「お父さんはパンツ一枚の姿でプロレスで私を育ててくれた」武藤敬司の愛娘シンガー・ソングライターの霧愛が初リング上ミニライブ!

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 6月25日(日)宮城県仙台サンプラザホールで開催された「新崎人生30周年記念大会」の第4試合後、武藤敬司の長女でシンガー・ソングライターの霧愛が、リング上では初となるミニライブを行い人生の30周年に華を添えた。
 今年の3月には人生のふるさと徳島県で開催した大会には武藤敬司が来場し、引退後初となるトークイベントを行っていたた。

 リングアナからの紹介を受け選手入場門から登場した霧愛は、白いドレス姿で仮面を付けて入場。
 アコースティックギターで弾き語り、透明で張りのあるヴォイスが響き渡ると、立て続けに5試合激闘が続き興奮状態の会場の空気が次第に和んで、自然発生的に手拍子が始まり、それがさざ波のように広がっていき、やがて霧愛を大きな渦となって包み込んでいった。

 最後の曲を披露する前にマイクで「お父さんは私をパンツ一枚の姿でプロレスで育ててくれました」と語ると、温かい拍手と笑いが起こった。
 プロレスファンの欲目としてはやはり武藤敬司とのデュエット曲を聴いてみたくなるが、おそらくしばらくの間は共演することはないと思われる。
 ベストファーザー武藤としては、娘の成長していく姿をひとりでどこまで頑張れるかをつかず離れず見守っていたいというところだろう。

 ミニライブを無事に終えたあとのSNSで霧愛は、「私は少しでも花を添えられればと思い リング上から歌をお届けしたのですが、人生さんの"人間性"と"優しさ"に感動した1日でもありました」とコメントしていた。

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