【試合結果】3・5 HEAT-UP高島平大会 兼平大介&ロッキー川村&井土徹也vs新井健一郎&ヒデ久保田&磐城利樹 田村和宏&高梨将弘vs藤田峰雄&阿部史典 石田慎也vsCHANGO

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『パワフル追撃戦~Road to 新百合ヶ丘~』
日時:2017年3月5日(日) 
開始:15:30
会場:東京・高島平区民ホール
観衆:81名

▼第1試合 HEAT-UP vs 頑固プロレス開戦!? 15分1本勝負
○高杉祐希(頑固プロレス)
7分16秒 逆エビ固め
●飯塚優

▼第2試合 高島平クラシカルファイト~原点回帰~20分1本勝負
○LEONA(ドラディション)
17分40秒 逆さ押さえ込み
●渡辺宏志

▼第3試合 HEAT-UPユニバーサル王座次期挑戦者決定戦〜特別ルール・調印書署名マッチ 30分1本勝負
○石田慎也(スポルティーバ)
16分00秒 机上での△(デルタ)ドライブ→署名成功
●CHANGO(フリー)
※石田が5月13日・新百合ヶ丘大会で田村和宏のユニバーサル王座に挑戦が決定。

▼第4試合 灼熱★スペシャルタッグマッチ 45分1本勝負
○田村和宏/高梨将弘(DDT)
14分31秒 ミノルスペシャル
藤田峰雄(チンコ)/●阿部史典(スポルティーバ)

▼第5試合 新百合ヶ丘前哨戦~ベルトを巻くのは俺達だ~60分1本勝負
○兼平大介/ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)/井土徹也
15分30秒 ランニング・ニーリフト→片エビ固め
新井健一郎(DRAGON GATE)/ヒデ久保田(フリー)/●磐城利樹(フリー)

“閃耀の銀膝”兼平大介が『田村和宏被害者の会』の怪進撃をストップし前哨戦に勝利!石田慎也が力ずくで調印書に署名しタイトルマッチを決定!スピンオフだけでは終わらない高島平!!

オープニング


 てっしー&やぶちんのインフォメーションコーナー。まずは3月30日・新百合トゥエンティーワンホール大会の全カードが発表される。後程各試合のポイントを踏まえたものをアップさせていただくので、そちらを参照してほしい。と、タッグベルトが完成したのでここでお披露目される。シルバーの新ベルトを腰に巻くのはどちらか。
 新グッズ紹介は当日より発売された所属選手のポートレート。各選手2パターンを揃え、選手が売店にいる場合サインやメッセージを記入してもらえるので、ファンとしては観戦の記念として入手してほしい…と417工場長からのメッセージ。注目の試合として両者は第1試合の飯塚優対高杉祐希戦をチョイス。一部の会場内からは歓声と沸き起こる「頑固」コール。ここで弥武リングアナから諸事情により来場が叶わなかった頑固プロレス・大久保一樹からのメッセージが読み上げられる。内容は「高杉をよろしくお願いします。その他特に何もありません。以上。」と素っ気ない中にも高杉に対する愛情のこもったメッセージ。
 最近好調なてっしーの一発芸、この日は『乱れすぎた犬の鳴き声』として「う~~、らん!」と叫ぶも…会場の反応は…ということで2017年初の敗北となった。そんなてっしーにこの場ではあるがこの言葉を贈りたい。”一発芸を持つ者は、成功者である”と。
 選手入場式、挨拶は兼平大介。「え~皆さん、今日はご来場誠にありがとうございます!前回の王子大会で、1回戦2回戦となんとか勝ち上がりまして、あと一歩でベルトが届く所まで来ました。今日含めて新百合ヶ丘で必ず、必ず勝ってベルトを巻きますので応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」

