「今でも夢に出てきてボコボコにされる」大和ヒロシにトラウマを植え付けられた現役リングサイドカメラマンレスラーがリベンジに向けて気炎!

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 1日、今月8日に東京都・新宿FACEにて開催される『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~2022年 FINAL~』についての記者会見が行われた。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足。47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体である。
 日々ボディメイクに取り組む人材を積極的にプロレス界に勧誘し、昨年には当時58歳の生え抜き選手である吉田和彦が誕生。60代になっても最前線で闘い続けるゴージャス松野とタッグ王座を戴冠するなど幅広い選手層がリング上で活躍中だ。

 さらに、当団体では今年から“コンテスト文化とプロレス文化の融合”を掲げ、本家コンテストには無い『セクシーボディコンテスト』を大会内で開催。男子部門・女子部門とそれぞれ開催されており、プロレス界よりも広大なコンテスト界から集客することに成功し観客数は回を追うごとに増加。このコンテストをきっかけに芸能界からスカウトの声がかかった参加者もいるなど熱い注目を集めている。

 今大会の第1試合では、大和ヒロシvs榎本高志のシングルマッチが行われる。

 榎本は、ベストボディジャパンコンテストの公式カメラマンとしてBBJプロレスの試合もリングサイドで写真撮影をしているが、BBJを侵略している悪の組織“ダンカンプロレス軍団(DPG)”から暴行を受けてカメラを2台破壊され、身体ダメージおよび計43万円の機材修理費を背負うという金銭被害に遭う。
 榎本はリング上でDPGへ復讐すべくプロレスラーとしてデビューすることを決意。練習生として順調に修練を積んでいくが、デビューを目前に控えたエキシビションマッチでDPGの一員である大和ヒロシと対戦したことで潮目が変わってしまう。

 極度の緊張状態に陥った榎本は、ゴングが鳴った瞬間に頭が真っ白になって身動きが取れなくなってしまい戦意喪失。リングで闘う者とは到底言えないその姿勢にブチ切れた大和が公開処刑とも呼べる厳しい試合を展開したことから榎本はプロレスが怖くなってしまい、その後1年以上練習生として燻ることとなった。

 今年7月に約1年半の練習生期間を終えてデビューを果たした榎本だったが、BBJ側はデビュー3戦目の榎本に対して大和とのシングルマッチを用意。
 谷口会長は「やっぱりね、プロレスラーとしてデビューしたからには上を目指してほしいんで、過去のトラウマっていうものを超えて欲しいと思って組ませていただきました」とその意図を語るが、榎本は顔面蒼白。

 試合への意気込みを聞かれた榎本は、「未だに怖くて(エキシ戦の)映像見られてないです。見なきゃいけないんですけど、もう、見ようと思うと動悸がしちゃって。でもボコボコにされる夢だけは今でも見るんで……」と消え入りそうな声で語る。

 しかし、「リングサイドで写真を撮っているときも、大和さんの試合の時には一挙手一投足まで注目して撮って研究はしてきました。プロレスの写真って一瞬の勝負で一写入魂って感じなんで、僕の中では肉眼で見るよりファインダー越しで見たほうが記憶に残るんですよ。大和さんはホントにすごいんですよ。僕なんかが言うのも本当に失礼な話ですけど、基礎が本当にしっかりしてるというか、動きの1つ1つが洗練されてて無駄がないというか、お手本のような、教科書のような動きをされるんです。本当に勉強になるなあって……」と現役リングサイドカメラマンならではの視点で大和を研究していたことを明かした。


 最初は震え声だった榎本だが、最後は「大和さんから色々勉強させていただいたからこそ、大和さんにぶつけたいものがある。僕の1年半の練習の成果を全部ぶつけて燃え尽きたいです」と堂々と意気込みを語った。

『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~2022年 FINAL~』
日程:2022年11月8日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE

▼シングルマッチ
[ダンカンプロレス軍団]大和ヒロシ(フリー)
vs
榎本高志

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