アニマル浜口道場出身の塚本竜馬が全日本プロレスでデビュー!「プロレスラーに憧れて中学生のときから浜口ジムに通ったことは間違いじゃなかった」

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 22日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 SUMMER ACTION SERIES』が行われ、塚本竜馬が待望のデビューを果たした。

 この日の全日本プロレス後楽園ホール大会は4つの王座戦や青木篤志さんのメモリアルマッチ、新人デビュー戦など盛りだくさんの内容であり、4度目の緊急事態宣言が発令されている中で事前に全席完売。団体の勢いを象徴するかのような形でビッグマッチを迎えた。

 この日の第1試合では、塚本竜馬がデビュー戦を実施。
 塚本は中学生の頃からアニマル浜口道場に通って8年、HEROGYMで1年のトレーニングを積み、170cmとプロレスラーとしては小柄ながら体重100kgというヘビー級一歩手前のガッチリした体格を持つ期待の新人。昨年12月の後楽園ホール大会の開始前に行われた公開入門テストにて斉藤ジュン&斉藤レイとともに合格し、先月の大田区総合体育館大会のオープニングで22日の後楽園ホール大会でデビューする旨の告知が行われていた。


 塚本は同期のジュン&レイと組み、大森隆男&西村修&土方隆司の大ベテランたちと6人タッグマッチで対戦。
 塚本は気迫十分な様子で試合に臨み、ゴングとともに土方へ突貫してエルボー連打。土方のビンタや西村のヨーロピアンエルボー、大森のチョップなど数え切れないほどの打撃を受けた塚本は何度も倒されるが、その度に立ち上がってギラついた目でベテランたちを睨みつける。
 斉藤兄弟も塚本のアシストに回り、大森へのトレイン攻撃から2人で押さえつけ、塚本にドロップキックを打たせる。塚本は大森にエルボーを連打していくが、大森はこれを正面から受けきった上でボディスラムからエルボードロップ。最後は新人殺しの逆片エビ固めでギブアップを奪った。

 試合を終えた塚本は「小さい頃からプロレスラーにあこがれて中学生の頃から浜口ジムに通って。自分の信じた道は間違いじゃなかったなぁって思います。まだまだ全日本プロレスの名前を背負うには未熟な僕ですけれど、毎日毎日鍛錬を積み重ねて全日本プロレスの名に恥じないレスラーになりますので、応援よろしくお願いします」と一礼。
 目標とする選手を聞かれると「目標としている選手はひとりいるんですけど、僕のこの状態じゃ足元にも及ばないですし、背中も見えないくらい遠い存在なので今は名前を伏せておこうかなと思うんですけど、いつかその選手みたいな立派なレスラーになりたいと思います」と謙虚に答えた。

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