待っているがいい。ちょっと長く喋りすぎたな、しめるから全員、立てる奴は立ってくれ。おぉ、みんな立ったな。じゃあ最後に俺が、ぜんにっぽんって言ったら、言いたい奴はDOOMするんだ。それはそうと、お前ら、今週、まあ今日か明日には、お花見に行く予定はあるか?行かないのか?せっかくの春だぞ?お花見に行かないのか?行くだろ?びっくりした。まあ俺が、満開のDOOMな桜を咲かせといたから、お前ら楽しんでこい。まあちょっと今日明日で気温が落ちてるからな、しっかり体調管理して、行ってこいよ。よーし、これからは、俺達斉藤ブラザーズの時代の、斉藤の幕開けだ。俺についてこい。全日本、DOOM!」
<試合後コメント>
斉藤ジュン
「ふぅ~やったぜ。宮原健斗を下して3回目の防衛に成功だ。やっと宮原健斗を三冠戦で倒すことが出来た。これからは俺が全日本プロレスの顔だ。みんな俺についてくるがいい。そしてついにチャンピオン・カーニバルが始まる。春の祭典か。三冠チャンピオンのまま全勝優勝してやるぜ。……ふぅ~。いやぁ最高の舞台だった。宮原健斗はやっぱり最高のプロレスラーだな。乗り越えられる壁を乗り越えたって感じだ。よし!せっかくのお花見シーズンだ。気分よくお花見に行って、お酒飲んで飲んで、甘いものでも食べに行こう。来たい奴は来るがいい。DOOM!」
宮原健斗
「ふぅ~……ふぅ~……もう、三冠のベルトは、三冠ベルトにとって、俺は必要ないのか?……もう……どうなんだ?どうなんだ?!三冠ベルト、三冠ベルトにとって、もう俺の存在は必要ないのか……」