今成夢人がガンプロ若手リーグ戦を逆転制覇!「若手時代をもう一回取り戻せた」
28日、東京・王子Basement MON☆STARにてガンバレ☆プロレス「ガンバレ☆プロレス選手会興行」(第3部)が開催。ガンプロ若手のリーグ戦「第1回ヤングガンバレ杯」を今成夢人が制し、涙の初優勝を飾った。
八須拳太郎が負けなしの単独首位、それを今成、神崎ユウキが追う形で迎えた最終戦。今成は神崎をサソリ固めで葬り去り、次の八須vs中村の公式戦では中村のセコンドにつく。中村に檄を飛ばすばかりか、試合にも介入し八須と中村の足を養生テープでグルグル巻きにしてリングに戻れない状況を作り、両者リングアウトの決着に。こうして八須の全勝優勝の可能性はなくなり、リーグ戦1位の八須とリーグ戦2位の今成が優勝を争うことに。
終盤にはエルボーの打ち合いから八須がスピアを連発。さらに正調スピアを狙ったところ、今成がカウンターのルー・テーズプレスを浴びせ、返された直後に腕十字を決めて勝利した。
優勝した今成に三島通義相談役からトロフィーと優勝賞金3万円を手にして号泣。「若手という時代が自分にはなかった」と客席へ吐露した今成。「若手時代をもう一回取り戻せた」と述べ「オマエら俺の同期だって思っていいか?」と八須、神崎、中村に呼びかけていた。