“異種格闘技三冠王”鈴木悟が元キックボクサーの大型レスラーに圧勝し王座統一を宣言!
- 2019-12-20
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- ベストボディジャパン
19日、東京都・新木場1stRINGにて、『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~令和元年最終戦~』が行われ、鈴木悟がBBWスーパーボディ級王座を防衛した。
ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という思いを持って昨年8月に旗揚げしたプロレス団体。
鈴木悟は第48代、第50代ボクシング日本ミドル級王者、第4代シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者に君臨した実績ある格闘家でありながら、昨年11月に42歳にしてHEAT-UPでプロレスラーデビュー。その後はベストボディ・ジャパンプロレス(以下:BBJ)に継続参戦し、今年9月にBBWスーパーボディ級王座を戴冠。ロープ際に追い込んで左右のパンチでラッシュをかけるSSC(スズキ・サトル・サイクロン)や芯を食う威力の芯食う飛び膝蹴りといった必殺技で絶対的な強さを発揮している。
この日、鈴木に挑戦した鷲田はキックボクシングのバックボーンを持ち、「鈴木さんは格闘技を知っている人間からすると雲の上の存在」と語っていたが、プロレスのキャリアと体格では上回っており、鷲田の大金星も期待されていた。
試合が始まると、鈴木はグラウンド戦で鷲田を圧倒し、腕に狙いを定めた一点集中攻撃でペースを掴むが、パワーで勝る鷲田が鈴木の旨を真っ赤に腫れ上がらせる強烈な逆水平チョップを打ち込んでいき、バックドロップやランニングネックブリーカードロップと猛攻。
鈴木はこれを耐えきってエルボー合戦に打ち勝つと、SSCから投げっぱなしジャーマン。さらに鷲田が起き上がった瞬間に芯食う飛び膝蹴りで鷲田を沈めた。
試合後、鈴木は「試合中に鷲田選手の気迫に感化されて『打ち負けない!』『今日は負けない!』という気持ちになれたから勝てたというのはありますね。ベストボディジャパンプロレスには他にもベルトがあるじゃないですか。今はダンカンプロレス軍団に持っていかれてますけど。僕はこのベルトを保持しながら他のベルトも統一していきたいと思います」と、さらなる王座奪取と統一王座への野望を掲げた。