なべやかんがBBJ3周年大会でダンカンプロレス軍団の“おもてなし”を打ち破り二冠王達成!「なにがおもてなしだよ!こっちは表無しの裏口なんだよ!」

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 24日、東京都・東京ニューピアホールにてベストボディ・ジャパンプロレスリング『3周年記念大会 BEST BODY MANIA 2021』が開催され、谷口智一&なべやかん&島谷常寛が初代BBW6人タッグ王座を戴冠した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足され47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。

 3周年大会を迎えた同団体には各方面から参戦選手が続々と増えていっており、さらなる団体の活性化のためにシングル・タッグの王座に加え6人タッグ王座も創設され、初代王者決定トーナメントが開催中。
 順当に決勝戦まで駒を進めた谷口&やかん&島谷に相対するは、 “ダンカンプロレス軍団”諸橋晴也&大和ヒロシ&鈴木悟。ダンカンプロレス軍団(DPG)とはたけしプロレス軍団(TPG)出身のダンカンが結成したヒールユニットであり、ダンカン総帥自ら現場にあらわれて指揮を執る強力なユニットだ。

 事前の会見では、やかんが「ダンカンが邪魔をしてきたらぶん殴る!」と宣言しており、正規軍の面々は総帥の暗躍にも警戒しながらも決戦の日を迎えた。


 試合開始直後から全員入り乱れての場外戦へと発展し、ダンカン総帥はやかんを罵りながら頭をグリグリと踏みつけたり、谷口を逆水平チョップで打ち据えたりと大暴れ。現BBWタッグ王者である諸橋&鈴木のコンビネーションと大和のラフファイトが噛み合って終盤まで試合を支配する。
 しかし、元BBWタッグ王者であるやかん&島谷も自慢のコンビネーションを展開し、元ウエイトリフティング日本チャンピオンであるやかんが諸橋を軽々とアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、そこへ島谷がギロチン式のダイビングエルボードロップを投下する得意の合体攻撃を炸裂させ、DPGの面々に場外プランチャの編隊飛行を見舞うなど大暴れし、やかんは宣言通りダンカン総帥をぶん殴る。
 強力なアシストを得た谷口がラリアットで諸橋のクォーラルボンバーを打ち破り、スピアーから必殺のアティテュード・アジャストメントで叩きつけて3カウント。

 ダンカン総帥は悔しそうな表情を浮かべながらリングに上がり、「TOKYO 2020だなあ。おもてなしだよ。今日のところは、拍手を送らせてもらおうか。ただな、これですべてが終わったと思うなよ?ダンカンプロレス軍団、さらなる刺客を用意してあるからな」とさらなる抗争を宣言。
 BBW無差別級王座と合わせて二冠王となったやかんは「ダンカン、馬鹿野郎!なにがおもてなしだよ!こっちは表無しの裏口なんだよ!」と自虐ネタを交えつつ正々堂々とこれを受けて立つ覚悟を見せた。

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