【会見全文】ベストボディ・ジャパンプロレス3周年大会で初代6人タッグ王座決定戦に臨む谷口&やかん&島谷が気炎!松野vs吉田のアラカン対決、稔vs唐澤の格闘戦も激闘必至!
- 2021-7-21
- コラム, ニュース
- ベストボディジャパン
20日、都内・ベストボディジャパンオフィスにて、今月24日に東京ニューピアホールで開催される『ベストボディ・ジャパンプロレスリング3周年記念大会 BEST BODY MANIA 2021』についての記者会見が行われた。
ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
3周年大会を控える同団体には各方面から参戦選手が続々と増えていっており、さらなる団体の活性化のためにシングル・タッグの王座に加え6人タッグ王座も創設。今大会ではその初代王者決定戦も行われる。
会見に出席したのは、谷口智一CEO、BBW無差別級王者のなべやかん、唐澤志陽、吉田和彦、島谷常寛、練習生兼カメラマンの榎本高志。
まずは谷口智一CEOより挨拶が行われ、新設されたBBW6人タッグ王座のベルトがお披露目された。
谷口智一CEO
「皆さん、本日はお集まり頂きありがとうございます。2018年に旗揚げしたこのベストボディ・ジャパンプロレスは、おかげさまで3周年を迎えることになりました。この3年間で多くの大会を行わせていただき、選手も成長してきました。ベルトもBBW無差別級王座、BBWスーパーボディ級王座、BBW女子王座、BBWタッグ王座と揃い各王座戦線で熱い戦いが繰り広げられております。そして、今回の3周年記念大会では、新たに創設したBBW6人タッグ王座の初代王者決定戦が行われます。谷口智一&なべやかん&島谷常寛vs諸橋晴也&大和ヒロシ&鈴木悟という、正規軍vsダンカンプロレス軍団の総力決戦です。現在、やかんさんが持っている無差別級のベルト以外はすべてDPGに持っていかれているという状況がありますので、是非ともしっかり我々正規軍が初代王座に輝きたいと思います。
また、残念なことに4度目の緊急事態宣言が発令され、今大会もそのさなかで行われることとなります。ベストボディ・ジャパンプロレスとしては感染防止対策を引き続き徹底し、皆様に安心してご覧いただける環境づくりに努めてまいります。まだまだご来場頂く皆様にはご不便をおかけすることとなりますが、どうぞご協力をお願い致します」
続いて、会見に出席した各選手が試合への意気込みを語った。
吉田和彦
――今大会では、愛憎渦巻くゴージャス松野選手とのシングルマッチが行われます
「松野さんとは、私がデビューする前に松野さんがベストボディ・ジャパンコンテストに出場されたときからの付き合いで、当時六十路に手が届こうという年齢にも関わらず真剣にコンテストに取り組まれる姿勢を非常に尊敬していました。そして私がプロレスラーとしてリングに上がるようになってから、プロレスラーとしての松野さんの実力を肌で感じることが出来るようになり、尊敬の気持ちはさらに増していきました。……ただ、松野さんとはプロレスの点では少し考えが違うところがありまして、今回の試合ではそこをぶつけ合う試合になるのかなと」
――3月大会、6月大会で松野選手とタッグを組んでの試合が行われた際に反則攻撃を要求する松野選手に吉田選手が反発されたことから不和が生じ、松野選手が「プロレスの厳しさを叩き込んでやる」とシングルマッチを要求してこの試合が決まったのでしたね
「そうなんです。コンテストの評価基準には、“知性と品格”という項目があるんです。私はコンテストの審査委員長も務めておりますので、知性と品格のあるプロレスをしたいと思っています。ただ、松野さんは『そんな綺麗事はリングで通用しない』と……。松野さんの考えを否定する気はありませんが、私も信念を曲げるつもりはありません。正々堂々、私の信念を松野さんにぶつけます」
――この試合を因縁決着戦にしたいと
「因縁……というのもまた違う気がしますね。私にとって松野さんは心から尊敬する選手ですし、また組めたらいいなあと思っています。この試合で私を良しと認めていただけたら、タッグを組んでベルトを狙いたいです」
唐澤志陽
――今大会では、田中稔選手とのシングルマッチが組まれました。BBJでは珍しい格闘技色の強いカードだと思います
「そうですね。ワクワクドキドキ、バチバチの試合をしたいと思います」
――UWF系のプロレスは、最近プロレス界でまたムーヴメントを起こしています。BBJにもUの風が吹くことについて、格闘技出身の唐澤選手として思うところはあるのでしょうか
「うーん、UWFがどうこうっていうのに個人的な思いは全然無いですね。世代が少しズレてますし、あまり昔のことにも詳しくなくて。もちろん、UWFについて色々なイデオロギー論争が起きやすいことは知っているんですけど、僕はそれを知らないからこそフラットに“どちらが強いか”という試合ができると思っています」
――田中稔選手はBBJに長く参戦している常連選手ですが、意外にも唐澤選手との対戦は初めてだとか
「そうですね。ホント、僕は試合で当たったこともなかったですし、組んだこともなかったです。僕もBBJでもう少し格闘技色の強いバチバチの試合をしたいなあと、でも相手がいないなあと思っていたところでの田中稔さんとの試合、楽しみですね」
――今後もBBJで格闘技色の強い試合をしていきたいですか?
