【試合詳細】9・15 どすこいプロレス新宿FACE大会 維新力&世羅りさvsアジャ・コング&望月成晃 スーパー・スモウリキ&松本浩代vsドン・フジイ&倉垣翼 葛西純&SAKIvsカーベル伊藤&真琴
維新力の店25周年記念『2019どすこい伝説 』
日時:2019年9月15日(日)
開始:18:00
会場:新宿FACE
観衆:517人(超満員札止め)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○清水基嗣(SECRET BASE)/ミスモンゴル(世界プロレス協会)
8分58秒 ダブルアトミックボムズアウェイ→片エビ固め
●フェリスト(SECRET BASE)/日向小陽(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○リッキーフジ(2AW)/高瀬みゆき(Beginning)
9分30秒 エビ固め
●松田慶三(フリー)/茉莉(Color‘s)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
●葛西純(FREEDOMS)/SAKI(Color‘s)
15分34秒 反則(覆面剥がし)
○カーベル伊藤(フリー)/真琴(フリー)
▼タッグマッチ 45分1本勝負
●スーパースモウリキ/松本浩代(フリー)
8分40秒 外道クラッチ
○ドン・フジイ(DRAGON GATE)/倉垣翼(フリー)
▼タッグマッチ 60分1本勝負
●維新力/世羅りさ(アイスリボン)
12分13秒 真・最強ハイキック→片エビ固め
○望月成晃(DRAGON GATE)/アジャ・コング(OZ)
維新力が13回目のどすこいプロレスを開催しアジャ・コングと相撲勝負?!『ゴゴスマ』MCの石井亮次がレフリーデビュー!古舘伊知郎が維新力のキャッチフレーズを考案!
第1試合
清水とフェリストでゴングが鳴ると、バックの取り合いからフェリストが軽快な動きでアームドラッグを放って翻弄し、ドロップキック。両者距離を取りタッチ。
モンゴルと日向となるとモンゴルが突撃してガットショット。よろけた日向にランニングキックからボディスラムで叩きつけ、日向のエルボーを受け止めた上で強烈なエルボーで日向を吹き飛ばし清水にタッチ。
清水は首投げからニードロップ、ギロチンドロップ、ランニングギロチンドロップと続けモンゴルにタッチ。
モンゴルはヘアホイップでコーナーに投げ飛ばし串刺しスプラッシュからブロンコバスター。さらにブレーンバスターから逆エビ固めもフェリストがカット。すると清水が入ってきてフェリストを排除すると、2人で日向をロープに振ってダブルチョップ。清水に代わると日向は飛びついてコルバタで放り捨て、ドロップキックで追撃。両者タッチ。
フェリストが出てくると清水とモンゴルが二人でロープに振っていくが、フェリストはセカンドロープを踏み台にブーメランアタック。さらにフライングクロスチョップ2連発でモンゴルをなぎ倒して日向にタッチ。
日向はモンゴルに飛びついて胴締めスリーパー。これをモンゴルがコーナーに叩きつけて外そうとすると、日向はコーナーからタランチュラ式腕ひしぎ十字固め。モンゴルが振り払うとコーナーからダイビングクロスボディを放ちフェリストにタッチ。
日向とフェリストは2人でモンゴルをロープに振るが、モンゴルはクロスボディで2人まとめてなぎ倒し、フェリストをラリアットで叩き伏せて清水にタッチ。
清水はジャンピングDDTからダブルアトミックボムズアウェイを放つがフェリストはこれを回避。すると日向が入ってきて清水にトレイン攻撃から日向がバズソーキックからダイビングフットスタンプ、フェリストがスワントーンボムと連撃。ここでモンゴルが救出に入り、フェリストの股間を蹴り上げてラリアットでなぎ倒すと清水と2人でブレーンバスター。モンゴルがランニングセントーンで追撃し、清水がダブルアトミックボムズアウェイでフェリストを沈めた。
