自衛隊の装甲車に女子レスラーが突撃!ハリウッドスターにハグしてご満悦!
5月5日~7日に、日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱った国内最大の祭典『コミックコンベンション(通称:コミコン)』が大阪に初上陸。その最終日に女子プロレス団体『STARDOM(スターダム)』がスペシャルマッチを開催した。
昨年11月末に行われた『東京コミコン2022』で、WWEに継ぐ快挙として日本初のプロレス試合を行ったスターダム。
今回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『バットマン』シリーズのバットモービル、『タイタニック』のジャックとローズのコスチュームなどの展示が行われ、オーランド・ブルームやマイケル・ルーカーなどハリウッドスターが多数来場する世界的イベントの中で試合を行う事となった。
試合は羽南が復帰戦を行ったばかりの星来芽衣と、プロミネンスを脱退したばかりの鈴季すずとタッグを結成。クイーンズクエストの上谷沙弥&AZM&天咲光由との6人タッグマッチで開始。
通路にはみ出すほど立ち見でぎゅうぎゅうな状態を見た選手たちのテンションがあがり、すぐさま場外乱闘になると一番爆上がりしていたすずが自衛隊ブースに突撃。さらに隣のホールにまで飛び出して進撃の巨人ブースを奇襲し、お化け屋敷に乱入してスタッフに怒られるなど路上プロレスに慣れているためやりたい放題。
リングでは星来が上谷を翻弄していくが、AZMが脇固めで動きを止めるとレッグロックスープレックスで星来を迎撃。天咲も天聖や天橋立で続いていくが、すずが反撃のドルフィンバスターからジャーマンスープレックスホールドで叩きつけ3カウントを奪った。
試合を終えた選手たちは「普段プロレスを見ない、知らない人たちにこんなに見てもらえて嬉しいし楽しかった」と各々語り、自腹で来場してコミコンを楽しんでいたレディ・Cをリングに上げるとレディは「オーランド・ブルームと会ってきました」とハグした2ショット写真を手にご満悦。
アメコミ好きのバーブ佐々木レフェリーも珍しくトークに加わり、お客さんからの質問に答えながらプロレスとスターダムの魅力をアピールした。
コミコンまでの約1周間で名古屋、広島、福岡、山口、熊本、鹿児島と連戦を繰り広げてきた選手たち。1日の休息をはさみ、5月9日のエディオンアリーナ大阪大会でさらに大阪の街を盛り上げる。