【試合詳細】4・3 P.P.P.TOKYO新木場公演 ちゃんよた&夏すみれsv雪妃真矢&尾崎妹加 三富兜翔&大谷譲二vs怨霊&GENTARO レッカ&小橋マリカ with 八須拳太郎vs大家健&エチカ・ミヤビ

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『Twilight of the Gods~神々の黄昏~』
日程:2023年4月3日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:206人(満員)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
土肥こうじ(フリー)/●仲川翔大(J STAGE)
11分5秒 ダイビング・セントーン→体固め
○羆嵐(フリー)/竹田光珠(666)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
レッカ(新台湾)/○小橋マリカ(フリー) with 八須拳太郎
9分5秒 オクラホマロール
大家健(ガン☆プロ)/●エチカ・ミヤビ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
三富兜翔/○大谷譲二
13分31秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め
怨霊(666)/●GENTARO(FREEDOMS)
※特別レフェリー:MEN’Sテイオー

▼タッグマッチ 15分1本勝負
大門寺崇(ランズエンド)/△吉田綾斗(2AW)
15分0秒 時間切れ引き分け
[BULK ORCHESTRA]△KAZMA SAKAMOTO(GLEAT)/クワイエット・ストーム(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●ちゃんよた/夏すみれ(フリー)
12分14秒 マイカバスター→片エビ固め
[Rebel&Enemy]雪妃真矢(フリー)/○尾崎妹加(フリー)

“胸毛ニキ”を継いだ植木嵩行が小橋マリカの夢を叶えるために乱入!ちゃんよたの前にラム会長が現れレネミーが後楽園ホールの相手に!学プロOBマッチのレフェリーにMEN'Sテイオーが登場!

オープニング

 まずは前説に三富兜翔総帥とちゃんよたが登場。
 来月に迫った後楽園ホール大会について煽りつつ、PPPガールズのRINKO、くりりんを呼び込む。
 会場を盛り上げつつ、最後に『BreakingDown7.5』に出場し顎を骨折したことで本日欠場となった八須拳太郎を呼び込む。

八須「先日の(ブレイキングダウン)7.5で怪我をしてしまい欠場になってしまうんですが、まだ僕の魂は消えてません。これからも復帰に向けて頑張りますんで、今日は盛り上がってください!よろしくお願いします」

第1試合

 ノータッチルールで行われる事が告知され試合開始。

 先発は土肥と羆嵐。ロックアップから羆嵐がロープに押し込むが、土肥が体勢を切り返しクリーンブレイク。
 手4つからお互い距離を取り両者タッチ。

 光珠が仲川を巻き投げてからロープに飛ぶが、仲川がアームホイップ。走り込んできた光珠もアームホイップからドロップキックで場外に落とす。

 土肥が出てきて背中にハンマーブローからロープに飛び、前方回転エビ固めを狙うが光珠が耐えるとコスチュームが引っ張られ尻が丸出しに。土肥はマンハッタンドロップから尻を蹴り上げて場外に落とすとそのまま場外乱闘へ。
 リングに光珠と土肥が戻り、土肥が尻をペチンペチンと叩いて挑発するとコーナーに振る。光珠は飛び越えるとヒップアタックを叩き込み羆嵐とタッチ。

