【会見全文】“DPGの女王様”エリナ様が人間椅子に腰掛け女子王座決定戦で必勝宣言!新設された6人タッグ王座の初代王座決定トーナメントが開催決定!

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 25日、都内・ベストボディジャパンスタジオにて、今月28日に新宿FACEで開催される『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~SUMMER TOKYO 2021~』についての記者会見が行われた。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 3周年大会を控える同団体には各方面から参戦選手が続々と増えていっており、さらなる団体の活性化のためにシングル・タッグの王座に加え6人タッグ王座も創設。今大会から初代6人タッグ王座決定トーナメントも開催されることとなり、さらに勢いを増している。

 まず会見に登場したのは、谷口智一CEO、BBW無差別級王者のなべやかん、吉田和彦、そして公式カメラマン兼練習生の榎本高志。
 本来ならばダンカンプロレス軍団の“エリナ様”こと山中絵里奈も出席予定であったが、時間になっても訪れなかったため、ドタキャンしたものとみなされ会見が開始。
 まずは谷口智一CEOからあいさつおよび大会の概要説明が行われた。


谷口智一CEO
「皆さん、本日は週末のお忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。2018年に旗揚げしたこのベストボディ・ジャパンプロレスリングも、早いもので3周年を迎えようとしております。お陰様で我々も継続的に新宿FACEという立派な会場で大会を開催させていただいており、来月の3周年記念大会は東京ニューピアホールという大会場で行えることになりました。
 参戦選手も続々と増えている中、さらなる団体の活性化のためにシングル&タッグの王座に加え、6人タッグ王座を創設することとなりました。今大会から初代王座決定トーナメントを開催し、全4チームでベストボディの6人タッグの闘いを皆さんにご覧いただけたらと考えております。
 また、東京都では緊急事態宣言は解除されましたが、まん延防止等重点措置はまだ継続中と予断を許さない状況が続いております。ベストボディ・ジャパンプロレスとしては感染防止対策を引き続き徹底し、皆様に安心してご覧いただける環境づくりに努めてまいります。まだまだご来場頂く皆様にはご不便をおかけすることとなりますが、どうぞご協力をお願い致します」

 谷口会長が挨拶を終え、それぞれが試合への意気込みを語り始めたところで、突如としてエリナ様が登場。

谷口「連絡も無しに遅れて来るなんて非常識じゃないですか。もう会見は始めちゃってますよ」
やかん「プロレスのルールだけじゃなくて社会のルールも守れないのか!DPGは!」
エリナ様「うるさいねぇ。私の席は?」
谷口「無いです。帰ってください」
エリナ様「イス!(※榎本を指差す)」
榎本「……?」
エリナ様「イスにおなり!」

※エリナ様にすごまれた榎本は渋々といった様子でイスになり、エリナ様が着席。

エリナ様「で、なにが聞きたいの?」

――僭越ながら申し上げます。エリナ様は今大会でBBW女子王座戦にご出場なさいます。本来であれば進垣リナ選手の持つ王座にエリナ様が挑戦あそばす形でしたが、進垣選手の欠場および王座返上によって3WAYでの王座決定戦となったことについてはいかがお考えですか
エリナ様「せっかく私が挑戦してあげようと思ったのに、チャンピオンのくせに欠場?ベルト返上?ナメてんの?……まあ、3WAYだかなんだか知らないけど、私がサクっと勝ってベルトは預かっておいてあげるから、進垣はさっさと怪我治して戻ってらっしゃい」

――前回大会で初参戦だった松本都選手も王座決定戦に名を連ねています。初対戦かと思いますが、都選手への印象は
エリナ様「ポっと出の初参戦でこのベルトに挑戦表明するなんて、生意気よね。BBW女子のベルトはそんなに安いものじゃないの。偉そうなこと言ってるから叩き潰してあげようかと思ったけど、な~んか掴みどころがないのよね。変人っていうか、●●●●っていうか?まあ、色んな団体で闘ってきた百戦錬磨の強者だってのは聞いたから、このベストボディ・ジャパンプロレスのエリナ様と闘う資格はあるんじゃない?崖のふち女子プロレスだかなんだか知らないけど、崖のふちから突き落としてあげるわ」

