【試合詳細】6・28 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 男色ディーノ&大鷲透&伊橋剛太vs諸橋晴也&大和ヒロシ&鈴木悟 谷口智一&なべやかん&島谷常寛vs政宗&石井慧介&ライジングHAYATO withキューティエリー・ザ・エヒメ 【BBW女子王座】山中絵里奈vs松本都vsチェリー
- 2021-6-29
- 試合
- ベストボディジャパン
『ベストボディ・ジャパンプロレスリング〜SUMMER TOKYO 2021〜』
日程:2021年6月28日(月)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:203人
▼エキシビション シングルマッチ
○遠藤哲哉(DDT)
3分58秒 スリーパーホールド
●榎本高志(練習生)
▼タッグマッチ
アントニオ小猪木(西口)/●中邑珍輔(西口)
8分49秒 三角絞め
米山香織(YMZ)/○赤井沙希(DDT)
▼タッグマッチ
ゴージャス松野(DDT)/●吉田和彦
12分19秒 スクールボーイ
唐澤志陽/○佐藤恵一(フリー)
▼BBW女子選手権試合 3WAYマッチ
【選手権者】○山中絵里奈
8分10秒 M.D.M.A改→体固め
【選手権者】●松本都(崖女)
※もう1人は【選手権者】チェリー(フリー)
※エリナ様が第4代王者となる
▼初代BBW6人タッグ王座決定戦進出トーナメント 〜6人タッグマッチ (Aブロック)〜
○谷口智一/なべやかん/島谷常寛(フリー)
12分30秒 エビ固め
●政宗(フリー)/石井慧介(ガン☆プロ)/ライジングHAYATO(愛媛) withキューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)
※谷口&やかん&島谷が決勝戦進出
▼初代BBW6人タッグ王座決定戦進出トーナメント〜6人タッグマッチ (Bブロック)〜
[ベストぽっちゃりジャパン]男色ディーノ(DDT)/大鷲透(フリー)/●伊橋剛太(DDT)
21分7秒 STFX
[ダンカンプロレス軍団]諸橋晴也(フリー)/○大和ヒロシ(フリー)/鈴木悟(フリー)
※諸橋&大和&鈴木が決勝戦進出
BBW6人タッグ王座初代王者決定戦は正規軍vsDPGの総決戦へ!エリナ様がベテランたちを翻弄し女子王座奪還!松野と吉田のアラカンダンディー対決が決定!
エキシビジョンマッチ
プロレスラーデビューすることが決まってしまったベストボディ・ジャパンプロレス公式カメラマンの榎本のエキシビジョンマッチ第2戦。前回大会では大和ヒロシが完膚無きまでに榎本を叩き潰してプロの厳しさを教え込んだが、この日の遠藤も試合コスチュームではなくベストボディ・ジャパンコンテストの衣装で登場するなど試合前から格の違いを見せつけ、入場時にもコンテストでのポーズを取りながらリングイン。解説のブル中野さんはこの様子を「彼にとってこれは試合じゃなくてコンテストなんですね」と評する。
ロックアップから腕の取り合いとなり、遠藤が終始優位を取りつつクリーンブレイク。
再び組み合うと遠藤がヘッドロックからショルダータックル。榎本がロープへ飛ぶとカウンターのトラースキックを喉元に突き刺し、えずく榎本をスリーパーホールドで絞め上げる。
榎本がロープブレイクすると、遠藤は両手を広げて「打ってこい」と打撃を要求。榎本が必死のエルボー連打も遠藤はビクともせず、お返しの強烈なエルボー一発で榎本を吹き飛ばす。榎本もさらにエルボー連打からドロップキックを見舞うも遠藤は倒れず別方角を指差しさらにドロップキックを要求。榎本は2発目、3発目、4発目と打ち込んでいくも遠藤は倒れず「ボディスラムしてみろ」と要求。榎本が担ごうとしても遠藤は動かず、逆にロープに振って串刺しジャンピングバックエルボーを狙うが、榎本が回避してボディスラムに成功。