 ショルダータックルのぶつかり合いを制した羆嵐がバックフリップからセントーン。フォールも2。
 羆嵐はコーナーに振って串刺しラリアット。土肥はナックルから串刺し攻撃を狙うが、土肥が追走串刺しラリアットから、断崖式フットスタンプ。
 土肥はアルゼンチンで担ごうとするが、逆に羆嵐が担ぐも土肥はヘッドロックで絞り上げて着地。そのままアルゼンチンで担ぎ、バックフリップから仲川とともにロープに振って土肥がカニバサミからキャメルクラッチ。仲川が羆嵐の顔面にロープを往復しての低空ドロップキックを叩き込み、コーナーに登るとミサイルキック。再度ミサイルキックからフォールも2。
 仲川はバズソーキックも、ガードした羆嵐がその場飛びドロップキック。
 光珠と羆嵐がコーナーに振って、光珠が串刺しバックエルボーから羆嵐が串刺しラリアット。さらに光珠が風車式バックブリーカーから羆嵐がダイビングセントーンを投下。フォールも土肥がカット。
 羆嵐は仲川をアルゼンチンで担ぎ、絞り上げていくが土肥が正拳突きでカット。
 羆嵐はロープに振るが、土肥がドロップキックを叩き込み、仲川が引き起こすとラリアットを避けてバックを取り延髄斬り。さらにトラースキックからフォールも2。
 仲川はバズソーキックからフォールも2。
 仲川はコーナーに登り、スワントーンボムを投下するが羆嵐が避ける。
 光珠が出てきてカットに来た土肥にソバット。だが土肥はナックルからロープに飛ぶが、光珠は追走バックエルボーからロープに飛ぶ。さらに追走してきた土肥をロープをたるませて場外に落としプランチャを投下。
 仲川は羆嵐に串刺しバックエルボーからPKを狙うが、キャッチした羆嵐が投げ捨てパワーボムからさいたまに乾杯で叩きつけてフォールも2。
 羆嵐はコーナーに登り、ダイビングセントーンからフォールし3カウント。

第2試合

 先発はレッカとエチカ。ロックアップからエチカはヘッドロックで絞り上げ、ロープに飛ぶとショルダータックルのぶつかり合い。これを制したエチカがコーナーに押し込み大家にタッチ。

 レッカがエルボー連打も、大家がエルボーでふっ飛ばしラリアット。避けたレッカがバックを取るが、バックエルボーで大家がふっ飛ばし、マリカがレッカの背中にタッチ。

 レッカが走り込んで来た大家を避けると、マリカが串刺しバックエルボーからレッカと交互に逆水平チョップを打ち込む。マリカはフォールも2。
 マリカは投げようとするが、耐えた大家がボディスラム。さらにストンピング連打からコーナーに叩きつけエチカにタッチ。

 エチカはロープに振って腰投げからフォールも2。
 エチカは大家にタッチ。

 大家はコーナーでボディにショルダータックル連発からロープに振りバックエルボーで倒す。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 マリカは投げようとするが、大家が逆にボディスラムから逆エビ固め。マリカはロープを掴みブレイク。
 大家はストンピング連打。立ち上がったマリカがエルボー連打も、大家はガットショットからロープに飛ぶ。マリカは追走してドロップキック。さらにボディスラムからレッカにタッチ。

 レッカはスネを蹴りつけてから掌底を叩き込む。さらに八須を花道に立たせると、レッカが「八須さんのパワー借ります!」とスクワット・バックフリップを狙うが、大家が着地しガットショットから「八須!お前の力借りるぞ!」とレッカを担ぐが、着地したレッカが連続ボディブローからスクワット式バックフリップ。
 だがすぐに大家が炎のスピアーを突き刺しエチカにタッチ。レッカもマリカにタッチ。

 マリカのドロップキックをスカしたエチカをレッカがコーナーに振るが、エチカが走り込んでドロップキック。さらにボディスラムからフォールも2。
 エチカはコーナーに登るが、マリカはボディブロー連発からデッドリードライブ。さらにシャイニング・ウィザードからフォールも2。
 マリカは投げようとするが、耐えたエチカに胴締めフロントネックロック。エチカは力付くで投げようとするが、マリカはDDTからフォールも2。
 マリカはロープを駆け上がり式のスイングDDTからフォールも大家がカット。
 大家がマリカをコーナーに叩きつけ、エチカが串刺しバックエルボー。逆コーナーに振ってエチカが再度串刺しバックエルボーから大家に串刺しバックエルボー。大家はカミカゼで叩きつけると、エチカがカッキーカッター。フォールも2。
 レッカが大家に延髄斬りも、エチカはレッカにガットショットからチョークスラム。エチカはマリカにもチョークスラムを狙うが、マリカはカサドーラで切り返すが2。
 マリカはオクラホマロールで3カウント。

