最大規模のトーナメントを制した吉田綾斗が絶対王者・真霜拳號へ挑戦決定!「今この2AWで1番強いのは俺かお前かどっちかしかいないんだ」
27日、千葉・2AWスクエアにて『株式会社 WEEDS プレゼンツ ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 準決勝戦・決勝戦』が行われ、吉田綾斗がトーナメント優勝を果たした。
総勢19名が参加した2AW最大のトーナメント『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT』。11月19日(土)の一回戦を皮切りに4興行の短期決戦となる厳しい日程での戦いとなり、今大会では準決勝戦と決勝戦が行われた。
前回行われた三回戦で、PSYCHO、浅川紫悠、吉田綾斗、若松大樹がベスト4進出。
本日行われた準決勝戦では、浅川がPSYCHOをくだし、吉田が若松から勝利を挙げ、メインイベントのACTIVE ADVANCE TOURNAMENT決勝戦は、吉田vs浅川の組み合わせとなった。
試合は序盤静かな立ち上がりとなるも、場外で吉田がラダーを使用して浅川の右腕を破壊。以降は吉田が執拗に右腕を集中攻撃し、浅川は必死の抵抗を見せて勝負をイーブンまで戻す粘りを見せるものの、最後は吉田がAERIALITで浅川を沈めた。
初代優勝者となった吉田は、マイクを握ると2AW無差別級王者である真霜拳號をリングに呼び込み、「真霜さんが怪我してるとはいえ、俺はあんたを倒した上で優勝までしてるんや。次やることは一つしかないよなぁ。まあ一回負けてるし、何も言うことはないと思うけど、俺の挑戦表明を聞いてどう思ってるか聞かせてもらってもいいですか?」と挑戦表明。
これを受けた真霜は「なんにも文句ねぇよ。二回戦でお前に負けてから、こうなるだろうと思ってたよ。その通りになったよ。テメェがさっき言ってたことわかるよ。だが、今この2AWで1番強いのは俺かお前かどっちかしかいないんだ。タイトルマッチまでにこの肩治して、テメェを跳ね返してやるからよ。決定だ。次の挑戦者は吉田綾斗お前だよ」と吉田の挑戦を承諾した。
その後、12月25日の年内最終興行『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』での真霜拳號vs吉田綾斗の2AW無差別級選手権試合が正式決定。既に7度防衛している真霜だが、手負いの状態を克服して万全を期すことができるのか。
そして、年内最終興行では、花見達也&仁木琢郎vs PSYCHO &旭志織の2AWタッグ選手権試合が行われることも決定した。
また、今大会、第一試合で勝利した条柴拓真は年内の最終興行をもって退団すると発表された。
12月25日クリスマスには、2AWの未来を揺るがす嵐が吹き荒れる。その嵐が去った後にはどのような光景が広がっているのか。2AWの来年の闘いを占う興行となる『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』から目が離せない。