カーベル伊藤が葛西純から反則勝ちの大金星!
15日、東京都・新宿FACEにて行われた維新力の主催興行『2019どすこい伝説 』でカーベル伊藤が葛西純から勝利を収めた。
カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正(48)その人であり、オリジナルのマスクを被って闘う社長兼プロレスラー。
2016年にメキシコでデビューしてからは全日本プロレスの地方大会を中心に数多の団体へ参戦しており、出身地である愛媛県で活動するローカル団体・愛媛プロレスでは四国統一タッグ王座を獲得するなどプロレスラーとしてのキャリアも積み重ねている。
一方で、自身が参戦する大会では欠かさず客席を回って観客一人ひとりと握手を交わしたり、入場後にリング上から大量の記念品を観客席に投げ入れる“カーベルタイム”を行ったりとファンサービスに力を入れており、「強さを求めてリングに上がるというよりも、兼業のプロレスラーがリングの内外で頑張る姿を見せることで業界全体のイメージアップに繋がればいいと思っています」とその理念を語っている。
この日の第3試合では、カーベル伊藤&真琴vs葛西純&SAKIというミクスドタッグマッチが実施。
葛西は“カーベルタイム”の際に記念品をカーベル伊藤に投げつけるなど試合前から突っかかっていき、試合が始まってからも場外戦のさなか観客席で殴り合うなど強く意識。真琴との連携で態勢を立て直したカーベル伊藤はSAKIへジャイアントスイングやカーベルスプラッシュを見舞うとデスバレーボムを狙っていくが、葛西がイスをリングに持ち込むとカーベル伊藤を滅多打ちにしてカット。そしてSAKIとともにカーベル伊藤のマスクを2人で剥いでしまい、葛西の反則負け。結果としてカーベル伊藤が葛西から大金星を挙げた形となった。
試合後、カーベル伊藤は「イスで10発は殴られましたかね?ちょっとだけハードコアの免疫が付いた気がします(笑)試合してみて、葛西さんは本当に素晴らしい選手だと感じました。いつか葛西選手にジャイアントスイングを決めたいと思います!」と葛西へのリスペクトの気持ちを述べるとともに再戦を熱望した。