渕正信がバラモン兄弟との初対戦で股間に大ダメージ!「まだ独身だから使うつもりでいるのに」
17日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『AJP Prime Night』が行われ、渕正信とバラモン兄弟が初邂逅を果たした。
この日は全日本プロレスファン感謝デー大会ということで普段とは違った趣のカードが組まれ、前半メインイベントには諏訪魔&石川修司&渕正信vsグレート小鹿&バラモンシュウ&バラモンケイの6人タッグマッチで対峙。諏訪魔とバラモン兄弟の因縁線ということで注目を集めていたが、渕はこの試合がバラモン兄弟との初邂逅となる試合としても注目を集めていた。
諏訪魔とバラモン兄弟の運命の出会いは2017年12月30日。DDT後楽園ホール大会に石川修司とともに出場した諏訪魔は事前にバラモン兄弟のことを知らず、『石川のオファーだから』という理由で安請け合い。バラモンの墨汁噴射などの奇怪な攻撃の洗礼を浴びた諏訪魔はたじたじとなるが、試合終盤にはバラモンの世界に足を踏み入れ、自ら墨汁噴射やボウリング攻撃を決めて勝利し、「すごい世界にいるんだね(笑)初めてだもん。こういう体の張り方ってあるんだね。今日は勉強になったよ。メチャクチャやるのはいいことだとは思う。全日本にはないものですよね」と、怒ることなく素直に感心した様子を見せていた。
全日本の顔たる諏訪魔がバラモンを受け入れたのに対し、全日本プロレスの“赤鬼”渕正信がどのような反応を見せるのかには注目が集まっていた。
試合が始まると渕がグーパンチ、小鹿が顔面噛みつきやチョーク攻撃などでやり合っていくが、しびれを切らしたバラモン兄弟が渕の顔面に水を噴射し、さらにスーツケースを渕の股間に押し付けボウリング攻撃。
これに怒った石川がスーツケースを奪い取って小鹿の股間にセットすると、渕はボウリングの玉をぶつけてボウリング攻撃のお返し。さらにケイへバックドロップを狙っていくが、ケイは渕の股間を蹴り上げ、さらにシュウが交通標識で渕の頭をぶん殴ろうするが、渕はこれを回避してケイに誤爆させ、電光石火の首固めで試合を決めた。
試合後、渕は股間を押さえながらバックステージに戻り「急所を3回もやられちゃったよお前。まだお前、使うつもりでいるのによ。まだ独身なのにお前……」と愚痴をこぼすと、隣りにいた石川が「まさかそっちに来るとは思わなかったっす。シモネタ、シモネタ(笑)まだ渕さんが若いなっていうのを感じました。ありがとうございます(笑)」と吹き出しながら3人で仲良く会場を後にした。
来月66歳の誕生日を迎える渕正信はまだまだ“現役”だ。