【試合詳細】5・20 TTT新木場大会 【インディー統一無差別級】ツトム・オースギvsマスクドミステリー 【インディー統一タッグ】藤原秀旺&塚本拓海vsガッツ石島&橋之介 【インディー統一6人タッグ】瀧澤晃頼&中津良太&SAGATvsONRYO&YANAGAWA&政岡純

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『CREATION4』
日程:2023年5月20日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:178人

▼「新木場闘会始」 15分1本勝負
○阿部史典(BASARA)
9分2秒 腕固め
●神崎ユウキ(MAKAI)

▼「スペシャルタッグマッチ」 30分1本勝負
○政宗(フリー)/バナナ千賀(フリー)
11分11秒 外道クラッチ
黒田哲広(フリー)/●ミッチ・ライダー(フリー)

▼「TTT認定インディー統一6人タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/スパーキー】○瀧澤晃頼/中津良太(BASARA)/SAGAT(BASARA)
13分54秒 ホルヘクラッチ
【挑戦者/Los Inmortales】ONRYO(666)/●YANAGAWA(666)/政岡純(フリー)
※第4王者組が初防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/渡鳥連合】藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/○塚本拓海(BASARA)
14分28秒 リバース・ゴリースペシャル・ホールド
【挑戦者組/れいわ鬼神組】ガッツ石島/●橋之介(フリー)
※第4王者組が初防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一無差別級選手権試合」 60分1本勝負
【王者】●ツトム・オースギ(フリー)
15分12秒 大車輪チョークスラム→片エビ固め
【挑戦者】○マスクドミステリー
※第5代王者が2度目の防衛に失敗。ミステリーが新王者となる。

ミステリーがインディー統一無差別級王座戴冠を果たし黒田を挑戦者に指名!スパーキーがロスインモを制して6人タッグ王座防衛!秀旺&塚本がタッグ王座防衛を果たし男闘呼組への想いを語る!

藤原秀旺による伝統文化保護活動


 TTT会場前でダフ屋行為を繰り返す藤原秀旺ら“渡鳥連合”。
 TTT側の再三の中止要請も無視して「ダフ屋は日本の伝統文化」と居直っている秀旺は、この日もTTTの正規チケットを10円で買い取りつつ実態不明の謎チケットの無断販売を開始。さらには勝手に最前席の前に追加席を並べ馴染めが、石川会長とガッツがすっ飛んできてこの暴挙を未遂に終わらせる。

 石川会長が偽チケットを破り捨てると、秀旺はこれも想定内だったらしく領収書を提出。オーディエンスから「領収書!領収書!」のコールを受け、石川会長はたじたじになってしまった。

 ちなみに、販売されていたのは『秀姉妹-THE LAST DANCE-』なる大会(?)のチケット。檄最前列は35,000円(当日42,500円)となかなかな価格設定が為されていた。

第1試合


 今宵の戦いの火蓋を切ったのは、阿部と神崎。神埼はMAKAIからTTT初参戦。神崎が全日本プロレスの練習生だった頃に阿部が全日本マットに上がっており、憧れの気持ちがあったという。
 ゴングが鳴ると、ロックアップからバックの取り合いとなり、神崎がグラウンドに引き込むも阿部があっという間にひっくり返して袈裟固め。神崎が抜け出してクリーンブレイク。

 じりじりと距離を詰めて手4つから阿部がリストを取りショルダータックルからロープに飛ぶが、神崎がドロップキックでカウンター。さらに神崎はランニングエルボー、阿部をロープに振ってのバックエルボー、さらにサンセットフリップで追撃。

 エルボーの打ち合いとなり、神崎が制して首投げからサッカーボールキックも、阿部も即座に首投げからのサッカーボールキックでお返し。連続体固めで体力を奪い、さらにカウント2で自ら神崎の腕を上げてもう1度押さえ込むといった厳しいカバーが続く。阿部がグーパンチでいたぶっていくと、神崎がエルボーで反撃も、阿部はこれをキャッチして飛びつき裏腕十字。これをブレイクされると阿部がブレーンバスターを狙うが、神崎が背面着地してロープに飛び、フライングフォアアーム。場外に逃れた阿部をエプロンからのウルトラタイガードロップで追撃する。