しかし、遠藤はすぐに起き上がって「こうやるんだよ!」と榎本の身体がバウンドするほどのボディスラムで叩きつけ、グラウンドでの胴絞スリーパーホールドに捕らえると榎本は無念のタップ。
第1試合
赤井と米山の身長約25cm差の女子タッグに対するは、男子レスラーとしてはかなり小柄な小猪木と、最新のトレンドを取り入れて純白のコスチュームに王冠を被って登場した珍輔。
小猪木は「オイ!二世来い!二世!」と赤井との対面を要求すると、赤井も「はあ?アンタ、ニセモンやろ?」と反論。
赤井と小猪木の対面でゴングが鳴ると、西口勢のホームとも言える新宿FACEだけに観衆から熱い小猪木コールが起きる。赤井が手4つを仕掛けると、小猪木の身長では全く手が届かず。小猪木がジャンプして手を掴もうとすると同時に赤井もジャンプするため結局届かず。ならばと小猪木は猪木アリ状態を作り出して赤井を誘い、赤井の蹴りをかわしながら距離を取る。
再びスタンドになり、ロックアップで小猪木が押し込んで「来いよ!」と挑発。今度は赤いが押し込むと、離れ際に「おチビちゃん、ちょっと落ち着いたら?」と小猪木の頭をポンポン叩く挑発。怒って突っ込んでくる小猪木をいなしてフロントネックロックに捕らえながら米山にタッチ。
米山が赤井を真似て「来いよ!おチビちゃん!」と挑発。小猪木は「オメーの方がチビだろ!」反論し、「チビ!」「お前がチビだ!」と子供の喧嘩のような罵り合いを展開。怒った小猪木が米山をリストロックに捕らえながら自慢のアゴを手首にゴリゴリ押し付けて痛めつけ、珍輔にタッチ。
珍輔はロープに捕まって滾ってからビクンビクンと痙攣しつつ距離を詰めてロックアップで組み合い、米山を押し込むと脱力しながらブレイク。米山の攻撃をいなしながらコーナーに上げてニーアッパーを見舞うと、米山をコーナーで踏みつけながら滾り始め、これを止めに来たレフェリーが珍輔の手を取るとレフェリーも痙攣。レフェリーの手を取った赤井も痙攣。赤井の手を取った小猪木も痙攣。そして珍輔が「イヤァオ!」と叫んで締めのポーズを決めると同時に全員吹っ飛んでいく。
再び小猪木と米山の対面となると、小猪木が弓引くナックルアローを連打。米山もモンゴリアンチョップからぐるぐるパンチを見舞い、この日はクロスチョップには行かず小猪木のアゴを掴んで引き回した後に唐竹割り。赤井にタッチ。
赤井はPK、串刺しビッグブートと蹴撃を連打し、コーナーに上ってダイビングクロスボディを発射も小猪木が回避。小猪木が赤井の足を取ってレッグスプレッドも、赤井の足の長さと小猪木の身長がほぼ同じであることが実況席から指摘されると、小猪木は怒りの足4の字固め。これは米山がカットし、赤井と2人で小猪木をロープに振ってダブルのビッグブートを発射。足の長さの違いから赤井のビッグブートしか当たらずも、その威力に小猪木が吹き飛ぶ。小猪木は2人に連続で何度もドロップキックを見舞う意地を見せ、珍輔にタッチ。
珍輔は倒れた赤井の頬をぺちぺち叩いて挑発すると、赤井のハイキックをかわしてニールキック。さらにコーナーで滾ってからキンシャサを叩き込むもまさかのカウント2。ここに小猪木が加勢に入ると、珍輔が赤井を羽交い締めにし、小猪木が延髄斬りを発射もこれが珍輔に誤爆。赤井はこの隙を見逃さず珍輔にサッカーボールキックを見舞ってからの三角絞めでギブアップを奪った。
試合後、小猪木が握手を求めると米山が応じ、続く赤井も深々と頭を下げながら両手で小猪木の手を握り返した。
第2試合