第1試合


 頑固プロレスから高杉祐希が初参戦。握手を求めた高杉の手を払い、ゴングが鳴ると同時にジャンピングニーで突っ込んでいった飯塚だが、冷静に捌く高杉。グラウンドに持ち込もうとする飯塚だが、どっしりとした高杉を攻めあぐねている様子。逆に腕を極められ、スタンドで腕にエルボーを落とされる。それならばと飯塚は左ミドルを高杉の胸板へ、高杉は重いチョップでこれに応える。モーションの隙間を突いた飯塚は水面蹴り、倒れた高杉の左足にキックを放ってアキレス腱固めへ。絞っていくが極め切れず膝十字へ移行する飯塚、ポイントをずらしつつロープに手を伸ばす高杉。しゃかりきになって攻める飯塚を先輩として受けて立つという序盤の展開。体重で上回る高杉が飯塚を軽々とボディスラムで切って取る。
 再び左ミドルとチョップのラリー、その場飛びのドロップキックで高杉をなぎ倒した飯塚はミドル連打でコーナーに追い込む。対角線に振って串刺しドロップキック、フライングメイヤーからランニングローを胸板へ。高杉を立たせて飛びつきクロスヒールホールド、これには苦悶の表情を浮かべた高杉だが落ち着いてロープへ。ロープに飛んだ飯塚に重みの乗ったラリアットを放った高杉、アトミックドロップからブレーンバスターと繋ぎ、とどめはリング中央でボストンクラブ。純プロレスの波状攻撃で飯塚に貫禄勝ちした高杉、願うならば今後も飯塚や井土の壁として参戦して欲しいものである。

第2試合


 HEAT-UPの名勝負を生み出す渡辺宏志のシングルマッチ、LEONAとの一戦は観客が固唾をのむ程魅入らせるものとなった。試合を裁いた”渡辺宏志評論家”であるミスター村杉もたまらなかったであろう。両者両手でガッチリ握手、コーナーから一気にリング中央近くにドンと進むのは渡辺のスタイル。腕の取り合いだけで場内をうならせる両者、大外刈りや巻き込むような形で何度もグラウンドに誘うLEONA。バックの取り合いから渡辺が足をすくって倒すと、臀部を蹴ってロープに飛ばすLEONA、側転で逃れた渡辺、突っ込んでくる渡辺を見事なアームドラッグで投げ飛ばすLEONA。渡辺がヘッドシザースでお返し、離れた場面で場内から拍手が。
 LEONAが足を取ってテークダウン、レッグロックで絞っていく。フェースロックで反撃する渡辺、ショルダータックルからフライングメイヤー、スリーパーを狙うがLEONA切り返し腕を取って羽根折り固めに移行。5分経過、袈裟固めにいくLEONA、ブリッジフォールで肩をつけていく渡辺。グラウンドの状態で左腕にニーを落としていく渡辺、LEONAはスタンドでのスリーパーからサーフボードストレッチ。頭を付けてサーフボードの攻防が続くも主導権を握らせないLEONA、低空ブレーンバスターからボディスラム、逆片エビの体勢からダブルレッグロック、カベルナリアからボーアンドアロー。ニアロープでブレークの後、思わず握手する両者。
 10分経過、腕を手繰ってテークダウンさせた渡辺がフェースロック。ロープに逃れたLEONA、一転ローキック連打からトーホールド、ボディスラム2発から逆片エビ、STFに移行する。リング中央からなんとかロープに逃れようとする渡辺だが、その両腕も極めて逃がさないLEONA、首を出してロープに逃れた渡辺。再びトーホールドで絞るLEONA、下からチョップを飛ばす渡辺に対し上から張り返す。身体を翻して膝十字に移行、続いてアキレス腱固めへ。これをクロスヒールホールドで切り返す渡辺、だがそのまま絞り込んでいくLEONA、ロープに逃げられると逆片エビから足四の字とたて続けに渡辺の足に集中攻撃。
 耐えた渡辺が反撃、膝蹴りからかち上げエルボースマッシュ、ロープに振ってカウンターの逆水平、ネックブリーカードロップ。人間風車からLEONAの父・藤波辰爾が得意とするワンハンドバックブリーカーとこちらも波状攻撃。コーナーに上ってブレーンチョップを振り下ろすが、LEONAが下からドロップキックで迎撃。バックを取ったLEONAはロープに押し込むが踏ん張った渡辺、ひょいと飛び越えて回転エビ固めへ。返したLEONAが両足を掴むが、上手く切り返した渡辺欧州式エビ固め。カウント2で返すLEONA、逆に焦ったのか渡辺は腕を大振り、それをキャッチしたLEONAが電光石火の逆さ押さえ込み。父譲りの飛龍殺法でカウント3を奪ったLEONAが勝利。
 誇らしげにウィナーコールを受けるLEONA、敗れた渡辺はLEONAの腕を掲げる。そしてお互いに正座して一礼、退場する渡辺にLEONAがロープを開けるという心憎いシーンも。プロフェッショナルレスリングの攻防を存分に見せられたと感じた渡辺、試合後に「清水(夢闘派練習生)に見せたい全ての事ができたよ!」と満足気に語ったのが印象に残っている。