大家「おい、おい、おい、おい、エチカ。俺はお前が半年前デビューした時から見ている。その時に比べたらずいぶん、ずいぶん強くなったと思うよでもなオイ!今日負けちまった!まだまだ、まだまだこれからなんだよオイ。人は、変わりたいと思った時から変われる。エチカ!エチカ!エチカ!もっともっともっと!強くなれ!お前は、今日から、変われ!がんばれよ!がんばれよ!がんばれよ!おーし!そしてオイ八須~!八須リングに上がれ八須~オイ!テメーがな、一生懸命なのは認める。な、そして、オイ、その怪我をおして、怪我をおして出場したい、その気持ちもわかるでもな!人間、弱いところもある。な。今は、我慢の時だ。しっかり治して、リングに、帰って来いよ!」
八須「がんばります!」
大家「頑張れよ!よーし!そして俺がほんとに一番気になってるのはお前なんだよ小橋。小橋マリカ。中学校の時にさ、プロレスデビューして、何年だオイ?いまいくつだっけ?」
小橋「来月22です」
大家「8年やってるんすよ。中学生から8年やったらさ、いろんな誘惑とかあると思うんですよ。でもさ、8年間、小さい時からプロレスをしてる。それはなんでか?夢を実現させたいからなんだよ!来月、PPP、後楽園ホール大会で、憧れの!アブドーラ小林選手とタッグを組む!タッグを組むのも夢だけど~!対戦したい相手オイ、誰かわかんねーけどオイ、そこで、その人たちと対戦するのが夢なんだろ?な?」
小橋「そうです、はい」
大家「夢なんだろオイ。じゃあ誰か教えてくれよ。気になってしょうがないんだよオイ」
小橋「勝ったから、ちょっと我儘言ってもいいよね?憧れの、私の師匠のアブドーラ小林選手とタッグは決まって、その次に、誰にも言ってないけど、商店街プロレスで、小学校の時にすごい遊んでくれて、優しくて、お兄ちゃんみたいな選手がいて、どうしてもまだリングで会ったこと無いんだよね。興行も一緒になったこと無いんだよね。試合したいんだよね!来月復帰する、植木嵩行選手です。でも!PPP繋いでくんなくて、大家さん!植木さん、レスラーなんだから連絡先持ってるよねちょっと。団体を代表してなんか繋いでよ」
大家「それとこれとは別!あなたの夢は、俺が叶えたいと思うけど!」
小橋「でしょ?」
大家「植木くんの俺、DMしかしらない!」
小橋「なんでよ~!?レッカさん試合したことあるでしょ?」
レッカ「何も知らない!」
小橋「試合したことない?え?はち!はち、胸毛兄弟やってるよね?連絡先知ってるでしょ」
八須「まぁ・・・」
小橋「え?繋いでよ私勝ったじゃん!今日胸毛とギャルやろうって言ってさ、終わっちゃったんだからさ、繋いでよ。もう優柔不断すぎ!はちのバカ~!」
(小橋が八須の胸毛を引き抜くと、場内が暗転してリングに八須と入れ替わりで八須のコスチュームを着た植木が現れる)

植木「うぉー!胸毛プロレスラーの八須拳太郎じゃない、植木嵩行だぁ~!こばまり、久しぶりだな。お前とは本当に小学生の時以来になるな。そんでもって、今日、八須さんが、顎が粉砕骨折してもリングに来てくれた。その意志を受け継いで、俺は今日来た!みんな、八須さんに感謝してくれ。そんでもってこばまり、お前が、そんなに小さい、小学生の時からの夢だって言うんだったら、お客さん!これは!断るわきゃないでしょ!そうですよね!だけど、タッグパートナーがアブドーラ小林だろ?それはな、ストロングスタイル、ハードヒット、そんでもってルチャやコミカル、そしてデスマッチ。そして、胸毛プロレスっていうのやってるんだ。ということは、お前には、その胸毛プロレスでもうけられるっていう覚悟があるんだな!」
小橋「あるよー!」
植木「よーし、そうなったら、今度のPPP後楽園ホール大会、俺がPPPの復帰戦でもある!こばまり!全力でお前をぶっ潰してやるから覚悟しておけよ!いいな!」
小橋「よろしくお願いします!ということで、私の夢はひとまず一旦実現しそうなんですが、5月16日、私たちだけじゃなくて、ここにいるレッカさん、チカちゃん、大家さん、全員PPPのビッグマッチ後楽園ホール出るんで、ここにいるみなさんも、後楽園ホール売店チケット売ってるんで、ゲットして絶対見に来てください!ギャウ!」