松野&吉田は前々回大会でタッグを組んで出場したが、松野の要求したイス攻撃を吉田がその正義感から拒否したことが敗戦に繋がった。試合後に「プロレスは綺麗事だけじゃ勝てないんだよ」と説教する松野に対し、吉田は松野が退場するためロープをまたいだ瞬間にそのロープを蹴り上げての急所攻撃を見舞い「これでいいんでしょう?」と挑発した頃から2人の間には不和が生じていた。
入場時も一切目を合わせない2人対し、恵一が「シェイクハンドしよ?」と申し出るも、松野は「G7見てないのか?今はみんなヒジでやってんだよ、ヒジで」とエルボータッチを要求し始め、恵一は「分かんないよ、話が……」と頭を抱える。
吉田と唐澤の対面でゴングが鳴ると、バックの取り合いを制した唐澤が首投げからサッカーボールキックで先制しヘッドロック。吉田は唐澤をロープに振ってショルダータックル合戦で打ち勝つも、唐澤が足払いから袈裟固。吉田がこれをヘッドシザースで切り返し、両者タッチ。
松野と恵一の対面となると、松野がロックアップで押し込みながらのガットショット連打、コーナーに押し付けながらのチョーク攻撃、ロープへの顔面かきむしり、コスチュームの中から取り出したヒモでの首を絞め上げ、リング外から持ち込んだペットボトルでの殴打、サミングと吉田への当てつけかのような立て板に水の反則三昧。松野は吉田にタッチしてから恵一をフルネルソンで絞め上げながら吉田へ攻撃を促すが、吉田が反則攻撃を拒否すると松野がジロリと睨みつけながら下がっていく。
この間にダメージを回復させた恵一は吉田にダブルチョップを連打しながら自軍コーナーへ押し込み唐澤にタッチ。
唐澤は吉田の上へのミドルキック連打からヒジへのエルボースタンプ、ヒジへのオーバーヘッドキックと一点攻めからサッカーボールキック&PKの連打。さらに首相撲からの膝蹴り連打を見舞ってロープに飛ぶが、吉田がカウンターのルーテーズプレス。松野にタッチ。
松野は唐澤の顔面をロープにこすりつけ、唐澤が反撃に転じようとすると「あ!」と虚空を指差して気をそらしてからのローブローで怯ませフライングクロスチョップ。さらにたっぷりと溜めてからのゴージャススーパースターエルボーを発射も唐澤が余裕を持って回避し、両者タッチへ。
恵一と吉田は互いに互いの動きを阻害し合う熾烈なコーナーへの振り合いを展開し、これに競り勝った吉田が串刺しラリアットを見舞うと恵一も即座にラリアットで反撃。ここに唐澤が入ってきてダブル攻撃を狙うが、吉田は2人の攻撃を誤爆させ、恵一にリバース・インディアン・デス・サイドポーズ。松野が気を利かせてキャメルクラッチで加勢に入ると、あくまで正々堂々の戦いにこだわる吉田は技を解除して松野をコーナーに下がらせる。また改めてリバース・インディアン・デス・サイドポーズに入ると、唐澤がカット。松野が唐澤を排除し、吉田とともに恵一をロープに振って行くが、ダブル攻撃の息が全く合わず、イラついた松野が吉田にビンタ。思わぬダメージを負った吉田へ恵一がスクールボーイ。松野はカットに入る素振りも見せず冷たい目で見下ろし、そのまま3カウントが入った。
松野「えぇ?負けちゃったじゃないかよ。えぇ?『反則ばかり』ってお前、反則で負けになんないんだよ。まだ分かんないのか!」
恵一「勝手にやってろ!」
(※恵一&唐澤が帰ろうとする)
松野「聞いてろよお前たちも」
恵一「巻き込むな!」
松野「勉強になるから聞いていけよ。プロレスは、5カウントまでは反則じゃないんだよ。レフェリーは反則を認めるまでは反則じゃないんだよ。綺麗事じゃないんだよ。えぇ?お前よ、クリーンとかなんとか言って負けたらしょうがないじゃないかよ。それによ、『知性と品格』?お前、宝塚じゃないんだよ。清く正しく美しく。そんなのはこのリングの上じゃ通用しないんだよ。(※観客から「もう帰っていいよ」と野次が飛ぶ)なに言ってんだよお前!高いお前、払ったんだから話聞けよ!……分かったよ、審査委員長。そんなに言うなら、7月24日、ベストボディ・ジャパンプロレスの3周年大会、ニューピアホールでシングルマッチやってやるよ。どうですか?ニューピアホールでプロレスの厳しさ、叩き込んでやるよ。楽しみにしとけ」
