隠し子と共闘したザ・グレート・サスケが戦後レジームから脱却!ウルトラマンはソ連に敗れるもティラノサウルス怪人に変身したBLACKがムーンへ決別のライダーキック!
15日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2022年東京大会Vol.2~骨肉相食~』が開催され、ザ・グレート・サスケが今年も地球の平和を守ることに成功した。
今年の宇宙大戦争は、『ぜんぶ、ボクのせい』と題され、ザ・グレート・サスケ&クリス・ドラゴ&ミスター・ミヤギ1号&ダニエル・ラルーソー2号&見た目はBLACK中身はブルーのはし光たろう with セリーナ神姫楽vsバラモンシュウ&バラモンケイ&バラオム太田&ウルトラマンロビン&ブラザームーン with なぞのなぞなぞ怪人ものしりグンジラーの試合が実施。
宇宙一平和な大戦争が開戦すると、バトルホッパーに乗ったBLACKな光たろうがムーンへ「ノブヒコーッ!」と呼びかけるも洗脳が解けずボコボコにされてしまい、空手の達人・ミヤギと窓拭き修行をしたダニエルが救出。ソ連国歌に乗って現れたドラゴが洗脳されたウルトラマンを「I Must Break You!」と右フックでKOすると両軍総出でのラダーの押し合いが始まる。
サスケの隠し子である神姫楽が援護に入るが、グンジラーのパンツの中身を覗き込んでしまったため卒倒。隠し子が汚されてしまったことでサスケの気功が乱れ、イルカのなごり雪まで敵に回ってしまったことでサスケらはピンチを迎える。
試合中にリングが解体されて鉄骨がむき出しの状態となる中、サスケは鉄骨&ラダーの上にパワーボムで叩きつけられて半死半生に。ティラノサウルス怪人に変身した光たろうの奮闘もむなしくバラオムとバラモン兄弟によるメシア降臨が決まる。
しかし、サスケは不屈の闘志で立ち上がり、光たろうがムーンへ決別のライダーキック。最後はサスケが、戦後レジームからの脱却(※ブラザームーンの上に和桶とテーブルを乗せ、首にミニラダーを被って巨大ラダーの上から放つセントーン・アトミコ)で3カウント。今年も地球は救われた。
神姫楽が「お父さん!今年も平和が守られたね!」と無邪気に喜ぶと、サスケは「皆様の前でお父さんって呼ばないで。隠し子ってことがバレちゃうから」と照れ笑い。来年30周年を迎えるみちのくプロレスのさらなる驀進を誓い、「みなさんが1人でもいる限り、みちのくプロレスは永遠に不滅だァ~~ッ!!」の声で大会を締めた。
バックステージに戻ったサスケは「戦後77年経って、そして宇宙大戦争としては17回目。7717という数字が惑星直列のごとく並んだことによってね、宇宙の声が『終わりにしよう』と言ってるみたいですね。戦争は今年で終結です。地道にね、30周年を迎えたとしても皆で地道にやっていこうよ。そして時々後楽園ホールに帰ってくる。なぜ『帰ってくる』と申したかと言うと、私自身の原点が後楽園ホールだから。ユニバーサル時代からね。後楽園ホールには帰ってきたいね」と宇宙大戦争の終焉を宣言した。
サスケは宇宙大戦争に幕を引こうとしているが、再び地球に危機が迫ったときにはサスケが立ち上がり、我々を救ってくれるはず。ザ・グレート・サスケがいる限り、地球人類は永遠に不滅だ――