 神崎は串刺しジャンピングフォアアームからハーフハッチ・スープレックス、ダイビング・クロスボディからフィッシャーマンの体勢も、阿部がクラッチを切ってローリング・アームブリーカー。阿部は回転浄土宗からサッカーボールキックで追撃。

 神崎はエルボー、阿部は張り手で打ち合っていき、神崎は不利に陥るもジャンピング・エルボーで阿部をふっとばす。しかし、阿部はアイル・ビー・バックで帰還してチョップ。吹っ飛んだ神崎は、それを助走に変えてランニングニー。さらにフィッシャーマン・バスターからフロッグスプラッシュを発射も、阿部が回避したため自爆。

 阿部が突っ込んでいくと、神崎は引き込んで首固め。さらにラ・マヒストラルも、阿部がひっくり返してカバー。神崎がキックアウトすると、阿部が渾身の伊良部パンチを叩き込み、PKから腕十字。神崎の回避運動に合わせて腕固めに捕らえると、神崎は無念のギブアップ。

 阿部は神崎の健闘を讃え、2人で二言三言会話を交わしてから退場していった。

第2試合


 オーストラリアからやってきた未知の強豪、ミッチ・ライダーがTTTマットで日本デビュー。178cm 92kg、“ザ・ワンス・イン・ア・ジェネレーション・アスリート”の異名を取り、クラシカルなレスリングから身軽な飛び技まで使いこなすトータルファイター。必殺技はマーキュイードライバー。
 また、TTTのレギュラーとして参戦し続けている黒田と政宗は意外なことに初対決だという。

 千賀と黒田の対面でゴングが鳴ると、千賀が両手を大きく掲げながら「ヤーッ!」と叫んで威嚇。黒田も戸惑いながらも同じポーズで威嚇仕返し、リストを取っていく。千賀はショルダータックルで4回ぶつかるも黒田は倒れず。ならばと千賀は低空ドロップキックでヒザを撃ち抜いてからレッグロックに捕らえるが、黒田がひっくり返してレッグロックに捕らえつつ自軍コーナーに連れ帰ってライダーにタッチ。

 ライダーはヒザへのニードロップからレッグロックも、千賀もレッグロックで切り返す。ライダーは冷静にロープを掴んでブレイクするが、千賀は千賀が両手を大きく掲げながら「ヤーッ!」と叫んで威嚇。ライダーも少し気恥ずかしげに真似をしてからグラウンドに引き込むも、千賀がフロントネックロックに捕らえて持ち帰り、政宗にタッチ。

 政宗も両手を大きく掲げながら「ヤーッ!」と叫んで威嚇。ライダーは苦笑いしながらも手4つを求めていき、圧倒的パワーで政宗を組み伏せていくが、政宗がクロスアームスリーパーに捕らえながら頭をライダーの背中に当てながら腕を絞るサーフボードストレッチの要素も加えたジャベへ。ライダーがロープに逃れて黒田にタッチ。

 黒田と政宗の対面となると、黒田が手4つを求めるが、政宗がバックを取ってアームロックに捕らえ、自軍コーナーに持ち帰る。千賀がコーナーに上り、両手を大きく掲げながら「ヤーッ!」と叫んで威嚇しながらスリーパーホールド。政宗が小刻みなボディブローを連打して地味なダメージを蓄積させていく。
 
 千賀&政宗が2人で黒田をロープに振ってダブルのバックエルボー。さらに千賀がエルボードロップからフォールも、黒田がひっくり返してニークラッシャー。そのままコーナーに連れ込んで伝統芸能・哲っちゃん足殺し。さらにロープを使ったニーロックでいたぶってからライダーにタッチ。

 ライダーが突っ込んでいくと、千賀は足払いをかけてロープに飛ぶが、ライダーはリープフロッグやドロップダウンで華麗に千賀の攻撃をかわしてドロップキック。さらに躍動感あるブレーンバスターから黒田にタッチ。