松野が退場するためロープをまたぐと、吉田がロープを蹴り上げて急所攻撃。そして前々回に続き「これでいいんでしょう?」と挑発して去っていった。
第3試合
進垣リナの負傷欠場によって返上になってしまったBBW女子王座決定戦は、前々王者であり進垣に挑戦も決まっていたエリナ様、BBJへの継続参戦のために決定戦に名乗りを上げた都、しれっと加わっていたチェリーの3人による3WAYマッチで行われることに。
都が2人に握手を要求するも、エリナ様は無視を決め込み、チェリーが手をはたいて拒否。
ゴングが鳴るとチェリーとエリナ様が手4つからリストを取り合っていき、都がこれに混ざろうとするも全く相手にされず、無理やり割り込もうとすると2人に同時に蹴飛ばされてしまう憂き目に遭うも、2人がクリーンブレイクするとすぐ側でポーズを決めて3WAY感を醸し出す。
これを見たチェリーとエリナ様が結託し、都を2人でロープに振ってダブルチョップ。2人はハイタッチを交わすが、チェリーがガットショットからのフェイスクラッシャーで都の上にエリナ様を重ねて2人へ同時にフットスタンプ。チェリーがフォールに入るとエリナ様が足を引いてカットし、エリナ様がフォールに入るとチェリーが足を引いてカット。エリナ様とチェリーの打撃の打ち合いとなり、エリナ様がロープに飛ぶと、都がエプロンからキックを放ってカット。
チェリーと都は「コイツを先にやっちまおう」と結託し、エリナ様をコーナーに振ってからトレイン攻撃を狙う。都が先に突っ込んでいって一撃入れると、その隙にチェリーが都をスクールボーイ。都がキックアウトしてぷりぷり怒ると、チェリーは「もっかいもっかい!」と仕切り直すも、同じ流れからチェリーが都にスクールボーイ。都が「ふざけんなマジで!ナメんな!」とチェリーに食って掛かる中でエリナ様が突っ込んできてチェリーに串刺しドロップキック。都へはボディスラムからリバース・インディアン・デスロックに捕らえ、チェリーもコブラツイストで捕らえて2人へ同時に攻撃。さらにそのままチェリーをDDTで突き刺し、都の足にもダメージを入れる。
エリナ様は2人をコーナーに重ねてブロンコバスターを発射も、都だけ回避に成功。都が2人を重ねてマンマミーア。さらに都はチェリーに殴りかかるが、チェリーがガードした上でボディブローを叩き込み、熟女でドーン!。さらにエリナ様がスタンディング式シャイニング・ウィザードを叩き込み、熟女でドーン!を被弾しつつもハイキックをクリーンヒット。3人が大の字のトリプルダウン。
チェリーがいち早く起き上がり、エリナ様にダブルリストアームサルト。さらに「どっこいしょ!」と大外刈りからコーナーに上ってチェリートーンボムを狙うが、エリナ様のセコンドに付いていた大石がついに動き、ロープを揺らして妨害。チェリーはなんとか体制を立て直してチェリートーンボムを発射もエリナ様が回避して自爆させる。
ここへ都が入ってきて2人を重ねて踵落とし。そしてコーナーに上ってマンマミーアZで2人まとめて踏みつけてダブルフォールも、大石がレフェリーの足を引いて場外に引きずり出してしまう。
無法地帯となったリングにエリナ様がムチを持ち込んで都をひっぱたく。チェリーはムチ攻撃を回避したものの、大石がエプロンから飛び蹴りを放ってアシスト。大石がリングに上ってくると都がレインメーカーで排除するものの、エリナ様はその隙を見逃さずに都の顔面をムチでひっぱたき、M.D.M.A改(※前後開脚式リバースDDT)で都から3カウント。