第3試合

三富「GENさん、怨霊さん、今日は学生プロレス生誕45周年特別記念試合に出場していただいてありがとうございます。僕ら学生プロレス出身プロレスラーが、こうしてプロのリングで活躍できてるのは、今から特別レフェリーをしていただくMEN'Sテイオー選手がその道を切り開いてくれたからです。ということで、本日の特別レフェリー、MEN'Sテイオー選手、カモン!」

 MEN'Sテイオーがレフェリーとして登場し試合開始。先発はGENTAROと三富。じっくりとしたグラウンドの攻防からGENTAROがフォールも、1で切り返した三富が立ち上がりリストの取り合いへ。だがGENTAROがグラウンドに引き込み潰していき、フォールも1で返した三富とヘッドロックの応酬。三富がグラウンドに引き込むが、GENTAROはヘッドシザースで抜けて距離をとる。両者タッチ。

 ロックアップも怨霊からエクトプラズムが放出され大谷はたまらずコーナーへ。
 手4つから大谷がリストを取るが、怨霊がエクトプラズムを放出しながらリストを取り返してヘッドロックからショルダータックル。2発目も受けきった大谷が3発目をスカすと、走り込んできた怨霊とアームホイップの応酬から、大谷が強烈なチョップを叩き込む。
 怨霊はナックルも大谷はチョップで倒し、怨霊がサミングからロープに振ろうとするが、逆に大谷が振ると三富がマンハッタンドロップから大谷がココナッツクラッシュ。さらに三富がフェイスバスターから大谷が低空ドロップキック。大谷は三富にタッチ。

 三富はリングに怨霊の後頭部を叩きつけてフォールも2。
 三富はエルボー連打も、怨霊はサミングからゼロ戦キック。さらにストンピングからコーナーに叩きつけGENTAROにタッチ。
 GENTAROはスリーパーで絞り上げ、首投げからエルボードロップ。さらにマウントナックル連発も、これはレフェリーが注意。
 GENTAROは引き起こしてナックルを叩きこみ、さらに髪を掴んで引き起こすとヘッドバッド連発で倒す。
 GENTAROはネックブリーカードロップからフォールも2。
 GENTAROは怨霊にタッチ。

 怨霊とGENTAROはロープに振ってダブルのショルダータックル。GENTAROがギロチンドロップから怨霊がストンピングを落とし、ロープに振ってくるくるエルボー。フォールも2。
 怨霊はロープに振るが、三富はジャンピングエルボーから大谷にタッチしようとするが、怨霊が引き込んで投げようとするも、切り返した三富がネックブリーカードロップから大谷にタッチ。
 大谷はランニングエルボー連発も、怨霊がガットショットからロープに飛ぶが、大谷は追走してからロープに飛びランニングエルボーで倒す。さらにコーナーに登りミサイルキックからノーザンライトスープレックスホールドもGENTAROがカット。
 大谷は怨霊に走り込むも、怨霊はダブルアーム式バックブリーカーで迎撃しGENTAROにタッチ。

