仁木拓郎が2AW無差別級を制す!真霜&最上は2AWタッグベルト初防衛に成功!

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 12日、東京・ 後楽園ホールにて『稲垣テントプレゼンツGRAND SLAM in 後楽園ホール』が開催。2大タイトルマッチに注目が集まっていた。

▼2AW無差別級選手権試合 
【王者】若松大樹
vs
【挑戦者】仁木琢郎
 
▼2AWタッグ選手権試合 
【王者組】真霜拳號/最上九
vs
【挑戦者組】チチャリート・翔暉/土井成樹(フリー)

 9月28日『有限会社山﨑工業プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』で、王者である若松は指名した吉野コータローを撃破し4度目の防衛に成功。次なる挑戦者として同期である仁木琢郎が名乗りをあげ若松は快諾。1度王者の座についていた仁木の実力は十分理解しており、お互い良きライバルとして団体内で凌ぎを削っている。第9代2AW無差別級王者であった仁木は、6回の防衛実績を持つ実力者。若い世代が後楽園ホール大会でのメインイベントを飾るということで、期待値の高いタイトルマッチになった。

 試合は序盤じっくりとした攻防が続いたが、すぐに一転し激しいものに。お互いのすべての技をだしきり、最後は若松がダイビングバカチンガーエルボードロップで3カウント奪取したかにみえた...しかし仁木はギリギリで返し、最終的には雪崩式えびす落としを決めた後、マットスプラッシュで若松を撃破し見事ベルトを奪取した。
 試合後仁木はマイクを握り「若松、楽しかったぜ。俺たちにしかできないタイトルマッチだったよ。ただ若松、この2AWの顔は俺だ。またやろうぜ。後楽園ホール!また、ベルト獲ったぞ!みなさんの仁木っていうコールがしっかり届いてました。そして!花見さん。(セコンドにいたタッグパートナー花見達也に対して)あなたの声のおかげで勝ちました」と笑顔に。

 花見は「おめでとう!感謝してる?俺に。じゃあ、次の挑戦者は俺でいい?と言おうと思ったんだけど、さっき、この 11月に始まるアクティブアドバンストーナメント、一回戦の相手はこの新チャンピオンの仁木琢郎。1回戦チャンピオンに勝って、しっかり優勝という結果出してからお前の前に立ってやる」と宣言。
 仁木は「まあ、優勝するのは俺なんで。それか花見さん優勝しなくても、俺に勝てたら挑戦させてあげますよ」と豪語する。
 花見も「言うね言うね。ということでアクティブアドバンストーナメント 1回戦、よろしく」と握手し、最後に仁木にマイクが渡る。
 仁木は「トーナメント、チャンピオンのまま優勝して、2AWの中心に居続けますよ。今日空いてる席がちらほらあるけど、俺も責任感じてるよ。次は後楽園ホールは満杯にする!それまで俺がこのベルトを防衛する。それまで!2AWそして仁木琢郎から目を離すなよ」と大会を締めた。

 マイクにもあった、11月に行われる2AWのトーナメント『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT2025』通称2ATが以下の日程で行われ、優勝者を決める。

■2025年11月9日(日)ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 一回戦[千葉・2AWスクエア]※12:00開始
■2025年11月16日(日)ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 一回戦[千葉・2AWスクエア]※18:00開始
■2025年11月15日(土) ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 一回戦 2AW 横浜大会 [神奈川・ラジアントホール]※12:30開始
■2025年11月23日(日・祝)ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 二回戦[千葉・2AWスクエア]※12:00開始
■2025年11月24日(月・振休)ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT 準決勝戦・決勝戦[千葉・2AWスクエア]※12:00開始

 そして本日行われた2AWタッグ選手権試合 
【王者組】真霜拳號/最上九
vs
【挑戦者組】チチャリート・翔暉/土井成樹(フリー)

 約2ヶ月前の8月24日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』。2AWタッグ選手権試合でベルトを防衛した真霜と最上の前に現れたのは笹村あやめとチチャリート・翔暉だ。2人共挑戦表明を申し出るが、この2人はタッグではなく、タッグパートナーはそれぞれ用意しており、表明動画を用意してきたと捲し立てる。なんと、笹村は以前自主興行のメインで対戦した佐藤光留、そしてチチャリートは土井成樹をそれぞれパートナーとして組むことに。
 そして9月のTKP大会での2AWタッグ選手権試合で、笹村あやめと佐藤光留を撃破した王者組。こうして、真霜拳號&最上九とチチャリート・翔暉&土井成樹とのタイトルマッチが決定。リング上に現れた、「土井さんとのタッグで必ず勝つ」と宣言しているチチャリートに対し、最上は「土井成樹を連れてこようとも、お前が強くないと勝てねーよ」と一蹴していた。

 今回行われたタイトルマッチは、王者組が挑戦者組を奇襲する形でスタート。終始MJ2のダーティーファイトが目立ったが、ATDKの面々が助けにはいり、チチャリートと土井が勢いをつける。しかし、最終的には最上が椅子でチチャを殴打、そしてX狂怒で3カウントを奪いベルトを防衛。今回、挑戦表明する選手は出てこず、選手もお客も関心はトーナメントへ向けられている。

 さらに今回は、吉田綾斗が新日本プロレスに参戦していた時期に1度シングルマッチをした相手である、新日本プロレスの小島聡とスペシャルシングルマッチで再戦。善戦したものの、最後は小島のラリアットで吉田は敗れた。

 こうして終わった後楽園ホール大会は、満員とはならずとも『2AWはオモシロイ』を見せつけることができた。次なる後楽園ホール大会は3月29日。
 次は超満員の後楽園にできるか。

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