第2試合
松田がいつものように「ねーねーねー!ぱーぱーぱー!」のコールを煽り、味方の茉莉に熱波を送るが、茉莉は印を結んで耐えたためノーダメージ。松田は「本物(の忍者)だあ!」と恐れおののき、リッキーと高瀬にも熱波を送るが、2人も印を結んで耐えるものの、高瀬のみ少したじろぎ、松田は「ちょっと効いた(笑)」と喜びの表情。
松田とリッキーのマッチアップとなると、両者大胸筋をピクピクと動かして威嚇し合うと、松田が「カモン!ヤングボーイ!」と30年のキャリアを持つリッキーを挑発しながらロックアップでロープに押し込んでいくが、リッキーは離れ際に松田のあごひげを引き抜いて反撃。さらにリッキーにショルダータックルでなぎ倒れると両腕でTの文字を作ってタイムを要求するも、レフリーに認められず。松田が諦めて茉莉にタッチするとリッキーも高瀬にタッチ。
茉莉と高瀬は手4つからじっくりとした力比べを展開し、これに競り勝った高瀬がグラウンドに引き倒して首を取っていく。茉莉が起き上がろうとする動きに合わせて担ぎ上げるとボディスラムで叩きつけギロチンドロップ。さらにラリアットを狙って走るが、茉莉がミドルキックでカウンターすると、茉莉が鋭いミドルキックを連発しバックフリップ。松田にタッチ。
松田はワンハンドボディスラムから「さーそりサソリサソリサソリサソリ!」とサソリ固めを宣言するも、かけ方が分からず高瀬の両足を持ってオロオロとするが、最終的に高瀬の両足を広げながら迫真の表情で股間を凝視。これをレフリーに咎められると「なにも反則してない!」と抗議するも、リッキーからは「人としてどうなんだ!」と突っ込みが入る。辱めを受けた高瀬はエルボー連打で反撃し、セカンドロープからのミサイルキックを放ってリッキーにタッチ。
リッキーが出てくると、松田はリッキーの足を引き倒すと、高瀬にやったのと同じようにリッキーの両足を広げて股間を凝視。凝視だけでは満足できずヘッドバッドのていでリッキーの股間に顔をうずめていく。そして松田は「おまたせしました!ブレーンバスターブレーンバスターブレーンバスターブレーンバスター!ブレーンバスターと見せかけてのブレーンバスター!」と叫びながら高速ブレーンバスターを連発し、リッキーを背後から羽交い絞めに押さえつけると茉莉を呼び込む。茉莉は「絶対に押さえとけよ!絶対だぞ!」と念を押してからトラースキックも案の定松田に誤爆。すると高瀬が入ってきて茉莉を担ぐと、リッキーも松田を担ぎ上げ、カミカゼの共演。
続けてリッキーが松田をロープに振っていくと松田は回転エビ固めを狙うが、リッキーが耐えたためにリッキーのタイツを下げてしまい桃尻が露わに。リッキーがお返しに松田に回転エビ固めを仕掛けると、松田も耐えたために松田の黒桃もまろび出てしまう。両者は尻を出したままエビ固めの応酬、張り手の応酬とやりあっていき、2人同時にヒップアタックを放って空中で尻と尻が衝突。2人は互いの力を認め合い笑顔で向かい合ってポージングも、それぞれのパートナーが入ってきてそれぞれリッキーと松田の生尻を蹴り上げると、茉莉がリッキーにハイキック、高瀬が茉莉にラリアット、松田へヒザへの低空ドロップキックを見舞うと、リッキーが松田をひっくり返してエビ固めで3カウントを奪った。
試合後、松田とリッキーは横並びに立ち、リングの四方に生尻を見せつけてから退場していった。
第3試合
カーベル伊藤が入場すると、リング上から記念品を観客席に投げ入れる“カーベルタイム”が行われ、葛西がカーベル伊藤に記念品を投げつけて攻撃。
SAKIと真琴でゴングが鳴ると、両者はロックアップから腕の取り合い。SAKIがショルダータックルでこれを制すると真琴もブレイジングチョップからビッグブートを放つが、SAKIがこれを回避して組み付きボディスラム。フォールに入るも真琴がブリッジでぬるりと抜け出すとビッグブートを叩き込むが、SAKIも踏ん張って耐え、ビッグブートでお返し。両者タッチ。