第3試合


 リング内に椅子と机が設置され、観客に提示したファイルの調印書が机の上に置かれる。この試合の勝利条件は『調印書に自分のリングネームを最後まで署名する事』でありフォールやギブアップ等では決着しない。入場して早速記入しようとするCHANGO、慌ててレフェリーのてっしーが制止。石田は無宿時代のコスチュームに×印をあつらえた姿で入場。てっしーがルールの説明をするが、「俺が考えたもんだろうが!」とツッコミを入れるCHANGO。用意された調印書は3枚、全部無効になってしまうと挑戦権そのものも無効になってしまう。かくして調印式と試合を融合させた対戦が始まる。
 まずは設置されたパイプ椅子を手にするCHANGO、反則裁定もないので凶器の使用も認められる。机を中心にして周囲を回る両者、いきなりCHANGOが椅子を滑らせて叩きつける。冷静に受け流した石田、手にしているボールペンをこっちによこせと要求するCHANGO。なかなかプロレスに持ち込めないというシュールな攻防、ヒップトスで机に叩きつけようとするCHANGOだが抵抗する石田、膝蹴りから机に叩きつけられそうになるが前転して難を逃れる。と思ったら机の上から飛びついてウラカンホイップを見せた石田、一転して高度な攻防が繰り広げられる。
 観客を煽り、調印書に署名…せず指を振る石田、CHANGOを痛めつけきちんと椅子を設置して署名…しようとするとCHANGOが横から低空ドロップキック。パイプ椅子で挟んだ左足にギロチンを落とすと場外戦へ。事もあろうにHEAT-UP売店になだれ込んだ両者、CHANGOは渡辺宏志のポートレートを使って石田の呼吸を妨げる暴挙に。反対側では入場用の階段を使って石田を叩きつけるCHANGO。リング内に戻ると腕を極め、椅子を挟んだセントーンでフォールにいくCHANGO…しかしフォールはないとてっしーに促され署名に。文字の画数では完全に有利なCHANGO、てっしーが見守る中署名を…終える直前石田が気づき調印書をビリビリに破いてしまう。怒ったCHANGOは椅子や机を使って石田を痛めつける。オクラホマスタンピートで石田をコーナーに立てかけた机に叩きつけようとするCHANGO、かわした石田は机を蹴ってスイングDDTへ。コーナーからのクロスボディ、エルボースマッシュ、ボディスラムでCHANGOを倒した石田は観客を煽る。それだけでは飽き足らず、パイプ椅子をCHANGOに叩きつけその上から得意のBoom!Boom!エルボーを放つ。放った自分へのダメージも大きかったのだが。
 首落としの体勢から△(デルタ)ドライブへ、こらえたCHANGOは回転十字固め、しかしフォールはない。離れた一瞬に石田トラースキック、CHANGOダウン。この間に机を丁寧に設置した石田が署名…気づいたCHANGOは石田の顔面を机に叩きつける。ぐにゃりと曲がった机の脚、机を立ててブレーンバスターの攻防、CHANGOはこれを無視しコブラツイスト、固めながら署名しようとする頭を使った勝利を握ろうとする。抵抗する石田はコブラを切り返して署名…阻止したCHANGOは変形のスリーパーで石田を落として署名しようとする。ロープに逃げられると椅子で殴打、倒れた石田にダイビングセントーンwithチェアーを敢行しようとするが石田気づいて椅子で迎撃。そのまま雪崩式を狙うが叩き落されてしまうが、田村戦で初披露した飛びつき雪崩式フランケンを見舞っていく石田。首を掻っ切るポーズから再び△ドライブへ、かわしたCHANGOがショートレンジラリアット、これもかわした石田は飛びついてRKO。
 曲がった机の脚をしっかりと直した石田、CHANGOを捕まえて首を掻っ切る。机上でチョップのラリー、両者落ちそうになりながらもバランスで耐える。やや不利になったかと思われた石田だが机上でトラースキック、首筋にエルボーを落とすと机上での△ドライブを敢行!無残にも壊れてしまった白い机、もたれかかるようにして調印書に署名する石田…「石田慎也」と署名した時点で勝負あり。これ見よがしに調印書を掲げる石田、試合中に負った負傷部分の血を指につけて血判を押すダメ押し。去ろうとするCHANGOに調印書を見せつける石田、「お前がベルト獲ったら俺が次に獲ってやる」と無言のアピールをしてCHANGOは去っていった。ところがよく調印書を見てみると、署名欄には王者の部分もあるのだ。これに気がついた石田はある行動に出る…