エリナ様「私が、チャンピオ~ン♪でも、1つ納得できないところがあるのよね。このベルト、進垣から取り返したかったわけ。まあ、しょうがないわ。今度は進垣からこのベルトを防衛する。だから早く戻ってこい、進垣!待ってるわ♪」
第4試合
新設されるBBW6人タッグ王座の初代王者決定トーナメントの初戦。BBJ正規軍と、正規軍とともに闘うことの多い3人の正々堂々の戦いに期待が持たれるこの試合。
まず谷口と石井でゴングが鳴ると、手4つから石井がヘッドロック、さらに谷口のショルダータックルをビッグブートで迎撃してみせるも、谷口はこれを耐えて再びショルダータックルを放って石井を吹き飛ばす。
HAYATOと島谷の対面となる、スピードを生かしてロープワークで翻弄するHAYATOに対し、島谷は足を刈ってロープに飛び、HAYATOとスピードで渡り合いながらアームドラッグを連発し、起き上がり際にドロップキック。やかんにタッチ。
やかんは島谷とともに2人でのドロップキックを発射もHAYATOがこれを回避。政宗、石井がなだれ込んできてやかんへトレイン攻撃を見舞い、3人で代わる代わる何度もやかんをボディスラムで叩きつけていく。
石井に代わると、やかんを逆エビ固めで苦しめ、政宗にタッチ。
政宗はセントーンアトミコからネックツイスト。エルボー連打で反撃するやかんをエルボースマッシュで黙らせてHAYATOにタッチ。
HAYATOはやかんをフロントネックロックで絞め上げ、その下半身の馬力で自軍コーナーまで押し込もうとするやかんをスイング式フロントネックロックで振り回してから石井にタッチ。
石井はビッグブートからやかんをコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、やかんがブートで止めてコーナー上からの飛びつきフランケンシュタイナー。島谷にタッチ。
島谷はHAYATO、政宗をランニングエルボーでなぎ倒してから次々にボディスラムで叩きつけていき、石井には串刺しラリアットからのミサイルキック。さらに石井とエルボー合戦を展開し、石井の連打で劣勢になるとすぐさま延髄斬りで切り返す。石井もこれを倒れず耐えて延髄斬りでやり返し、バックドロップからノーザンライト・スープレックスを狙うが、島谷が空中で姿勢を切り替えてDDTで突き刺す。両者タッチに行くが、石井が先に政宗にタッチ。
政宗はコーナー上から飛びついてアームドラッグ。さらにスイングDDTを狙うが島谷がブレーンバスターで切り返し、谷口にタッチ。
谷口は強烈な逆水平チョップ連打でコーナーに押し込み、串刺しラリアットからブレーンバスター。さらにラリアットを狙うが、政宗が追走ドロップキックで迎撃し、ショルダーネックブリーカーから押さえ込むもHAYATOがカット。
やかん&島谷がHAYATOをロープに振っていくと、HAYATOはダブルのドロップキックで2人を場外に蹴り出し、スプリングボード式の場外ダイビングクロスボディ。政宗は谷口をフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつけてからコーナーに上がりダイビングクロスボディを発射も、谷口がこれをキャッチして放り捨てラリアットを発射。
政宗はこれを回避してバックを取り、ロープ際まで押し込んで行くと、HAYATOがエプロンからジャンピングハイキック。しかしこれが政宗に誤爆してしまい、思わぬダメージを負った政宗を谷口が全体重をかけてのエビ固めで押さえ込み3カウント。
第5試合
前回大会から因縁が生じたダンカンプロレス軍団とベストぽっちゃりジャパンの抗争はトーナメント1回戦で早くも実現。DPGは試合に出場する3人の他、大石&エリナ様も携えてフルメンバーで登場。新戦力・男色ディーノを加えたぽっちゃり軍は3人で膨満ボディなサイドポーズを決めて結束をアピール。
