ザック・セイバーJrがスターダムのジュリア率いるDDMの新メンバーへ!「俺はもうずっと昔から女子プロのファンなんだよ」

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 20日、新日本プロレス×STARDOM合同興行『Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)』が開催。第3試合ではトム・ローラー&朱里の“元UFC”タッグと、ザック・セイバーJr.&ジュリアのヨーロピアンタッグによるミックスドタッグマッチが行われた。

 朱里は2008年にハッスルKGとしてデビューし、ミックスドマッチでもまれながら総合格闘家としても活躍。パンクラスではストロー級王者となり、その後UFCに移籍し日本人女子ファイター初勝利を得る。2020年からスターダムに参戦し、現在はワールド・オブ・スターダム(赤いベルト)王者としてトップに君臨している。
トム・ローラーは2008年からUFCに参戦していたMMAファイター。昨年はPLFに現役STRONG無差別級王者(2021年に創立した新日本の海外王座)として出場し、ジョーダン・ヤングに判定勝利を納めている。

 対するジュリアは2017年にアイスリボンでデビューし、“同伴で見てプロレスデビューした”という元キャバ嬢かつイタリア&日本のハーフという美貌で話題に。2019年にスターダムに移籍したが、その移籍方法が契約上は問題はなかったが傍目には引き抜きと見える状態だったため炎上し、“お騒がせ女”として一躍注目を浴びた。現在はその炎を実力でねじ伏せ、女子プロレス界の中心人物として業界を牽引している。
 ザックは2004年に海外でデビューしたビーガンファイター。その後NOAHに定期参戦し、金丸義信や石森太二としのぎを削ってきた。2017年から新日本プロレスに参戦し鈴木軍入り。日本ではタッグ王座を幾度となく戴冠しており、技巧派として知られる選手だ。

 トムと朱里がMMAファイターらしくタックルでテイクダウンを奪い試合が開始。場外戦になると転がり落ちると、朱里とジュリアはお触り禁止のルール無用で男子選手にストンピングを連打する。
 ジュリアと朱里がビンタの打ち合いを行っているとトムが見かねて間に割って入るが、邪魔されたジュリアと朱里はトムをコーナーに振ってダブルのバックエルボーからダブルドロップキックを叩き込んで排除。
 ジュリアが朱里に蜘蛛の巣を仕掛ければ、ザックがトムに卍固めを仕掛ける連携を見せる。トムとザックがお互い関節技で切り返す攻防となるが、最後はトムのスリーパーホールドをザックがヨーロピアンクラッチで切り返し3カウント。


 バックステージに戻ったザックは「ニュージャパン史上初のミックスドマッチに俺たちが名前を刻んだんだ。とても嬉しいね。俺はもうずっと昔から女子プロのファンなんだよ。(1993年の全日本女子の)『ALL STAR DREAM SLAM』のビデオも持ってるよ。今日は歴史が動いた。スターダムのトーキョードーム大会が実現することも願ってる。もちろんその時君はチャンピオンとして上がってると思うよ。それからもう一つ、俺をDDM(ドンナ・デル・モンド)に入れてくれない?アタラシイメンバー?」とジュリアに売り込み。ジュリアは「OK!大丈夫だよ」と即答。DDMのイギリストップチームが結成されることになった。

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