 ライダーがボディスラムでリング中央にセットし、黒田が地団駄ラリアットを発射するも、千賀がかわして延髄斬り。政宗にタッチ。

 政宗はチンクラッシャーから河津掛け、さらにゆりかもめで絞り上げてから雷切を狙うが、黒田が後ろ足を蹴り上げて急所蹴り。さらにDDTで突き刺して地団駄ラリアットから冬木スペシャル。ライダーにタッチ。

 ライダーが出てくると政宗がサミングで怯ませ、ロープ際にセットしてセントーン・アトミコを発射も、ライダーが回避して自爆させ、同じくセントーン・アトミコでやり返す。さらにコーナーで串刺し攻撃を狙うが、政宗が回避し、その瞬間に千賀が飛び込んできてランニングバックエルボー。政宗のジャンピングハイキックから千賀のトラースキック、政宗の変形スイングネックブリーカーが決まる。

 政宗はコーナーに上っていくが、黒田が追いすがって「This is 哲っちゃんカッター!」と哲っちゃんカッターで政宗の顔面をコーナーに叩きつける。よろよろとロープ際を歩く政宗に対し、ライダーはトップロープを飛び越えて背後に着地しスナップの効いたジャーマン。さらに必殺のマーキュイードライバー(※ハングマン式パイルドライバー)を決めるも千賀がカット。

 ライダーがラリアットを狙うが、政宗がキャッチして脇固め。ライダーの回避運動に合わせてラ・マヒストラルで再び抑え込みつつ、さらに外道クラッチで押さえ込んで3カウントを奪った。

第3試合


 前回大会でウルトラロビンジムを制して6人タッグ王座を戴冠したスパーキーの前に立ちはだかったのは、666で悪の限りを尽くす“Los Inmortales”、通称ロスインモ。

 政岡が持ち込んでいたフェイバリットウエポン、“清掃中”の立て看板にスパーキーの面々が文句をつけていると、ロスインモが奇襲して試合開始。皆が場外へ散っていく中、YANAGAWAがSAGATをサミングで痛めつけてロープに飛ぶが、SAGATがショルダータックルで迎撃し、2人とも場外へ。

 続けてリングに上ってきたのは、場外で清掃中ボードを奪い合っていた中津と政岡。政岡が清掃中ボードで腹部を突き刺し、振りかぶって頭を殴ろうとするが、中津がダブルチョップで撃ち落とし、清掃中ボードの上に政岡をボディスラム。

 続けてリングに上ってきたのは瀧澤とONRYO。2人はアームドラッグ合戦を展開し、瀧澤がティヘラを決めてロープに飛ぶが、場外からYANAGAWAが足払いをかけて転ばせ、ONRYOがサミングからロープに飛んでくるくるエルボー。YANAGAWAにタッチ。

 YANAGAWAは政岡と2人で瀧澤をロープに振ってダブルのバックエルボー。さらにYANAGAWAがチンロックから瀧澤の顔面をグリグリと踏みつけて挑発。政岡にタッチ。

 政岡はロスインモの3人で自軍コーナーに瀧澤を押し込んで顔面を踏みつけ、瀧澤の手を相手コーナーに伸ばす状態で「タッチしてみろ」と言わんばかりに挑発しながら指関節を極めていく。レフェリーが指への関節技を咎めて反則カウントを取り始めると、両手を離して潔白をアピールしながら瀧澤の指に噛み付いてさらに反則を重ねる。

 代わるONRYOは、瀧澤をボディスラムで叩きつけ、チンロックで痛めつけて政岡にタッチ。

 政岡はレフェリーの気を反らしてからTシャツを脱ぎ、Tシャツで瀧澤の首を絞め上げる。さらにコーナーに振っていくが、瀧澤はコーナーに上ってミサイルキックを狙う。しかし、政岡は下から足払いをかけ、瀧澤はリング内に落下し背中からしたたかに打ち付けられる。政岡が挑発的に軽く瀧澤を蹴りつけていくと、瀧澤はエルボー連打で反撃しロープに振ってドロップキックを発射も、政岡がロープに捕まって耐えて自爆させる。政岡がロープに飛ぶが、瀧澤が今度はドロップキックをヒットさせてSAGATにタッチ。