大鷲と諸橋のパワーファイター同士の対面でゴングが鳴ると、重厚なロックアップでの押し込み合いが展開され、ショルダータックルでぶつかり合うがこれも全くの互角。大鷲が「お前が来い!」と要求すると諸橋も「オメーが来いコラ!」と一歩も引かず。
すると大鷲は「テメーがヅラ被ってることここのお客さん全員にバラすぞコラ!」と久々のハゲいじり。諸橋が頭になにか乗せているというスヴェンソンの公式HPにインタビューまで掲載されている諸橋の公然の秘密が暴露されると精神的に大きなダメージを負ってしまった諸橋は鈴木にタッチし、大鷲も満足げに伊橋にタッチ。
鈴木は素早く伊橋のバックを取っていくが、伊橋の豊満なウエストは鈴木の長い腕でもクラッチできず、伊橋がするりと抜けてアームドラッグ。伊橋はドロップキック、ギロチンドロップと放っていくが鈴木はいずれも回避。両者距離を取ってタッチへ。
ディーノと大和の対面となると、ディーノは軽快なステップを踏みながら大和の股間を凝視して舌なめずり。大和がリストロックに捕らえると、ディーノは腕を取り返して大和の手を自らのタイツの中へ。大和が悲鳴を上げて飛び退き、ディーノに首投げからスライディングXを発射も、ディーノはこれを回避して大和のバックマウントを取り、そのままパンパンと腰を打ち付けて大和を凌辱。大和が必死のブレイクを見せると、ディーノはスナップスープレックスから男色ナイトメア。ディーノが勢いよくタイツを下ろすと、ディーノを見慣れないBBJの観衆が悲鳴を上げ、その新鮮な反応にご満悦な様子で大和に悪夢を見せていく。諸橋がナックルでカットするとディーノが座り込んで顔面騎乗。大和はえずきながらもなんとかキックアウト。ディーノは伊橋にタッチ。
ぽっちゃり軍の3人が大和を取り囲み、大鷲&伊橋のぽっちゃりお腹サンド+ディーノの立ちバックのトリプル攻撃が炸裂するが、伊橋がラリアットを狙ってロープに飛ぶとDPGセコンドの大石が場外から伊橋の足を引いて場外に出し、そのまま全員入り乱れた場外戦へと発展。
大和は伊橋をリングに放り込むと、「お返しだァ~!」と拳を伊橋の尻の穴に突っ込むというハードな攻撃を見舞い、DPG全員で伊橋をメチャクチャに踏みつける。さらに鈴木がPK、大和は串刺しスピアーから後頭部への低空ドロップキックと見舞っていき、鈴木が芯喰う飛び膝蹴りを狙うも、伊橋がレッグラリアートでカウンターし大鷲にタッチ。
大鷲はビッグブートでDPGの面々を次々となぎ倒し、大和&諸橋をダブルのヘッドシザースホイップで排除。大鷲と鈴木の逆水平チョップ合戦が展開され、大鷲が連打で打ち勝ってブレーンバスターの体勢も、鈴木が耐えて逆にブレーンバスター。両者タッチ。
ディーノは諸橋にランニングエルボースタンプを見舞っていき、諸橋がナックルで反撃するとディーノの股間をふわりと触って反撃。諸橋が怯むと男色クローで諸橋の股間をギリギリと絞り上げていき、諸橋は一時は失神寸前まで追い込まれる。しかし、諸橋は意識を取り戻して全身の筋肉をみなぎらせるとディーノの手にダメージが入り始め、苦しむディーノを股間投げ。両者タッチ。
伊橋と大和の対面となり、大和の逆水平チョップ連打を耐えた伊橋がラリアット。さらにロープに振っていくが大和がロープに捕まって耐え、突っ込んできた伊橋にカニバサミ。ロープに倒れ込んだ伊橋の顔面に大石がイスをフルスイングして叩き込む。鈴木がレフェリーの気を引いている間にエリナ様がイスの上に伊橋の顔面をセットし、ムチで号令をかけると諸橋&大和&大石のトリプルドロップキックが伊橋の顔面に炸裂。DPGの面々は伊橋にトレイン攻撃を狙うが、伊橋は鈴木をショルダータックル、諸橋&大和をダブルラリアットでなぎ倒す。
