“団体内NG”の元キッズレスラー2名が遺恨解消マッチに臨むも解消ならず!「あんた、やっぱりなんも分かってないよ」

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 9日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会FINAL』が行われ、柊くるみ&宮城もちが藤本つかさ&つくしからインターナショナル・リボンタッグ王座を奪取した。

 柊くるみとつくしは、ともに2010年に小学生のキッズレスラーとしてデビューし、のちに“This is ICERIBBON”と団体名を冠したタッグチームとして活躍。キッズ時代も含めて4度の王座戴冠を果たしてきたが、2017年に紆余曲折あってつくしが長期欠場&キャリアリセットすることとなり、当時2人で保持していた王座を剥奪される。
 その後、2018年9月の横浜文体でケジメのシングルマッチを行った両者は和解し、10月にタッグを再結成してリボンタッグ王座に挑んだが惜しくも敗戦。しかし、くるみは「自分たちはまだまだ上に行ける。お互い一人で戦って強くなって今度こそは『うちらがThis is ICERIBBON』って胸を張ってみんなに言えるように頑張りましょう」とつくしへ将来的なチーム再結成を提案していた。

 しかし、それから2年弱の時が流れても両者が再結成して王座に返り咲くことはなく、つくしは藤本つかさとの“ドロップキッカーズ”としてリボンタッグ王座を戴冠。
 そして、先月の大阪大会で藤本が両者の間で“団体内NG”があることを明かすと、くるみはついに「つくしと試合するのが正直イヤ。2年前の試合からつくしは根本的になにも変わっていないし、2人の間の溝は話し合っても試合しても多分埋まることは一生無い」と公言してしまう。
 藤本はつくし&くるみの仲の修復に奔走し、くるみが提示した「前哨戦を行わない」という条件を呑んで最後の横浜文体での王座戦をセッティング。つくしは少しでもくるみとの溝を埋め、藤本に報いるべく気炎を上げていた。

 この日、くるみはつくしとの試合前の握手も拒否し、終盤まで意識的につくしとのマッチアップを避けながら試合を行っていたが、藤本がなんとか両者の対面を作ろうと奮戦。
 藤本の努力が実を結び、終盤につくしとくるみが対面するとつくしは一瞬ためらうものの得意のエルボーで突撃。藤本、もちは両パートナーのサポートに徹して連携&合体攻撃を互いに決めていき、くるみとつくしは両者腕を掴んで互いに引き寄せながら互いの気持ちとエルボーをゴツゴツとぶつけ合う。しかし、最後はくるみ&もちの合体人でなしドライバーからくるみの小型冷蔵庫爆弾(ダイビング・ボディプレス)で3カウント。

 試合後、マイクを取ったくるみは「つくし、あんた、やっぱりなんも分かってないよ。態度とか見てて、なにも伝わってこないよ。今日試合して、元の状態に戻ることは難しいと思う。でも、色んな覚悟を持って今日この試合に挑んできてくれたことは伝わりました。伝わったし、キャリアリセットしてしまったけど、そっから這い上がってきたことは知ってるし、10年やってることは変わらないと思うから。だから、今日はありがとうございました」とつくしに語りかける。

 その後、藤本がもちに、つくしがくるみの腰にベルトを巻き、藤本がくるみ&もちの手を掲げる。その様子を少し距離を置いて見ていたつくしは、くるみに歩み寄ると手を取ってなにかを一生懸命に語りかけ、くるみはつくしの目を真っ直ぐ見つめながらこれを聞いていた。

 試合後、つくしは「くるみさんが、やっぱり自分にとっては必要な存在だし、大切な存在です。あのとき、プロレスから逃げなくて、プロレスを辞めなくて、本当に良かったなって今日は心の底から思ったし、あの時のくるみさんの後悔、苦しみ、悲しみ、全部背負って、これからの試合に臨みたいなと思います」とその胸中を語り、藤本に礼の言葉を述べる。
 藤本は「くるみの気持ちはわからないけど、(つくしとくるみとの試合は)すぐには組まないと思いますが、ゼロではないとだけ言っておきます」と可能性を残した。

 一方、くるみは「やっぱりたぶん誰もが和解して、またこれからも前みたいにちょっとずつ戻ってって、試合したり、当たったり、組んだりっていうのは絶対思ってることだと思うし、つっかさん(藤本)とかもそうやって考えてたかも知れないっていうのは、自分自身が一番よくわかってて。でも、自分に嘘をつきたくないというか、ホントに試合後に思った気持ちだったので、誰に何を言われようとも、自分の考えはこれなので。いつかわかんないですけど、またやるときも来ると思うので、そのときにまた改めて」と、ファンや団体の気持ちと自身の気持ちが板挟みになっていることの苦悩を漏らした。

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