 SAGATは政岡を軽々と担ぎ上げてコーナーに叩きつけ、ボディブローを連打。カットに来たYANAGAWA、ONRYOはも重ねて左右のボディブローを連打し、3人にまとめて串刺しボディスプラッシュ。SAGATは「スーパーマン!」と叫んでランニングボディプレスを発射も、政岡が回避して自爆させ、指へのフットスタンプからカーブストンプ。さらに低空トラースキックから顔面へのトラースキックを発射も、SAGATがキャッチして振り払い、ルー・テーズ・プレスからアルゼンチン・バックブリーカー。しかし、政岡は背面着地して自軍コーナーへとプッシュ。待ち受けていたYANAGAWAが右ストレートを顔面に叩き込み、政岡がコンプリートショット。ONRYOにタッチ。

 ONRYOが珍しくラリアットを放っていくと、SAGATはラリアットで迎撃し正面衝突。幾度もぶつかり合っていくが、パワーではSAGATが勝り、ONRYOがガクリと膝をつく。ONRYOはサミングからブレーンバスターを狙うが、逆にSAGATがぶっこ抜いてブレーンバスター。中津にタッチ。

 中津はONRYOをコーナーに振って左右のボディブローを連打。さらにナックル連打からロープに振って「ゼロ戦ッ!」と叫んでのゼロ戦キック。さらにエルボーを放つが、ONRYOがキャッチしてダブルアームに捕らえ、怨霊バックブリーカー。YANAGAWAにタッチ。YANAGAWAがショットガンドロップキックでSAGATを相手コーナーまで吹き飛ばすと、瀧澤が中津に触れて試合権利を得る。

 瀧澤はエルボー連打からRKOを狙うが、YANAGAWAが振り払ってサミングからバックドロップ。ロスインモの面々がなだれ込んできて3人で瀧澤にトレイン攻撃を見舞っていき、YANAGAWA&ONRYOのダブルブレーンバスター、さらに政岡も加わって3人での連携キック(YANAGAWA&ONRYOのサンドイッチニーキック+政岡の頭頂部への踵落とし)。続けて3人でのサンドイッチニーキックを発射も、瀧澤が回避し、3人のヒザが激突。

 ロスインモに生まれた隙を見逃さず、中津&SAGATが飛び込んできてONRYOと政岡を排除。瀧澤&中津のダブル串刺しキックからSAGATのキャノンボール。カットに来たONRYOをSAGATが背負い、中津と瀧澤が飛び乗ってハッピーセットを発射も、YANAGAWAが回避。

 YANAGAWAは瀧澤へ側頭部へのトラースキック2連打。さらにランニングニーを発射も、瀧澤が両腕をクロスしてガードし、首固めを連発。瀧澤がロープに飛ぶと、場外から政岡が清掃中ボードで一撃。


 YANAGAWAは瀧澤をホップアップして急所を蹴り上げ、ライトニングスパイラルを狙うが、瀧澤が振り払ってヒザへの低空ドロップキックを見舞い、崩れ落ちたYANAGAWAをホルヘクラッチで押さえ込んで3カウント。

 満身創痍の瀧澤に対して余裕を残した様子のYANAGAWAは納得行かず、瀧澤にマウントを取ってエルボーを連打。必死にレフェリーが引きはがすと、ロスインモの面々は悪態をつきながら退場。