 GENTAROはラリアットでなぎ倒し、髪を掴んで引き起こすとコーナーに振って串刺しラリアット。怨霊も串刺しバックエルボーからGENTAROがコーナー上に座らせると、怨霊が正面に登り雪崩式フランケン。さらにGENTAROがフィッシャーマンバスターからフォールも2。
 GENTAROはサソリ固めで捕らえるが三富がカット。
 三富がGENTAROに垂直落下式ブレーンバスターから、怨霊にエルボー。エルボーの打ち合いを三富が制し、さらにラリアットで怨霊のエクトプラズム攻撃をカットしてショートレンジラリアット。
 大谷がGENTAROの後頭部にランニングニーから、三富のトラースキックと大谷のランニングニーの同時攻撃。フォールも2。
 大谷はバックを取るが、GENTAROがバックキックの急所攻撃からバックドロップ。フォールもテイオーレフェリーが急所攻撃を見ていたためカウントを叩かない。
 GENTAROとテイオーレフェリーが突き飛ばし合い、GENTAROのナックルを避けるとテイオーレフェリーがナックルパートで倒す。そこへ三富がソルティースプラッシュから大谷がフロッグスプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

第4試合

 先発は大門寺とストーム。ロックアップからストームがロープに押し込みクリーンブレイク。だが大門寺がナックルを打ち込むと、エルボー合戦から大門寺がガットショット。ショルダータックルのぶつかりあいから両者吹っ飛びタッチ。

 吉田がロープに振ろうとするが、逆に振ったKAZMAが走り込むも、吉田が足を伸ばすがキャッチしたKAZMAがサミングからロープに飛ぶ。だが吉田が追走してビッグブーツで倒し、引き起こしてガットショットからロープに飛ぶ。だがエプロンからストームが羽交い締めにしてボディにエルボー連打から、KAZMAが走り込みストームと交互にラリアット連発。
 KAZMAがランニングフットスタンプからストームがランニングボディプレス。そのまま場外乱闘へ。
 リングにストームと吉田が戻り、吉田がエルボー連打もストームがショルダータックルで倒しKAZMAにタッチ。

 KAZMAはサミングから顔面にランニングニー。KAZMAはストームにタッチ。

 ストームはボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
 ストームは逆水平チョップ連発からロープに飛んでラリアット。吉田はこれを巻き込むが、力付くで弾いたストームが逆水平チョップからロープに飛ぶ。だが吉田はこれをスカしてジャンピングラリアットでなぎ倒すと大門寺にタッチ。

 大門寺はダイビングラリアットからナックルパート。ロープに振ろうとするが、逆にストームが振るも大門寺はジャンピングラリアット。KAZMAが出てきて大門寺をコーナーに振り、ストームが走り込むが大門寺はヘッドロックから走り込んで来たKAZMAをまとめてジャンピングラリアット。
 大門寺はストームを背後に放り投げてフォールもKAZMAがカット。
 KAZMAは吉田にサミングからコーナーに振り、串刺し攻撃を狙うが吉田がジャンピングニーで迎撃。さらにロープに飛んでガットショットも、キャッチされるとゼロ戦キック。
 KAZMAはサミングも、吉田がロープに振ってソバットからバズソーキック。フォールも2。
 吉田はランニングニーも、キャッチしたKAZMAにエルボー連打。ロープに飛ぶが、KAZMAはストップエンズイギリをフェイントに急所蹴りからトラースキック。
 ストームがコーナーに振って串刺しラリアットからKAZMAが串刺しボディスプラッシュ。さらにストームがチョップからサンドイッチボディスプラッシュ。ストームが垂直落下式ブレーンバスターからフォールも大門寺がカット。
 KAZMAは吉田にパイルドライバーを狙うが、耐えた吉田が脇固めからジャストフェイスロック。そのまま胴締め式に移行するもストームがカット。
 ストームと大門寺がエルボーの打ち合いから、大門寺がビンタを叩き込みロープに飛ぶ。ストームがラリアットからフェイスバスターで叩きつけ、ロープに飛ぶが吉田がラリアットを巻き込み後頭部にエルボー。さらにロープに飛んで後頭部にラリアットを狙うが、ストームが避けてスパインバスターからKAZMAがトランスレイブ。吉田がKAZMAにトラースキックからストームにもトラースキック。ストームは受けきって吉田にラリアット。大門寺がストームにラリアットを叩きこみ全員ダウン。
 大門寺とストームがラリアットの相打ち連発でダウンし、KAZMAが吉田にダブルアームの体勢も、大門寺がジャンピングナックルでカット。吉田がKAZMAにランニングニーからフォールもストームがカット。
 再度吉田がフォールもストームがカットし時間切れに。

