猪木追悼大会でカポエラ選手が場外にパワースラムで叩きつけ25秒でKO勝ち!谷川プロデューサーは「頭から落とす行為自体は禁止」
28日、両国国技館にて『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』が開催。第3試合ではマーカス・レロ・アウレリオvs江畑秀範の試合が行われた。
試合が始まると、カポエラをバックボーンにするアウレリオにテコンドーをベースにする江畑が突っ込んでいくが、アウレリオが担ぐとそのまま場外にパワースラムのように自分ごと叩き落とす。これで江畑がKOされ、わずか25秒での試合終了となった。
試合後にアウレリオは「2人で落ちたときに相手が怪我をしたのを知らなかった。2ヶ月も別の相手との闘いのために訓練してきたのに急に変わったから大変な闘いだった」と弁明。
この試合に関して谷川貞治プロデューサーは「頭から落とす行為自体は禁止なんです。転落があるルールだったらあそこであの投げ方は反則ですね。場外に危険な落とし方をするっていう。逆にルールが想定してなかったなって。巌流島であの赤いところから場外に変な投げ方、頭から落とす投げ方するっていうのは明確に反則です。ちょっと1試合目と2試合目っていうのが(転落ルールが)なかったんで、逆にうまく利用されちゃった感じがします。危ないですよね。改善しないと。でもあのくらいの勢いで行っちゃうと怖いですよね。途中でレフェリーが止められないもんね」と今後の大会でルールを改善することを明確化した。