ロス・インゴが一夜天下…棚橋が中西&田口と6人タッグ王座を奪いエース時代継続!

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 4日の東京ドームでベルトを席巻したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが、一夜明けてまさかの惨敗を喫した。

 5日、後楽園ホールにて新日本プロレス『戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW YEAR DASH !!』が開催され、前日に内藤の持つインターコンチネンタル王座へ挑戦表明を行ったマイケル・エルガンと、高橋ヒロムにIWGPジュニアを奪われたKUSHIDAがタッグを組み内藤&ヒロムと激突。
 終盤内藤が急所攻撃からエルガンにデスティーノを狙うが、メキシコ遠征時代の高橋ヒロムのライバルであるドラゴン・リーが突如リングに登場しエルガンを救出。ヒロムをブレーンバスター・ボムでKOし、エルガンは内藤にバーニング・ハンマーを叩き込んで勝利を奪った。

 エルガンはインターコンチネンタルのベルトを、ドラゴン・リーはIWGPジュニアのベルトを掲げて挑戦をアピール。
 バックステージでも「内藤、自分がお前に言うべきことはすべて今夜リングの中で言ったつもりだ。俺が次のIWGPインターコンチネンタル王者だ」とエルガンは語り、ドラゴン・リーは「去年、ファンタスティカマニアでヴィールスと闘っていた時にカマイタチが突然乱入してきた。だから、今回は俺が日本にやってきたんだ。カマイタチとは、日本でもメキシコでも、ROHでも闘ってる。ファンタスティカマニアで、タイトルマッチをやりたい。俺はヌメロ・ウノになる」と1月13日から開始される『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』でのタイトルマッチを宣言した。

 メインイベントではBUSHI&EVIL&SANADAが前日に戴冠したNEVER無差別級6人タッグ王座に、棚橋弘至&中西学&田口隆祐が挑戦。
 急造タッグながら個々の力で棚橋組が試合を優勢に運び、田口がBUSHIに延髄斬りから棚橋がスリングブレイド、中西がヘラクレスカッターで叩きつけて勝利。「このベルトを踏み台にIWGPジュニアに辿り着く」と言っていたBUSHIだが、まさかの一夜天下となった。

 この結果に田口は「こんな急造タッグで穫れるんですね。まさか獲れるとは思ってなかったです。ワンチャンをものにしました」と笑顔でコメントし、中西も満面の笑みで「闘いはもっともっと続いていくってことは、このベルトを獲ったことで証明できたと思います」とコメント。
 前日に内藤に「時代は終わった」と言われていた棚橋は「昨日のセミとメイン、4人いましたけどやっぱり俺が1番動けてない。だから、心を入れ替えて合同練習で練習生と1から始めるつもりで、鍛えて叩き直してきます」と新たなスタートを宣言し、「おいおいチーム名発表しますんで。入場テーマを変えるって予告してから、予告がスゲェ楽しくなっちゃって(笑)期待して待ってもらえるっていう感覚が良いと思ったんで、次でチーム名発表します」と笑顔を見せた。

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