第5試合

 先発はちゃんよたと尾崎。ショルダータックルのぶつかり合いから尾崎がガットショット。ロープに振ってショルダータックルのぶつかり合いを尾崎が制する。尾崎はコーナーに振っていくが、ちゃんよたが走り込みショルダータックルで迎撃。両者スイッチ。

 夏のエルボーを避けた雪妃が走り込んできた夏の足を刈って倒し低空ドロップキック。
 雪妃はロープに飛ぼうとするが、夏が髪を掴んで引き倒し、ちゃんよたとともにロープに振ってダブルのビッグブーツからダブルのネックブリーカードロップ。さらにダブルのエルボードロップからちゃんよたが夏をボディスラムで叩きつけていく。
 ちゃんよたは雪妃を引き起こすと、雪妃は髪を掴んでコーナーに叩き込んでボディを蹴り上げる。雪妃は尾崎にタッチ。

 尾崎はヘアーホイップ連発からキャメルクラッチ。雪妃がちゃんよたの顔面を蹴り飛ばし尾崎がフォールも2。
 尾崎は雪妃にタッチ。

 エルボーの打ち合いから雪妃がエルボー連打。さらに大外刈りからフォールも2。
 雪妃はちゃんよたの上半身をロープ外に出し、ロープを使ったチョーク攻撃。
 さらにロープに飛んで背中へのジャンピングニーからフォールも2。
 雪妃は顔面を蹴り上げてからロープに飛ぶが、ちゃんよたはカウンターのボディスラム。ちゃんよたはタッチしようとするが雪妃が蹴りでカットし、ロープに振るがちゃんよたはショルダータックルで倒し夏にタッチ。

 夏はケンカキックからネックブリーカードロップ。ロープに飛んでケンカキックも、雪妃は避けてロープを蹴り上げると、エルボーの打ち合いから雪妃がガットショット。ロープに飛ぶが、夏はマンハッタンドロップで迎撃し、尾崎もマンハッタンドロップで迎撃するとロープに飛んで雪妃の顔面にケンカキック。
 夏はブロックバスターホールドからフォールも2。
 夏はコーナーに振って串刺しバックエルボーから足を刈って倒し、串刺し腰振りブロンコバスターを狙うが雪妃がショットガンドロップキックでカット。
 さらに雪妃は串刺しジャンピングニーからロープに飛んでランニングミドル。フォールも2。
 雪妃は投げようとするが、耐えた夏にローキックからミドル。さらにミドルからビンタを叩き込み、ロープに飛ぶが夏がちゃんよたからムチを受け取りムチ攻撃。
 夏はコーナーに押し込み串刺し腰振りブロンコバスター。
 尾崎が背後から夏をアルゼンチンで担ぎ、そこへ雪妃が飛び込もうとするがちゃんよたがエルボーからアルゼンチンで担ぐ。
 担いだまま尾崎とちゃんよたがぶつかりあい、バックフリップで叩きつけるとちゃんよたと尾崎が額をこすりつけて睨み合う。ちゃんよたがジャンピングハンマーブローで倒し両者場外へ。
 夏と雪妃がエルボーの打ち合いから夏がロープに飛ぶが、雪妃はカウンターのボディへのニーからエルボーも、夏は妖乱で叩きつけてシャイニングウィザードを狙うが、雪妃はハイキックで迎撃しロープを貫いてのランニングニー。

