201cm・110kgの新たなヤングライオンがデビュー!「俺はこの日を夢見て3年半稽古してきた」
20日、新日本プロレス×STARDOM合同興行『Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)』が開催。第0試合で、新たなヤングライオンとしてオスカー・ロイベがデビュー戦を行った。
ロイベは201cm・110kgという体格を持ち、2019年にバッドラック・ファレが2016年にニュージーランドで設立したファレ道場に入門。一度はファレ道場でデビュー戦を行ったが、2020年に新日本プロレス道場に入門し練習生へ。コロナ禍で一度はドイツに帰国したものの、この日ついにデビュー戦となった。
中島佑斗&大岩陵平&藤田晃生&オスカー・ロイベのヤングライオンvs[LA DOJO]クラーク・コナーズ&アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド&ケビン・ナイトの8人タッグマッチとなり、試合が始まるとLA道場勢が猛攻。
ロイベが出てくるとケビンにエルボー連打からボディスラムと反撃の狼煙を上げてレッグドロップからフォールも2。
体格差からエルボーでは打ち勝つも、ケビンがドロップキックで迎撃するとLA道場勢がロイべにトレイン攻撃からダブルチョップ。さらにコグリンが肩車するとケビンがドロップキックを叩き込みそのままバックフリップのように叩きつける連携攻撃を見せる。
ロイベは必死にエルボーとチョップで反撃を試みるが、コグリンがブラックホールスラムからキッドとのDPD(=合体キン肉バスター)で叩きつけ3カウントを奪った。
敗北からのスタートとなったロイベは悔しそうに「LAドージョーは強いな。俺たちは今日精一杯闘った。だが、次はこれ以上のものを見せないといけない。俺はこの日を夢見て3年半稽古してきたんだ。そしてついにここニュージャパンに辿り着いた!これからもっと俺が闘う姿を見ることになる。このリングに俺の最大のライバルがいる……。ユート・ナカシマは今日仲間としてリングに上がった。だが、次一緒にリングに立った時は俺がアイツを潰す」と宣言。
海野翔太が凱旋帰国し、成田蓮が1・4東京ドームでTV王座に挑戦と成長する中、新世代のヤングライオンが新たなストーリーを紡ぎ始めた。