青木真也&中村圭吾は難敵下し、KO-Dタッグ王座獲りに視界良好!鈴木みのるは次期挑戦者ヨシヒコに対し「人形だろ?」とバッサリ

DDTプロレスが3月29日、愛知・中日ホール&カンファレンスで「尾張WARS 2025」を開催。セミファイナルでは4.6後楽園でKO-Dタッグ王座(王者は阿部史典&野村卓矢=アストロノーツ)に挑戦する青木真也&中村圭吾の師弟コンビが、難敵の鈴木みのる&彰人を下し、ベルト獲りに視界良好となった。
青木と鈴木は禁断の対決となり、鈴木が青木を挑発していくと、中村が割って入ろうとする。鈴木と彰人にも捕まってしまった中村だったが、執ようなフルネルソン狙いから、変形十字架固めで丸め込んで、大先輩の彰人から殊勲の星。試合後のバックステージでは、両者ともに王座戴冠を誓い合っていた。
一方、鈴木は「青木真也、面白いじゃん。一緒なのか似てるのか? 青木がプロレスにどっぷり浸かって、あいつが悩むであろうところは俺はとっくに過ぎてるからな。知りたかったら教えてやるよ。ただじゃねぇけど…」とニヤリ。上野勇希から強奪したDDT UNIVERSAL王座の初防衛戦が4.18(現地時間)米ラスベガスでのヨシヒコ戦に決まったが、「人形だろ? あんなのが相手でいいのか? それがDDTの代表でいいのか? おまえらの母屋、全部食っちまうぞ」と言うと、床に座って鈴木のコメントを密かに聞いていたヨシヒコを無視して立ち去った。
また、第4試合では、4.6後楽園でのKO-D無差別級選手権(王者=クリス・ブルックスvs挑戦者=高鹿佑也)の最後の前哨戦が行われた。クリスは須見和馬と、高鹿は樋口一貞と組んで対戦。高鹿は須見から初公開となる変形スカイツイスタープレスで勝利。高鹿は新技について「クリスに対抗するための、一つの武器となる飛び技。勝つ可能性少ないかもしれないけど…その少しのためにずっとやってきた」と話した。
なお、今大会は欠場となっていたKANONが、第2試合終了後に突如乱入してダムネーションT.Aを急襲したものの、多勢に無勢で3人がかりで返り討ちにされてしまった。4.6後楽園で、佐々木、復帰する岡谷英樹とハンディキャップマッチで戦うKANONは「佐々木、おめぇを少しでも削りに名古屋まで来たぞ。4.6後楽園でおまえらを地獄に落とす準備ができたことを伝えに来た」と語った。