 リングにちゃんよたと尾崎が走り込み、ラリアットの相打ち連発からエルボーの打ち合い。ちゃんよたがエルボー連打からロープに飛ぶが、雪妃がエプロンから蹴りつけると、尾崎のラリアットと雪妃のミドルキックのサンドイッチ。尾崎はフォールも2。
 尾崎はコーナーに登り、ダイビングセントーンからフォールも夏がカット。
 夏はムチ攻撃を叩き込んでいき、ちゃんよたが尾崎を担ぐと夏と合体シュバイン。フォールも雪妃がカット。
 雪妃が夏を二段式の膝蹴りで場外に叩き出し、ちゃんよたが尾崎を担ごうとするが、着地した尾崎がエルボーで倒しフォールしようとするちゃんよたを丸め込むが2。
 ちゃんよたが走り込むが、尾崎がエルボーで迎撃し担ぐとマイカバスターで叩きつけ3カウント。

尾崎「えー、PPPTOKYOに、お集まりの皆様、ありがとうございます。今日はちゃんよた選手から勝利した、レベルアンドエネミーの尾崎妹加です!噂にはすごい聞いてて、いい選手だってすごい耳に入ってきたよ、ちゃんよた選手。今日身体合わせてみて、すごい分かった。めっちゃいいね。すごい私、パワフルな選手大好きなんですよ。すごいいい。また何度でも戦いたいですね。でも、私やユキさんだけじゃなく、沢山の方が、あなたと戦いたがってるんですよ」
(暗転し「ちゃんよた、テメーに会いに来てやったよ」というせりふとともに歌舞伎町の女王が流れラム会長が登場)
ラム「PPPTOKYOの皆様、私が、暗黒プロレス組織666、そしてレベルアンドエネミーのラム会長です。ちゃんよた、うちの尾崎妹加も言ってたように、あんたの活躍すげー気になってたし、いろいろ調べてました。実際スターダムでもね、活躍したりとか、おんなじリング上がってたけどすれ違ってばかりで、でも、1年だっけ?1年ちょっと、プロレス始めてから。すげー頑張ってるの知ってます。だけどさ、何?その真っ直ぐな頑張りも、色物だからっつって、まっすぐに評価されなかったり、なんか評価がね、自分が思ってるとおりにされなかったり色々あると思う。それは、この私が、まぁ色物代表みたいなもんだからさ!すっげぇ気持ちわかんのよ!そんなさ、女子プロレス業界、いや、プロレス業界、いやいやいやいやいや、そんな世の中しょうもねーだろ。なぁ、一緒にその壁、ぶっ壊しにいかねーか?」
ちゃんよた「ラム会長、私も、ラム会長と戦ってみたいって、ずっと思ってました。今日、会いに来てくれて、ほんとにありがとうございます」
ラム「ということで、あたしが来たからには?5月16日、後楽園ホール大会、私達レベルアンドエネミーと、一緒に試合しね―か?」
ちゃんよた「5月16日、よろしくお願いします!(ラム会長と握手)ラム会長が、言ってたように、デビューした頃、ずっと、色物だって言われて、お前はリングに上がるなって、SNSで書かれたり、影で言われてきたり沢山あった。PPPだって、団体として、色物としてずっと見られてきた。けど!自分を信じて、仲間を信じてやってきたら、こんなに応援してくれる人が、たくさん沢山気づいたらいて、ここまで来ることができました。でも!正直!今PPPは、すごくピンチで、来月後楽園ホールを控えてるのに、八須選手が怪我でもしかしたら欠場するかもしれません。でも、私もPPPも、今までピンチをチャンスに変えてきました!だから!今こそ!チャンスだと思ってます。ピンチをチャンスに変えるので、これからも私達のことを応援してほしいです。よろしくお願いします。今日ここまで足を運んでくださって、本当にありがとうございます。よかったら、5・16の後楽園ホールも、絶対に後悔させないので、絶対に応援しに来てください。よろしくお願いします!今日出場してくださった選手、よかったらリングに上がってきてください!お願いします」
三富「ちゃんよた、正直、こんなに気持ちの良いマイクできるプロレスラー今いないよ!ちゃんよたの言ったように、確かに八須が出られないかもしれなくて、俺らほんとピンチかもしれません。ただ、大丈夫。ちゃんよたがこうやってリングを引っ張ってくれて、俺がこの団体を潰さずに必ず後楽園ホールに持ってく。だからみなさんも一緒に絶対についてきてほしい。約束してください。そしていいですか?みんなで行くぞ、ロードトゥー、後楽園ホール」
(スクリーンに後楽園ホール決定対戦カードが流される)
三富「よっしゃぁということで来月!5月16日は後楽園ホールいくぞー!ちゃんよた、最後にもう一回、今日しめてくれ。皆さん、今日のMVPはちゃんよたですよね?」
ちゃんよた「5・16、後楽園ホール!皆さん!来てくれますかー!?ありがとうございます。最後に、3,2,1レッツパーティーで締めたいと思います。皆さん一緒に気持ちを合わせてお願いします!いきます!3,2,1、レッツパーティー!ありがとうございました!」

