9年ぶりの新日本生え抜き同士のIWGPジュニア戦は新世代が勝利!
3月6日、大田区総合体育館にて開催された新日本プロレス『戦国炎舞 -KIZNA- Presents 旗揚げ記念日』。セミファイナルでは、高橋ヒロムの持つIWGPジュニアのベルトに田口隆祐が挑戦した。
田口は2002年に新日本プロレスでデビューし、ヒロムは2010年に新日本プロレスでデビュー。ともに新日本でデビューした生え抜き同士の対戦は、第53代王者・井上亘が田口隆祐と戦った2008年に遡り、実に9年ぶりとなる。
試合は田口がオーマイ&ガーアンクルを執拗に狙っていくが、ヒロムが十八番を奪うヒップアタックや腰を振るムーブを行う。後半田口がどどんを叩き込み、アンクルホールドからミラノ作・どどんスズスロウンから前落としと怒涛の攻めを見せる。田口が新技タイムボンバーで叩き伏せフォールも決まらず、ヒロムはトラースキック連発から掟破りのタイムボンバー。トドメのTIME BOMBを叩き込んで田口から3カウントを奪った。
勝利したヒロムが「次の挑戦者まだかよ」と挑発すると、KUSHIDAが「監督の仇は俺が討つ」と挑戦表明。「俺に負けた後この三ヶ月の間何してた?テメーが挑戦者になる価値があるのか?」とヒロムは揶揄するも、挑戦自体は受け入れた。