PANCRASE304に参戦のクセニヤ・グーセヴァ、カイル・アグオン、マイラ・カントゥアリアが公開練習!PANCRASE参戦への意気込みを語る

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 4月11日午後、都内新宿区のHIDE’S KICKで、『PANCRASE 304』(4月14日、新木場スタジオコースト)に出場する外国人3選手が公開練習をおこなった。
 参加選手は、藤野恵実(FIGHT FARM)と対戦するクセニヤ・グーセヴァ(Matti Team)、中島太一(パラエストラ東京)と対戦するカイル・アグオン(Spike 22)、ライカ(RIGHT THING ACADEMY)と対戦するマイラ・カントゥアリア(NEW LEVEL ACADEMY)。3選手はそれぞれのパートナーと3分1ラウンドのスパーリングを公開し、好調をアピールした。

 2度目の来日となるクセニヤは、前戦はライカに判定勝ち。女子格闘技の盛り上がりを追い風に、今回はフィニッシュを狙う。
 初来日から「パンクラスのベルトを巻きたい」と語っていたカイルは、ISAO、松嶋こよみ、田中半蔵らとの闘いを経て、ついにベルト戦線へ。タイトルマッチへの切符を掴むか。
 初来日のマイラは、ジャングルファイト、修斗ブラジルなどで活躍し、サラ・フロタ、アマンダ・レモスと現UFCファイターとの闘いも経験しており、フロタには負けているものの判定まで持ち込み、レモスとは引き分けており、いずれも善戦を見せている。柔道、柔術をベースに、ボクシングやムエタイも身につけているマイラは、元ボクシング3階級女王を相手にどのような戦いを見せるか。


クセニヤ・グーセヴァ

――日本にはいつ来られましたか?
「昨日の朝、着きました」

――コンディションはいかがでしょう。
「元気です! 体重も、あと2kgくらいです」

――二度目の参戦となります。前戦はライカ選手にスプリットでの判定勝ちでした。帰ってから、どのような練習をしてきましたか?

「前回までは大きな大会に出たことがなかったので、パンクラスという団体をとても気に入りました。とても快適に過ごさせていただきました。
 前戦では反省点が多かったので、その間違いを直すために練習に励んできました。またパンクラスで闘える機会をいただいて、すごく嬉しいです」

――反省点とは?
「グラウンドで課題がたくさん残っていると思ったので、なるべくレスリングに集中して練習しました。出稽古もたくさんしましたし、レスリングのコーチにもついてトレーニングを重ねてきました」

――さて、今回の対戦相手、藤野恵実選手についての印象はいかがでしょうか。
「自信があります。相手は、私と比べて圧倒的なキャリアがあります。また、熱心に粘り強く闘う選手なので、尊敬しています。でも、技術という部分では、私の方が多様な技を使っていると思います。ですので、経験の差や年齢の差は関係ないと証明するため、相手を潰して勝ちます」

――藤野選手に打撃を当てる自信はありますか? また、藤野選手のテイクダウンを切る自信は?
「特に問題はありません。もちろん絶対に相手を侮ってはいけないと思っています」

――公開練習で見せた動きは、テイクダウンされない自信の表れでしょうか?
「私はグラウンドも打撃もちゃんと練習してきていますし、もちろんテイクダウンされない練習もしてきています。特に心配はしていません」

――近年、女子の格闘技が盛り上がっています。試合の内容はもちろんですが、女子はルックスも話題になりやすく、クセニヤ選手は美形なので人気も上がってきています。
「女子の格闘技が盛り上がるのは嬉しいですね。私の考えでは、女子の試合の方が面白いのではないかと思っています。女子は熱心で、粘り強く闘っていると思います。私も日本で人気者になりたいので、会場でアピールしたいと思います」

――パンクラスはONE Championshipと提携し、パンクラスの王者になるとONEに上がることができるのですが、興味はありますか?
「特に何も聞いていないですし、興味はありません。ONEが日本で行われたのは知っています。動画で見て、ロシアの選手も出ているなと思いました。でも、ONEとパンクラスの関係には詳しくなかったです」

――さて、クセニヤ選手は現在パンクラス女子フライ級2位ですが、今回はストロー級での試合となりますね。
「実は、今の体重が私の普通の体重なんです。でも、前回はパンクラスに求められたので57kgで闘いました。本来は今の体重がベストです。体重も問題ありません」

――スタミナや体力的なところも大丈夫ですか?
「はい、全然、大丈夫です」

――どんな勝ち方をしたいですか?
「それは秘密です(ニッコリ)」

――注目してほしいところを教えてください。
「打撃の技で、会場の皆さんに喜んでもらえるよう全力で頑張りたいです」


カイル・アグオン

――コンディションはいかがですか。
「絶好調です。毎日トレーニングを続けています。本当に調子がいいです」

――もうすっかりパンクラスでおなじみの顔になりましたね。
「またパンクラスで闘えることが光栄です。日本の文化や、とにかく日本が大好きです。パンクラスでキャリアを積むことは、私の理想としているキャリアの積み方です」

――さて、今回はタイトル挑戦権をかけての試合です。今までと変えてきたことはありますか?
「MMAをより進化させるために、1つ1つの競技に集中して練習してきました。たとえばボクシングに集中、ブラジリアン柔術に集中、レスリングに集中というように。コーチにもつき、それぞれに集中して個別の能力をアップし、それをMMAに昇華させるという形です。レスリングは(山本)美憂とトレーニングすることで磨いてきました」