カーベル伊藤と葛西のマッチアップとなり、カーベル伊藤がタイガーステップを踏んで距離を詰めてロックアップ。葛西がこれを押し込んで離れ際にチョップを放つと、カーベル伊藤もロープへ押し込んで離れ際にお返しの張り手。これに怒った葛西がボディスラムからサンセットフリップを放つが、カーベル伊藤もミドルキックの連打からソバット、さらにドロップキックを見舞って真琴にタッチ。
真琴は葛西にブレイジングチョップを放つが、葛西が涼しい顔で詰め寄っていくと真琴は命乞い。葛西は構わずガットショットを見舞うと、コーナーに控えていたカーベル伊藤にランニングエルボーを見舞って場外に叩き出すと客席へハンマースローで投げ込んで大ダメージを与える。
リングに戻った葛西はどこからか持ってきたスリッパで真琴の頭をひっぱたくと、SAKIとともにコーナーで真琴の顔面をグリグリと踏みつけ、SAKIにタッチ。
SAKIは真琴に首投げからサーフボードストレッチ、さらにぶち上げでダメージを与え、ダイヤル固めから葛西にタッチ。
葛西は真琴をコーナーに追いやり、「知ってるか!コイツ化粧落とすとブサイクだぞ!」と侮辱して顔面にツバを吐きながらナックルを見舞っていき、パイルドライバーで脳天からマットに突き刺す。フォールに入るもカーベル伊藤がカット。SAKIにタッチ。
SAKIが出てきてブレーンバスターを狙うと、真琴は振り払ってダブルアーム・スープレックスで叩きつけカーベル伊藤にタッチ。
カーベル伊藤はコーナーに上ってカーベルスプラッシュを投下し、50音チョップ。さらにSAKIにエルボーを打つよう挑発し、これを涼しい顔で受け止めて屈伸運動をする挑発。SAKIが連打していくとカーベル伊藤がもダメージを受けていき、SAKIが組み付いてアトミックドロップ。カーベル伊藤はよろけながら距離を取り、走り込んでスリングブレイド。そしてリバースインディアンズデスロックの体勢から腰をくねらせてアピールしていくと、葛西がカットに入りチョップを放つが、カーベル伊藤が倒れ込んだことでSAKIの足にダメージ。SAKIが悲鳴を上げると再び葛西が救出に来るが、カーベル伊藤は葛西を捕まえてリバースインディアンズデスロックでSAKIを捕らえたままブレーンバスター。続けてSAKIをジャイアントスイングで振り回していくが、両者目を回してしまいタッチへ。
葛西が出てくると真琴は突撃し、エルボー連打で押していくが、葛西は延髄斬りでカウンター。さらにロープに走るが真琴もスピアーで迎え撃って葛西をなぎ倒すとWWニー。カーベル伊藤にタッチ。
カーベル伊藤は葛西を羽交い締めにして真琴に攻撃を促すが、葛西が避けたため真琴のビッグブートがカーベル伊藤に誤爆。これを勝機と見て葛西とSAKIがカーベル伊藤にトレイン攻撃を見舞い、SAKIのブレーンバスターから葛西がパールハーバースプラッシュを狙っていくが、カーベル伊藤が下から組み付いて葛西を雪崩式フランケンシュタイナーで放り捨てる。さらにデスバレーボムを狙っていくが、SAKIがこれをカット。ならばとSAKIにデスバレーボムを狙って担ぎ上げるが、葛西がイスをリングに持ち込み、カーベル伊藤を滅多打ちにしてカット。そしてSAKIとともにカーベル伊藤のマスクを2人で剥いでしまい、葛西の反則負け。結果としてカーベル伊藤が葛西から勝利を押さえる大金星を挙げた。
黒川ピンク挨拶
どすこいプロレス恒例となっている黒川ピンクの挨拶から浪曲を歌い上げ、最後に観客席にまんじゅうを投げてプレゼントした。
第4試合
試合前から松本が「ドン・フジイ来いコラ!」と挑発していき、フジイが応じて松本とフジイの対面でゴングが鳴るものの、ゴングと同時にフジイが倉垣にタッチ。
倉垣と松本がロックアップで押し込み合い、ショルダータックルで何度も正面からぶつかり合う。これを制した松本が再びフジイが出てくるよう要求するとフジイがタッチを要求。