第4試合


 田村和宏と高梨将弘がタッグを結成するのは実に3年半ぶり。プレミアタッグと対戦したのは直後にチンコプロレス旗揚げ戦を控える藤田峰雄と、トーナメントで田村と代煩悩コンビを結成した阿部史典。そう言えば阿部が「せいき軍」入りを熱望していた時期もあったな、とふと思い出してみた。田村と阿部の序盤戦が終わり、峰雄に警戒しながら高梨とタッチ。旗揚げ戦を数時間後に控えた峰雄はすでにいきり勃っている…もとい立っているらしく初っ端から高梨の股間に釘付け。「これはチンコプロレスのプレ旗揚げ戦か?」と弥武リングアナが名言。バックの取り合いから峰雄が動く。高梨の二合徳利を鷲掴みにすると、曲者高梨でもひとたまりもない。続く股間へのヘッドバットは回避したものの、バックから高梨を陵辱する峰雄。タッチしてリングインした田村だが、しばしこの情事に割って入って良いものかと躊躇する。
 「この手が悪いんだ!」田村は峰雄の左腕を攻める。エルボーでふっ飛ばした後高梨にタッチ、「終わらせるぞ!」と強引に押さえ込んでフォールを奪おうとするが返されてしまう。挙げ句ロープに走った所をマンハッタンドロップのカウンターを食らい、煩悩爆発の阿部にも股間を狙われ、阿部の弓矢固め+二合徳利つかみ取りというおぞましい連携を受けてしまう羽目に。更に阿部がカットする中、ジャイアントバックブリーカー+二合徳利鷲掴みの複合技の前に高梨の苦しげな声が館内に響く。しかしツープラトン攻撃を逆手に取り、峰雄へのチンクラッシャー+阿部へのチンコスタナーと二人まとめて反撃した高梨。阿部は苦しいのか喜んでいるのかわからない表情。
 田村は峰雄に波状攻撃、コンビネーションからアックスボンバー狙い。かわした峰雄はステップ延髄からちんちんウォッシュ。阿部のちんちんドロップキックがサポート。力が入らない田村、串刺し攻撃を見舞おうとするが腰が引けてしまいダッシュできず。案の定峰雄のビッグブーツを食らってしまうが、持ち直してカウンターのウルトラタイガー。怒りに震える高梨、パンチ連打からチンクラッシャー、顔面へのドロップキック。スーパーキックはすかされるが峰雄の鷲掴みを防いでぐるぐるパンチ。しかし倒れた峰雄の足がちんちんを直撃、阿部への交代を許してしまう。股間を押さえる高梨に阿部はドロップキックからワキ固め、峰雄は田村をカット。脱出した高梨、阿部の両足を取ってホイップすると田村のエルボーが直撃。そのままエビに固めるがカウント2。
 田村右ミドル連打、ロープに走るが阿部がカウンターのレッグラリアット、峰雄がデスバレーでフォロー。続いた阿部のランニングローはカウント2で返されるが、変則ソバットで前のめりにさせコークスクリューハイキック。はたき落とした田村だがアックスボンバーは空振り、バックを取った阿部はコーナーに叩きつけてレッグラリアット。再びバックを取る阿部、前転して返した田村はエビに丸めて腹部へのフットスタンプ。ランニングローを放つが阿部にエビで丸め込まれ、逆にバズソーを食らってしまう。フォールは高梨が懸命のカット。もう一度ソバットからハイキック、食らった田村だがロープに飛んでアックスボンバー。雄叫びを上げる田村、直下式ブレーンバスターで叩きつけるがカウント2。続くランニングローをキャッチされるが、阿部の伊良部パンチをキャッチした田村はミノルスペシャル、たまらず阿部はギブアップ。
 3年半ぶりの「盟友タッグ」で勝利した田村はベルトを誇示してアピール。阿部は田村に中指を立てて挑発、その後ろで峰雄は阿部の乳首を指で愛撫しながら恍惚に浸っている。峰雄と阿部が退場するのと同時にどこからか石田慎也が入ってくる。リングに上った石田はタイトルマッチ調印書の”選手権者”欄に田村の署名を求める。田村が署名すると石田はカメラに向かってピースサイン。立ち上がって田村に握手を求める石田、握り返そうと田村が手を伸ばす。すかした石田は首を掻っ切るポーズで田村を挑発し去っていった。5月13日に向け、心理戦は既に始まっているのだ。