 初防衛に成功して引き上げていくスパーキーの元へ、政宗が現れてマイクを取る。

政宗「ちょっと待ってくれ!さっきの試合で首が痛いんだけど……(※スパーキーが無視して退場しようとする)おぉい!ちょ、ちょ!話だけ聞いてくれ!(※スパーキーが仕方なしといった様子でリングに戻る)えー、ベルト防衛おめでとうございます。えーとですね、私がここに伺ったってことはですね、このベルトに挑戦したいってことですよね」
瀧澤「3vs1でやれ3vs1で」
政宗「流石に3vs1はちょっとね……。今日は来てない私のパートナー2人、梶トマト!そしてCHANGO!そして私の3人でそのベルトに挑戦したいと思いますけども、いかがでしょうか?」
中津「おまえにまかせるわぁ~」
瀧澤「かかってきなさいっ!いつがいいですか?
政宗「えーじゃあ、次のTTT、でどうですかね?」
瀧澤「それは、会長が決めることです」
政宗「そうかぁ」
瀧澤「僕たちが決めることじゃない。会長、どうですか?」

(※石川会長が即答で“マル”を出す)

瀧澤「おーっしゃ!やりましょう!新木場で!」
中津「じゃあまず一発かましてやろう。タッキー、ラップ聞かせたれ。ラップ聞かせたれ!一発かましたれ!」
瀧澤「……し、しゃーっ!しゃー!かましてやるよ!よっしゃ!今日は勝ったぜ俺らスパーキー♪決まったぜ次の防衛戦♪対戦相手は曲者だらけ♪(※退場していっている政宗を指して)逃げたぜ政宗♪先制攻撃俺らの勝ちぃ~♪い、Yeah!」
スパーキー「スパーキースパーキースパーキー!うぅ~っ!スパーキーッ!」

商店会プロレス告知


 休憩時間に石川会長と萩原統括責任者がリングに上がり、6月10日(土)に新宿三丁目・末広通り商店会主催の商店会プロレスが開催されることが発表。10:45開始、12:00終了予定と、今回は常識的な時間設定。

 昨年は、末広通り商店会、たかの台地区商店会、東久留米駅前商店会の3つの商店会を周遊する『闘強商店会プロレス』が開催されており、今年度の開催にも期待がもたれる。

第4試合


 前回大会では、渡鳥連合が雀卓ともみじ饅頭が舞う死闘を制してREAL HIPSTARからタッグ王座を奪取。すぐさま挑戦を表明したのは、“れいわ鬼神組”としてともに戦うガッツ&橋之介。

 入場後、クリーンに握手を求める渡鳥連合だが、お揃いのバギーパンツを履いた2人が気になって仕方ないガッツは「バギーパンツで試合すんのか?したことあんのか1度でも?」と訝しげに指摘して握手には応じず。

 ガッツと塚本の対面でゴングが鳴ると、ガッツがグラウンドに引き込み、ターザン後藤風とも回転体とも言える華麗な体捌きを見せる。さらにリストを取っていくが、塚本が側転で抜け出してサミング。振り払って両者タッチ。

 秀旺が骨法風の構えで距離を詰めていくと、橋之介は警戒心を露わに。組み合って首の取り合いとなり、秀旺が引き込んでマウントを取り掌底を連打。橋之介が上を取り返そうとすると秀旺がさらに引き込んで三角絞めも、橋之介は首を抜いて袈裟固め。秀旺は長い脚をロープにかけてブレイク。

 秀旺と橋之介でチョップの打ち合いとなり、橋之介がエルボー連打に切り替えて倒し、セントーン・アトミコ。さらにエルボーを連打していくが、秀旺が仰向けに倒れる際に足を振り上げて急所を蹴り上げ、悶絶する橋之介を尻目に塚本へタッチ。

 塚本は、ふらふらと起き上がってエルボーを放ってくる橋之介を仁王立ちで見下ろし、自軍コーナーに叩きつけて秀旺と太鼓の乱れ打ち。

 タッチを受けた秀旺は橋之介のエルボー連打を涼しい顔で受け止めてボディスラム。場外に放り出すも、「中でやれ中で!」と説教しながら橋之介を場外でいたぶっていき、リングに戻して足首から剥がしたバンテージで橋之介の首を絞め上げる。その状態でガッツを挑発していくが、ガッツが怒りの鬼神ナックルでカット。

 塚本と橋之介の対面となり、エルボー連打からドロップキックを放つ橋之介だったが、塚本が回避して自爆させる。塚本がロープに飛ぶと、橋之介がカウンターのドロップキックをヒットさせ、ガッツにタッチ。