ここに大鷲が入ってきて延髄斬り、さらにディーノがホモイェを叩き込み、伊橋がボディプレスからコーナーに上がりムーンサルト・プレスを投下も大和が回避。すかさず鈴木がPK、諸橋がクォーラルボンバーを叩き込み、大和が伊橋の巨体をフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつける。
ディーノがこれをカットし、大和へリップロックを狙うが、レフェリーへ誤爆。レフェリーが落ちてしまうと大石がイスを持ってリングに上がりディーノに殴りかかるが鈴木へ誤爆。大石は諸橋とともにディーノへ躍りかかるが、ディーノは2人の攻撃をかわして2人をくっつけてリップロックの同士討ちをさせ、ダブルのコンプリート♂ショット。
DPGの面々が大の字になる中、ディーノは「さぁ!お待たせしました!ベストぽっちゃり軍、最大の奥義……アナル!」とあまりにもストレートな必殺技宣言からコーナーに上がって尻を出し、地獄門を開ける。これを見たエリナ様が「キャアアアア!」と悲鳴を上げて会場外へと逃げてしまったため、相手セコンドの数を削るという思わぬ効果も生み出す。この地獄絵図を見た大鷲は、「ちびっこたち!こんな大人になっちゃダメだぞ!」と来場していたちびっこ観衆に注意喚起。
大和、諸橋が地獄門の餌食になって倒れ込む中、大和は「絶対!イヤだ!」とディーノの尻にドロップキック。ディーノが場外に転落してビクンビクンと痙攣する事態となり地獄門は閉じてしまったが、大鷲が「お尻が無くなっちまったら俺たちはどうやって勝てばいいんだ……!」と嘆くのを聞いた伊橋が「あんちゃぁ~ん!尻だったら、ここにあるさ!」とコーナー上で尻を出す。大鷲は大和を伊橋の尻に突っ込ませようとするが、大和がリバースして大鷲を伊橋門に突っ込ませて撃退。
大和はコーナー上の伊橋をパワーボムで叩きつけ、投げっぱなしジャーマンからスライディングX。続けてSTFXで絞り上げると伊橋は無念のギブアップ。
大石「おい、負け犬は帰れ帰れ!……帰れ、頼むから」
(※ベストぽっちゃり軍が退場していく)
大石「散々な目にあったよ……。まあまあまあ、DPGは順当に決勝戦進出だコラ!来月は、ベストボディ・ジャパンプロレス3周年大会?決勝戦が行われるなあ。決勝戦の相手は誰だぁ?!出てこい!(※しばらく誰も出てこず)……みんな出てこい、どんどん。準備しとけよ。だいたい分かるだろ?!」
(※谷口&やかん&島谷がリングイン)
大石「おうおうおう、なんだ?試合見てなかったけど、勝ったのは、チビ2人とデブのCEOじゃねーかオイ」
島谷「そんな変わんねーだろ」
大石「どこがだァ?!全然違うだろ!全然違うだろ!全然違うだろ!(※島谷と必死の背比べ)……まあ、なんか言ってくださいよ、カイチョーさん?(笑)」
谷口「大石選手、(ベストボディ・ジャパンコンテスト)熊本大会4位、おめでとうございます。大石選手、初コンテストで緊張してましたよね?(笑)今リング上ではすごく口が達者ですけど、その勢いでコンテストやってくれてたら優勝出来たんとちゃいますか?」
大石「う、うっせーなぁ!うっせーなぁ~!4位っていうなあ、立派だけど中途半端な結果、満足してねーんだよ。絶対リベンジしてやるからな!覚えとけよ!そんなことどうだっていいんだよ!俺のベストボディ・ジャパン熊本大会第4位のことはどうだっていいんだよ!タイトルマッチだよ!来月の6人タッグのタイトルマッチ!俺は関係ねーんだよ!ウチの大和&諸橋&鈴木悟で6人タッグのベルト奪うぞ!テメーらはどうだ?そんなチビ!チビ!デブ!そんなんで勝てると思ってんのか!」
(※島谷が諸橋へ突っかかっていき、両者顔面をバチバチと張り合いヒートアップ)
