飯伏幸太が待望の復帰もNJC一回戦での内藤哲也戦に不安を吐露!「今の内藤さんには追いつかない」

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 8日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2019』が行われ、飯伏幸太が待望の復帰を果たした。

 飯伏幸太は今年の1・4東京ドーム大会の第1試合で、NEVER無差別級王者としてウィル・オスプレイ相手に防衛に失敗。試合後に飯伏は起き上がることが出来ず、そのままタンカに乗せられて搬送。脳震盪と診断され、以後欠場が続いていた。
 そんな飯伏は2月の大阪大会でリングに登場し「『NEW JAPAN CUP』で復帰します。僕はどこにも行きません。ここで!新日本プロレスで!全力を尽くしていきたいと思います!」と復帰を宣言。今月6日の旗揚げ記念大会では、ジェイ・ホワイトに襲撃されるウィル・オスプレイを棚橋弘至、オカダ・カズチカ、後藤洋央紀とともに救出するなど大立ち回りを演じており、この日の復帰戦には期待が集まっていた。

 飯伏幸太&SHO&後藤洋央紀&vs内藤哲也&SANADA&鷹木信悟の6人タッグマッチで行われたこの試合では、NJC一回戦での対決が決まっている飯伏と内藤でゴングが鳴ると一進一退のスピーディーな攻防を展開して互いの感触を確かめ合って両者タッチ。
 終盤に再び内藤と対面した飯伏は、内藤にレッグラリアートからコンビネーションキック、その場飛びムーンサルトと畳み掛け、ぶっこ抜きジャーマンを狙っていくが内藤はSANADAのサポートもあり脱出。飯伏は二人まとめてオーバーヘッドキックで蹴散らすが、両者の対面はこれで最後。最終的に鷹木がSHOをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで突き刺して試合を決めた。
 試合後、内藤は飯伏の顔面を踏みつけ、これを振り払った飯伏がリングを降りても内藤は飯伏を挑発。二人は対決を前に睨み合った。

 バックステージに戻った飯伏は、うなだれながら「試合勘が戻らない」と繰り返し、「東京ドームの記憶すら怪しい。僕の最後の記憶は、試合で言えば12月15日。それがみんなの前でリングに立った最後みたいな感覚なので、そう考えると3ヶ月位間隔が空いたという感覚」と語る。
 そして飯伏は「もっともっともっと自分から参加したかった。もっと行かないとダメですね。もっと行かないと今の内藤さんには追いつかないから。がんばります。大丈夫です。一日でなんとかします。15年もやってきたんで、プロレスを。大丈夫です。なんとでもなります。がんばります」とどこか腑に落ちないような表情で小首をかしげながら会場を後にした。
 対する内藤は余裕の様子で「彼は天才なんでしょ?みんな天才天才って言うじゃない。期待はずれの飯伏幸太じゃなくて、期待以上の飯伏幸太で尼崎のリングで俺の目の前に立ってくれることを楽しみにしていますよ」とコメント。
 飯伏幸太と内藤哲也が対決するNJC一回戦は、10日の尼崎市記念公園総合体育館大会で行われる。

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