 ガッツは秀旺と塚本をそれぞれショルダータックルでなぎ倒し、ボディスラム。2人でガッツをロープに振っていくが、ガッツはダブルラリアットで吹き飛ばす。ガッツは、塚本にブルドッギング・ヘッドロックからゴーストバスターを狙うが、塚本が喉輪でガッツを制し、突き飛ばしてから秀旺にタッチ。

 秀旺がラリアットを放っていくと、ガッツもラリアットで迎撃して正面衝突。ガッツがパワースラムで迎撃し、橋之介にタッチ。


 橋之介は、秀旺にミサイルキックからクロスフェイス。さらにコーナー下にみちのくドライバーIIでセットし、スワントーンボムを投下。さらにラリアットを狙うが、秀旺がかわしてロープに飛び、フライング・ラリアット。塚本にタッチ。


 塚本は投げっぱなしヒップトスから串刺しエルボーを狙うが、橋之介がブートで止め、塚本がよろけると、ガッツが飛び込んできてラリアットでアシスト。さらにボディスラムでセットし、橋之介がライオンサルトからカンクーン・トルネードを発射も、塚本が回避して自爆させ、ブレーンバスター・ホイップ。

 さらにずどんを狙うが、ガッツがラリアットでカット。橋之介が野球チョップを発射も、塚本はこれをキャッチしてゴリースペシャルに捕らえ、そのままゆっくりと前傾して橋之介の肩をマットにつけて3カウントを奪った。

第5試合


 今年2月にキャリア19年で初のシングル王座を戴冠したオースギは、3月に阿部史典を制して初防衛に成功。4月には6人タッグマッチでオースギ組に勝利したミステリーが挑戦を表明。7月には新宿FACEでのビッグマッチも迫っており、チャンピオンとして大舞台に立つためにも両者にとって絶対に勝ちたい試合。

 ゴングが鳴ると、オースギはスピードを活かして低空タックルを狙いに行き、ミステリーはその体躯を活かして上から潰しに行こうとするそれぞれの持ち味を出したグラウンド展開を狙う。オースギがバックを取って食らいつくと、バックを取り返したミステリーがいきなりのレインメーカー式チョークスラムを狙うが、オースギが暴れて抜け出し場外へ退避。

 オースギが場外戦を求めてミステリーを挑発すると、ミステリーが追っていくも、オースギは入れ替わるようにしてリングイン。ミステリーが戻ってくると、オースギは即座に組み付いてティヘラを狙うが、ミステリーが振り払って着地させ、ショルダータックル。

 ミステリーは首筋へのエルボースタンプ連打からニードロップを連打。さらにコーナーでオースギの顔面を蹴りつけていくが、オースギが股抜けで脱出して足を取り、パラダイスロックを狙うが、決まり切る前にミステリーが下から蹴り上げて脱出。

 オースギは再び場外に逃れるも、ミステリーが追っていって鉄柱に叩きつけエルボーを連打。さらに鉄柱への串刺しラリアットを狙うが、オースギが回避したため自爆。ミステリーは右腕を痛める。

 ミステリーは痛む腕をかばいながらもセントーン・アトミコを発射も、オースギがかわして脇固め。ロープを使ってミステリーの腕を痛めつけていき、コーナー上からダイビング・バックエルボーを2連発。ミステリーが場外に転がり出ると、三角跳びプランチャで追撃。

 オースギはミステリーをリングに放り込んでスワンダイブ式の攻撃を狙うが、ミステリーがかわして走り、ランニング・クロスチョップ。さらにスリーパーホールドからの大外刈りで叩きつけ、コーナートップからダイビング・ラリアット。

 ミステリーは右手を高く掲げ上げ、チョークスラムを狙うが、オースギが右腕へのコードブレイカーで切り返し、ランニングニーを狙うが、ミステリーが正面から喉輪でキャッチして再びチョークスラムへ。オースギは自らジャンプして宙返りで着地する離れ業を見せ、顔面へのランニングニー。