――チェリー選手についてはいかがでしょう
エリナ様「前回の試合、私はチェリーさんと組んで闘ってて、私と都さんがマイクでやりあってるのも大人しく聞いてたのに、今回いつの間にか対戦相手にいたのよね。騙し討ち喰らったみたいで気に入らないねぇ。まあ、実力と美しさという点では私と都さんと闘うに相応しい相手だからいいけどね。せいぜい試合までアンチエイジングに励んで待ってなさい」

榎本「……終わったならそろそろ降りてもらえませんか?」
エリナ様「はぁ?このエリナ様のイスになれたことを光栄に思いなさい。まあ、中々の座り心地だったからご褒美もあげようかしら」


※エリナ様は暴れる榎本を首4の字固めで絞め落とす寸前まで痛めつけ、一同が騒然となる中で悠々と去っていった。

谷口「……では、記者会見の続きを行っていきたいと思います」


榎本高志
――前回大会で大和ヒロシ選手を相手に初のエキシビジョンを行いました。大和選手からかなり厳しい攻撃を受けていましたが、感想はいかがでしたか
榎本「正直、緊張で何も覚えてないです……。入場して、ゴングが鳴ったところまでは覚えてるんですけど、気付いたら試合が終わってて身体中痛かったと言いますか……。たくさん練習してきたはずなのに、なに1つ出せなかったのが悔しいということだけ覚えています」

――エキシビジョンマッチも2戦目になり、今回は遠藤哲哉選手と闘います
榎本「遠藤さんに胸を借りるつもりで行く……と言いたいところですが、僕もエキシビジョンとはいえリングに上がるならば倒しに行きたいという気持ちは持って臨みたいと思っています。前の試合から、ひたすら練習、またイチから基礎練習をしっかり積んできました。前回は何も出来なかったので練習でやってきたことを出してやかん師匠と吉田トレーナーに成長を見せたいのと、今度こそ試合の記憶を持ち帰りたいと思っています」

――エリナ様のイスになったご気分はいかがでしたか
榎本「気分良いわけ無いでしょ!いつもリングサイドで写真撮ってる僕に暴力を奮って来るのに、記者会見でまでこんな屈辱を受けるなんて思わなかったです。アレが気持ち良いと感じる人もいるんでしょうけど、僕は絶対にそうならないですね。絶対に気持ちよくならないです。絶対に……」


吉田和彦
――今回は3月大会以来のゴージャス松野選手とのタッグです。前回は松野選手が吉田選手へイス攻撃を要求し、吉田選手が拒否したことで負けたということもあり遺恨が残っているかと思います
吉田「そうですねえ。松野さんがどういう試合をするのか分からないですよね。イス攻撃なんかに頼らなくても十分お強いのに……。またイスで殴れと言われたらどうしましょうか」

――また松野選手に反則攻撃を命じられても従わない?
吉田「従わないですね。私はベストボディ・ジャパンコンテストの審査委員長をやっているのですが、コンテストの評価項目には“知性と品格”というものがあるんです。ベストボディ・ジャパンプロレスにはコンテストの出場者も多く見に来てくれていますので、審査委員長の僕が反則をするという知性と品格の無い姿を見せるわけには行かないんです。松野さんは『これはプロレスだからコンテストとは別なんだ』と言っていましたが、今回のタッグで審査委員長として松野さんの知性と品格を取り戻したいと思っています」

――対戦相手の唐澤志陽選手、佐藤恵一選手についてはいかがですか
吉田「若くてピチピチですよね(笑)松野さんと私は平均年齢59歳のタッグなので、マトモに行ったらやられてしまいます。チームワークも大事なので、だから勝つためにダーティーなことも必要なのかもしれないけど……いや、いやいやダメです!
唐澤さんとは対戦したことがあるんですけど、かなり蹴ってくる選手ですよね。前回は蹴りの威力にかなり衝撃だったんですけど、あれから私も練習してそこそこ耐えられる身体にはなってきていると思います。あとね、唐澤さんがSNSに『審査委員長を蹴り倒してやる』とか書いてたので、全部倒れず耐えてみせましょう。足が疲れるまで蹴ってごらんなさい。
佐藤さんとは1回組んだことはあるんですけど、対戦は初めてですね。この4人の中だと一番大きく出パワーもある選手なので、私のこの鍛えた身体のパワーもお見せしたいと思います」