松本とフジイの対面となり、松本がチョップを連打するもののフジイはこれを耐え、逆にダブルチョップ一発で松本をなぎ倒す。フジイがロープに飛ぶと、エプロンからスモウリキがキックを放ってアシストし、松本がショルダータックル。スモウリキにタッチ。
スモウリキはフジイをショルダータックルで吹き飛ばすと雲龍型でアピール。するとフジイは逆水平チョップを連打していくが、次第に揉み合いとなり、マワシを取り合う形での押し合いに。しかしスモウリキのみマワシを着用していたためフジイがすぐにマワシを取って上手投げ。フジイが不知火型でアピールするとスモウリキは「アイツ本職なのにマワシつけてねーぞ!」と文句を言いいながら松本にタッチ。
フジイと松本は向かい合うと互いに四股を踏み、立ち会いの形で向かい合うが、間合いが合わないためか何度も各コーナーに戻って塩を撒いたり、姿の見えない概念上のタオルで顔をぬぐったりと精神を高めていく。ようやく2人が組み合うと、スモウリキが入ってきてフジイの背中をひっかいてアシストすると、松本が上手投げ。松本は雲龍型で勝ち名乗りを上げる。
この間にフジイからタッチを受けた倉垣は松本をコーナーに振って串刺しラリアットから「いくぞーっ!ファイアー!」と両拳を突き上げアピールし、バックドロップからラリアットを狙うが、松本がカウンターのラリアット。そしてスモウリキを背負うと二人分の体重でニードロップ。
スモウリキに代わり、スモウリキがコーナーへ串刺しスプラッシュを放つが、これを回避した倉垣が組み付いてバックドロップからムーンサルト・プレス。これを返されるとフジイとともにロープに振っていくが、スモウリキはダブルラリアットで反撃し、パワーボムを狙っていくがフジイはショルダースルーで切り返し、ブレーンバスターを狙うがスモウリキが逆にブレーンバスター。ここに松本が入ってきてフジイにラリアットを放っていき、フジイは倒れずに耐えるものの、スモウリキが後頭部にラリアットを放ってアシストすると松本が正面からラリアット。さらにスモウリキと松本がフジイへサンドイッチラリアットを狙っていくが、フジイが回避したため誤爆。スモウリキはフジイにラリアットを狙っていくが、フジイがバックを取って足を引き倒すと外道クラッチで丸め込みカウント3。
第5試合
この試合は特別レフリーとしてTBS『ゴゴスマ』のMCであり、CBCアナウンサーの石井亮次さんが務める。石井さんが試合前にボディチェックを要求すると、アジャは石井さんを蹴飛ばしてこれを拒否。
世羅とアジャでゴングが鳴り、アジャがロックアップで世羅をロープに押し込むが、石井さんは口頭注意のみで反則カウントを取らず世羅は苦しみの声を上げる。観客からのアドバイスを受けてカウントを取り始めると、アジャが手を離して石井さんの顔面にツバを吐きかける。
続けてアジャと世羅がエルボーで打ち合っていき、これを制したアジャが世羅の上に乗りながら雲龍型でフォール。世羅がキックアウトするとボディスラムからエルボードロップを放つが、これを回避した世羅がコーナーに駆け上がりダイビングダブルニードロップ。これを回避したアジャは裏拳を放つが、これを避けた世羅が続けて放たれたアジャのラリアットをエルボーで撃ち落とすと、両者距離を取りタッチ。
維新力と望月が出てくると維新力は「どすこいプロレスの始まりは相撲からということになっているのでお願いします」と立ち会いを要求。望月は「相撲なんてやったこと無いよぉ~」と拒否するものの、観客から大・相撲コールが起きるとコレに応じて立ち会うが、ぶちかましてくる維新力に対して望月はニーリフト。大ブーイングの中、望月はショルダータックル合戦を挑み、維新力がぶちかましタックルで打ち勝つと望月はアジャにタッチ。