第5試合


 アラケン&ヒデのパートナーとして、元ZERO1で第23代NWAユナイテッドナショナル王者である磐城利樹が就いた。一方のHEAT-UP軍は兼平大介、助っ人のロッキー川村、そしてメインに抜擢された井土徹也。井土はデビューして5ヶ月足らずでメインに登場。コール時に兼平はアラケンにゴンタ顔でにじり寄り視殺戦。磐城と握手を交わした青コーナーサイドはヒデが先発、赤コーナーサイドは兼平が出る。ロープに兼平を押し込んだヒデはクリーンブレーク、対する兼平は胸板へのチョップを一発。ガットショットからロープに飛んだヒデ、タックルをぶちかますが反動をつけた兼平の一発で倒れてしまう。場外にエスケープするヒデ、アラケンは手で「タイム」のジェスチャー。この挑発行為にロッキーが出て来る。相手は磐城、ロックアップに来た磐城をかわし、ロープに飛んだ磐城に胸板への左ジャブからボディブロー。悶絶する磐城を見て井土にタッチ。自分より身体が太い磐城にコーナーでエルボー、ロッキーがアラケン&ヒデを挑発する。しかしキャリアも実績も勝る磐城はカウンターの一発をお見舞いすると場外戦へ。井土を踏みつけ、パイプ椅子で背中をぶっ叩く磐城、痛めつけた井土をフォール、カウント2でアラケンにタッチ。
 捕まる井土、アラケンとヒデは兼平に「助けに来てみろよ!」と挑発を繰り返す。ヒールコンビと組んだ磐城も順応し三人がかりで井土をいたぶっていく。磐城のボディスラムからエルボードロップ、アラケンの腕固め、アラケンとヒデによるスレッジハンマー、ヒデのアームロックやワキ固め、磐城のボストンクラブと流れるように井土を攻め込んでいく青コーナーサイド。その間兼平に近づいたアラケンが挑発を繰り返すのも忘れない。一方的に攻められていた井土だったが、ヒデにカウンターのエルボースマッシュ、蹴り足をキャッチさせての延髄斬りをヒットさせてロッキーとタッチ。
 ロッキーはヒデ、アラケン、磐城とボディブローを連打し、コーナーに詰めたヒデにボディブローラッシュ。倒れたヒデにボクシング流フィストドロップ、カウント2。なおも攻めるロッキーの隙を突いたヒデが外道クラッチ、カウント2で両軍交代。突っ込んでくる井土にアラケンは珍しいジャンピング・ニーパット、ロープに走ってライトハンドのラリアット。一本指を立ててもう一発を狙うが、井土がフォーアームでお返し。コーナーでエルボーを連打した井土、串刺しエルボーからヒップトス、エルボードロップ。兼平が出て来ると、まずヒデと磐城を排除。アラケンに井土の串刺しエルボー、ロッキーのボディブローから右フック、井土のスライディングD、兼平のボディプレスと波状攻撃。フォールはヒデがカット、とどめのランニングニーを狙った兼平だが、グロッギーで倒れ込むアラケンには命中させられず。続けて無理やり起こしてロープに振るがここでも倒れ込んでしまうアラケン。かと思えば兼平にサミングを繰り出してローンバトルから脱出に成功するアラケン。
