同郷の同期が王座をかけて魂をぶつける決戦へ!2AW無差別級王者の吉田綾斗が浅川紫悠に直接勝利し「”今しかない”って気持ちを全部ぶつけてこい」

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 16日、千葉・2AWスクエアにて『チーバトル162』が行われた。

 今月23日に行われる『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』では、吉田綾斗vs浅川紫悠の2AW無差別級選手権試合、花見達也&仁木琢郎vs滝澤大志&若松大樹の2AWタッグ選手権試合が行われることが決定している。

 今大会のメインイベントでは、吉田綾斗&ナカ・シュウマ&テイラー・アダムスvs浅川紫悠&本田アユム&チチャリート・翔暉のタッグマッチにて2AW無差別級王座戦の前哨戦が行われた。
 吉田が3月26日『GRAND SLAM in 後楽園ホール』で、外敵であるGLEATの井土徹也を退けた後リングに上ってきたのは浅川紫悠だった。吉田と浅川は同郷の同期であり、デビュー前から切磋琢磨してきた間柄。団体がKAIENTAI DOJOから2AWに名称変更された後もライバル関係として闘い、2AW無差別級王座の初代王者決定戦もこの2人で争われた。2人の闘いの歴史は、2AWの歴史そのものと言える。

 浅川のマイクは非常に興味深いものだった。「久しぶりやな、このシチュエーション。お前と俺の闘いはこの2AWの歴史やと思ってる。今しか無いんだよ!そのベルトをかけて俺と闘え!」と挑戦表明。”今しかない”という言葉は何を意味するのか。吉田も呼応するように「同期やからこそ、お前のことは知ってる。知らんでいいことも知ってる。だから、今しか無いよな?お前の挑戦、もちろん受けたるわ」と承諾し、両者のタイトルマッチが決定した。

 前哨戦である今試合はリング内外問わず、それぞれが激しくぶつかり合った。TKP大会では、ナカ・シュウマvsチチャリート・翔暉も組まれており、2人も熾烈な攻守を繰り広げた。タイトルマッチ当事者である吉田と浅川も、お互い引かなかったが、最終的に吉田がテイラーのアシストを受け、AERIALITで浅川を沈めた。
 試合後マイクを取った吉田は「やっぱお前が1番おもろいな。お前のその”今しかない”っていう想い、全部TKPに持ってこいよ。あいつが言ってる”今しかない”の答えはじきにわかると思う。なんでもええねん。今しかないというその気持ちも、今までの吉田浅川の闘いも歴史も全て引っくるめて、来週のTKPで今の吉田綾斗を止めれるもんなら止めてみいや。」と大会を締めた。

 そして2AWタッグ選手権前哨戦として組まれた花見達也vs滝澤大志、仁木琢郎vs若松大樹の2つのシングルマッチ。
 最後の前哨戦は、挑戦者組である滝澤と若松が勝利する結果となった。花見は、挑戦者組に対し、「俺らがお前らに発破かけて本気にさせてやったんだ。お前らも強くなったかもしんねえが、ハナニキはもっともっと進化してんだよ!4月23日TKPではこうなると思うな!」と、言葉を投げた。

 2AW無差別級選手権、吉田と浅川の同期対決。そして最後の前哨戦で黒星をつける形となった王者組は、タッグ選手権でどんな闘いを見せるのか。全ての答えは4月23日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』にある。

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