観衆から相撲コールが起きると、アジャは難色を示しながらも最終的に自ら四股を踏み始め、両者が正面からぶつかっていくが、アジャが圧勝し維新力は吹き飛ばされてしまう。さらに維新力をロープに押し付け望月とともに維新力の顔面かきむしり攻撃も、石井さんはこれを見ているだけで止めようとせず、観客からのアドバイスで反則カウントを取り始めるが、アジャは再び石井さんの顔面にツバを吐きかける。そしてアジャは維新力をチンロックで痛めつけ、維新力がロープに足をかけるとブレイクを指示し、すぐに反則カウントも取り始めるが、それでもアジャは石井さんの顔面にツバを吐きかける。
望月に代わると、望月が維新力にローキックを連打して転ばせるとアキレス腱固め。これを維新力がブレイクするとアジャとともにダブルのブレーンバスター。フォールに入るも石井さんの反応が遅れたため返されてしまい、アジャは石井さんに向き直って「ちゃんと試合見とけコノヤロー!」と激怒。その隙に立ち上がった維新力がアジャにぶちかましタックルを見舞い、世羅にタッチ。
世羅はアジャをコーナーに振ると串刺しダブルニーからリバーススプラッシュ式ダブルニードロップ。さらにエアーズロックを狙っていくが、振り払ったアジャがラリアット。さらに首投げから望月に「蹴飛ばして!蹴って蹴って蹴って!」と叫んでサッカーボールキックを指示。望月は「女の子は蹴れないよ」と紳士的にこれを拒否するものの、アジャが「コイツ、『望月さんの蹴りなんて大したこと無い』って言ってたぞ!」と世羅の発言を捏造すると、望月は「マジっすか!このクソアマーッ!」と強烈なサッカーボールキック。さらにアジャがバックドロップで追撃し望月にタッチ。
アジャと望月が二人がかりで世羅に向かっていくと、世羅は望月の股間を蹴り上げ、望月は悶絶して転がりまわる。続けて世羅はアジャの股間を蹴り上げると、なぜかアジャも股間を押さえて転がり回り、世羅は当惑と驚愕が入り混じった表情を浮かべながら維新力にタッチ。
維新力は望月へコーナートップからダイビングショルダーを放ち、突っ張りでコーナーまで押し込むとぶちかましタックルからバックドロップ。さらにスモウラリアットを狙うが、望月がニーリフトでカウンターしわがままな膝小僧、バズソーキック。これを返されるとツイスターから走り込むが、維新力がカウンターのスモウラリアットで反撃。さらに再びコーナーへ突っ張りで押し込んでいくが、途中で望月がミドルキックで反撃しハイキック。これを維新力がかわすと真・最強ハイキック。これがクリーンヒットすると維新力も肩を上げられず3カウント。
試合後、アジャが石井さんに突っかかっていき、Tシャツを脱がせるとなぜか石井さんの上半身にはマジックペンで書かれた「ゴゴスマ」の文字。アジャは「お前なにちゃっかり仕込んで来てんだよ?!」と激怒し胸板に強烈な逆水平チョップ。アジャは望月にもチョップを打たせ、石井さんはボロボロになって倒れ込んだ。
そしてアジャはマイクを取ると「仕込みすぎだろお前!そうやってお前、ちょいちょいミヤネ屋に勝とうとしてんだろコノヤロー!ミヤネ屋に勝ちたかったらな、アジャ・コング呼べ!馬鹿!」と叫び、会場を大いに盛り上げた。
エンディング
維新力「皆さん、本日は三連休の真ん中の大変貴重なお時間を、維新力の店25周年記念大会にお越しいただき誠にありがとうございました!えー、平成2年に大相撲を引退してプロレスラーに転向して、そして平成6年10月25日に吉祥寺でどりんくばぁー『維新力の店』をオープンして、来月25日に25歳の誕生日を迎えることになりました!これも皆様方に支えられてここまでなんとかやってこれました。そしてどすこいプロレスも今年で13回目。僕も再来年に還暦を迎えますんで、心技体が整えば、なんとか60まで頑張りたいと思います!そして、アジャさん、望月さん、今日は本当にありがとうございました!望月さんは今日、男女混合マッチが初の……」
望月「あっ、初じゃなかったです。何回か有りました(笑)」