 磐城はリング中央で兼平にブレーンバスター、ロープに振ってスパインバスターと力技で攻めていく。コーナーに上った磐城、気づいた兼平はヘッドバットを叩き込み雪崩式ブレーンバスターで豪快に投げ飛ばす。フォールはアラケンとヒデにカットされるも、パートナーのフォローで孤立した磐城にバックドロップ、負けじと磐城もエルボーで反撃、カウンターのラリアットでなぎ倒す兼平。左右のワンツーからローリングエルボーで磐城を倒した兼平、最後はランニングニーからガッチリと片エビ固めで押さえ込んでカウント3。前哨戦を制するとともに、元UN王者からフォール勝ちという殊勲を挙げたのである。

エンディング


 場外戦を逃れ、入場口近くで座り込んでいるアラケン&ヒデ。「よくやりました」とばかりに親指を立てるアラケン。勝ち名乗りを受けるHEAT-UPサイド、左腕のダメージは大きかったものの、井土はこれがデビュー以来初の勝ち名乗りとなった。マイクを掴んだ兼平は挑発を繰り返すアラケン&ヒデに釘を刺す。

兼平「おい、新井、久保田。そんなとこで休んでていいのか?今日前哨戦だけど、新百合ヶ丘、こんなもんじゃ済まねえからなこの野郎。おい!HEAT-UPの若手はお前らが思ってるよりも芯が強えんだよ。今度の新百合でお前ら倒して、アンタ達が言った実績作ってやるよ。それだけだ!」

 兼平の言葉に館内から拍手、対するアラケン&ヒデは入場口で諸手を挙げて応える。と、これに怒ったロッキーが突っかかっていくとたまらずアラケン&ヒデは退散。バックステージからロッキーのお仕置きを受けるアラケン&ヒデの声が館内に響いた。呆気にとられていた兼平だったが、締めの言葉に入る。

兼平「…ちょっと…意外な展開でちょっと混乱してます(館内笑い)…ただ!新百合ヶ丘でせっかく勝ち上がった事もあるので必ず!優勝して!今日いらっしゃらないですけど近藤さん(当日やむを得ない事情により欠場した)と二人でベルト巻いて、新百合ヶ丘の締めをやりたいと思います。期待しててください!(館内拍手)」

 25日後に迫った決戦、兼平は勢いをつけたか。全く動じずのアラケン&ヒデがどうも不気味でいられない。これから徐々に暖かくなってくる時期だが、どちらのチームが大輪の花を咲かせるのか、新百合ヶ丘のリングだけが答えを知っている。

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