谷口智一&なべやかん
――今大会から初代BBW6人タッグ王座決定トーナメントが開催されます。改めて、同王座創設への想いをお聞かせください
谷口「コンテストの方は全国規模で行うものになるまで成長しましたが、プロレスの方はまだまだ小さい団体です。ただ、“継続は力なり”ということで、3周年を迎えるまで継続的に大会を実施させていただいていたら、他団体の選手やフリーの選手からも『是非参戦したい』と言っていただく機会が増え、最近は参戦選手もかなり増えてきています。プロレス界全体を見ると、シングル、タッグのベルトに比べて6人タッグのベルトは少ないように思えるので、ベルトを創ることによってさらに闘いの活性化を促していきます。シングルマッチが得意な選手、タッグマッチが得意な選手がいるように、6人タッグが得意な選手もいると思いますので、そうした選手の新たな目標になってくれたらと思います」

――お2人は島谷常寛選手を加えた3人でAブロックの1回戦で政宗&石井慧介&ライジングHAYATO withキューティエリー・ザ・エヒメ組と闘うことになります
谷口「我々は正規軍タッグですけど、向こうの3人も我々と一緒にDPGと闘ってくれる仲間だと思っています。石井さんはよく知っている間柄ですし、政宗さんも熟練のテクニックで魅せてくれる選手ですし、HAYATOくんはもう長いこと愛媛からはるばる参戦してくれています。お互いに、正々堂々。互いの力を純粋にぶつけ合うクリーンな試合をしたいですね」
やかん「谷口さんと正タッグパートナーの島谷選手と一緒なので、負ける気しないですね。でもまあ、向こうは若くて元気のいい選手が多いので、島谷選手に頑張ってもらおうかなと(笑)ライジングくんも島谷くんもとにかく元気がいいので、“元気担当”島谷ということ(笑)政宗さんが曲者だからそっちも気になるんですけど、僕もね、BBW無差別級のチャンピオンですから、6人タッグでも負けるわけにはいかないですよ」

――メインイベントでは、Bブロックの1回戦としてベストぽっちゃり軍vsDPGの対抗戦ともいえる試合が行われます
やかん「DPGにはベルト持ってかれたくないですからね。ぽっちゃり軍も正規軍と友好関係にあるので、我々としてはぽっちゃりを応援したいなと。3周年前にDPGのレン中を追い出してもらって、2年目の汚れは2年目のうちにそそがないと。でもなあ、ダンカン総帥が阪神タイガースの大ファンで、たしか今ぶっちぎりで首位なんでしょ?(※25日会見時点で2位の5.0ゲーム差を付けて首位)実力で言えばディーノさんも加わったぽっちゃり軍が負けるわけが無いんですけど、阪神が強くて総帥がすごい調子が良くて、DPGも士気が高くなってると思うので、そこには気をつけてもらいたいですね」

『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~SUMMER TOKYO 2021~』
日程:2021年6月28日(月)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE

▼エキシビション シングルマッチ
遠藤哲哉(DDT)
vs
榎本高志(練習生)

▼タッグマッチ
アントニオ小猪木(西口)/中邑珍輔(西口)
vs
米山香織(YMZ)/赤井沙希(DDT)

▼タッグマッチ
ゴージャス松野(DDT)/吉田和彦
vs
唐澤志陽/佐藤恵一(フリー)

▼BBW女子選手権試合 3WAYマッチ
【選手権者】山中絵里奈
vs
【選手権者】松本都(崖女)
vs
【選手権者】チェリー(フリー)
※勝者が第4代王者となる

▼初代BBW6人タッグ王座決定戦進出トーナメント ~6人タッグマッチ (Aブロック)~
谷口智一/なべやかん/島谷常寛(フリー)
vs
政宗(フリー)/石井慧介(ガン☆プロ)/ライジングHAYATO(愛媛) withキューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)

▼初代BBW6人タッグ王座決定戦進出トーナメント~6人タッグマッチ (Bブロック)~
[ベストぽっちゃりジャパン]男色ディーノ(DDT)/大鷲透(フリー)/伊橋剛太(DDT)
vs
[ダンカンプロレス軍団]諸橋晴也(フリー)/大和ヒロシ(フリー)/鈴木悟(フリー)

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