維新力「あっ(笑)……アジャさんも十数年前に一回やらせていただいただけで、ありがとうございました!世羅さんもデスマッチでも頑張ってますんで、アイスリボンの世羅さんも応援よろしくお願いします!今日は25周年のお祝いに、わざわざ名古屋からゴゴスマMC、石井亮次さんが来てくれたんで、今日は石井さんに締めてもらいたいと思います!」
(石井さんがふらふらとリングの中央まで歩いてマイクを取る)
アジャ「なんでお前そんな泣きそうなんだよ!泣いてんじゃねーよ!」
石井「おそらく肋骨が折れてるわ!バカヤロー!(笑)皆様、本当に本日はありがとうございました!CBCアナウンサーの石井亮次と申します。お昼1時55分からやってるゴゴスマの司会をしています!維新力さんは相撲の不祥事の際にはいつも来てくれます!(笑)」
アジャ「不祥事じゃないときに呼べよぉ?!」
石井「不祥事が無いんでしょうがないんです!(笑)古舘伊知郎さんも出ているゴゴスマ、今回レフリーを私がやると言いましたら、維新力さんのキャッチフレーズを考えてくれました!あの古舘さんが!2つ考えてくれました。1つ目は『闘うメラニン色素・維新力』!『顔面コロンビア共和国・維新力』!……ボツですか!(笑)本当に拙いレフリーで申し訳ございませんでした!そして、ミヤネ屋もグッディも見ずに!サスペンスも見ずに!ゴゴスマを見てください!お願いします!それでは『ひーふーみー!どすこい!』で締めさせていただきます!ひーふーみー!どすこい!」
<試合後コメント>
維新力&世羅りさ&石井亮次
石井「維新力さん、敗れましたね……」
維新力「まあ勝負は時の運だから、勝ち負けよりもいい試合できて。石井さんも……ケガ、大丈夫ですか?」
石井「大丈夫じゃないと思います、ちょっと。息を吸うたびに痛いです(笑)」
維新力「アジャさんのプロですから、そのへんは。……すみませんでした!プロモーターとして謝らせていただきます!(笑)」
(維新力と世羅が大げさに頭を下げ、石井さんが恐縮する)
石井「いやいやいや!(笑)もうね、メチャクチャ熱いです。ここが(アジャにチョップされて出来た胸板の手形を指して)」
世羅「すごい!きれいに手の形になってる!」
維新力「いつの間にかこっちも(笑)」
(石井さんが背中に書かれた「ヒル1:55~」の文字を見せつける)
維新力「ホントに今日はありがとうございました!」
石井「25周年おめでとうございました!」
維新力「結果はともかく、すごく良い大会だったんで、そこには勝ちましたんで。維新力は巻けましたけど、興行では僕は白星飾りました」
石井「維新力さんの熱いファンの500人の皆さんは大満足でした!ありがとうございました!」
――望月選手との対決はいかがですか
維新力「二十数年前にWARでやってたんですけど、49歳でコンディションが素晴らしいと思って。今日の蹴りで記憶が飛んだんであんまり途中覚えてないんですけど、今日上がってくれて感謝してます。今回25周年にふさわしい選手ということで、望月さん、本当にありがとうございました!まあ、変な話、負けてしまったけど試合内容としては満足しているんで。アジャさんと世羅さんの絡みも良かったし。本当に今日はいい試合をやってくれたね。望月さんの蹴り、どうでした?」
世羅「いっっったかったです!!(笑)『女子だから』とか言いながら……」
維新力「バッチリ蹴ったね(笑)まあプロレスラーだね」
世羅「その分、金的を……」
維新力「アジャさんにもやったよね」
世羅「アジャさんもあるかなって思って(笑)」
維新力「でもアジャさんも痛がってましたからね」
世羅「痛がってました!(笑)」
(石井さんが胸に手形をあしらったデザインである今大会のTシャツを胸に当てて)
石井「維新力さん、Tシャツに手形ついてましたけど……」
(TシャツをどけるとTシャツの模様と同じところにアジャの手形があり一同爆笑)
維新力「いい記念になったね(笑)」
石井「こんな経験は二度とできないです」
維新力「またなんかあったらオファーしますんで(笑)」
石井「もう結構です(笑)」
維新力「今日は本当にありがとうございました!(笑)」