 オースギがエルボーバッドを連打していくと、ミステリーもエルボースマッシュで反撃。オースギは両手でガードしつつコーナーに詰めていくが、ミステリーは滅多に見せないドロップキックを叩き込んでオースギをふっ飛ばし、ラリアットを狙うが、オースギがカサドーラで切り返し、スクールボーイで転がしてロープに飛ぶが、ミステリーがパワースラムで迎撃。

 ミステリーは暗闇脳天落としからチョークスラムを狙うが、オースギが右腕に絡みついて腕十字へ。ミステリーが体位を入れ替えて外してロープに飛び、ラリアットを発射も、オースギがレッグラリアートで撃ち落とす。この一撃がミステリーの顔面を直撃し、ミステリーは顔面から出血。

 オースギはこの隙を見逃さず飛びついてツキノイシを狙うが、ミステリーがキャッチしてコーナーに乗せる形でセット。そのまま高角度に投げ落とす大車輪チョークスラムで3カウントを奪った。

ミステリー「新木場、超満員のお客様、TTT認定インディー統一無差別級チャンピオンのマスクドミステリーです!今日、ここで前チャンピオンのツトム・オースギさんとシングルマッチがしたいと、前回言って、通してもらって、『自分から言い出してみっともない真似出来ねーよな』って。腕攻められてしんどかったけど、最後まで達せられたのはここにいる皆さんの応援があったからです!これから俺がこのTTTチャンピオンとして新しい景色を作っていきます!みんな!ついてこいよ!そして、ベルト、まだ腰に巻く前から、『初防衛戦をするならこの人としたい』と思っていた相手がいます。今ここで明らかにしますよ。黒田哲広さん!突然ですいませんが、聞こえてたら……おぉっ!黒田さん!どうぞ!」

(※黒田が花道から登場しリングへ)

ミステリー「黒田さんとずっと組んできて、タッグベルトも一緒に獲って、ずっと組んできたって関係です。時々試合もしたけど、パートナーだなって思いでいました。でね、お客さんたちの前でシングルマッチをやったことはないです。この観衆の前でシングルマッチ、TTTの無差別級シングルのタイトルマッチにしませんか?!」

黒田「皆さんも知ってるように、僕、ほんとシングルのタイトルマッチ大嫌いなんですよ。だから、すみません……と、言いたいんですけど、僕の中でTTTに上がってから唯一思ってたのは、もしこの人に『お願いします』って言われたら受けようと思っていた選手がいます。それが、貴方です。受けますよ。よろしくお願いします」
ミステリー「ありがとうございます!」
黒田「ただ!正々堂々とは言いません。卑怯な手を使っても勝ちたいと思います」
ミステリー「どんな黒田哲広で来ようが、俺は必ず黒田哲広を超えてみせますよ!」
黒田「多分、無理です。僕もそれくらいの気持ちで行くんで。是非、そのときはよろしくお願いします」

(※2人がしっかりと握手を交わし、黒田が退場していく)

ミステリー「石川会長!ここまでやったんで、おね……(※石川会長が即答で“マル”を出す)あぁ!あざっす!(笑)鉄は熱いうちに打てと言いますように、来月やりたい!6月24日!この新木場でミステリーvs黒田哲広のTTT認定インディー統一無差別級シングルのタイトルマッチやります!今日、この新チャンピオン誕生の、この素晴らしい空間にお立会いいただいてありがとうございました!また来月ここで会いましょう!」

