【第8回】VAPERレスラー谷嵜なおきのバトルニュースで取り扱い注意!~ダブプロレスと対抗戦で得たモノと六本木に現れた金網と師匠ウルティモドラゴン校長の言葉とダブプロレスクラブ修行~
- 2021-3-17
- コラム, 谷嵜なおきの取り扱い注意!
- P.P.P., ダブプロレス
関東1都3県での緊急事態宣言の延長に伴いストロングハーツ興行の新宿大会は開始時間も早まり駆け抜けるような全力疾走で全てが濃厚に凝縮された対抗戦となりました。
これにて対抗戦はピリオドとなりましたが、皆様如何でしたでしょうか?
この闘いの最後の完全決着イリミネーションマッチでは我々ダブプロレスの負けとなりましたが個人的には勝負に負けても闘いに勝った気持ちでおります。
何故ならば当初の目論み通りにストロングハーツのファンから、ダブプロレスを観に行ってみたい、次はいつありますか?ダブを初めて見てファンになりました。ダブがもっと好きになった、ダブスタイル初めてでしたが最高でした等ありがたいメッセージを多数頂いておりましてダブプロレスファンの更なる愛を感じたり、新規開拓、裾野を広げる事に成功したと思います。
そう言う方達のうち1人でも多くダブプロレスの会場に足を運んで貰えばしめたところです。
ダブプロレスの事をなんだかんだと揶揄してきた相手側も結果熱くなり怒り、何よりダブスタイルと言うモノに結構乗っかり嬉々として戦っていたようにも感じます。
各々のスタイルがありそれを分かち合えたようにも取れました。
規模は違えど、昔大仁田さんが新日本プロレスに単身乗り込み負けはしましたが、そのリングで自分を貫き新日本プロレスのレスラーを電流爆破に巻き込んだような。
そんな気持ちでいてます。
単純に勝った負けただけでなく、個々のドラマやドキュメントについても考察したり、もしも話を空想したり仲間と語れる奥深いジャンルだなと思ってます。
この抗争で我々ダブプロレスの結束も感じたし得たモノはでかいなと。
13日には昨年12月にオープンして以来ずっと気になっていたPPPの三富くんプロデュースの六本木TFCと言うクラブに六角形の金網が常設されているところで試合をしてきました。
六本木交差点から徒歩1分と言う立地、アングラ感ある雰囲気、クラブ、アルコール要素ある場所プラス金網での闘いと言う非日常を体感出来る。
10年以上前は試合後によく六本木に繰り出してましたし、これはもう俺の場だ!くらいに思いましたね笑
自分の試合は音アリ照明全開のダブスタイルでやらせて頂きましたが、音と光が混ざる事によってその場の雰囲気が一気に上がり、そして場を煽りまくり、闘いと金網とアルコールの間違いない組み合わせに楽しみまくってしまいました。
やはりこう言う場面でのダブスタイルは飛び抜けてます。
超ダブプロレス向きと感じましたし、いつかダブナイトをここで開催できればと思いましたね。
表に出る人間が楽しまないとお客さんに楽しさは伝えられない!と常々若手選手達に言ってた事も世界のウルティモドラゴン校長こと浅井さんも語っておられましたしね。
しかし難しいのが自分だけ楽んでいては只の自己満足となったり、楽しみつつもお客さんとのテンションの差が開き過ぎないように冷静な頭をどこかで持っておかないといけなかったり、紙一重で難しいところはありますが。
自分が主催していた大阪ミクスチャと言うイベントでは出演者、参戦レスラー、スタッフもこのイベントを心底楽しめる人しか呼びませんし、出演後、試合後にもプレイヤーが客席に混ざって飲んで騒げる空間を作ってます。
舞台上で楽しそうな光景を観てテンション上がっても売店スタッフが塩対応だったりすると温度差を感じて現実に戻ると折角上がった熱量を冷ましてしまいます。
ディズニーランドやUSJはとりあえず仕事をこなしてるだけのスタッフは見当たりませんよね。
ダブプロレスには若手のクラブ修行と言うのがありまして、とりあえず若手をクラブに連れて行きます。ちなみに12日は試合会場の新宿フェイスから徒歩0分のところにある新宿ワープと言うクラブに木下コーヘイを連れて修行してきました。ここでも得る事が多かったのでまた改めて綴ってみたいと思います。
そこでただ騒いで楽しいだけで終わるのか、何を感じて何を見て何を掴めるかと。
そう言えば師匠のウルティモドラゴン校長も『プロレスラーだからってプロレスばっかり見ててもダメだぞ。もっと色んなところ行って遊べ』と言っておられました。
最近またウルティモドラゴン校長が出した本を読み返したばっかりなので当時の言葉だったりを再認識してます。
話がそれましたので六本木TFCの話へ。
ここで良い印象を持ったのが、お店側のスタッフもノリノリでその金網の闘いと接客を楽しんでいました。そう言うのとても大切で素晴らしい事で先ほどのテーマパークのスタッフ理論を自然とこなせてます。
多分30年くらい前にあったお酒と食事をよばれながらプロレスが見れて定期的に開催していた屋台村プロレスの令和版とでも言えるそこはスペース的には大きくはないけど、お客さんの雰囲気や会場の雰囲気も良くこれから来る予感をビンビン感じてまた参戦したいと強く思いましたね。
いつものリングではなく、金網と言う事でロープに相手を飛ばす事が出来なかったりコーナーも無いけど、固いマットが武器になり、金網も武器になり、プレイヤーのプロレス頭、キャパシティの広さや対応力アドリブ力等々が試されたりと若い選手もベテラン選手も良い経験の場になるのではと思います。
最近はコロナの影響でダブプロレスでアルコール販売や振る舞いテキーラ等出来ない状況ですが、以前はグンソやブラザーとアルコールを扱いお客さんに飲んで貰い、酔っ払い大量生産時に気をつける事、我々が楽しい飲み方、楽しい酔い方に導く事、クラブだったりの暗黙のルールなんかをどうすれば伝えられて、理解してアルコールと闘いと音に酔ってもらえるだろうと考えてお客さんを導いてきました。
BASARAの宴もそうですが、アルコールを扱うイベント時のアルコールを扱うイベントに通い慣れてるファンの行儀良さはいつも素晴らしいです。
もちろん六本木TFCに来てくれていたお客さんもアルコールを扱う会場でも行儀良くお酒を嗜んでおられましたよ。
六本木TFCでは毎週金曜日と土曜日に21時から定期開催しており、入場料も¥3,000とリーズナブルで試合後の選手と客席でお客さんと乾杯したり、どこから観ても超最前列で闘いの迫力もかなり凄いので、コア層もライト層も遊びの選択肢としても楽しめるかなと。
また参戦したいので谷嵜が出るから来た!って言うお客さんが増えて欲しいと思います笑
金曜日、土曜日以外もここでは他のイベントをしていたり、24時からはクラブとして営業もしており都内にも数店舗稼働しているようなので、コロナがしっかり落ち着いたら行ってみたいですね。
こう言った刺激を受けると、早く大阪ミクスチャ開催したいなと毎回思います。
早く超密過密状況万歳な日常が戻って欲しいもんです。
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3月23日(火)PPP東京@新宿フェイス
19時開始
3月27日(土)神戸メリケンプロレス@神戸ハーバースタジオ
19時開始
4月5日(月)6日(火)
ダブプロレス@大阪梅田トラッド
19時開始
コレガプロレス
コレガスタジオ(月)~(土)
18時開始
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