“愛媛の王”カーベル伊藤が愛媛プロレスのライジングHAYATOとともにアジアタッグ王座挑戦を熱望!

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 17日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『AJP Prime Night』が行われ、カーベル伊藤が約13ヶ月ぶりに全日本プロレス後楽園ホール大会に参戦した。

 カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正(49)その人であり、オリジナルのマスクを被って闘う社長兼プロレスラー。
 2016年にメキシコでデビューしてからは全日本プロレスの地方大会を中心に数多の団体へ参戦しており、出身地である愛媛県で活動するローカル団体・愛媛プロレスでは四国統一タッグ王座を獲得するなどプロレスラーとしてのキャリアも積み重ねている。
 一方で、自身が参戦する大会では欠かさず客席を回って観客一人ひとりと握手を交わしたり、入場後にリング上から大量の記念品を観客席に投げ入れる“カーベルタイム”を行ったりとファンサービスに力を入れており、「強さを求めてリングに上がるというよりも、兼業のプロレスラーがリングの内外で頑張る姿を見せることで業界全体のイメージアップに繋がればいいと思っています」と自らの役割を考えた上で専業レスラーとは違ったアプローチでプロレス界に貢献したいという理念を語っている。

 今年は地方大会には数多く参戦していたカーベル伊藤だが、この日は13ヶ月ぶりに後楽園ホール大会に参戦。
秋山準&ゼウス&ウルティモ・ドラゴン&カーベル伊藤vs大森隆男&西村修&佐藤光留&青柳亮生という8人タッグマッチで行われたこの試合は、ゴング前の“カーベルタイム”で観衆を沸かせ、亮生をジャイアントスイングで15回転振り回すコンディションの良さを見せつけ、試合終盤には場外へのカーベルスプラッシュで相手全員を押しつぶすという空中技を見せてアシストし、最後はウルティモが亮生をラ・マヒストラルで沈めた。

 試合後、カーベル伊藤は四国統一タッグ王座のパートナーであり、来年1月より全日本プロレスへの定期参戦が決まった愛媛プロレスのライジングHAYATOについて「今までは1人で参戦してましたけど、来年からはパートナーも参戦しますからね!HAYATOと“チーム愛媛”として、『全日本プロレスでこれだけ出来るんだぞ!』というのをこのリングで見せたいなと思います。今は『ローカル団体のチャンピオン』くらいに思われてると思うんですけど、少しずつ実力を認めさせていって、全日本プロレスからこの四国統一タッグ王座への挑戦者が現れてほしいですね。それでキッチリ防衛して、このペアでアジアタッグ王座に挑みたいです!」とタッグ二冠王への野望を語った。

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