「そうじゃなくてもいいのかなあ。僕がBBJのバチバチ特攻隊長ってことで。でも、格闘技色の強い試合を続けて、格闘技の人がコンテストに参加したり、プロレスに興味を持ってくれたりってことが出来たら面白いですよねえ」
谷口智一&なべやかん&島谷常寛
――この試合は、初代6人タッグ王座決定トーナメントの決勝戦です。決戦を前に心境はいかがでしょうか
谷口「2人はスピードがあって小柄だけどパワーもある選手という印象ですね。やかんさんもBBJ設立当初から関わってくださっていた選手ですし、島谷くんも早い段階でレギュラー参戦してくれていて僕の中ではBBJ準所属みたいなイメージを持っています。気持ちの中では生え抜きチームって感じでいます。実は前にこの3人でタッグを組んでガン☆プロの皆さんと闘ったことがあるんですよ(※2019年8月9日大会、vs石井慧介&岩崎孝樹&鷲田周平)。そのときからこの3人のタッグには可能性を感じていたので、ベルトを獲って実力を証明していきたいです」
島谷「先月、僕は新しいベルトが出来るとかトーナメントの1回戦ってこととかをTwitterで知るっていう(笑)ホント、いいトリオだなと思ってるんですよ。2019年に1回組んだときから僕もいいチームだなと思ってて、形にしたいなってずっと思ってたので、今回このトーナメントで代表とやかんさんと島谷タッグがまた実現して、ベルトも是非!って感じです。可能性に溢れたチームだなって試合で組んでみて感じました」
やかん「僕と島谷は一緒にタッグベルトも獲ってますんでね。そこに代表が加わったらまさに鬼に金棒、やかん島谷に代表ですよ!(笑)まあ、僕らが獲ったベルトもDPGの奴らに奪われてしまいましたし、前に僕が島谷と組んだとき(※2021年3月大会)には鈴木悟選手に最後やられてしまってますし、今回はその復讐もしっかりしないとなと思ってますよ」
――対戦相手の諸橋晴也選手、大和ヒロシ選手、鈴木悟選手の3人は新旧タッグ王者揃い踏みの強敵です
谷口「DPG3人とも体格が良いですし、見た目も強そうですよね。そこに対してチームとして機動力・スピードを生かして僕らならではの闘い方をしたいです。大柄な3人、デカい奴に小柄な奴がスピードでかき回して勝ち取るというのはプロレスの醍醐味でもあると思います」
島谷「スピードでも体格でも劣ってると思ってないですし、純粋な実力で打ち破ってやりましょう」
やかん「ホント、ダンカン軍の奴らは普通にやっても強いくせにズルいことばっかりやってきて……まるで総帥のダンカンみたいですよ!」
――ちなみに、ダンカン総帥は3周年大会で降臨される……?
谷口「来るって言ってました」
やかん「マジっすか?!またなんか余計なことするでしょう、どうせ。なんか今シーズンは阪神タイガースが強いとかでずーっと調子に乗っててダンカン軍も士気が高いらしいんで厄介ですね。邪魔するようだったらダンカンも殴って黙らせますんで!」
谷口「やっちゃってください!(笑)」
島谷「やっちゃいましょう!(笑)」
――現状、やかん選手の持つ無差別級王座以外のすべての王座をDPGが保有しています。正規軍としてこれ以上DPGへのベルト流出は許されないと思います
谷口「そうですよね。なんとしても我々が初代王者になってDPGの侵攻を食い止めたいと思います」
島谷「そういう気持ちは所属選手が一番強いですよね」
やかん「我々が獲ったらね、タッグのベルトを持ってる諸橋&鈴木に挑戦状を叩きつけますよ。初代タッグ王者のやかん&島谷で取り戻しに行きます。僕はね、今シングルのベルト持ってますし、DDTさんで8人タッグのベルトも巻いてました。これで6人タッグも獲っちゃったら、シングル、タッグ、6人タッグ、8人タッグのベルトを全部巻いた選手ってことになるんですよ!こういう選手って中々いないと思うので、気合い入れて行きますよぉ!」
島谷「6人タッグの試合で勝つってだけじゃなくて、タッグ王座とか次に繋がる試合にしたいです。その熱い気持ちがチャンピオンに伝わる試合をしつつ、我々が6人タッグのベルトを獲ります!」
『3周年記念大会 BEST BODY MANIA 2021』
日程:2021年7月24日(土)
開始:16:00
会場:東京都・東京ニューピアホール
▼3WAYマッチ
ライジングHAYATO(愛媛)/イマバリタオル・マスカラス(愛媛)withキューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)
vs
アントニオ小猪木(西口)/KURUSHIMA(愛媛)
vs
間取り太郎(愛媛)/しゃあ(愛媛)
▼ベストボディ・ジャパンコンテスト選手ベテラン対決・シングルマッチ
ゴージャス松野(DDT)
vs
吉田和彦
▼タッグマッチ
[ベストぽっちゃりジャパン]大鷲透(フリー)/伊橋剛太(DDT)
vs
政宗(フリー)/石井慧介(ガン☆プロ)
▼シングルマッチ
田中稔(GLEAT)
vs
唐澤志陽
▼BBW世界スーパーボディ級選手権 選手権特別ルール 女子タッグマッチ
【王者】山中絵里奈/【挑戦者】赤井沙希(DDT)
vs
【挑戦者】チェリー(フリー)/【挑戦者】米山香織(YMZ)
※通常のタッグマッチ形式で試合を行い、勝利した選手に王座が移動
※第5代王者・山中は初防衛戦
▼初代BBW6人タッグ王座決定戦
谷口智一/なべやかん/島谷常寛(フリー)
vs
[ダンカンプロレス軍団]諸橋晴也(フリー)/大和ヒロシ(フリー)/鈴木悟(フリー)
※勝者組が初代BBW6人タッグ王者となる