<大会後コメント>

瀧澤晃頼&中津良太&SAGAT
一同「あああああ! よしよしよっしゃあ!」
中津「どうやったタッキー?」
瀧澤「しんどかったすけど。めっちゃしんどかったすけど。敵も味方も。」
SAGAT「味方なんかしよんか?」
瀧澤「なんかいろいろあったんすけど、勝てたんでよかったです。次の防衛戦の相手が、一癖も二癖もある相手なんですけど。」
SAGAT「厄介だ」
中津「誰やった?言ってみい」
瀧澤「政宗さん、梶トマトさん、 CHANGOさんです。」
中津「おお〜ちょっとめんどくさいな。」
瀧澤「クセなんです。」
SAGAT「面倒くさいねほんとに」
瀧澤「僕たちも負けてないんで。」
中津「だから今日、僕たちもタッキーの頑張りを。タッキーがめちゃくちゃ頑張ってたぞ!ボロ雑巾のようにな!」
瀧澤「それが、チームワークですから!俺たちの!」
中津「どうなんだろう」
SAGAT「ワハハハハ(笑)」
中津「タッキーが頑張って頑張って頑張って、勝つスタイルがなんか今、できてるんじゃないの。ボロ雑巾になって、頑張ってください」
瀧澤「そう。必死こいて!次も防衛します。」
中津「明日引退してもええかって気持ちでなってくれ。」
瀧澤「はい(笑)一日一日を命削りたいと思います!」
中津「じゃあ、締めるか。ラップしとく?」
瀧澤「ラップさっきやったんすよ!Yeah!さっきもやったぜ勝利のラップ!これは続いて防衛ラップ!Yeah!CHANGO政宗トマト見てろ!Yeah!これがスパーキースタイル、YO!」
中津、SAGAT「イェーイ!」
一同「せーの、スパーキースパーキースパーキー、ウ〜、スパーキー!」

藤原秀旺
「まあ、今日ね、橋之介選手、いいかもしんないけど、なんかこう、ありきたりなプロレスやってほしくないよね。そういうのは、潰していくから。完全に。やっぱ俺自身は、ここ最近で言うとゴールデンウィーク、男闘呼組というバンド、そしてRockon Social Clubという新しい流れというか、そう言うもので、実は今日(5月20日)男闘呼組のメンバー高橋和也さんの誕生日ということで、おめでとうございますということもあるし、明日は岡本健一さんの誕生日。これもとてもおめでたいことだし、俺自身も、Rockonしていきたいと思います。それをテーマにね、プロレス、自分なりのプロレスというもので男闘呼組、Rockon Social Club応援していきたいと思いますし、どうだろうな、プロレスもロックも、そういう理想の方向に向かっていけば良いんじゃないかと。思います。そしてまあ、このようにね、塚本選手とのタッグということで、どうでしょう、相手が今いないのかな?という。僕らの中で言うと、もっと刺激のある選手に出てきてほしいなという風に思うんで、団体問わず、どんどん来ていただきたいなと思います。それくらいかな。ひとまずは今日という日が、無事初防衛ということなんだけども、ここから、目標は5年くらい。5年スパンで防衛していきたいと思います。渡鳥連合も。これからもよろしくお願いします。」


マスクドミステリー
――見事王座奪取されました
「ありがとうございます。ちょっと飛び出してきた感じの前チャンピオンのオースギさんに、挑戦するぞっつって、無理を通してもらって、今日を迎えて。やっぱ流石だね。体では俺の方が大きいけど、オースギさんも強かったよね。あんまりあの人は『強い』とか言うと、『いやいや』と否定したりするんだけど、やっぱでも十分強かったよ。右腕すごいやられたし。チョーク行こうとしても全部返されて。しんどかったけど。いや、最後無我夢中でやってなんとか取れました。ありがとうございます。俺がチャンピオンです」

――防衛戦の相手に盟友の黒田選手を指名されました
「今まで、ほとんどタッグ組んでて、たまに当たることもありましたけど、やっぱり組んでることが多くて。一緒に末広通りを紹介して回ったこともあるし。本当に盟友と言っても過言ではないような仲なのかな、とうぬぼれて思いますけど。一回だけね、配信マッチやったときに、シングルマッチやって。してやられたんですよね。負けたんですよ。ちょっとね、いやちょっと、やっぱ組んでる盟友とはいえちょっと引っかかってて。俺が、このベルト挑戦することになって、もしチャンピオンになったら、初防衛戦はこの人以外いないなと思ってた、相手に呼びかけて。まあ相手も、受けてくれたんで、しっかりミステリー対黒田ね、最高のミステリーを見せますよまたそこで。この新木場で。お約束します。」

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