『新しい全日本プロレスを大日本プロレスの僕が見せたい』野村卓矢が世界タッグ王座を戴冠し宮原健斗の三冠ヘビー級王座を狙い五冠王宣言!

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 2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』が開催され、宮原健斗&野村卓矢が世界タッグ王座を戴冠した。

 昨年末まで開催された全日本プロレスの冬の風物詩『2022 世界最強タッグ決定リーグ戦』では、宮原健斗&野村卓矢の越境タッグが優勝を果たし、“VOODOO-MURDERS”諏訪魔&KONOが持つ世界タッグ王座への挑戦権を獲得した。
 試合の内外で互いに顔面にビンタを打ち合ったりと仲が良いのか悪いのか分からない絶妙なタッグワークが光るミヤケンタッグは馴れ合いを嫌い、2日の世界タッグ戦後には宮原が持つ三冠ヘビー級王座に野村が挑戦することも決定。裸一貫で全日本へと乗り込んできた野村にも五冠王(三冠&世界タッグ戴冠)のチャンスが生まれていた。


 宮原&野村が序盤から一気に攻め立てていくが、宮原のブラックアウト+野村のサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃が互いの足にヒットする誤爆から一転して窮地となり、大勢のセコンドを連れたVMの面々に場外で袋叩きにされてしまう。
 宮原は逆転を狙って必死の奮闘も、諏訪魔がガッチリとマークしていたため連携が出来ず苦しい展開が続く。なんとか宮原のブラックアウト+野村のサッカーボールキックの合体攻撃を決めたものの、諏訪魔の大暴れに巻き込まれて和田京平レフェリーが昏倒してしまい、VMの面々がリングになだれ込んでくる地獄絵図に。
 しかし、TARUが宮原に向けて放ったパウダー攻撃が諏訪魔に誤爆。KONOが野村を仕留めにかかるが、一瞬の隙を突いた野村がスリーパーホールドで捕らえ、そのまま全力で絞め上げるとKONOがギブアップ。宮原&野村が世界タッグ王座戴冠を果たした。

 試合後には、次期挑戦者決定戦を制した“ノムヤギ”青柳優馬&野村直矢がリングに上がり、青柳が「二人はほぼ同期といっても過言でもない。全日本プロレスの道場で育ち、このリングでデビューした二人です。そのノムヤギが、お前らみたいなプロレス界いち適当に誕生したタッグチームがどうしても許せない。貴様ら、プロレス界いち適当なタッグチームを、この歴史あるノムヤギが、その世界タッグ一発で取ってさしあげますので、その時まで、せいぜい浅い思い出でも作っておいてください」と宣戦布告。

 自身初の五冠王となった宮原は、「どちらが2023年にプロレスの神さまが選ぶヘビー級のトップ。世界タッグ、三冠を含めた五冠王になるか。野村卓矢、テメェの人生を懸けてこい。俺も人生を懸ける。プライドを懸けた男の戦いだ」と意気込み。

 対する野村は世界タッグ戦後に行われた新春バトルロイヤルでも勝利して賞金100万円を獲得しており、「100万も手にしました!よし!明日勝って三冠のベルトを腰に巻くだけです。最高のはずみでしょう。最高過ぎて心配ですよ。僕と宮原健斗にしかできない戦いをして、僕が三冠のベルトを腰に巻きます。今日の勢いがあれば取れると信じます。信じないとダメなんでね。取りますよ!取って新しい全日本プロレスを大日本プロレスの僕が見せたいと思います。以上!」と闘志をみなぎらせた。

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