やかん「あのなあ、おたくらの総帥のダンカン。今日な、Twitterアップしてたけどな、『いいね』が全然押されてねーんだよ。そんな奴らに負けるわけねーだろ!」
大石「おい……お前ら来月……」
やかん「4位、なんだよ?(笑)」
大石「4位だって立派なんだよォ!もう、お前らあとはよろしくおねがいします……」
(※DPGの面々が退場)
谷口「皆さん、やっと悪のダンカンチームが帰りましたけど、大石さんみたいに身長も体型も順位も中途半端な4位じゃなくてね、日本2位の人とかグランドチャンピオンの人とかも応援に来てくれてます!皆さん、楽しみにしていてください。今年中か、来年に日本2位の人もデビュー予定なんで、パワーも身体の強さも肉体のレベルも、さっきの4位の中途半端のとは全く違う!会長としてはそういういい選手をどんどんスカウトしてBBJ正規軍をレベルアップさせるのが僕の仕事だと思ってます。試合とともに選手のスカウトも頑張っていきたいと思います。今日は6月28日、『コロナが落ち着きました』と言いたいところだったんですけど、まだまだ東京は感染者が増えています。レスラーは定期的にPCR検査をやって、全選手陰性です。会場全体も感染症対策をしっかりやった上で、せっかく応援に来てくださってるみなさんに、オリンピックじゃないですけど、安心安全に観戦いただけるように万全の体制を整えて開催させていただいています。来月7月24日!ここじゃないですよ、1周年大会をやった東京ニューピアホールというここの2倍、3倍位の会場で、皆様のおかげで3周年記念大会を開催します!2018年の旗揚げから、本当に皆様の応援のおかげ、お力添えのおかげでここまで来ることが出来ました。改めて深くお礼申し上げます!ありがとうございます!来月7月24日、土曜日という週末で大変お忙しい、そしてオリンピックが開幕する7月23日の翌日ということで皆様も大変お忙しいタイミングだと思いますが、是非是非来月のベストボディ・ジャパンプロレス3周年記念大会も、是非是非!是非ともご来場ください!よろしくお願いします!では、最後にたくさんご挨拶をさせていただきましたので、最後の最後はウチの一番いいベルト、BBW無差別級チャンピオン!身体は小さいけど気持ちも心もパワーも大きいなべやかんさんのご挨拶とともに締めさせていただきます!やかんさん、よろしくお願いします!」
やかん「本日は皆さんありがとうございました!最後は『B!B!J!』で締めさせていただきますので、皆さん手だけ上げていただければと思います。それでは行きましょう!B!B!J!ありがとうございましたァッ!」
<大会後コメント>
山中絵里奈
――見事王座を奪取されました
「まあ、このベルトが似合うのは私しかいないでしょ?結果としては当然だけど、チェリーさんと都さんという強い選手を倒せて安心してますね。当然の結果だけど」
――女子王座について、防衛戦はいかがお考えですか?
「進垣が戻ってくるまで、暇つぶしに誰でも相手してあげるからいつでも誰でもかかっておいでなさい」
――メインイベントではDPGが勝利して6人タッグトーナメント決勝に駒を進めました
「まあ、予選なんでアレも当然の結果。来月の3周年記念大会で優勝してもらって、私達ダンカンプロレス軍団のベルトコンプリートに向けて一歩進むことになるでしょうね」
<大会総括>
谷口智和CEO
「今日はなんといっても新設される6人タッグトーナメントの1回戦の2試合ですね。Aブロックは島谷、やかん、私がどうにか勝ち上がりまして、Bブロックは……ぽっちゃり軍に勝ち上がってほしかったんですけど、悪のダンカンプロレス軍団に敗れてしまったので。次回の3周年記念大会、7月24日のニューピアホール大会で優勝して蹴散らしてやろうかなと思ってます」