PANCRASE308の前日軽量でライト級暫定KOP戦を行うソリホンと粕谷が対峙!法DATEが計量超過でトーナメント不戦敗

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 9月28日正午、都内新宿区にて、『PANCRASE 308』(9月29日、新木場スタジオコースト)の前日計量が行われた。
 残念なことにトム・サントス、法DATEが計量オーバー。サントスは、ライト級(70.3㎏契約で71.75kg。ルール上の許容範囲5パウンド以内で、対戦相手の雑賀ヤン坊達也が試合を受諾したため、キャッチウエイトとして試合成立となった。
 法DATEは、女子ストロー級 暫定王者決定4人トーナメント第1試合としてチャン・ヒョンジと闘う予定だったが、ストロー級(52.2㎏契約)で54.65kg、ルール上の許容範囲5パウンド以上を超過したため、試合中止となった。
このため、チャン・ヒョンジは不戦勝となり、12月8日大会での決勝に進出が決まった。

メインカード出場選手のコメントは以下。


▼第1試合 フェザー級 3分3R
近藤孝太(ハイブリッドレスリング山田道場/65.7kg)
VS
小森真誉(GRABAKA/65.5kg)

近藤「全力で暴れます」

小森「初のメインカードなので、1試合目からバッチリ極めます」


▼第2試合 ストロー級 5分3R
宮澤雄大(K-PLACE/52.6kg)
VS
佑勢乃花(フリー/52.45kg)

宮澤「新しいスタイルで必ず倒しに行きます」

佑勢乃花「明日は荒磯親方の断髪式なので、花を添えます」


▼第3試合 ライト級 5分3R
冨樫 健一郎(パラエストラ広島/70.95kg→再計量パス)
VS
林 源平(和術慧舟會IGGY HAND’S GYM/70.55kg)

冨樫「思いっきり殴ります」

林「殴りまくって壊します」


▼第4試合 フライ級 5分3R
マイラ・カントゥアリア(NEW LEVEL ACADEMY/56.8kg)
VS
端 貴代(和術慧舟會AKZA/56.35kg)

マイラ「極めてベルトを獲る所まで行きます」

端「この日のために、やるべきことをやって来ました。あとは当日出すだけです」

▼第5試合 ライト級 5分3R
トム・サントス(Team Brazilian Thai/71.75kg)
VS
雑賀 ヤン坊 達也(総合格闘技道場DOBUITA/70.15kg)

サントス「ごめんなさい」

雑賀「KOしちゃいます」


▼第6試合 フェザー級 5分3R
田村一聖(KRAZY BEE/65.8kg)
VS
杉山和史(TURNING POINT MMA/Hybrid Fighter/65.95kg)

田村「熱い試合をします」

杉山「ずっと戦いたかったすごい選手なので、血だらけになるほど、格闘技が嫌いになるほど殴り合いたいです」


▼第7試合 ストロー級クイーン・オブ・パンクラス 暫定王者決定4人トーナメント1回戦
法DATE(Team DATE/55.4kg)
〜試合中止〜
チャン・ヒョンジ(THE SSEJIN/51.25kg)


▼第8試合 ストロー級クイーン・オブ・パンクラス 暫定王者決定4人トーナメント1回戦
藤野恵実(FIGHT FIRM/52.5kg)
VS
エジナ・トラキナス(ROCHA TOP TEAM/51.6kg)

藤野「減量は問題なくクリアできました。(SNSに上げていた)減量用ケーキですか? ほぼ食べてないです(笑)。
 相手と向き合ってみて、プロフィールより小さいなと思いました。私より大きいと思っていましたけど。久しぶりに、自分より小さい相手との対戦です。
こうしてベルトに挑戦するチャンスを何回もいただけるとは思っていませんでした。これは、私のためにやってもらっているトーナメントだと思っています。獲らなければ意味がないです。

 暫定でも何でも、獲れればいいです。現王者(ヴィヴィアニ・アロージョ/UFC参戦中)が戻って来るのか来ないのか、どうするか分かりませんけど、ずっと私が(ベルトを)持っておきます。

 ベルトを獲った後ですか? 今は、とにかくこのベルトが獲離隊。まだこれで終わりじゃないから、勝ってベルトを巻くということしか考えていません。
相手は強打を振り回して来るので、しっかり打ち合うつもりで行きます。(この先)そんなに長くやるつもりもないので、打ち合います!今までのように、組もう、組もうとして体力を使って極め切れないなら、打ち合う方がいい。通用するように練習しているんだから、試した方がいいですから。
 しっかり、自分の中でやりたいことをやって、見ている人に楽しんでもらえる、印象に残る試合をしたい。12月8日には私が最後に立っているように、生き残ります」

トラナキス「相手をよく研究してきたので、KO出来ると思います」


▼第9試合 セミファイナル フライ級 5分3R
小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/56.9kg)
VS
ライリー・ドゥトロ(I&I TRAINING CENTER/56.6kg)

ドゥトロ「自分はこの階級の中心選手だと証明します」

小川「コンディションは絶好調です!
 相手は、リーチがあってタフな選手という印象がすごくあります。
前回、翔兵選手との試合は生で見ていたんですけど、最後まで翔兵選手が自分のペースを保って、巧かったなという感じがしました。ライリー選手の試合作りがたまたま出来なかったので、今回は対策をして来ると思います。

 以前、修斗では中村優作選手と田丸匠選手に勝っていて、その時は勝てるパターンが分からなかったんですけど、翔兵選手との試合を見て、けっこう穴があるなと思いました。僕は全然勝てると思います。

 秘策ですか?(笑)僕はずっと打撃が好きでやってきて、どの場面でも使って行きたいです。最終的には打撃で倒したいですね。僕の方がリーチは短いですけど、スピードは速いと思います。

 最近、インパクトを残せる試合ができていなかったので、今回はインパクトを残して、タイトルマッチを組まざるを得ないような試合にしたいです。
今、仙三選手(正王者)、翔兵選手(暫定王者)と2人の王者がいますけど、僕はベルトを持っている人と闘って勝ちたいだけ。仙三選手でも翔兵選手でもどちらでも、やることは一緒です。

 やはり、ONEに出て試合をしたいという気持ちはあります。10月の、パンクラスと修斗の王者同士の試合だったり、いいですね。今は1つ上の舞台で試合ができるチャンスがあるので、そこで闘ってみたいです。そのためにも、ベルトを目指してしっかり闘って、獲りたいですね。

 今回も、応援団がたくさん来てくれます。80人以上来てくれます。仕事関係の人たちで、もともと格闘技が好きな人もいますけど、知らなくてパンクラスに来て、格闘技を好きになってくれた人もいます。僕の試合がきっかけで、格闘技が好きな人が増えてくれるのは嬉しいですね。しっかりKOで勝ってタイトルマッチに臨みます」


▼メインイベント ライト級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦 5分5R
サドゥロエフ・ソリホン(RUSSIAN PANKRATION KHABAROVSK/70.2kg)
VS
粕谷優介(総合格闘技道場CROWN/70.25kg)

サドゥロエフ「いつも通りです」

粕谷「必ず決着をつけます」

 当日のテレビ中継はAbema TV、UFC FIGHTPASS、TOKYO MXにて。
AbemaTV/15:50~メイン終了まで放送。
UFC FIGHTPASS/15:50~メイン終了まで放送。
TOKYO MX/19:00(MX地上波とエムキャス放送)~21:00)
※19:00~20:00=MX1 20:00~21:00=MX2
※メインイベントまで終わらなければ、エムキャス放送を21:30まで放送。

(写真・文/佐佐木 澪)

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