<試合後コメント>
ちゃんよた&夏すみれ
夏「今日からタッグ始動だったんですけど、相手は今ブイブイ勢いのあるRebel&Enemyの2人でね。その2人相手にちゃんよたはメチャクチャ爪痕を残してたんじゃないですか?てか、むしろ食ってたでしょ?」
ちゃんよた「気持ちでは、気持ちでは負けてなかったんですけど、やっぱり、やっぱり、弱かったです。でも、5・16、ラム会長とやることになって、絶対今日みたいに気持ちをぶつけてガンガン、ガンガン、もっと行きたいと思います」
夏「試合もそうだけど、終わった後のマイクの言葉1つ1つも、大分色んな人の心をつかむマイクというか、やっぱり私もPPPさんに旗揚げからずっとお世話になってきて、当初正直色物として見られている頃から団体さんを見てきましたけど、やっぱりその頃から見ているファンの人ももちろんそうだし、今のPPPを見て、なんでこんな面白い団体、色々新しいことをやってる団体がもっともっと外に向かって発信して欲しいって思ってるファンの人はいっぱいいるはずだから、そういう人の心も今日はちゃんよたのコメントで救われたというか。5・16に向けて期待が出来るものが今日は見せられたと思うんで。試合もマイクも全て含めて。なんか、結局会場を味方につけたもの勝ちだと思うから、それが所属だろうが外様だろうが、そこが一番難しいし。そういう意味ではやっぱり今日三富さんも言ってた通り、ちゃんよたが今日の大会のMVPだったと思います」
ちゃんよた「正直、来月後楽園ホールを控えてて、八須さんも今日欠場になってた、今後もどうなるか分かんなくて、ずっといっしょに練習してきた同期だし、正直すごく不安だし、後楽園ホール。後楽園ホールどうなるかなって思うところはあるんですけど、やっぱり私がPPPをもっと引っ張っていかないといけないと思ってるので、絶対5・16を成功させようと、今日試合をして思いました。だから、もっといっぱいの人に見に来てほしいし、もっともっとPPPを皆さんに知ってほしいと思いました」

――後楽園ホール大会での対戦相手としてラム会長選手が登場したことについて
ちゃんよた「スターダムさんとかに参戦してて、お見かけしたことはあったんですけど、実際に喋ったことはなくて。でも気になる存在で。今日、私と闘いたいって言ってくれて本当に嬉しかったし、闘いたいって気持ちを、その気持に絶対に応えるような闘いをしようって思いました。すごくすごく、5・16が楽しみです」

――パートナーは、デビュー戦でも組んだ真琴選手、今日初タッグの夏選手
ちゃんよた「真琴さんはデビューのときにも一緒に闘ってくれて、そのあとも毎回PPPに参戦していただいていて、すごく心強いですし、夏さんともずっと対角に居たんですけど、今日初めてタッグを組んで心強かったし、すごく楽しかったので、5・16、本当に絶対にこの3人なら勝てるって思ってます、私は」
夏「正直対角にいるよりも、やっぱね、一緒に闘ってる今日の試合のほうがしっくり来たというか、やっぱり結局ずっと対角で闘ってきましたけど、心の根っこにある部分は『PPPを盛り上げたい』って部分で一緒なので、なんか同じ意志を持った人たちで組めるっていうのは後楽園が楽しみかなって思います」

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