――新しいカイル選手が見られるということですね。
「このスポーツを始めて10年以上になりますが、より進化した自分を見せられるように、1つ1つの競技に集中しています。また、その中で深い気付きもあり、より深化していると思います」

――カイル選手にとって、美憂選手の存在とは?
「美憂は三度の世界女王に輝いた選手で、私の周りにはそういう人はいませんでしたし、とても尊敬しています。いつも練習のあとには、美憂に練習について聞きます。叱りを受けることもありますし、褒めてくれる時もあります。いつも適切なアドバイスをくれる良いコーチです。そして、私がMMAをコーチしていく中で切磋琢磨している、とても良い関係です。彼女のおかげで私のレスリング力は向上していますし、自信にもつながっています」

――今回の相手、中島太一選手に対する印象はいかがでしょうか。
「相手は経験も豊富ですし、トータルMMAファイターとしてとても強い選手だと思っています。柔術も、スタンドも、レスリングもできる選手ですね。突出しているものはありませんが、トータルで強い選手です。田村一聖選手にも勝っていますし、仕留めることは難しいかもしれませんが、やりがいのある相手だと思います」

――どんな試合になりそうでしょう。
「今回は、何よりアグレッシブに攻めて行くつもりです。レスリング、ボクシングなどそれぞれ集中してきたので、どの分野でもアグレッシブに攻めて勝ちたいです」

――中島選手は手足が長い選手ですが、その間合いに入らないということでしょうか。
「相手は長い距離で闘う選手ですが、私はどちらかというと近い距離で闘うスタイルです、相手に合わせずに、自分の距離で試合を進めたいです」

――中島選手の組みに関してはいかがですか。
「彼のレスリング力については全く心配していません。掴むだけなので、レスリングの技術だと思っていないです。私の方が技術があるので、組み付きのは全く心配していません。自分のペースを作って勝利につなげたいです」

――カイル選手は、初参戦当時からタイトルを獲りたいと話していました。
カイル はい、その通りです。最初に参戦したときから目標にしていることです。私はISAO選手にも勝っていますし、今回勝ってぜひタイトルに挑戦したいです。
――パンクラスはONE Championshipと提携を結び、王者になるとONEで闘うことができるようになりました。このことについて、どう思いますか?
「ONEで闘えることは、モチベーションにつながっています。でも、まずパンクラスのベルトを獲ることが先決です。その先で、ONEが待っていると思います」

――最近、カイル選手への声援が増えてきましたが、どのように感じていますか。
」確かに、声援が増えているのを感じています。私は日本や日本の文化が大好きですし、ケージに入るとエナジーが上がります。そして、声援はとても嬉しいのですが、美憂のコーチを始めたからじゃないかなと思います(笑)。でも、声援が集まってくれることはとても嬉しいです」

――どんな勝ち方をしたいですか。
「試合はその場に応じてやっていくものですが、私はフィニッシュが」大事だと思っています。KOか一本、フィニッシュして勝ちたいです。よりアグレッシブに闘うので、私の試合を楽しみにしてください」


マイラ・カントゥアリア

――日本は初めてですか?
「はい、初めて来ました」

――日本に来てみていかがですか?
「(ブラジルとは)全く異なる文化で、何を見ても面白いです」

――コンディションはいかがでしょうか。
「とても順調です。体重も問題ありません」

――パンクラスの印象はいかがですか。
「これまでアメリカ中心にやって来ましたが、初めてのパンクラスは、今のところとても良い印象を持っています」

――初めての参戦なので、これまでのキャリアを教えてください。
「まず、12歳の時に柔道を始めました。それから18歳から柔術、20歳からボクシングとムエタイを始めて、すべて続けています」

――それぞれの競技でタイトルなどはありますか?
「柔道は住んでいる州のランキングに入っています。柔術はアメリカのBGAのタイトルを持っていて、茶帯です。ボクシングとムエタイは特にタイトルはありません」

――柔道は右利きですか、左利きですか?
「左利きです。MMAもサウスポーです」

――MMAを始めたきっかけは?
「柔道や柔術が高いレベルに達したと思ったので、MMAを始めました」

――公開練習ではすごい打撃を見せてくれましたが、自信のほどは?
「バックグラウンドが柔道ですが、今はストライカーが向いていると感じています」

――相手のライカ選手のことは知っていますか?
「試合の映像をいくつか見た限りでは、ボクシングが得意そうに思いました。私とは相性がいいのではないかと思います」

――ライカ選手は、世界王座3階級制覇をしている選手です。どんな試合になりそうでしょうか。
「彼女を寝かせます」

――マイラ選手は現UFCファイターとも試合をしていますが、自分のMMAレベルはどのくらいだと思っていますか?
「プロとしての戦績は4勝3敗1分で、経験を重ねるうちに少しずつ強くなっていると感じています」

――初めての日本、パンクラス。どんな試合を見せたいですか?
「自分のスタイル、『カントゥアリア・スタイル』を見せたいです。立ち技でも寝技でもどちらでもいいけれど勝ちたいです。勝つために日本に来ました」

――パンクラスでの目標を教えてください。
「成長して、できればタイトルホルダーになりたいです」

――改めて、意気込みをお願いします。
「皆さんに親切にしていただき、快適に過ごしています。皆さんにお礼を言いたいです。当日は、カントゥアリア・スタイルを見せて勝ちたいです」

(写真・文/佐佐木 澪)

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